ウェアラブルPCの市場確立を狙い日立、ザイブナー提携 - 新モデルは年内発売

 

日立製作所 Net-PDAベンチャーカンパニー(以下日立)とザイブナーは、ザイブナーのもつウェアラブルコンピュータ技術に関する提携を結んだと発表した。提携内容は、ザイブナー社の持つ特許技術を日立にライセンスする事と、そのライセンスを用いて日立がウェアラブルコンピュータを生産し、ザイブナーにOEM供給する事の2点。日立は、同時に自社ブランドでの販売もおこなう。販売開始時期は、両社とも2001年内を見込む。

今回の提携は、2001年1月に両社と島津製作所、コロラド・マイクロディスプレイの4社が発表した「ウェアラブル・インターネット・アプライアンスで事業可能性を探る協業をおこなう」計画が具体的に事業として発展したもの。両社とも、当初は主に企業向けに販売をおこなうとしている。ザイブナーは販売当初から全世界のビジネス市場にむけた展開をおこない、日立は日本国内から市場開拓を進め、次第に市場を広げていく予定だ。

製品は、本体、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、ポインティングデバイスの3点から構成される。本体は、日立の128bitRISC「SH4」を搭載し、WindowsCE3.0を採用、CFカードスロットとUSBポートを持つ。メモリは32MB。重さは310グラムとなっている。この本体に繋がれるのが、コロラド・マイクロディスプレイの部品を用い、島津製作所が製作したHMDで、800×600の表示が可能となっている。

両社のリリースする本体には基本的に違いはないが、当初は主に企業ユーザーを意識しているため、ソフトウェアや販売相手によって細かい構成は変化するようだ。また、日立では、今後も技術開発を進めていくため、販売時にはスペックが上がる可能性もあるとしている。現在の所、このように不確定要素が高いため、両社とも価格は未定だとしているが「2,000ドル近辺になれば」(日立広報)という。

一般市場への展開も視野に入れられている。両社とも発売時に一般コンシューマへの販売経路を設けるかどうかは決めていないが、徐々に販路は広げていく予定だ。特に、ザイブナーは現行機種が工事現場などを中心に使われているという事もあり「このモデルで、まずはビジネス向けに。そのあとコンシューマ市場を開拓していく」(ザイブナー広報)と、販売に関するステップを着実に踏んでいく構えを見せている。一般コンシューマ市場に進出する際には、現在PDAやノートPCを用いている、いわゆるモバイルユーザーの層を狙うことになるようだ。ただし、「一般市場に根付くには、ウェアラブルの環境が整う必要がある。無線の通信環境が発達してからだろう。早くても2005年程度になるのではないか」(ザイブナー広報)としている。

日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/

ザイブナー
http://www.xybernaut.com/



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