フルCG映画「ファイナルファンタジー」、全米2,000館以上で封切り

      [2001/07/11]
    「ファイナルファンタジー」ポスター
    (c)2001FFFP

    米国時間7月11日、「ファイナルファンタジー」が全米2,000館以上でいよいよ封切られる。ゲームソフトメーカー スクウェアが起こした映画製作会社スクウェア・ピクチャーズが製作した話題のフルCG映画だ。

    シリーズ合計で日本では2,060万本、全世界では3,100万本の売上を記録するゲームシリーズのタイトルがついていることもあり、国内では高い注目を集めている。また発売が7月18日に迫っているゲーム最新作「ファイナルファンタジーX」の映像もテレビCMをはじめ、各所で公開されているが、そのCGのクオリティの高さが評価されている。

    さて、それでは映画版の「ファイナルファンタジー」のCGクオリティはどの程度なのか、というのが興味の焦点になることだろう。結論から言うと「フルCGとは思えない」。日本で行われた試写会の一部映像を見たあとの印象だ。月並みな表現だが実写のSF映画に見えるほどのクオリティであった。もちろん、黎明期のCGや昨今流行の美少女CGアイドルのように最初はリアルと見えても、時がたつにつれ、目が慣れるにしたがって、ただ「よくできたCGが動いている」という認識に変容する可能性はある。しかし「ファイナルファンタジーX」のようなゲーム機の映像を想像していると、「これがCGか」と驚くことは間違いないだろう。

    画像を見て、ある程度は想像できるかもしれないが、そのリアリティは実際動いている映像でないと伝わらないかもしれない。ちなみにホノルルに設けたスタジオには「フィフス・エレメント」(97)、「タイタニック」(98)、「マトリックス」(99)などを手がけたクリエーターらが世界22カ国から集められ、製作にあたったという。

     
    ←↑「ファイナルファンタジー」のスクリーンショット。実際にこの絵が動くとぐんとリアリティを増す
    (c)2001FFFP

    また、ストーリーや設定についてだが、これはゲームの世界観とは切り離して考えたほうがよさそうだ。フルCGだからといってゲームの世界観を忠実に再現しているわけでもなく、また「スーパー・マリオ・ブラザーズ」(93)や「ストリート・ファイター」(94)などのように、ゲームキャラクターを実写に再現した映画とも異なる、独自の映画と捉えたほうが適切だろう。ちなみにゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのプロデューサーである坂口博信監督が原作を、「アポロ13」(95)の脚本家アル・ライナートらが脚本を担当している。

    日本ではギャガ・ヒューマックス共同配給により全国東宝洋画系で今秋にロードショー公開される予定。

    映画「ファイナルファンタジー」公式HP
    http://www.ff-movie.net/

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