NTTドコモおよびNTTドコモグループ8社は、iモード対応携帯電話に向けた、特定コマンドを含んだ悪質メールが出現したことを明らかにし、対応策を発表した。
今回発見された悪質メールを一部のiモード端末で受信すると、自動的に第三者に電話をかけさせられたり、端末が動作しないように見える--などの事象が発生する可能性がある。同グループは昨年にも、自動的に110番にダイヤルするなど同様の事象を起こす悪質メールを確認しており、2000年12月以降発売のiモード端末では特定コマンドが働かないように対応をしている。しかし今回発見されたのは、それとは別のコマンドで、同グループは2001年7月以降発売の端末から、今回の新たな特定コマンドが機能しないように対応するという。
特定コマンドは、iモード向けホームページを作成するときに使用するようなもので、通常、メールには使用しないが、「(iモード用HPを作成する)エキスパートのような方なら知っている可能性がある」(NTTドコモ広報)という。
同グループは、事象を回避する対策として、
1)所在不明のメールについては開封しない
2)第三者に自動発呼された場合は、通話終了ボタンを押し通信を中止する
3)第三者に自動メール転送された場合は、クリアボタン等を押し通信を中止する
4)端末が動作しないように見える場合、端末本体から電池パックをはずし、あらためて電池パックを取り付ける等の操作を行う
という回避方法をユーザーに呼びかけている。
幸いなことに現時点では、この新たな悪質メールについての、ユーザーからの被害報告はないというが、被害があった場合には、9月以降、ドコモショップに端末を持ち込めばファームウェアを書き換えるなどの対応ができるよう準備を進めているという。この場合、端末は1週間程度ドコモショップに預けるかたちとなる。
なお、今後このような意図しない動作を引き起こす新たな特定コマンドを含む悪質メールの出現する可能性についてたずねてみたところ、「万全を期して対策をとっていますが、可能性はあります」とのこと。NTTドコモは「このような悪質メールの送信者を調査し本行為をやめさせるべく法的手段を用いることも検討」しているという。
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
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