【COMPUTEX TAIPEI 2001レポート】歩けば歩くほど意外なものが見つかるCOMPUTEX会場

      [2001/06/06]

    COMPUTEX TAIPEI 2001が全部で3会場に分けられていることは以前にもお伝えしたが、その中で最も大きな会場が、Taipei World Trade Center(TWTC)のExhibition Hall 1だ。日本国内でこうした展覧会が行われる会場というと、東京・有明のビッグサイトが最大級だが、このHall 1はそれよりも遙かに大きいのだ。それだけに多数の企業がブースを構えており、よく見て歩くと意外なものが多く見つかる。そんな意外な品物を紹介しよう。

    ○奇抜な外観ながらも合理的なPCケース「I-Tee」

    一見するとただの奇抜なケースにみえてしまう「I-Tee」

    PCケースを手がけるLOPEは、各種ドライブとマザーボードのレイアウトが一般的なケースと異なるオリジナルATXケース「I-Tee」を出品していた。この「I-Tee」は、通常のPCケースを2つ組み合わせ、上から見ると「T」の字形になる外観をしている。通常のPCケースではCD-ROMなどの各種ドライブ類と、マザーボードは並行になるようにマウントされるが、このケースではマザーボードは「T」の字の上棒部分にマウントされ、直角に交わるようになっているのだ。従って、CD-ROMやFDDへのアクセスは今まで通り前面から行うのだが、バックパネルは向かって左側になる。

    レイアウト上やや大柄ではあるが、マザーボードへのアクセスはケースの背面部分をそっくりそのまま倒すだけでいいので、メンテナンス性は非常に良さそうだ。同社によると、マザーボード上部に大きめの空間ができるため、冷却効率も高いとのことだ。ケースの材質はアルミで、6色のカラーバリエーションが設定されている。

    LOPE
    http://www.lope.com.tw/

    マザーボードへのアクセス性は抜群。背面部分を倒すだけ
    バックパネルは正面から向かって左側にくる。ちなみに電源コネクタは右側(ちょっと残念)

    ○お手軽(?)な3Dスキャナシステムが登場

    PREMIERの展示していた3Dスキャナシステム

    デジカメやUSBカメラなどを手がけるPREMIERは参考出品ながら、USBカメラを使用しての3Dスキャナシステムのデモを行っていた。

    これは、ノートPCにUSBカメラを接続してアプリケーションを起動させると、目の前に写っている物体を3D解析し、モデリングしてくれるというもの。USBカメラ自体は同社の既存製品を使用するが、スキャナシステムとしての製品化については全くの未定で、展示の反応次第だと語っていた。

    展示では10cmほどの人形を3Dスキャナで取り込んでいたのだが、下の台座が回転することによって360度分のデータを集めていた。実際製品化されるときには下の台座も一式に含まれるのだろうか? USBカメラ使用ということで手軽な気もするが、台座のセッティングまで考えると手軽とはいえないだろう。あっと驚くような解決方法と共に製品化されるのだろうか? 気になるところである。

    PREMIER
    http://www.premierc.com.tw/

    このようの目の前のオブジェクトがとりこまれる
    カメラ自体は何の変哲もないUSBカメラ。下の台座が回転する

    ○RADEONカードのOEM供給開始、数社で展示が

    カナダのビデオチップベンダー、ATIのRADEONチップを搭載したビデオカードが幾つかのブースで展示されていた。

    元来、ATIはビデオチップ製造と搭載カード製造の双方を自ら行っていたが、5月末にビデオチップの外販を行うとの発表をしていた。ATIはその発表文の中で"Computex Taipei 2001の期間中に(OEM供給したRADEONチップを搭載したビデオカードを)いくつか見せることができるだろう"と述べていたので、早速探してみた。

    ビデオカードベンダーというのは、マザーボードベンダーほど大々的なブースを構えないことが多いので、広い会場内をかなり歩き回ることになったが、いくつかのブースでRADEONカードを発見することができた。

    マザーボードメーカーのShuttleが展示していたのは、DDRメモリを32MB搭載したRADEONカード。展示されていたのはDVI端子も備えたタイプだったが、いくつかバリエーションが用意されるようで、TV-OUTとDVI端子についてはオプション扱いと表示されていた。

    XELOはRADEON VEを搭載したカードに「STORM-128」の名称を付けて展示していた。こちらのビデオチップはRADEON VEで、32MBのSDRAMを搭載している。RADEON VEを使用していることから伺えるように、低価格帯を意識した製品のようで、デュアル出力のコネクタを別付けにした展示が行われていた。

    RADEONチップを搭載したカードで気になるのが発売時期と価格だが、XELOの話では今月中に量産開始が始まるようで、近いうちに市場に出回ることになりそうだ。価格などについては未定とのこと。DDRメモリに対応したRADEONはもちろんのこと、RADEON VEを搭載したビデオカードが増えれば、話題のKYROIIとあわせて、GeForce2 MX一色のミドルレンジビデオカード市場が面白くなりそうだ。

    ATI Technologies
    http://www.ati.com/

    Shuttleの展示していたRADEONチップ搭載ビデオカード
    XELOの展示していた「STORM-128」

    デュアル出力のコネクタは外付け式

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    【COMPUTEX TAIPEI 2001レポート特集】
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/special/computex2001.html

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