PalmOS用高速ブラウザ「Blazer」の新バージョン発表 - VisorPhoneにバンドル

      [2001/05/16]

    米Handspringは、PalmOS用ブラウザ「Blazer」の新バージョンを、Visor対応無線通信モジュールである「VisorPhone」に無料でバンドルすると発表した。メール機能、メッセンジャー機能、ブラウザ機能を持つインターネットアクセス用スイートの一部として提供する形を取る。他のメーカーのPalmOS機に対しても、ソフトウェアデストリビューターであるHandangoとPalmgearを通じ、19.95米ドルで提供していく。対応するOSは、PalmOS 3.1以降。

    このブラウザは、HTML/WAP/cHTMLに対応しながら、独自のレンダリング技術などを用いることで、非常に速いWebアクセスを可能にする。ブラウザ発表当時(2000年12月)のデータでは、「約85%のホームページが5秒以下で表示された」となっている。もともと米Bluelark Systemsが開発して2000年12月に発表したのだが、同月にBluelark SystemsはHandspringに買収されたという経緯がある。その時の公式発表で、「今後、BlazerはVisorPhoneにバンドルする」というリリースがなされていた。

    今回、同ブラウザを「Handspring」ブランドでリリースするにあたり、HandspringはMicrosoft、Googleと提携を結んだ。MSN Mobileのニュース、株式価格情報、天気情報などのコンテンツを提供を受けるとともに、Googleの検索システムをBlazer上で使用できるようにしている。また、16ビットカラー対応、SSL対応とブラウザ自体の能力も向上させている。しかし、VisorPhoneはGSM方式対応となっており、現在の所は日本で発売されていない。BlazerもUS向けであり、2バイト文字には対応しておらず、日本語のページは表示できない。

    Handspring米国法人の設立者でCEOでもあるドナ・ダビンスキーが2001年4月に来日した際、年末くらいにはBlazerを対応していきたいとした。共同設立者ジェフ・ホーキンスが昨年来日したときは、日本市場でもワイヤレス通信は積極的に展開していく旨の発言をしている。

    同社日本法人によれば、Blazer日本語対応には前向きに検討を重ねている段階だという。また、VisorPhoneに関しても、様々な可能性を模索しているということで「タイムスケジュールは言えないが、製品単位ではなく、ワイヤレス通信で何ができるかといったソリューション単位での提案を行っていきたい」(同社広報)とのことだ。

    Handspring
    http://www.handspring.com/

    MSN
    http://www.msn.com/

    Google
    http://www.google.com/

    Handango
    http://www.handango.com/

    PalmGear
    http://www.palmgear.com/

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

        イチオシ記事

        新着記事

        特別企画

        マイナビニュースマガジン