小泉新内閣発足、新閣僚の「IT度」はどれほど? 内閣ホームページチェック

自民党の小泉純一郎総裁は26日午後に行われた首相指名選挙で、第87代目・56人目の首相に選出された。そして新内閣発足に伴い、新しい内閣が組閣された。

長引く不況の中、新首相・新内閣にかけられている期待は大きい。森総理や小渕総理の在任時から提唱されていた国家的なIT導入だが、実際に行政に携わる内閣閣僚たちの「IT度」はどれほどのものだろうか。

ITとは非常に広範囲な概念で、一概になにがITかと問われるとあいまいなものだが、個人としてはIT=インターネットでのメールでのやりとり、Webページの閲覧・公開といった使い方がメジャーだろう。いうまでもなくWebページを使った個人からの情報発信は一対多での情報発信が可能で、双方向性・リアルタイム性にも優れており、個人Webサイトではその人となりもおぼろげながら見えてくるものだ。

そこで、今回発足した小泉内閣で、ホームページをもっている各閣僚たちのページ をチェック、新閣僚たちがどれほどITに親しんでいるかを見てみよう(敬称略)。

内閣総理大臣 小泉純一郎
「小泉純一郎公認サイト 変革の人」
http://henkaku.jah.ne.jp/
小泉氏のプロフィール、政策、発言集、寄せられた意見への返答などが掲載されている。直接氏にメールを送ることはできないが、寄せられた意見をWebページ管理者が取りまとめ、代表的な意見に氏が回答するというコーナーがある。また、どんな意見が寄せられているかを集計したコーナーがあるのは興味深い。

総務大臣 片山虎之助
http://www.tvt.ne.jp/toranosuke/
挨拶、プロフィール、写真館、地盤である岡山の事務所の案内、国政報告、リンク集などで構成されている。今回は再選ということもあり、小泉内閣に関する記載は今のところ掲載されていない。メールアドレス・事務所(岡山)の連絡先は記載されているが、有権者からの声に答えるコンテンツはなし。

法務大臣 森山眞弓
http://www.mayumi.gr.jp/
独自ドメインを取得している森山氏。コンテンツはプロフィール、政治信条、あゆみ、著作紹介などごく一般的なもの。メールアドレスの記載はあるがメールが森山氏に届くのかなどについては記載なし。

農林水産大臣 武部勤
http://www.takebe.ne.jp/
http://www.takebe.ne.jp/i/ (iモード版)
iモード版もあり。コンテンツ自体は挨拶、メッセージ、政策提言、プロフィール、トピックス、活動報告、事務所案内、リンク集などだが、更新情報が一覧できるようになっており、かなり精力的に情報発信していこうという意図が感じられる。しかも、メールマガジンやBBSなども用意されており、力の入った構成になっている。掲示板に武部氏からの書き込みがないのが残念。

経済産業大臣 平沼赳夫
http://www.hiranuma.org/
プロフィールと経歴紹介は英語版も用意されている。コンテンツは挨拶、活動報告、政策提言、選挙ドキュメント、論戦と名付けられたメールフォーム、ギャラリー、氏の書いたエッセイやインタビュー、リンクなどが用意されている。連絡先の住所電話番号、メールアドレスの記載有り。メールフォームは用意されているが送られてきた意見を掲載するコーナーが現時点ではないのは残念。

内閣官房長官 男女共同参画担当大臣 福田康夫
http://www.y-fukuda.or.jp/
コンテンツはプロフィール、国政報告、トピックス、オピニオンと各閣僚の中では一般的。プロフィールには英語版も用意されている。写真が多く使われ見やすいページだが、有権者たちとの意見交換を行えるような場は用意されていない。連絡先のメールアドレスは地元と国会事務所の2カ所分が記載されているが、国会事務所のほうのアドレスはshugiin.go.jpとホンモノの衆議院アドレス。

国家公安委員会委員長 防災担当大臣 村井仁
http://www2.cnet.ne.jp/muraizin/
プロフィールや著作案内といった定番的なコンテンツのほか、毎週更新の「国会報告」、氏が直接メールで有権者からの意見を受け付けてそれに答える「Talking Out」、はたはプライベートの紹介として奥方やヨーロッパワインの紹介、「男の手料理」レシピ紹介など読みどころ満載。「車で移動中にモバイルPCで国会報告を書く村井仁」なんてキャプションのついた写真も掲載されていたりする。なかなかライブ感のあるページ。

防衛庁長官 中谷元
http://www.nakatanigen.com/
トップページにはラガーシャツに身を包んだ中谷氏の写真。コンテンツは政策提言、国会報告、最近の活動報告、プロフィール、お知らせ、意見募集など。意見募集のコーナーでは、幾つかのテーマ(永住外国人地方参選権付与についてどう思われますか、など)へ5択の投票を行うことができ、投票を行うと今までの投票結果を確認できる。このコーナーにはメールフォームも備え付けられている。

沖縄及び北方対策担当大臣 科学技術政策担当大臣 尾身幸次
http://www.omi.or.jp/
挨拶、プロフィール、生い立ち、政策、著作紹介、フォトファイル、メールフォームなどがコンテンツとして用意されている。主な公式演説も納められている。メールフォームはあるものの、届いた意見を紹介するコンテンツは用意されていない。

行政改革担当 規制改革担当大臣 石原伸晃
http://www.nobuteru.or.jp/
コンテンツはプロフィール、政策提案、自身の発言をまとめたマスコミ語録、自身の意見をまとめた羅針盤(コンパス)、リンク、メールフォーム、検索窓などが用意されている。今回見た中では唯一、完全な英語コンテンツをそなえたWebページでもある。また、「子供たちへ」と題したコーナーにはすべての漢字にフリガナが振られていたり、「妻の目」では氏の奥方の日記を読むこともできる充実ぶり。一個人のWebページとして見ても十分に楽しめる作りだ。

国土交通大臣 扇 千景
http://www.venus.sannet.ne.jp/chi-oogi/
コンテンツはプロフィール、活動報告、コラムなど一般的だが、特徴的なのは「net後援会」と「net献金」。「net後援会」は文字通りネット上の後援会で、氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどを送ると本人から活動内容を記したメールが届く。「net献金」はフォームに自分の住所やコメントなどを記載して送ると個人献金用の銀行振り込み用紙が送られてくるようになっている。リンク先に海部俊樹氏や松波健四郎氏などがあり、氏の交友関係が伺えるようだ。

こうしてみてみると、ホームページを持っている閣僚が約半分、そのうち8割方が独自ドメインで情報発信をしていることがわかった。もちろん、Webページのあるなしだけで「IT度」の判断はできないが、インターネットへの関心度はかなり高いといえるのではないだろうか。

投票率の低下などで政治への無関心が叫ばれて久しいが、メールをつかえば個人の意見をダイレクトに各議員へ伝えることができる(もちろん自由民主党もメールでの意見を受け付けている)。普段なじんでいるインターネットを通して、議員のWebページという入り口から政治の世界を覗いてみてはいかがだろうか。



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