米IBM、「PowerPC 750CXe」を発表、幅広い分野での採用目指す

      [2001/02/28]
     

    米IBMは、PowerPCプロセッサ「PowerPC 750CXe」を発表した。PowerPC 750CXeは、動作周波数が400~700MHzで、0.18マイクロメートルの微細加工技術を用いた銅配線を採用、256KBの高速オンチップL2キャッシュを搭載している。400、500、600MHzの3種類のサンプル出荷をすでに開始、4月に本格的な供給態勢に入る。700MHz版は5月からサンプル出荷する予定だ。価格は1万個受注時で、400MHzが57ドル、500MHzが93.75ドル、600MHzが143.75ドルとなっている。

    従来の製品、PowerPC 750CXは動作周波数が350~550MHzだったが、750CXeは処理性能を向上させるとともに、オンチップのL2キャッシュを搭載したことにより、SRAMチップを外付けしなくてもすむようになった。

    PowerPC 750CXeは、ネットワーク関連機器、プリンタなど多様な機器の組み込み用プロセッサとして利用される見通しで、デジタル家電にも採用されることが見込まれる。IBMによれば「今回の750CXeは、特にパソコン用、組み込み用という区別はしていない」との位置付けだ。PowerPC製品は、アップルコンピュータのMacなどデスクトップコンピュータのCPUに採用されていることで知られるが、今後は、さらに幅広い領域への浸透を図る。

    米IBM
    http://www.ibm.com/

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