Dreamcast用新タイトル「es」発表 - 実写用いTV・小説とメディアミックス

  [2001/01/26]

テレビ朝日は、Dreamcast用新作ソフト「es」の制作発表会を行った。Dreamcast事業をソフトウェア中心にシフトするなど、セガの報道が続いた後だが、Dreamcast用の新作タイトルの発表とあって、胸をなでおろしたユーザーも多いことだろう。

出演陣。左から、三村マサカズ、伊藤裕子、三上博史、釈由美子、細川茂樹

「es」は、実写ムービーを用いたサイコサスペンス・アドベンチャーソフト。三上博史、釈由美子、細川茂樹、三村マサカズら、豪華俳優陣をキャストに迎えた力作ドラマだ。主人公(プレイヤー)は人の意識の中に潜り込むこと(ダイブチューニング)ができる特別の才能を持った少年。真相をつかみながら意識不明状態に陥った日下部警部(三上博史)の意識内に潜入し、事件を解決に導くというのが筋書きだ。はじめのうちはぼんやりとした断片的な映像が得られるが、うまく意識を刺激すると、より鮮明な記憶映像を呼び起こすことができるという。

ゲームの進行はもちろんプレイヤーにゆだねられており、いままでTVドラマをみていて「自分ならここを調べてみるのに」などとやきもきしていた連ドラファンも、これなら満足できるだろう。

実はこのタイトル、ゲームだけではなくTVドラマや小説でも展開するメディアミックス作品となっている。ゲーム、攻略本(角川書店)は4月5日発売。ドラマは、テレビ朝日系列全国ネットで4月から放映開始。小説(角川ホラー文庫)は、4月末日発売。どっぷり世界観に浸ることができるというわけだ。

セガ特別顧問 香山哲氏

セガの特別顧問 香山哲氏は、「今まで実写のゲームで成功したものはない。しかしその常識を覆し、このタイトルでは(実写ゲームのなかで)一番の売上を上げたい」とした。また、ハードの普及率について「Dreamcast本体は累計で200万台程度と、他のゲーム機に比べ不振であることは確か。しかし「ファンタシー・スター・オンライン」や「サカつく」などは20万本のヒットとなっており、(ハードの数に対する)リーチ率としては決して低いとはいえない」と語った。

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