「BeamCast」で、イベント会場のPalmがパンフレットやガイドブックに

米IS/Completeは、圏内のPalmデバイスへ、指定した情報を次々と自動的に配信するソリューション「BeamCast」を発表した。イベント会場のエントランスなどで、案内パンフレットや企業PR情報などを配信する用い方が想定されており、システム一式をセットにして、US1,500ドルから利用できる。

BeamCastは、テキスト情報だけでなく、予定表やアドレス帳のデータ、アプリケーションまで、あらゆる情報を一括配信することができる。複数のファイルを圧縮し、1パッケージにして配信するため、赤外線通信ポートを用いた一般的なデータ送受信よりも、はるかに高速の配信が行える。データ受信が完了したPalmデバイスでは、特別なソフトウェアを用いることなく、圧縮ファイルが自動的に自己解凍されるため、すぐに情報を閲覧、活用できるようになっている。

配信元の「Continuous Beaming Station」は、半径3フィート(約1メートル)以内に位置するPalmディバイスを常にサーチし、探知すると同時に、瞬時に指定の情報を送信する。配信可能なエリアがそれほど広くないため、BeamCastを有効活用するためには、エントランスを1列に並んで通過する時に情報送信を行うといった状況を設定し、設置場所を少し考慮に入れる必要があるものの、配信されたデータは、イベント会場内だけでなく、名刺情報を入力しなくてもダイレクトにユーザーのデバイスに保存されるなど、ビジネスで後々まで役立つ仕方で利用されていくため、アイデア次第では非常に強力なツールとなり得る。

PDAがさらに普及し、1人に1台が当然の世の中になれば、BeamCastのようなシステムで、紙のチケットやパンフレット、ガイドブックが姿を消す時代がやってくるのかもしれない。

IS/Complete
http://www.iscomplete.org/



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