ReplayTVがハードウェア製造事業から撤退 - 技術ライセンス提供へ

  [2000/11/29]

ハードディスク録画機を販売し、同録画機用のサービスを提供しているReplayTVがハードウェア製造事業から撤退すると発表した。今後、同社は技術ライセンスをセットトップ・ボックス・メーカーなどに提供していく。

これまで、米国のハードディスク録画サービスはTiVoとReplayTVが2大勢力だった。TiVoにはPhillipsとSonyがハードを提供。そしてReplayTVはパナソニックがハードを製造している。しかし、ここにマイクロソフトのUltimateTVやAOLの双方向TVサービスなど、ハードディスク録画にインターネット・サービスを組み合わせたサービスが登場。ハードディスク録画機能だけでは、あまり魅力が感じられなくなっていた。

敗北宣言と受け取られそうなReplayTVのハードウェア事業撤退だが、逆にこれでハードウェア録画市場がより活発化すると見られている。現時点でハードウェア録画サービスの欠点として指摘されるのは少々高いハードウェア価格だ。ReplayTVが技術ライセンスを複数メーカーに提供することで、競争が生まれ、ハードディスク録画機の値下がりに加速がつくと期待されている。また、さまざまなデバイスでハードディスク録画が利用できるようにもなるだろう。

実際、ReplayTVはハードウェア製造事業からは撤退しても、現在のReplayTVのサービス・ユーザーには引き続きサービスを提供していく。ハードディスク録画機関連事業で重要なのはサービスと技術と割り切った、戦略的な撤退なのだ。

(Yoichi Yamashita)

ReplayTV
http://www.replaytv.com

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