Amigaは、英EyeTechと共同で、6年ぶりのAmigaブランドの新ハード「AmigaOne PPC」シリーズを発売する。今回予定されているのは「AmigaOne PPC 1200」「AmigaOne PPC 4000」で、クラシックシリーズと呼ばれる「Amiga A1200」「Amiga A4000」のソフトが稼働するなど、互換性が重視されている。詳しいハードのスペックは明らかにされていないが、CPUにはPowerPCを採用し、2001年の第1四半期に発売される。
今回のハードは、今年の6月に発表された、AmigaDE(Amiga Digital Environment)で必要とされるハード性能基準「zico」をクリアするスペックとなっているとのこと。zicoで要求されている最低スペックは、64MB以上のメモリ、10GB以上のハードディスク、CD-ROMドライブとDVD-ROMドライブを実装、USBとIEEE1394をサポートし、次世代のMatrox製グラフィックカードを採用、10BASE-T/100BASE-TXに対応するLANカードの実装と56Kのモデムを搭載していること、となっている。使用できるCPUは多彩で、G3やG4などのPowerPC、x86をはじめとして、Arm、SH4、MIPSが使用可能となっている。
今までのAmigaの資産を継承するため、AmigaOne PPCでは、「Amiga A1200」や「Amiga A4000」に搭載されているOSやソフトを、CPUのエミュレーションをおこなうことで稼働させることができるようにする。ダブルブートが可能になっており、クラシックで作業しているのと全く変わらない状況で作業ができるようになるとのことだ。
また、同時に発表されたATXベースのハードはAmigaDE上でクラシックのソフトを稼働させる仕様で、ハード面の詳しい発表はなされていないが、2001年の第3四半期の発売を予定している。
Amigaのハードは、グラフィック指向の独特のハードアーキテクチャをもち、熱狂的なファンが少なくない。当初の発売元のコモドールが倒産した後でも、そういったファンに支えられつつ、オーナーを変えながら生き残ってきた。今回、久々となるハードの発売で、新たなPCの潮流を築けるだろうか。注目したい。
Amiga
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