Handspring、新型Visor発表 - 今度はカラーだ! ATOKも標準で添付。

ジェフ・ホーキンス氏

PalmOS互換PDA「Visor」を製造するHandspring社は13日、同社の顔的存在である設立者のジェフ・ホーキンス氏が自ら来日し、Visorの新製品発表を行った。

今回発表された新型Visorは、CPUをパワーアップし最新のPalmOS3.5.2Hを搭載した「Visor Platinum」と、それをベースにTFTカラー液晶を搭載した「Visor Prism」の2機種。価格は「Visor Platinum」が34,800円で、「Visor Prism」が49,800円。発売は12月の予定で、発売日などの詳細については、10月中旬から開始予定の同社ニュース配信サービスにてアナウンスされる。




カラー液晶を搭載した「Visor Prism」
PalmOS搭載機としては、最速のCPUを搭載した「Visor Platinum」

「Visor Platinum」は、現在発売されている「Visor Deluxe」の上位機種に当たる製品で、CPUが今までのDragonBall EZ(16MHz)から、DragonBall VZ(33MHz)に変更、全体的な処理速度が向上しているほか、搭載されているPalmOSが3.2.5Hとなり、赤外線(IrDA)によるHotSyncが可能になっている。本体サイズ、重量などはDeluxeと変わりないが、ボディカラーはメタリック・シルバーのみの設定になっている。CPUの性能アップということでバッテリーが気になるところだが、単4アルカリ電池2本で約2カ月間の使用が可能とDeluxeと全く変わらない。

「Visor Prism」は、PalmOS搭載機としては初めて、65,536色(16ビットカラー)表示が可能なモデル(ソニーのクリエは256色)。CPU、OSに関しては「Visor Platinum」と同仕様になっているが、重さは196gとDeluxe/Platinum(153g)に比べ若干重くなっている。ボディカラーはコバルトブルーのみと、Platinumと同じく1色のみの設定になっている。バッテリーはDeluxe/Platinumの単4アルカリ電池2本という仕様から、内蔵型リチウムイオン充電池に変更されており、バッテリー使用可能時間は約2週間となっている。メタリックシルバーDeluxe/Platinumの約2ケ月と比べれば短く感じるが、同じくカラー液晶を採用したソニーのクリエ(PEG-S500)やPalm IIIcと駆動時間は変わらない。

DeluxeとPlatinumを並べて、同じタイミングで動画再生を行うデモ。Platinumのほうが処理が速く、Deluxeではまだ表示が終わってない。

両製品とも、同梱されている"宙返り"パックには日本語IME「ATOKPocket」やPalmScape、PalmScape Mailなどが含まれており、日本語入力・変換、Webブラウジング、メール送受信などに活用することができる。

かぶせるだけのスナップオンゲームコントローラ「GameFace」(12月発売予定)
Deluxe(上)とrism(下)の厚さを比べたところ。ややPrismのほうが厚みがある

ホーキンス氏は製品発表の後、Handspring社の将来ビジョンに話が及ぶと、11月から同社が投入するVisorを携帯電話にするモジュール「VisorPhone」を話題にし、Visorを音声とデータ、両方をインターネットを通じて扱うことができるコミュニケーションツールとしていきたいという意向を明らかにした。また、質疑応答ではワイヤレスの重要性も強調、3年後、5年後にはベースモジュールとして、標準で組み込まれ可能性も示唆した。

関連記事 - 5色の大人気PDA"Visor"がいよいよ日本上陸
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/06/14/03.html

Handspringが「VisorPhone」を正式発表 - 米国で年末発売
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/09/26/09.html

Handspring
http://www.handspring.co.jp/



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