Palmをロボットの心臓に - カーネギーメロン大学が自作ロボットキットを公開

      [2000/10/04]
    3つのホイールであらゆる方向に移動できる

    PalmをLEGOのMINDSTORMSのRCXのように使って自作ロボットを動かす - そのノウハウをカーネギーメロン大学のロボット工学研究者がウェブ・サイト上で公開している。

    Palmを使った自作ロボットキットは、元々はロボット工学研究発表の一部だった。が、カーネギー・ロボット工学研究所のサイトでは、誰でも自分のロボットを組み立てられるように改良し、ハードウェア、ソフトウェア、プログラミングについてなどの説明を公開している。

    さて、Palmで動くロボットは基本的には自走式ロボット。どのような方向にでも移動できて、回転できるように3つのホイールが装着されている。また、どのような方向でも障害物を避けられるように3つの赤外線センサーがPalmロボットの目となっている。

    ソフトウェアは、現段階では壁を認知しながら走るというようなシンプルなテスト・プログラムだけが公開されていている。「誰でも作れるロボット」と言うには、ソフトウェアは敷居が高いと感じるが、現在、手軽にPalm上でプログラムできるようにするツールが開発されているそうだ。また、Code Warrior Liteのコンパイラを使用すればWindows環境でコンパイル可能なサンプル・プログラムが公開されているので、自分でさらに複雑なプログラムを組んでみたいという人には参考になるだろう。

    ちなみにロボットを製作するためのハードウェアのコストは、車輪やアクリル板、サーボなどで約273ドル。同研究所が利用する小売店のリストなども掲載されているので米国在住者ならば手軽に製作できそうだが、日本ではまず材料探しからスタートしなければならない。

    (Yoichi Yamashita/N.Y.)

    Palm Pilot Robot Kit
    http://www.cs.cmu.edu/~reshko/PILOT/

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