【IDFレポート】Pentium4でDDR RAMの採用を正式に検討

      [2000/08/22]

    Intelは、AMDの次世代周辺チップで採用が決まっているDDR RAM(Double Data Rate RAM)を、Pentium4に利用することを検討していると正式に認めた。2000年中は、Pentium4ではRDRAMを薦めるが、2001年には、Pentium4の新しい周辺チップでSDRAMとDDR RAMを使えるようにする予定だ。

    このため、ハイエンドPCではRDRAM、ミッドレンジ、ローコストではDDR RAMとSDRAMといったセグメントになると説明している(現在でも、Pentium4のパフォーマンスを活かすのはRDRAMと言明しているが)。

    そうなるとRDRAMは、2001年にはPCのスタンダードメモリの座を目指すことをやめ、一部の機種で利用されるニッチなメモリになってしまいそうだ。RDRAMからDDR RAMへの方針転換により、99年からユーザーやメーカーの同意を得られなかったメモリ政策は、事実上潰えてしまうこととなる。

    Intelは、RDRAMを推し進めたものの、マーケットの総スカンを食い、周辺チップ820/840がまったく普及しなかった。このため、VIAなどの周辺チップが大ヒットしたり、AMDがCPUシェアを広げる結果となった。今後もこれらの状況が続くと、Intelのマーケットに対するシェアや影響力がさらに落ちてしまうのではという危機感から、Pentium4をなんとしても成功させるためには、RDRAMからDDR RAMへの方針転換が必要になったものとみられる。

    (山本雅史)

    関連記事 - インテル、Pentium4用チップセットにてDDRメモリの採用を検討
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/07/26/16.html

    Intel
    http://www.intel.com

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