PHSデータ通信機能搭載のWorkPadを活用した企業向けシステム、日本IBMが発表

      [2000/07/27]
    WorkPad(8602-31J)

    日本アイ・ビー・エムは、PHSデータ通信機能を搭載した「WorkPad(8602-30J)」を軸に、ワイヤレス通信を活用した企業向けソリューション、ネットワーク・コンパニオン「WorkPad 」を発表した。通信速度32KbpsのPHSデータ通信モジュールを組み込んだWorkPadと、アプリケーション開発など、システム構築サービスを組み合わせて、企業ユーザーに提供する形式となる。データ通信機能を利用するためには、別途、PHSキャリアとのサービス契約が必要になる。ただし、データ通信専用のため、音声通話はできない。

    このソリューションにより、外出先からの電子メールの送受信、Webサイトの閲覧が可能になるほか、営業要員が自社内のネットワークへアクセス、データベースから最新の情報を常時取り出して、営業活動に利用したり、サービス・サポートの担当者が業務報告をする、などといったことが可能になるという。

    使用されるWorkPad(8602-31J)は、OSが日本語版Palm OS ver 3.1、メモリは4MB(DRAM)/2MB(Flash ROM)、インタフェースはシリアル、赤外線。きょう体の大きさは120×82×18mm、本体重量は182g(電池を含む)、ボディは従来機種のWorkPad(8602-30J)とまったく同じだ。バッテリはアルカリ型単4電池2本で、約2週間駆動する(連続データ通信時間は約4時間)。付属ソフトは、「Palmscape for WorkPad(Webブラウザ)」、「MultiMail for WorkPad(電子メールソフト)」、「Jotmail for WorkPad(同)」、「英和・和英辞書」、「WorkPad版 PalmDesktopソフトウェア」、「Lotus EasySync」など。

    このシステムはPHSを使用するものであることから、いくつかの制約がある。公衆回線専用であるため、自営モードはサポートしていない。ホームアンテナにも対応しない。データ通信ができるのは、基地局が設置されているサービスエリア内に限定されるとともに、高速移動中の通信はできない--などで、同ソリューションを導入する際には注意が必要だ。

    日本アイ・ビー・エム
    http://www.jp.ibm.com/

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