【PDC 2000レポート】まったく新しくなったASP+

  [2000/07/14]

PDCにおいて発表されたASP+は、現在のASPとはまったく違ったモノになっている。

現在のASPは、WebサーバーのIIS上で動作するスクリプト言語であり、プログラムに従ったHTMLページ作成したり、バックエンドのデータベースなどにアクセスして、結果をHTMLとして合成する機能を持っている。基本的には、VBScriptやJScriptなどによってプログラミングできようになっている。ASPでは、COMオブジェクトを基本としているため、.NET Frameworkの上では問題となる。

そこで、.NET Frameworkに対応したASP+として新たに開発し直された。このため、現在のASPとASP+では、仕様に差が大きく、現在のASPをASP+のプラットフォームで動かすことができない。つまり開発者は、ASPをASP+に移植しなければならない。このようなデメリットであっても、ASP+は導入する価値があるとMicrosoftでは考えている。

ASP+プラットフォームでは、大きく分けてPagesとWeb Service、Application Infrastructureの3つのパートに分かれている。実際にページを作成するプログラミング言語としては、ASPのようにスクリプト言語を利用するのではなく、Common Language Runtime(CLR)上で動作するVB、C#など、どのような言語でもプログラミングができるようになっている。

ASP+での最大の特徴は、ASPのようなスクリプト言語ではなく、CLRベースでコンパイルして動作するということだ。これにより、ASPに比べるとパフォーマンスが格段にアップする。もちろん、ASP+ではWindows2000が持つセキュリティをサポートしているため、特定のユーザーのみがアクセスできるASP+というものも作ることができる。

(山本雅史)

 

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