ソフトバンクグループ、新発想のシンクタンクを設立

ソフトバンクは、同社の金融事業部門、ソフトバンク・ファイナンスとその傘下にあるソフトバンク・インベストメントが、シンクタンクの新会社「ソフィアバンク」を6月1日に設立すると発表した。資本金は2億円(年内に10億円に増資)、ソフトバンク・ファイナンスの北尾吉孝社長が会長に、日本総合研究所顧問で、ソフトバンク・インベストメント取締役の田坂広志氏が社長に就任する。

ソフィアバンクは、基本的に、社会や産業についての理想像・戦略を提唱する「未来創発センター」、ベンチャービジネスの育成を主業務とする「産業創発センター」、異業種企業が戦略的に提携できるよう仲介する「創発戦略センター」の3つで構成される。

新会社はこれら3つのセンターを軸に、まず、来るべき世代の社会や産業のあり方を提唱、その実現のための戦略・産業政策を提言するとともに、このような戦略・政策を資本と結びつけることにより、ベンチャービジネスの育成を推進する。さらに、ベンチャー企業と大企業とを結びつけ、異業種企業同士の連合により、新たな市場を形成していくことを目指す。

シンクタンク、といえば、一般には、調査、分析、予測、提言といった業務を担う企業だが、ソフィアバンクの場合、「智恵」と「資本」を結びつけることにより、新しい市場、産業を創り出していくことを促進する、これまでとは異なった事業目標を掲げている。

また、「シンクタンクを設けることによって、ソフトバンクグループ全体に対する社会的信用が高くなる」(北尾吉孝・ソフトバンク・ファイナンス社長)とみており、ソフトバンクのブランド力を高めることも新会社設立の大きな要因となっている。これは、金融、証券、電子商取引など幅広い業種をインターネットを核として事業展開する「ネット閥」実現のため、同グループの信用度を向上させることが狙いといえる。

ソフトバンク・ファイナンス
http://www.sbfinance.co.jp



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