○スマートなデザインに12.5mmピッチのキーボードを搭載
「PSION(サイオン)」は海外でPalmと共に人気を博しているPDAだ。英国PSION社は、欧州最大のハンドヘルドコンピュータ・メーカーで、業界では古参組の1つに数えられる。
今回発売されたのは、従来のラインナップとはまったく異なる、サイズ157(W)×79(D)×17(H)mmで重さが約200gという、コンパクトでスタイリッシュなデザインを実現した「PSION Revo(レボ)」という製品だ。黒に近い紺とシルバーのツートーンカラーは、無骨さを感じさせず、女性ユーザーにも受け入れられそうだ。
まず、眼鏡ケースほどの大きさのボディ(もっと薄いが)のふたを開けてみると、そのギミックにニッコリ。本体の中から、キーボードがせり出してきてλのような形となり、キーボードにちょうどいい傾斜がつく。ふつうなら、ふた(=液晶)との蝶番部分があるから、キーボードよりもひと回り大きい本体になるか、キーの大きさが犠牲になるものだ。ところが、Revoはこのギミックのおかげで、本体サイズがそのまんまキーボードサイズになっている。このため非常にコンパクトなボディながらキーピッチが12.5mmと入力しやすいキーボードを備えているのだ。
キーストロークが浅く、クリック感がないのがちょっと気になるところではあるが、このギミックだけでも筆者などは、ウットリきてしまう。
○操作感はCE機とも違い、往年の名機「HP100/200LX」に近い?
操作は53キーのキーボードが主体なので、CEマシンを思い浮かべる人が多いことだろう。ただし操作感はまったく違う。OSは独自のEPOCという32ビットOSだ。GUIがベースとなっていて液晶画面はタッチパネルになっているものの、付属のペンを用いずとも、指だけである程度の操作ができてしまうのだ(正式な使い方ではないのかもしれないが)。ペンを使わず、スタンディングポジションでも、両手で本体をホールドし親指でキー入力やコマンドを実行するといった使い方ができる。
使っている内に、今でも根強いファンの多い、ヒューレットパッカード社の名機「HP100LX」や「200LX」に近い操作感を感じるようになった。100LXはDOSベースなので、操作体系やアプリの汎用性などの点は異なるが、画面下に用意されたボタンでアプリを切り替えられたり、GUIベースでもキーボード主体でサクサクと操作できる点が似ている。操作感も、もたつかず非常に快適だ。
バッテリは、内蔵充電池のみで乾電池などは利用できないものの、連続使用で約12時間、一般的な使用法で1週間使用できるので、まず問題ないだろう。充電は、パソコンとの接続にも使う、付属のドッキングステーションに置くだけだ。
仕組みもよく考えられていて、付属のドッキングステーションにはふたを開けた状態で置く。つまり、作業をしながら充電できるのだ。また、ドッキングステーションとの接続端子は、ふたを開けると露出し、ふたを閉めれば隠れる。ゴム製のキャップなどを使用することもなく、ふだん持ち歩く際には接続端子が保護されるので安心感が高い。
○付属の日本語入力ソフトで、日本語の入力・表示が可能
今回、エヌフォーから発売されるのは、英語版の「Revo」に独自の日本語入力ソフト「UniFEP」を搭載したモデルだ。マニュアルや付属ソフトなど、すべて英語版のままだが、UniFEPを利用して日本語の入力や表示が可能になっている。ディスプレイは、480×160ピクセルのモノクロ16階調なのだが、表示される日本語はとてもキレイで見やすい。
付属してくるソフトは、「スケジュール」「ToDo」「アドレス帳」「電話帳」というPDAの基本的なものに加え、「ワープロ」「表計算」「カード型データベース」といったビジネスアプリまで搭載されている。ワープロは、フォントやサイズの変更から、表計算で作った表なども貼り込めるなど、基本的なことはひととおりできる。表計算も、関数は充実しているし、グラフも作成できてしまうなど、けっこう本格的だ。
PCとの連携も、ドッキングステーションに載せて、PC側の接続ソフトを起動するだけでよい。PCとの接続は、ドッキングステーションとシリアルケーブルでつなぐ。Revoのデータをバックアップしたり、アウトルックやオーガナイザーのデータとシンクロさせたりといったことが可能だ。
このほか、電子メールやブラウザソフトも搭載されていて、別途赤外線接続に対応したモデムや携帯電話を利用することで、電子メールの送受信やWebブラウジングが可能になるという。ただし、そのような製品が日本でも発売されているのか、筆者のところに情報が不足しているので、国内でもこの機能が利用できるのか定かでない。
興味のある方は、実際に目で見て触れてみて欲しい製品だ。全体的な使用感としては、筆者はかなり気に入った。ただし、マニュアルも含めて基本的に英語版というのが、筆者にはネックだ。HP100LXとかの頃は、英語版でも頑張って使ったものだが、最近はあの頃のパワーが薄れてしまったようだ。これで完全な日本語版が登場すれば、きっと購入してしまうことだろう。
(早坂清志)
<PSION Revoについて>
発売元:エヌフォー
発売中
オープンプライス
ウェブサイト:http://www.enfour.co.jp/inc.html
| 小規模ゲームスタジオが1日で100万ドル獲得 - クラウドソース型調達で [12:37 2/10] |
| あぁ俺の オタク川柳 予選落ち - 第7回「オタク川柳」投票受付を開始 [11:00 2/10] |
| Googleバーまたまた刷新、ロゴからのドロップダウンメニュー廃止 [10:50 2/10] |
| 地震への関心、再び高まる - 1月のTwitter利用動向 [10:21 2/10] |
| サイバーエージェントがアールフォース・エンターテインメントを子会社化 [09:56 2/10] |
|
激シブ!もう一度ゴルフ Ⅱ の魅力を味わってみませんか?【大阪オートメッセ2012】 [03:06 2/11] キャリア |
|
『ヘタリア』キャラソン、新シリーズが配信決定! [03:05 2/11] キャリア |
|
全国の温泉を擬人化したドラマCD、第1弾「草津」は櫻井孝宏さん! [03:05 2/11] キャリア |
|
柿原徹也さんの2ndミニアルバム「CONTINUOUS」2月15日発売 [03:04 2/11] キャリア |
|
アニメ「Fate/Zero」陣営ごとのお守りが発売決定 [03:03 2/11] キャリア |