メールグループサービス大手の米eグループ社長が会見

  [2000/01/20]

電子メールグループサービス大手の米eグループのマイケル・クライン社長が初めて来日、会見に臨んだ。電子メールグループは、メーリングリストの1種で、ユーザーは、それぞれの関心のあるグループに登録、メールを送信すると、グループ内に同報配信される。また、メッセージは同社のWebサイト上に保存され、閲覧できる。いわば、メールを通じたサークル活動の場を提供するもので、メールやサイトに掲載する広告を収益源とする。

eグループは開業から1年半で1,400万人が登録、1日に5,400万通のメールを送信、これは、AOLに次ぐ数字であるという。日本国内でも昨年8月からサービスを開始、現在登録ユーザーは18万人に達している。

クライン社長は、日本の株式市場で、インターネット関連銘柄の人気が過熱気味であることについて「インターネットは、経済、社会の仕組みを根本的に変革する力をもっているので、これを利用して事業を展開する企業は、既存の産業に関わる企業より高い評価を受けることがあるといえる」と述べた。

また、ベンチャービジネスへの感覚の日米間の差については「日本では、既存の大企業ブランドの影響力が他国より強い。米国では企業は、事業の集合体であるとみなす傾向があり、自分で企業を起こして成功しても、すぐに売却してしまうことが日常茶飯事だ。しかし日本では、一旦、企業を設立したら、自分で長く続けよう、との意識が強く、安易に売買はしない。ただ、今後は若い世代がインターネットベンチャーで成功して、多くの企業が株を公開できるようになれば、米国に近い価値観が生まれるかもしれない」と語った。
eグループ
http://www.egroups.co.jp/

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