便利な機能を搭載し、今や身近なデジタル製品になっているスマートバンド。その便利さから、初めての購入や買い替えを検討されている方も多いのでは?

そんな方におすすめしたいのが、ファーウェイの「HUAWEI Band 10」。従来の機能はそのままに、今回からさらに詳細な睡眠データ分析機能や心の状態の分析機能が追加され、さらに日常的に使いやすいスマートバンドに進化しました。

本記事では、従来モデルから進化した部分と、実際の使用感をレビューしながら、「HUAWEI Band 10」の魅力に迫ります。

  • 「HUAWEI Band 10」

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オシャレで軽い! 最新スマートバンド「HUAWEI Band 10」

「HUAWEI Band 10」は、高性能なデジタル機器を多く展開しているファーウェイから発売された最新スマートバンド。従来モデルから高機能なシリーズとして人気を博していましたが、最新モデルには、さらに便利な機能が追加されました。

まず驚くのは、その軽さ。ボディの薄さは8.99mm、重さは約15g(プラスチック製ボディは約14g)と軽量薄型で、日常使いはもちろん、運動中や睡眠中でも“つけている感”を感じすぎず、快適に着用し続けられます。

  • 長時間着用してても快適

  • ボディの薄さは8.99mmで腕にフィットしやすい

最新モデルは、カラーバリエーションも豊富。今回は、従来のプラスティック製ボディの「HUAWEI Band 10」に加えて、クールなアルミ合金製ボディの「HUAWEI Band 10 Aluminum Edition」が登場しました。

「HUAWEI Band 10 Aluminum Edition」のカラーは、クラシックなホワイトやマットブラックの他に、ビビッドなグリーン、シックなブルー、そして上品なパープルと5色。グリーンのベルトは多くの穴が空いていて、アクティビティ中でも汗に強く、デザイン面でも個性的な印象をプラスできます。

通常の「HUAWEI Band 10」はブラックとキュートなピンクの2色で展開。それぞれ好みの質感やカラーをチョイスできます。

また、充電の持ちはなんと連続使用約14日間と、かなりのロングバッテリー。しかも充電スピードも速く、5分の充電で約2日間使えるほど。一度サクッと充電しておけば、数日の旅行や出張でも充電することなく使え続けられます。

実際に「HUAWEI Band 10」を使ってみた

それでは、ここからは実際に筆者が「HUAWEI Band 10」を使ってみたレビューをお届けしましょう!

01

しっとりやわらかなベルトの質感。長時間使ってもストレスフリー

まず、初めて着けて感じたのが、ベルトのしっとりやわらかい感触です。長時間つけ続けた日や寝ている間も、ムレなどは気にならず終始ストレスフリーに使えました。

02

文字盤の種類は1万以上! 文字盤から見たいデータをすぐにチェック

次にいそいそと設定したのが、文字盤です。なんと文字盤のラインナップは1万以上! ギャラリーを見ているだけで楽しくなってしまいます。その日の気分で変えてもいいし、ファッションのイメージに合わせてチェンジするのもアリ。今日はどんな文字盤にしようかな、と考える楽しさがありました。

しかも、「HUAWEI Band 10」は、文字盤に表示された項目をタップするだけで、詳細なデータのチェックが可能に。「あの情報、どこで見るんだっけ?」と探し回ることなく、サクッと効率よく必要な情報を見られます。この文字盤に表示したい情報については、自分でカスタマイズも可能です。

  • 気分に合わせて文字盤の変更が可能

03

今日の睡眠スコアは何点? 睡眠の質をより詳細にモニタリング

今回、「HUAWEI Band 10」のグレードアップした機能のひとつが、睡眠のデータ管理。以前のモデルから、睡眠モニタリングの機能は定評がありましたが、今回はさらにパワーアップ! 睡眠中の平均心拍変動(HRV)を取得し、体だけでなく、ストレスレベルなどの心の状態も分析してくれます。

ちなみに、「心拍変動」とは連続する心臓の鼓動間の時間間隔の変化量を表すもの。この数値から、ストレスのレベル、リラックス状態、健康状態を分析できます。睡眠時心拍変動がある程度高いことは、良質な睡眠状態の兆候であり、値が低い場合は、ストレスが高く健康状態の低下の兆候だそうです。

眠っている間に、睡眠時間や睡眠の深さなどの計測だけでなく、心拍数や心拍変動、血中酸素、呼吸数を計測。毎朝起きてデータを見ると、睡眠の質をスコアで表示し、計測した数値が自分の過去の平均範囲内かどうか表示されています。

うっかりうたた寝をしてしまった時もスマートバンドは感知しており、仮眠として自動的に計測。そんな繊細な仕事っぷりに、思わず「すごい!」と声を上げてしまいました。

睡眠の長さももちろん大事ですが、睡眠時間が短くなってしまった日も分析結果を見ると、意外と良質な睡眠が取れていたりして。逆に、長く寝てもちょくちょく目が覚めてしまっていて質が落ちている……など、睡眠状態を把握できたことで、睡眠の質を改善する方法に向き合うことができました。

04

自分が気づかないストレスも感知! 気分転換にも

さらに「HUAWEI Band 10」の新機能として面白かったのが、メンタルヘルスのデータも取得できること。つけているだけで、自分でも気づかない情緒の変化を感知してくれます。

例えば仕事中、ミスに気付いて慌てた瞬間、着けていた「HUAWEI Band 10」が振動したので見てみると、「不快な状態です」との表示が。「たしかに!」と驚愕しつつ、一旦深呼吸をし、落ち着いて対処することができました。自分では気づけない気持ちを客観的にデータで指摘してもらえるのは、意外とありがたい機能ですよね。

ストレスを感じた時の呼吸法など、いくつかマインドフルネスの方法も提案してくれるので、気分転換にトライできるのも便利でした。

05

生理管理やダイエットのサポートも。ヘルスケアデータ取得が充実!

もちろん、睡眠やストレスのデータ以外にも、ヘルスケアデータを総合的に取得してくれます。血中酸素レベルを自動測定したり。スマートバンドを着けているだけで健康の変化をしてもらえるのは、安心ですし便利です。

また、女性には生理周期の管理機能も着目したいところ。妊娠可能な期間も確認できるので、妊活中の方にも便利です。日頃から手軽にチェックできますし、次の生理日になると通知をしてくれるので、うっかり忘れていた! ということなく準備ができるのが嬉しいですね。

さらに、体重や食事の管理もでき、ダイエットの相棒としても最適。目標体重と日数を入力すれば、その日の目標運動量を設定してくれるので、ちょっとしたモチベーションにもなります。アプリに登録する食事記録は、スーパーで売っている商品から外食チェーンのメニューまで幅広くデータとして登録されており、カロリー計算も簡単です。

そして、筆者のようなデスクワークが多いタイプに嬉しいのが、座りすぎのアラート機能。仕事に集中して座り続けていると、バンドが振動し「立って動きましょう」と表示してくれます。自分ではあまり意識することがないので、足のむくみや脳のオーバーヒートを防ぐことができました。

バンドを着けているだけで、少しずつ健康を目指せている、という自信につながり、日常が少し楽しくなりますよ!

06

記録できるワークアウトは100種類も! 数値が見られると運動が楽しくなる♪

スマートバンドと言えば、運動の記録も大事な要素ですよね。「HUAWEI Band 10」は100種類のワークアウトのデータをタッチだけで計測できます。

週に一度パーソナルトレーニングジムで筋トレをしている筆者が、さっそく計測。「筋肉トレーニング」を選んでタッチするだけで、記録が開始されます(細身のフォルムだから運動中も邪魔にならず、むしろ軽いので計測していることを忘れるほどでした)。

心拍数を計測し、活動カロリーを計測。終わった後も心拍数を計測して、回復心拍数も計測してくれるので、自身の体力や心肺能力を評価できます。筋トレの達成感とともに、消費カロリーを数字で見ることで、より“やった感”を得られ、いつもより運動が楽しくなりますよ。

その他にも、水泳中に使用すればフォームの分析ができるなど、さまざまなスポーツやワークアウトの計測に対応。体を動かすのが好きな方には、ぜひ使ってほしい機能です。

07

スマートアシスタント機能で、通知や天気が手元でサクッと確認できる!

スマートバンドの大きなメリットとして大きいのが、スマホと連動させるとさまざまなことができること。「HUAWEI Band 10」も、メッセージやスケジュールの通知、アラームやストップウォッチ、そして天気予報やリマインド機能まで、生活の中で「あると便利」がたっぷり詰まっています。

仕事中や荷物が多い時など、スマホを取り出しにくい時も、通知を確認できますし、パパッとスケジュールを確認したい時も、スマートにチェックできます。また、腕でサクッと天気も確認できるので、朝起きて洗濯の可否や、どの洋服を選ぶかなども、文字盤をチラッと見るだけで判断可能。忙しい朝の時間も効率よく使えます。

  • 天気予報表示

ちなみに、iPhoneならば遠隔でスマホカメラを操作する「リモートシャッター」の機能も。三脚やスマホを置ける場所があれば、集合写真やセルフィーも手元で簡単に撮影できます。お出かけ時に重宝する機能ですね。

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今回、「HUAWEI Band 10」を使用することで、自分の体と向き合う良いきっかけになりました。日頃から運動習慣がない方でも、健康のデータを取ることで、ちょっと運動しようかなと思えるきっかけになるかもしれません。

また、デジタル機器が苦手な方、シンプルに時計として使いたい方にも、スマートバンドデビューアイテムとしてもおすすめ。筆者もあまり機械が得意ではないですが、直感的に使えるシンプルな構造なので、快適に使いこなせました。

春は新しいことを始めたい季節。日々の睡眠やワークアウトなど、健康のサポーターとして「HUAWEI Band 10」のある生活を始めてみませんか?

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