マウスコンピューターは、最新Intel Celeronプロセッサー「Celeron N4100」を約1.2~1.3kgの軽量ボディに搭載した11.6型モバイルノートPC「m-Book C シリーズ」の販売を開始した。4コア4スレッド、1.10/2.40GHzで動作するGemini Lake世代の「Celeron N4100」を搭載することで、従来モデルよりパフォーマンスが約1.4倍に向上。Serial ATAIII接続のSSD搭載モデルも用意されており、OS、アプリ、データの読み込みも高速だ。今回マウスコンピューターより実機を借用したので、詳細スペック、使い勝手、パフォーマンスなどについてレビューしていこう。
最小構成モデルは64GB SSD搭載で39,800円(税別)
今回レビューする「m-Book C100BN-S1」は、CPUに「Intel CeleronプロセッサーN4100(1.10/2.40GHz)」、ディスプレイに11.6型HDノングレア (1,366×768ドット、LEDバックライト)を採用。また、メモリは4GB(PC4-19200 DDR4 SODIMM)、ストレージは120GB SSD(Serial ATAIII接続)を標準で搭載している。
「m-Book C シリーズ」には標準構成モデルとして下記の5製品が用意されている。CPUはすべて共通で「Celeron N4100」が搭載されており、メモリの容量、ストレージの種類と容量が異なっている。
m-Book C シリーズのラインナップ | |||
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型番(価格:税別) | CPU | メモリ | ストレージ |
m-Book C100EN (39,800円) |
Celeron N4100 |
4GB | 64GB Serial ATAIII SSD |
m-Book C100BN (44,800円) |
500GB Serial ATAII HDD |
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m-Book C100BN-C (49,800円) |
8GB | ||
m-Book C100BN-S1 (44,800円) |
4GB | 120GB Serial ATAIII SSD |
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m-Book C100SN-S2 (54,800円) |
8GB | 240GB Serial ATAIII SSD |
「m-Book C シリーズ」は、メモリ(4GB/8GB)、SSD(120GB/240GB/250GB/480GB/500GB/960GB/1TB/2TB)、HDD(500GB/1TB/2TB)などのカスタマイズが可能。ただし最も安価な「m-Book C100EN」はメモリとストレージはカスタマイズできない。またほかの標準構成モデルも、ストレージの種類は変更不可で、メモリとストレージをより低容量なパーツには変更できない。というわけでメモリを8GB、ストレージを64GB SSDという構成は選べないが、このような偏ったスペックが必要な方はいないはず。実際に必要とされるカスタマイズ構成は満たしているといえる。
毎日携帯できる約1.2~1.3kgの軽量ボディ
「m-Book C シリーズ」のサイズはW292.4×D206.5×H24.5~29.9mm(折り畳み時)、重量は約1.2~1.3kg。11.6型のボディは、A4サイズが入るバックであれば難なく持ち運べるサイズだ。映り込みが少ないノングレア液晶を採用している点もポイント。照明の多い場所や、屋外でも画面への映り込みを気にせず利用できる。