マイナビニュースは、8月31日(木)、東京・竹橋にて「ヤンマー、リコーが解説! データ分析実践セミナー ~現場の仮説検証を支えるセルフサービスBIとは~」を開催する(協賛:クリックテック・ジャパン)。

データ分析で成功している多くの企業は、データ分析や意思決定のための製品・ソリューションを現場主導で導入している。一方で、「導入したが成果に結びついていない」「分析が目的化している」という声が多いのも実情。また、せっかく苦労して導き出した結果も、タイミングや使い道を間違えればビジネスチャンスを活かし切れない。つまり、よりスピーディに分析結果を出し、正しいアクションを起こすことができれば、おのずとPDCAサイクルが回り、次のアクションまでの期間をさらに短くできる。

同セミナーでは、分析によって得られたデータをもとに、いかに意思決定してビジネスにつなげていくか、そしてそうした組織や文化を醸成していくプロセスについて、事例を交えて解説する。本稿では、2つの基調講演とQlik Sessionの内容について紹介しよう。

ヤンマーのグローバル展開を支えるデータ活用とは

最初の基調講演に登壇するのは、ヤンマーの腕野康史氏。同社の経営企画部においてコンサルティングビジネスの立ち上げを行うと共に、グループ主要プロジェクトの企画構想やグランドデザイン構築などを手がけてきた同氏は、2017年よりビジネスシステム部において主にグループIT戦略立案、およびアジア圏でのデジタルビジネス推進を担当している。

講演では「建設機械で世界と戦う! ヤンマー建機のグローバル展開を支えるデータ活用」と題し、売上構成の半分を占め、建設機械の需要が高まる海外市場において、どのように市場データと販売実績データや建設機械の稼働データを情報共有し、迅速な意思決定で売上拡大に導いたのか、そのポイントを紹介する。

コピー機販売後の収益を最大化させた、リコーのデータ活用法

リコー オフィスプリンティング事業本部 商品戦略センター サービス統括室 三村祐史氏

もう一つの基調講演には、リコーにおいて、各種データを利活用した稼動品質情報システムの立ち上げ、収益性拡大、改善に向けた施策支援や、設計からアフターサービスまでのプロセス改革などを担当する、三村祐史氏が登壇。

「アフタービジネス収益最大化に向けてのデータ活用とBIツール」と題した講演では、社内の採算データを利活用し、"場当たり的な対処療法型組織"から、臨機応変にアプローチしていく"利益創出型組織"へ、どのように変革したのか、また「スタッフ一人ひとりがアフター収益を起点とした行動ができる」ような意識改革に、どう取り組んできたのかを紹介する。

多くの企業で採用されているセルフサービス型BIプラットフォーム

クリックテック・ジャパン ソリューション・コンサルティング部 シニアソリューション・アーキテクト 鈴木珠子氏

さらに、「セルフサービス型BIプラットフォームとしてのQlik」と題した講演も行われる。登壇するのはクリックテック・ジャパンの鈴木珠子氏だ。

IoTなどによるデータ量の増大や、将来予測などの先進的な分析に対するニーズと共に、現場主導でのデータ分析の重要性が高まっている。そんな中、同講演では、データの可視化に加え強固なガバナンス機能により、多くの企業で採用されているQlikのセルフサービス型BIプラットフォームについて、詳細な解説を行う。

ここでしか見られない、リアルなデータを用いたデモも行われる同セミナー。データ活用に興味のある方は、ぜひ足を運んでいただきたい。

セミナーの概要は以下の通り。

  • タイトル:ヤンマー、リコーが解説! データ分析実践セミナー ~現場の仮説検証を支えるセルフサービスBIとは~
  • 開催日時:2017年8月31日(木) 14:30~17:15(受付開始14:00)
  • 会場:パレスサイドビル 東コア9F マイナビルームA
  • 住所:〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 申し込み締切日:2017年8月30日(水) 15:00まで
  • 定員:120名

同セミナーの詳細はこちら>>

[PR]提供:クリックテック・ジャパン