医療の現場で活躍する感熱ラベルプリンター

新常識には含まれなかったが、ラベルプリンターもさまざまな医療シーンで活用されているブラザーのユニークな製品の一つだと平岡氏は述べる。

今年8月上旬に発売される「QL-820NWB」は、臨床検査の現場で、スピッツに貼り付けるバーコードラベル発行機としての需要がある。アナログな情報を記載したラベルではなく、バーコードでスピッツを管理することで、看護師の手間と患者様の取り間違えを減らせるという。また、新機能として黒赤の2色印刷も搭載している。

黒赤の2色印刷に対応した感熱ラベルプリンター「QL-820NWB」。スピッツへ貼り付けるバーコードラベルの印刷に使える

TD-4100N」は、薬局やドラッグストアでのお薬手帳用ラベルプリンターとしての印刷を主に想定している。また、日医標準レセプトソフト「ORCA」からの印刷を想定したドライバーも用意していた。アイニックス社、日本ブレイディ社のリストバンドへの印刷を可能とする「TD-2130N」も参考出展されていた。

お薬ラベルなどの印刷を想定した「TD-4100N

アイニックス社のリストバンド型ラベルなどに印刷できる「TD-2130N」も参考出展

医療現場に注力したソリューションを展開するブラザー販売

ブラザー販売は、医療現場の信頼を得るべく、より製品やサービスを充実させ、ソリューションを強化していく方針だと平岡氏は語る。普段から医療現場で実際にプリンターを使用する人に焦点を当て、使いやすさや快適さを実現するのが、ブラザー販売のソリューションだ。

同氏は最後に、「製品を販売して終わりにするのではなく、故障やトラブル時こそ真摯なフォローが行える体制を作り、医療に従事している方との信頼関係を構築していきたい。そういったお客様視点での対応を行えるのがブラザー販売ではないかと考えております。"at your side"というスローガンに負けないよう、これからも尽力してきたいと思います」と、医療業界への展開に意気込みを見せた。


[PR]提供:ブラザー販売