スマートフォンがない生活なんて、もはや考えられない。それはきっと皆さんもそうだろう。そんなスマホに求めるものは、まず快適な操作性。これは当然! さらに、普段から持ち歩くものだからこそ自分の個性を発揮できるデザイン性も重要だ。

そんな中、ひさしぶりに「おおっ」と思わされる端末が登場した。Galaxyシリーズの最新モデル、Galaxy S8/S8+である。

ついにスマートフォンが新たな段階に入ったと感じる洗練されたデザイン。尖りすぎた端末にありがちな使いにくさもなく、バッテリーや防水防塵といった基本性能にも手抜かりはない。スマートフォンには欠かせないカメラ性能も磨き抜かれ、あらゆる場面で最高の仕事をしてくれるのだ。

このGalaxy S8/S8+が日常に入り込むと、どんな景色が見えるのか。撮影に協力してくれたモデルさんの感想とともに、"Galaxy S8/S8+のある生活"を見ていこう。

この夏は「Galaxy S8/S8+」を持って出かけよう! 写真はモデルをつとめてくれた高村幸恵さん

"画面を持つ"感覚

まずはなんといっても近未来感あふれるGalaxy S8/S8+のデザインに注目だ。

「あれっ、何か今まで使ってきたスマホと印象が違いますね」(高村さん)

たしかに、よくあるスマホと違って、スタイリッシュさが増しているような……。

実際に持ってみるとわかるかな。

……アレッ? このスマホ、縁まで画面が広がっている……というよりも、画面しかなくない!?

全部、画面!

うわー! なにこれ、かっこいい!

手のひらにSFの世界がやってきたのか? と驚いてしまったが、実は本体の左右が曲面になっているのだ。しかも縁ギリギリのところまで画面がきているため、まるで画面だけを持っているかのような錯覚に陥ってしまう。やばくないですか、これ。

そうだ、昔、SF映画でこういう「画面だけ」の端末を見たことあるぞ。物理ボタンがなくて、つるっとした1枚の板みたいになっているのも、未来を感じる理由なのかも。ちなみにディスプレイの名前は「Infinity Display」。名前も未来のアイテムっぽくてすごくいい!

「うわ、すごい! スマホってどれも似たデザインなのが当たり前だと思ってたけど、これなら友だちを驚かせられそう(笑)」(高村さん)

高村さんも大興奮していたが、たしかにこの近未来的デザインは、流行感度の高い人にぴったりのファッショナブルなアイテムにもなりそう! なんとな~く想像していた10年後のスマホが一気に手元に来たぞ、って感じだ。

気になる画面サイズはGalaxy S8が約5.8インチ、Galaxy S8 +が約6.2インチと、スマートフォンとしては最大級。なのに本体そのものはコンパクトで、女性の小さめのバッグにも収まりがいいし、片手で持ったときも持ちづらさはない。"縁ギリギリまで画面"の恩恵はこんなところにも表れている。

「ただ大きくなったんじゃなくて、本体の横幅は今までのスマホと同じか、むしろ細いくらいっていうのがいいですね! 片手で無理なく握れるのがいいです」(高村さん)

そう! そうなんだよね。人間の手には限りがあるから、デカくすればいいってもんじゃない。

本体はコンパクトに、でも画面は大きく。そんな一休さんもびっくりの無理難題をGalaxy S8/S8+は見事に解決してくれたのだ!

小さめのバッグからもスッと取り出せるのは幅が狭いから

で、よく見ると画面自体はけっこう縦長だ。ようするに今までのスマホと比べると、横はそのままで縦に画面が伸びたというワケ。

SNSやスマホ向けのWebページなどは上から下にスクロールするから、縦に長いとその分見やすくなる。特にテキストコンテンツは、むしろ横長になると読みづらくなったりするんだよね。

逆に横にすれば、今度は映画や写真など横長のコンテンツを大画面で楽しむのに最適! 最初見たときは「細長っ」と思うかもしれないが、使えばすぐに実はめちゃくちゃ理にかなった縦横比ということがわかるのだ。

左側がGalaxy S8のスクリーンショット(18.5:9)、右が一般的なスマートフォン(16:9)のサイズに合わせて加工した画像。縦長なことで表示領域が拡大しているのがよくわかる

こちらは上がGalaxy S8で、下が16:9のスマートフォン。下の写真はマイナビベアの手が切れてしまっているが、Galaxy S8はしっかりと写せている