マウスコンピューターから、フルHD液晶を搭載した15.6型スタンダードノートPC「m-Book F」シリーズが登場した。予算や用途に応じて自由に選べる、計10モデルもの豊富なラインアップが魅力だ。その中から今回は、高速SSD搭載モデルm-Book F575SN1-S2を紹介しよう。

15.6型スタンダードノートPC「m-Book F」シリーズの高速SSD搭載モデルm-Book F575SN1-S2

「m-Book F」シリーズは、Intel Core i3-7100U プロセッサー/4GBメモリ/500GBのHDDを備えたHDD搭載モデル「m-Book F535EN1」が6万9800円(税別)、Intel Core i7-7500U プロセッサー/16GBメモリ/960GBのSSD/Office Personal Premiumを備えた大容量メモリ&大容量SSD搭載モデル「m-Book F575XN1-S10」が12万9800円(税別)と、第7世代CPU搭載モデルだけでも計10モデルの幅広いラインアップを誇っている。いずれもフルHD表示の15.6型液晶を搭載しており、複数ウィンドウを用いた作業も快適にこなすことが可能だ。その中でも今回試用するm-Book F575SN1-S2は、優れた処理能力を発揮するIntel Core i7-7500U プロセッサーや8GBメモリに加えて、データへの高速アクセスが可能な240GBのSSDを搭載。起動時間の短縮やストレスのない大容量データの読み書きなど、作業効率の大幅なアップが期待できる。

高水準でバランスのとれたパフォーマンス

それではここからm-Book F575SN1-S2の実力を見るべく、各種ベンチマークの結果をチェックしていきたい。なおベンチマークの実施にあたっては、本機が備える最大パフォーマンスを確認するため、付属アプリケーション「CONTROL CENTER」のパフォーマンス切り替え機能で「パフォーマンス」を選択してある。

まずはWindowsの快適さを評価するプログラム「WinSAT.exe」の実行結果を「Windowsエクスペリエンス インデックス」の形式で紹介しよう。「一番低いサブスコア」はグラフィックスの5.1だが、ブラウジングや一般的な作業を行うには十分といえるだろう。それ以外の項目は、プロセッサが7.7、メモリが7.9、プライマリ ハードディスクが8と、同クラスのスタンダードノートPCと比べて優秀なスコアを記録している。

Windowsエクスペリエンス インデックスの結果

PCの総合的な力を見る「PCMark 8」の総合スコアについても、スタンダードノートPCとして高水準な2,996をマーク。グラフィックス性能を測る「3DMark」は、DirectX 11対応のグラフィックテスト「Fire Strike」が809、DirectX 12対応のグラフィックテスト「Time Spy」が353となっており、こちらはグラフィックスにCPU統合型の「Intel HD グラフィックス 620」を採用していることを考えれば十分な数値といえる。

「PCMark 8」の結果

「3DMark」Fire Strikeの結果

「3DMark」Time Spyの結果