マウスコンピューターのゲーマー向けを中心としたハイエンドPCブランドの「G-Tune」では、最新3Dゲームのハードな要求に応え、ユーザーの快適なプレイを強力にサポートするマシンがラインアップされている。その中でも17.3型の大型4Kディスプレイを搭載したハイエンドゲーミングノートPCが「NEXTGEAR-NOTE i7901」シリーズだ。そのベーシックモデルである「NEXTGEAR-NOTE i7901BA1」の実力を紹介しよう。

17.3型の大型4Kディスプレイを搭載した「NEXTGEAR-NOTE i7901BA1」

デスクトップ並みの性能を持つゲーミングノート

「NEXTGEAR-NOTE i7901」シリーズは、G-TuneブランドのノートPCとしては最大の17.3型ディスプレイを搭載したモデル。しかも解像度は3,840×2,160ドットの4K。大画面かつ超高解像度だから、美しい映像で迫力のゲームを楽しみたい人にぴったりだ。

3,840×2,160ドットの4Kディスプレイを搭載

性能の高さも折り紙付きだ。シリーズ中、最も手頃な価格で購入できる「ブロンズモデル」である「NEXTGEAR-NOTE i7901BA1」でも、発売されたばかりの第7世代Coreプロセッサーの最上位モデルであるCPU、Intel Core i7-7700Kに、16GBのメモリを組み合わせたパワーマシンなのだ。もちろん、ストレージはSSD+HDDのデュアルストレージで、速さと容量を兼ね備えている。グラフィックス機能はGeForce GTX 1080を採用している。見た目はノートPCでも、その中身は一般的に販売されているデスクトップPCよりはるかにハイスペックだ。

基本的な性能を見るために、本機を利用して、まずはWindowsの快適さを評価するプログラム「WinSAT.exe」の実行結果を「Windowsエクスペリエンス インデックス」の形式で紹介しよう。全体的に非常に高い性能を持っていることがわかる。

Windowsエクスペリエンス インデックスの結果

PCの総合的な力を見る「PCMark 8」の実行結果も非常にいい。グラフィックス性能を測る「3DMark」は、高性能なPCということでDirectX 11対応のグラフィックテスト「Fire Strike」と、DirectX 12対応のグラフィックテスト「Time Spy」を4K解像度で実行したが、こちらも高いスコアだ。

「PCMark 8」の結果

「3DMark」Fire Strikeの結果

「3DMark」Time Spyの結果

FF14もドラクエXも4Kで快適プレイが可能!

実際にゲームをしたときの様子については、2つのゲームベンチを実行してみた。実行環境はいずれもウィンドウモードだ。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」は2種類の解像度で実行してみた。フルHD解像度でグラフィックスを「最高品質」にした状態で「非常に快適」という結果が出た。4Kで「最高品質」にした結果は「とても快適」と1段下がる結果にはなったものの、文字通り快適に遊べるだろう。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」をフルHD解像度、「最高品質」で実行

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を4K解像度、「最高品質」で実行

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」は、4K解像度でグラフィック設定を「最高品質」に設定した結果、「すごく快適」というスコアが出た。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」を4K解像度、「最高品質」で実行

ベンチマーク実行中の画面はいずれもスムーズな表示で、繊細な表現も十分に再現されていた。ディスプレイの性能として4K解像度を持っていても、現実にはその解像度でゲームをプレイすると負荷がかかりすぎるというマシンもある中、このモデルは本当に快適に4Kゲームを楽しめそうだ。

また、VRでゲームを楽しみたいという人にも安心だ。搭載されているGeForce GTX 1080はVR動作に十分な性能を持つグラフィックボードとして「VR Ready」認証を受けているもの。そのため、しっかりとVRで楽しむことができる。実際の性能がどの程度のものかについて、VR性能をはかるベンチマーク「SteamVR Performance Test」を実施してみたところ、非常に安定した状態でVRを楽しめるという結果が出た。VR目当てで購入しようという人にとっても、まず間違いのないマシンだ。

SteamVR Performance Test