2016年12月からTVで放映されている、人気アイドルグループ「乃木坂46」によるマウスコンピューターの「mouse」ブランド新CM。乃木坂46がネズミに扮してオリジナルCMソング「マウスダンス」とともに踊るこのCMで、メンバーが手にしているノートPCが、CM公開記念の限定モデル「MB-B502E」だ。2万台限定で、39,800円(税別)というお得な価格を実現した、この15.6型ノートの魅力を探っていこう。

CM限定モデル「MB-B502E」

乃木坂46が「マウスダンス」を披露するTV-CMは一見の価値アリ

この価格でも充実したスペック

「MB-B502E」は、15.6型のスタンダードなノートPC。最大の魅力は、39,800円(税別)という圧倒的な低価格にある。しかもCPUは、安価なノートPCやWindowsタブレットに使用されるAtomよりもワンランク上の4コアモデル、「Intel Celeron N3160」だ。定格クロック1.60GHz、Burst Technology 2.0動作時には最大2.24GHzまで上昇するため、価格以上のパフォーマンスが期待できるだろう。GPUは、CPU内蔵グラフィックスの「Intel HD グラフィックス 400」が利用される。

4コア4スレッドのIntel製CPU「Celeron N3160」を搭載し、インターネットやビジネスアプリを快適に利用できる

GPUは、CPU内蔵グラフィックスの「Intel HD グラフィックス 400」が利用される

メモリは標準で4GBを搭載し、日常使いには十分。さらにストレージには、HDDよりも圧倒的に高速で消費電力が低く、衝撃にも強い240GBのSSDを採用。ベンチマーク結果を見れば、その速さがわかるだろう。まさに大盤振る舞いのモデルといえる。もちろん価格に応じた部分もある。例えばグレア液晶パネルの解像度は1366×768ドットと、フルHDが増えた現在では若干控えめのスペックだ。だが、解像度が上がることで、そのぶん動作が重くなる処理も存在するため、バランスが取れているともいえる。価格と性能に応じたスペックだろう。なお、控えめの解像度には文字が適度な大きさで表示されるというメリットもある。

HDDに比べさまざまな長所を備えたSSD。ここでは、ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 5.2.0」で速度を計測した

シンプルで利用シーンを選ばないデザイン

本機のデザインはグレーとブラックを基調としたシンプルなものだ。ともすればビジネスライクともいえそうだが、主張が少ないだけに家庭でも職場でも違和感なく利用できるデザインだろう。グレー一色の天板に、2016年に一新された「mouse」ブランドのロゴを配置。底面はブラックで、梨地加工が施されているため、片手で持ってもしっかりとホールドできる。手前側の左右にはステレオスピーカーを配置している。

天板はグレー一色のデザイン。シンプルでわかりやすくなった「mouse」ロゴが映える

背面は滑りにくい梨地加工が施されたブラック。手前側の左右に見えるスリットには、ステレオスピーカーが内蔵されている

公称消費電力は標準時約5.3W、最大時40W。消費電力の低さを裏付けるかのように、ACアダプタもW8.9×D2.6×H3.5cmほどと小さい。ACケーブルも2ピン仕様で、かさばることがない。この大きさならば、持ち運びが苦になることもないだろう。

着脱式で取り外しが行えるバッテリーと、小型で持ち運びやすいACアダプタ、ACケーブル