スマホゲームといえば、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。シンプルなゲーム性、簡素なグラフィック、ちょっとしたスキマ時間にプレイできるお手軽さ……ちょっと前なら、そういったイメージが強かったと思う。

しかし、端末の性能が年々向上していることもあり、ここ最近のスマホゲームは据え置き機に勝るとも劣らないクオリティのタイトルが数多く登場している。グラフィックも3Dが当たり前だし、ゲーム性も高い。"据え置き派"のゲーマーも十分に楽しめるものがたくさんあるのだ。とはいえ、スマホゲームではまだちょっと発展途上だな……と感じるのが「RPG」(ロールプレイングゲーム)ジャンル。良作もたくさんあるのだけど、どこか物足りなさを感じているユーザーも多いのではないだろうか。そんな折、セガゲームスの担当者が「"据え置き派"のRPG好きに自信を持っておすすめしたい!」と自信満々に紹介してくれたタイトルがある。

『チェインクロニクル3』ゲーム画面

11月24日にサービスを開始した『チェインクロニクル3』である。前作となる『チェインクロニクル』は、もともとRPG好きの間で評価の高かったスマホゲームだが、担当者によると、最新作となる今作では「RPG好きのツボをこれまで以上にがっちりおさえました!」というのだ。なんともすごい自信である。

そこまで言うなら、どれくらいすごいゲームに仕上がったのか聞かせてもらおうじゃないかと思ったのだが、その前にふと素朴な疑問が湧き出てきた。そもそも「RPG好きのツボ」ってなんなんだ?

RPGというジャンルは実は定義が難しく、タイトルによってゲーム性がまったく異なっている。スマホからゲームに入った世代と、据え置き機でいわゆるJRPGを楽しんでいた世代では、RPGに期待するものも違うのではないだろうか。

そこでマイナビニュースでは、RPGについてのアンケートを行うことにした。対象はマイナビニュース会員500名。年代は30~40代がメインで20代も若干名。いわゆるファミコンからプレイステーションあたりでがっつり楽しんでいた世代だろうか。

人気RPGはやはり

さっそく結果を見てみよう。

まずは、普段どんなジャンルのゲームをプレイしているのかを聞いてみよう。

「普段しているゲームのジャンルは何ですか?」

これに対する回答でもっとも多かったのは「RPG」となり、大人世代のRPG好きが証明された形となった。

では具体的にどんなタイトルやシリーズが人気なのか。

「好きな据え置き、携帯ゲーム機のRPGゲームのタイトルをおしえてください」(複数回答可)

結果は『ドラゴンクエスト』シリーズと『ファイナルファンタジー』シリーズが、他の作品にかなりの差をつけてワンツーフィニッシュ。さらに複数回答ではなく、「もっとも好きなゲーム」については、両タイトルだけで6割の票を獲得した。予想していた結果ではあったが、やはり2大RPGの人気はすさまじい。

「その中で一番好きなゲームを教えてください」

では、そんなオトナゲーマーが今遊んでいるスマホRPGは何だろう?

「スマートフォンでRPGを経験したことはありますか?」

「好きなRPGのタイトルを教えてください」

結果を見てみると、なんと据え置きと同じく『ドラゴンクエスト』、『ファイナルファンタジー』シリーズが他作品をぶっちぎって人気という結果に! もちろんスマホ版のドラクエ、FF共に人気タイトルではあるが、アプリのDLランキングなどから考えると他作品ももっと拮抗してしかるべきだろう。

このことから一つの仮説を立ててみた。

ずばり、「20~40代のRPG好きの多くがスマホにおいても『ドラゴンクエスト』、『ファイナルファンタジー』で遊ぶのは、タイトルへの信頼性に加えて、据え置き機のRPGに近い面白さを期待しているからでは?」というものだ。平たくいうと、「オレらが好きな"あのRPGっぽさ"を期待できるとしたら、やっぱドラクエかFFじゃない?」ということである。

では、"あのRPGっぽさ"とは具体的に何か。

さらに深く掘り下げて回答を見てみると……。

RPGのどういうところが好きですか?

1作目から最新作までの堀井さんのブレない世界観。「ベタ」な展開が多いんですが、それがドラクエの良い所(東京都在住・40代男性・好きなゲームは『ドラゴンクエスト』シリーズほか)」
ストーリー、グラフィックが良いところ(埼玉県在住・20代男性・好きなゲームは『ファイナルファンタジー』、『テイズル オブ』シリーズほか)
ストーリー性が良く、映画のような感動がある(青森県在住・30代男性・好きなゲームは『ファイナルファンタジー』、『サガ』シリーズほか)

前述の「好きなRPG」に『ドラゴンクエスト』、『ファイナルファンタジー』といったJRPGを選んだ方の多くが挙げている「好きな理由」が、「ストーリーの良さ」である。 「美麗なグラフィック」や「音楽」なども挙がっているが、ぶっちぎりで最多回答なのが「ストーリー」なのだ。つまり、「RPG好きのツボ」とは「ストーリー」であるということになるわけだが、そうはいっても今どき、ストーリーが用意されているスマホRPGなんて珍しくもない。

エンディングがあるスマホRPG『チェンクロ3』

そんな中で『チェインクロニクル3』担当者がそんなに自信満々なのはなぜか。

それはですね、単に"ストーリーがあるよ"というレベルではないからです。前作もストーリーをご評価いただいていましたが、今作では前作の世界観を引き継ぎ、さらに5つの舞台にそれぞれ異なる5つのシナリオを用意しました。すべてのシナリオに主人公がいて、どれがサブというわけではなく、すべてがメインストーリーとなっています。物語を進める順番もプレーヤーの自由です(担当者)

5つの舞台に5つのシナリオ! ストーリー性重視のRPG好きにはたまらないシステムじゃないか。ということはもしかして、その5つのシナリオが最後に……。

はい、5つのシナリオは独立していますが、ときには別の物語、別の主人公とも交差しながら進んでいき、最終的に一つのストーリーへと収束していきます(担当者)

最初は別々だったストーリーが収束するの大好物! そういうの大好物ですよ!

……ん? ということは、エンディングがある?

はい。『チェインクロニクル』はもともとエンディングがあるRPGです。今回もしっかりとエンディングを迎えて終わります(担当者)

それ、すごく大事。実は今回、もう一つだけアンケートをとっていた。それは「ストーリーがずっと続くゲームと、終わりがあるゲームのどちらが好きですか?」というものだ。

「ストーリーがずっと続くゲームと終わりがあるゲームのどちらが好きですか?」

これに対して、実に7割のユーザーが「終わりがあるゲーム」を支持している。そうなのだ。「ストーリー重視というなら、きっちり綺麗に終わらせてほしい」のだ。ただ、これはアップデートでいくらでも新要素を追加できるスマホRPGとはあまり相性がよくない要素でもある。だって、終わらせたらもう稼げないもんね。

ストーリーの完成度を上げるにはエンディングを用意しないといけない。が、人気のあるゲームはずっと運営しないといけない。結果、ストーリーの完成度が落ちていく……というジレンマがあるわけだ。

そんな中で『チェインクロニクル3』は数少ない「ちゃんと終わるRPG」であり、それだけでもうRPG好きの心がくすぐられるというものである。

さらに、「前作と同様、仲間には一人ひとり物語を用意していますが、メインストーリーとは独立していたチェインストーリーとは違って、今作では"誰が仲間になるか"次第でメインストーリーが変化するようになっています」とのこと。

これは嬉しい要素だ。ともすれば「ガチャでゲットしただけの単なるカード」になりがちなキャラクターだが、シナリオにガッツリからんでくれれば愛着も湧くし、ストーリーにも厚みが出るというもの。しかも独立したサブストーリーではなく、メインのストーリーに影響するというのが高ポイント(作る方はさぞ大変だろうが……)。

なるほど、まさに「RPG好きのツボ」をおさえた作品といえそうだ。

『チェインクロニクル3』はシリーズ第三部という位置づけだが、ここから始めても問題なく楽しめるとのこと。もちろん、前作をプレイしてからなら、さらに楽しめることだろう。

新たな物語が、どんなエンディングを迎えるのか。いちRPG好きとしても楽しみだ。

『チェインクロニクル3』、iOS版はこちら、Android版はこちら

『チェインクロニクル 3』TVCM


『チェインクロニクル3』

――つづく未来。記せ、新たなる年代記(クロニクル)を
『チェインクロニクル3』は、5人の主人公たちの5つの物語がやがて交錯していく、マルチ・チェインシナリオRPG
「聖王国」のヘリオス、「賢者の塔」のアリーチェ、「炎の九領」のエシャル、「砂漠の湖都」のセレステ、「精霊島」のアマツ。それぞれ、まったくテイストの異なったシナリオで展開していき、交錯する5人の旅は最終的にひとつの物語へと収束していく
対応端末:iOS/Android
配信日:2016年11月24日
価格:基本無料/アイテム課金

聖王国 ヘリオス

賢者の塔 アリーチェ

砂漠の湖都 エシャル

精霊島 セレステ

九領 アマツ

(C)SEGA

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