まだまだ猛暑が続く今年の夏。様々なスポーツの大会が行われ、夏の暑さに負けない熱い闘いが繰り広げられている。特に、近年活躍目覚ましい女子アスリートたちの雄姿に熱い視線を送る方も多いのではないだろうか。そこで今回、スポーツはもちろん、映画鑑賞やグルメ、ゲームに熱く情熱を燃やす女子を描くマンガご紹介する。

『味噌汁でカンパイ!』笹乃さい

『味噌汁でカンパイ!』(C)笹乃さい/小学館

笹乃さいの「味噌汁でカンパイ!」は、味噌汁をテーマにしたグルメマンガ。中学2年生の善一郎は、9年前に母親を亡くし父子家庭で育つ。ある日コンビニで朝ごはんを買う善一郎を見つけた幼馴染の八重は、彼のために毎朝美味しい味噌汁を作ろうと奮闘する……。

たまに失敗もするけれど、善一郎のために一生懸命味噌汁を作る八重
『味噌汁でカンパイ!』(C)笹乃さい/小学館

レシピや味噌汁の豆知識なども豊富
『味噌汁でカンパイ!』(C)笹乃さい/小学館

「しじみの砂抜き」や「出汁の取方」、「洋風味噌汁」「味噌講座」など、読むだけでちょっとした味噌汁博士になれること請け合い。2人の恋愛はどう発展していくのか? そして次の味噌汁の具は何なのか?

『木根さんの1人でキネマ』アサイ

『木根さんの1人でキネマ』(C) アサイ/白泉社

アサイの「木根さんの1人でキネマ」は、休日は映画を見て自身の映画ブログをアップするのが唯一の趣味という、30代独身OL、木根真知子の日常を綴ったマンガ。

週末に家で映画を観ようとしていた木根の元に現れたのは、特に仲が良いわけではない同期の水城。早く帰ってほしいのだが、夫の浮気現場を目撃した水城はなかなか帰らない。痺れを切らした木根は、貴様には解らんだろうと、自分の好きな映画『バットボーイズ2バッド』を水城に見せるのだが……。

過激すぎる映画オタクの木根さん。全国の映画オタクが誤解されなければ良いのだが……
『木根さんの1人でキネマ』(C) アサイ/白泉社

仕事の付き合いより映画を取るのだ
『木根さんの1人でキネマ』(C) アサイ/白泉社

彼女独自の映画評論に加え、ようやく出会えた相棒の佐藤(旧姓水城)との珍道中(?)が繰り広げられる。映画ファンなら思わず “あるある”といってしまう笑える話が多い良作である。

『コンビニお嬢さま』松本明澄

『コンビニお嬢さま』(C)松本明澄/講談社

松本明澄の「コンビニお嬢さま」は、コンビニが大好きな良家令嬢のコンビニグルメストーリーだ。本作の主人公は頭脳明晰・文武両道で学校の誰もが憧れる兎月翠里(うづきみどり)。厳格すぎる家庭に育った翠里は、コンビニのいわゆるジャンクフードに夢中になってしまう。しかし、買い食いなどできない彼女は、こっそり自宅に持ち帰り、冷めたコンビニ飯をアレンジして食すようになった。

そんなに食べたいですか? と思ってしまうが……
『コンビニお嬢さま』(C)松本明澄/講談社

コンビニ飯をとても美味しそうにアレンジするのだ
『コンビニお嬢さま』(C)松本明澄/講談社

日常的にコンビニを利用している人からすると、そんなに魅力的か? と思うコンビニ飯に新たな発見をさせてくれるようなストーリーだ。

『ラーメン大好き小泉さん』鳴海なる

『ラーメン大好き小泉さん』(C)鳴見なる/竹書房

鳴海なるの「ラーメン大好き小泉さん」はラーメンのうんちくを語る美少女女子高生・小泉さんが主人公のグルメマンガ。実在する店舗をモデルとしたラーメン店で、とにかくラーメンを食べまくる姿は神々しい。

普段は冷たい小泉さんも、ラーメンを食べたらこの表情である
『ラーメン大好き小泉さん』(C)鳴見なる/竹書房

もはや神々しくすらある小泉さんの食べ姿
『ラーメン大好き小泉さん』(C)鳴見なる/竹書房

少女マンガのような筆致ながら、その内容はかなりコア。ラーメンの種類や作り方、スープについてなど、ラーメンの魅力が端々に描かれているグルメマンガである。小泉さんとどうしても仲良くなりたい大澤悠、秀才な同級生の高橋潤など、サブキャラも個性が強く、学園ものとして楽しく読める側面も……。ラーメンのトリビア的情報も手に入り、まさに"飯テロ"。深夜の閲覧には十分ご注意を!

『ハイスコアガール CONTINUE』押切蓮介

『ハイスコアガール CONTINUE』(C)Rensuke Oshikiri/SQUARE ENIX

押切蓮介の「ハイスコアガール CONTINUE」は、90年代のアーケードゲームをテーマにした熱いラブコメマンガ。勉強、運動がまるでダメな主人公・矢口ハルオは、自身の“聖域”ゲームセンターで、なぜか超お嬢様でクラスのマドンナ、大野晶を発見する……。

禁断の台蹴り
『ハイスコアガール CONTINUE』(C)Rensuke Oshikiri/SQUARE ENIX

からのグーパン
『ハイスコアガール CONTINUE』(C)Rensuke Oshikiri/SQUARE ENIX

大人顔負けのテクでゲームをする大野さんにも、小学生らしく初々しい一面があるのだ
『ハイスコアガール CONTINUE』(C)Rensuke Oshikiri/SQUARE ENIX

「ストリートファイターⅡ」「ファイナルファイト」「源平討魔伝」など、懐かしいゲームの解説は、当時を知る世代にはグッと来る内容。またヒロインが一言も喋らないという稀有なマンガでもある。彼女は敵なのか味方なのか、ハルオと晶の恋の行方はいかに?

『のぼる小寺さん』珈琲

『のぼる小寺さん』(C)珈琲/講談社

流行のボルダリングにスポットを当てたのが珈琲の「のぼる小寺さん」。主人公は、ひたすらボルダリングに挑む小寺さん。ボルダリング部という珍しい部活に入っているからか、好奇の目で見られることが多い。しかし、そんな彼女のひたむきな姿に男子生徒たちはつい見とれてしまうのだった。

目立った友達付き合いはないものの、話すだけで誰とでも仲良くなってしまう不思議な女の子である小寺さん。勉強も部活もやる気のない卓球部の近藤や、虚無感たっぷりの倉田、中学時代小寺さんに振られた四条など、個性的なキャラクターが沢山登場する。

ボルダリング中の小寺さんは美しい
『のぼる小寺さん』(C)珈琲/講談社

ひたむきな小寺さんの姿に影響され、成長していく登場人物たち
『のぼる小寺さん』(C)珈琲/講談社

ほのぼのとした青春ストーリーかと思いきや2巻からは大会に参加するなど熱血部活ストーリーに? 今後の展開が気になる作品だ。

『ガットショット』佐藤まさき/日本ポーカー協会

『ガットショット』(C)佐藤まさき 日本ポーカー協会/双葉社

佐藤まさきの「ガットショット」は、ポーカーに青春を捧げた少年少女がそれぞれの目標に向かって突き進む熱きポーカーストーリー。いつも人の顔色ばかり気にしている根暗な高校生の二ノ岬凛は、ある日突然、“ポーカー世界チャンプのDNAを持つ男”黒葉一馬と勝負をすることになり、勝ってしまう。その後、自分を変えるためにポーカー部に入った凛は、秘められた能力を開花させていく。

まわりの空気を読んでばかりの凛は、類まれな才能を開花させていく
『ガットショット』(C)佐藤まさき 日本ポーカー協会/双葉社

ポーカーの駆け引きを臨場感たっぷりに描いているのも本作の魅力だ
『ガットショット』(C)佐藤まさき 日本ポーカー協会/双葉社

駆け引きの世界を巧みに描いた青春マンガ。強敵を前にしたポーカー部の行く末は、あなたの目で確かめていただきたい。

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