PCメールでの連絡はもう限界……

コネクシオは、1997年に伊藤忠商事の100%出資子会社として設立され、携帯電話市場の拡大を牽引してきた企業だ。コネクシオでは、個人向けの携帯電話販売を手がけるコンシューマ事業をメインとしており、コンシューマ事業では、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクといった3大通信キャリアの認定ショップを全国で400店舗以上運営するほか、家電量販店等への卸売や販売支援も行っている。他にも、法人向けの携帯電話販売やクラウドサービス・IoTソリューションを提供する法人事業を展開し、携帯電話に関するビジネスを幅広く手がけている。

そうした中、同社のコンシューマ事業では、キャリア認定ショップで働くスタッフへの情報伝達や、スタッフ間の情報共有に課題を感じていた。

キャリア認定ショップ 副店長 山崎新太郎氏(左)、
スタッフ教育担当 営業推進統轄部 統轄一課 神田琴美氏(右)

「スタッフ全員が会社用メールアドレスを持っており、スタッフ間では基本的にメールを利用して連絡を行っていましたが、メールを確認するツールは社内のPCのみでした。そのため、スタッフ間でリアルタイムな情報共有ができず、急きょ新しいキャンペーン施策を開始する場合など、スタッフにすぐに把握してほしい情報を周知するのに苦労することが多くありました」と語るのは、キャリア認定ショップ副店長の山崎新太郎氏だ。

また、スタッフ教育に携わる営業推進統轄部 統轄一課の神田琴美氏も「従来は、担当する店舗の教育担当スタッフ5~7人くらいにメールを一斉送信していました。また、資格試験の受験者や接客コンテストへの参加者など、一度に20~30人へメールを送ることもありました。しかし、店舗スタッフはシフト制で働いているため、PCのメールを確認できる時間にバラつきがあり、情報の伝達にタイムラグが生じることがよくありました。またメールに返信がない場合、スタッフがメールを確認したかどうか把握できないといった問題がありました」とスタッフとのコミュニケーションにおける苦労を語る。 メールを受け取っても、キャリア認定ショップの営業時間内は来店客の対応が最優先であるため、PCの前でゆっくりとメールを確認できる時間はなかなかとれない。セキュリティの問題から、個人のスマートフォン等からメールを確認できるようにするわけにもいかず、不自由な状態で業務を行っていた。こうした問題を解決すべく導入されたのが、ワークスモバイルジャパンが提供する法人向けコミュニケーションツール「Works Mobile」だった。

個人のスマホが仕事でも使える!? スキマ時間を活用し、コミュニケーションを気軽に

Works Mobileは、チャットや無料通話、カレンダー、メール、アドレス帳、ストレージといった機能をひとつのスマートフォンアプリで利用できる次世代グループウェアだ。チャット機能では、誰もが使い慣れたLINEのインタフェースを踏襲しており、LINEスタンプも利用可能。新人スタッフでもすぐに使いこなせるため、使用方法についての教育や研修が不要なところもポイントだ。また、充実したセキュリティ機能やSLA(サービス稼働保証)も備えており、ビジネスで安心して利用することができる。

Works Mobileのセキュリティ機能・管理機能を活用して、コネクシオではスタッフが個人で所有しているスマートフォンからのWorks Mobile利用も許可した。これにより、従来どおりのPCからの利用に加え、個人のスマートフォンでいつでも手軽に連絡をとることができる。

「通常、新しいツールを導入するとなるとハードルが上がりますが、Works MobileはLINEと同じような感覚で使用することができるので、抵抗があるというスタッフはいませんでした。PCでメールのやりとりをするよりもずっと楽になりましたね。私が担当している店舗では、スタッフ全員がスマートフォンから利用していますが、個人の端末を使うことに抵抗がある人は社内PCからの利用でも構わないですし、休日や業務時間外には通知を受けとらない『おやすみモード』の設定もあるので、シフト勤務で休日が異なるスタッフにとっても使いやすいです」と山崎氏は語る。

また、コミュニケーションの変化について山崎氏は次のように話す。「メールだと一方通行のコミュニケーションになりがちでしたが、Works Mobileを導入してからは気軽に返信ができ、以前よりも円滑なコミュニケーションがとれるようになりました。普段はシフトの希望を聞くといったような業務連絡にも利用していますが、これまでは少し言いづらかったことも気軽に相談できる環境づくりにつながったと思います」

スタッフ教育の面でも、Works Mobileによる密なコミュニケーションがプラスに働いている。スタッフには資格試験や接客におけるコンテストがあり、その参加者には極めて細やかなフォローが必要になるのだが、その際にWorks Mobileのチャット機能が活躍するのだという。

「試験やコンテストについての最新の情報やアドバイスがすぐに送れますし、スタッフが空いた時間や休みの日などに考えたことや相談事を、スキマ時間を利用して送ってくれるようになりました。以前のようなPCメールで連絡をとり、店舗で会った時にだけ練習につきあう、といったサポートだけでは足りなかった部分が、Works Mobileで埋められるようになりました」(神田氏)

LINEと同様にスタンプで返事ができる点も、連絡事項を確認したことを手早く伝えられると好評だ。

気軽にスタンプで返事をすることができる ©LINE Corporation

店舗を超え、互いに相談しあえる環境づくりにも期待

以前は、社内メールを使うか個人のメールアドレスを知っているスタッフのみとしか連絡がとれなかったが、Works Mobileではアドレス帳から連絡先の一覧が表示されるため、個人のアドレスを交換していなくても容易にメッセージを送ることができるようになったという。

「よく顔はあわせるけれど連絡先の交換まではしていないという人が多いのですが、Works Mobileのおかげでそういった人にも連絡がしやすくなりましたね。今後はこれを生かして、店舗内だけではなく違う店舗の新人スタッフ同士がつながるような使い方ができればと考えています。同期と一緒なら乗り越えられるような悩みや壁があると思うので、互いに相談しあいながら仕事ができる環境づくりの手助けになってくれると期待しています」と神田氏は話す。

山崎氏と神田氏は、ノート機能など今後の機能拡充に期待をよせているものの、すでにWorks Mobileの導入効果は十分に感じているという。コネクシオでの活用は、従来のPCメールだけでは対応できない、タイムリーで密度の高い連絡が必要となる現場でWorks Mobileが大きな効果を発揮した好例といえるだろう。

Works Mobile導入事例 コネクシオ株式会社

(マイナビニュース広告企画 : 提供 ワークスモバイルジャパン)

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