夏といえばホラーや怪談の季節。テレビや映画では、身の毛もよだつホラーコンテンツが続々と登場します。

今回は、そんな夏にぜひとも読んでみて欲しいオススメのホラー漫画5作品を紹介。とにかくコワい作品や、読むと精神的にジワジワくる作品など、さまざまなタイプの“恐怖”マンガを揃えました。

『魔法少女・オブ・ジ・エンド』

(C)佐藤健太郎(別冊少年チャンピオン)

どこにでもいる普通の高校生の貴衣とつくねの学校に、ある日突然魔法少女が出現。いったい何者なのか? 目的はあるのか? 生徒たちに考える余地を一切与えず、魔法少女は不思議な力で次々と生徒たちを血祭りにあげていく。

貴衣はこの地獄を生き延びることができるのか?
(C)佐藤健太郎(別冊少年チャンピオン)

平凡だった日常が一変する1巻の展開は、惨殺につぐ惨殺の連続。魔法少女との戦いのスピード感も秀逸。あっという間に血に染まった教室は、さながら地獄絵図のようになってしまう。ストーリーが進むにつれて、魔法少女の正体や、意外な“黒幕”が明らかになっていく。

こちらの作品は7月11日まで1巻を無料で公開中! 詳しくはこちら

『PYGMALION-ピグマリオン-』

(C)渡辺千紘/マッグガーデン

全国ご当地マスコット祭りに出かけた高校生・ケイゴと幼なじみのアコ、ケイゴの弟・マコトの3人。そこへ「これから始まるサプライズイベントをお楽しみください」というアナウンスが流れると、突如マスコットたちが“化け物”に豹変し、来場者に襲いかかる。

容赦なく人間を襲うきぐるみたちの正体とは……?
(C)渡辺千紘/マッグガーデン

子どもの頃、きぐるみを見てなぜか泣き出してしまったことはないだろうか? 大きな図体、どこか不気味にも思える笑顔……。本作は、その得体の知れない“恐怖”が現実となり、全国のご当地マスコットのきぐるみが人々を襲いまくるというパニック・ホラーだ。

『鬼畜島』

(C)外薗昌也/竹書房

大学の廃墟研究サークルの活動で、とある孤島へと向かった高久と上原たち。そこには豚の皮をかぶった殺人鬼が潜んでおり、上陸早々、メンバーのひとりが攫われてしまう。乗ってきた船は沈んでしまい、殺人鬼と共に絶海の島に閉じ込められた高久たちは、絶体絶命の状況下で、決死のサバイバルに挑む。

殺人鬼はなぜ島に来た人間を襲うのか?
(C)外薗昌也/竹書房

スプラッタホラーとしてはもちろん、地図に存在しない島、海底に沈む放射性廃棄物、隠れキリシタンの存在など、島にまつわる謎が随所に散りばめられ、サスペンスとしての見ごたえも十分だ。

『シグナル100』

(C)宮月新・近藤しぐれ/白泉社

生徒による悪質な教師いじめが横行する高校を舞台に、これまで虐げられてきた下部先生による復讐が始まる。それは生徒たちを自殺へ導く100の“自殺合図催眠”というものだった。解放される唯一のカギは、自分以外の生徒全員の死。「歩く」ことすら自殺の合図かもしれない極限下に置かれる生徒たちは、生き残りをかけた壮絶な日々に身を投じる。

何が自殺の合図かが分からない生徒たちはトイレに行くことすらできない
(C)宮月新・近藤しぐれ/白泉社

単なる殺し合いとは違い、“どんな行動が自殺の引き金になるか分からない”という設定が斬新な本作。30分以内に4人の死を目撃したら催眠が解除されるボーナスタイムや、生き残るために謀略をめぐらすクラスメイトの存在など、次々に展開していくスピード感あふれるストーリーが魅力だ。

『生贄投票』

(C)江戸川エドガワ/葛西竜哉・エブリスタ/講談社

女子高生・美奈都のスマートフォンに勝手にインストールされた「生贄投票」アプリ。候補者はクラス全員。選ばれた者は24時間以内に課題をクリアできなければ “生贄”となり、“社会的死”が与えられるという。何気なくクラスの女王、入山環奈の名を押した美奈都だが、その結果として、環奈に“社会的死”が与えられることになる。

“社会的死”の制裁を受けた環奈は、その屈辱から学校を飛び出し、凄惨な最期を迎えることになる
(C)江戸川エドガワ/葛西竜哉・エブリスタ/講談社

他の4作に比べスプラッタ描写は少ないものの、クラス内のヒエラルキーや、疑心暗鬼になって友情が破綻していくなど、作品全体に漂う不穏な空気こそが本作最大の“恐怖”だ。


今回は、蒸し暑い夏を乗り切る鳥肌モノの5作品をご紹介しました。テレビや映画と違い、漫画はひとりで読むもの。トリハダモノの恐怖に没頭しすぎて、夜にトイレに行けないなんてことに、ならないように気をつけてくださいね。

(マイナビニュース広告企画:提供 パピレス)

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