前回、楽天証券のファンドアナリスト・篠田尚子氏に投資信託のメリットについて話を伺った、アラサー会社員のHとY。ライフステージに合わせて適度にリスクを取りながら、長期的に資産形成をしていくことの重要性を知った。そこで今回、篠田氏から紹介を受けたピクテ投信投資顧問株式会社の投資信託商品「iTrust」を始めることにした。

相談者プロフィール

H:営業職の独身アラサー女性。この先も独りで孤独に生きていく可能性もあり、不安を覚えている。最近、“転ばぬ先の杖”として投資に関心を寄せていた。前回、篠田さんに勧めてもらった「iTrust」を買っており、投資家デビューを果たしている。

Y:編集職のアラサー男性。既婚者で、そろそろ子どもをつくることを真剣に考えるなかで、貯金だけではなく、資産運用をしたほうがよいのではないか? と考えているが、優柔不断な性格が災いし、未だに投資をするに至っていない。

う~ん。

H あれ? Yさんどうしたんですか?

Y この前篠田さんに教えてもらった「iTrust」を買おうと思ってサイトを見ていたんですが、「世界株式」「バイオ」「ロボ」のどのファンドを買おうか迷っているんです。

ポイント

「iTrust」は様々な業種から世界中の優良企業を選んで投資をする「世界株式」と、1つの産業に特化して投資する「ロボ」と「バイオ」の3種類から選ぶことができるんです。

H 私は今のところ「世界株式」だけ買ってます。Googleの持ち株会社の「アルファベット」とか「ナイキ」とか、知ってる企業が多いので、私でも選びやすかったんです(笑)。

iTrust世界株式では、世界中の優良企業に投資することができる

H 海外の株式って、投資しようとしてもまず選ぶのが難しいし、取引も面倒そう。でも、「iTrust」だと、世界中の優良企業のパッケージをノーロードで投資することができますよ。

ポイント

ノーロードとは、申込手数料無料の投資信託のことです。投資する際に手数料が引かれないので、投資額の100%が実際に投資にされることとなり、投資効率が良いとされます。

Y そうなんですね。でもHさんって医療系のクライアントを担当していることも多いし、てっきり「バイオ」を選ぶんだと思ってました。

H う~ん。最初は私も悩んだんです。でも、パッと見た感じ、知らない企業ばっかりだったというか。やっぱり知ってる企業だと安心して投資できるじゃないですか。だから「世界株式」を選んだんです。

ポイント

産業・業種を絞った「ロボ」「バイオ」は、その産業を取り巻く環境の影響などを受けやすいんです。その産業に追い風の環境下では、大きなリターンが期待できますが、その逆もあります。業種を絞ることでリターンの期待も大きくなりますが、業種が分散されていないことによるリスクも大きくなりがちです。

Y なるほど。僕は「バイオ」と「世界株式」を両方買ってみようかな。先進国は高齢化が進んでるし、医療分野は絶対伸びると思うんですよね。

H 興味がある分野のファンド買うと愛着がわきますからね。私なんて前までは全然興味なかったのに、世界のニュースとかを毎日見るようになりました。それじゃあファンドも決まりましたし、サクっと買っちゃいましょう。証券口座はもう開設しているんですよね?

Y そうですね。やってみましょうか。

ポイント

投資信託を始めるには証券口座を開設しなければいけません。楽天証券などのネット証券は、インターネットでの手続きのみで口座を開設することができるため、ちょっとした時間で開設することもできますよ。

H 楽天証券TOPから「iTrust」で検索してみましょう

Y お! 見つかりました! まずは「iTrust世界株式」を見てみますね!

Y あれ? この「注文」と「積立」っていうボタンはなんですか?

H これは、「一括注文」と「積立注文」のそれぞれの購入画面に進むボタンです。私は一気に沢山投資できるほどお金を持ってないですから、積立にしました。

ポイント

「積立注文」は、毎月自動的に定額で投信を買い増していく注文方法。積立注文は、毎月1,000円以上と、少額から投資することができるので、スタートしやすいんです。また、買付けのタイミングを分散することで、一度にひとつの価格で買うことに比べてリスクが分散される可能性もあります。ただし、一度に大きなお金を投じないため、投資をはじめてからしばらくは、大きな利益が生まれにくいのはデメリットかもしれません。

Y 僕は思い切って一括で買ってみようかな。一気に投資したほうがリターンも大きそうですし。

ポイント

「一括注文」はその名の通り、ある程度の金額分の投信を一括で購入すること。投信の値上がりタイミングが正しく予想できれば、短期間で大きな利益を得ることができます。ただし、値下がりの場合、損失が大きくなってしまうことも。一括注文をするときは、リスクがとりやすい余剰資産で運用することをおすすめします。

H Yさん意外ですね。もっと手堅い方だと思ってました。

Y 別に「一括購入イコール短期勝負」ってわけではないでしょう。最初は多少下がっても、長期で考えているので気にしません。それじゃあ早速注文しましょう。あれ?「目論見書(もくろみしょ)」というのが出てきました。重要そうなので目を通しておきましょう。

ポイント

目論見書とは、投資信託を購入する前に必ず投資家に交付される、いわば投信の"トリセツ(取扱説明書)"のようなもの。すべてに目を通して理解することをお勧めします。特に押さえておきたいところは、「ファンドの目的、特色」、そして「収益分配方針」「基準価額の変動要因」「ファンドの費用・税金」の4つです。

Y 今回の投資額は1,000円にして、設定します!

H 思い切った割に少額ですね!

Y すぐに終わった。こんなに簡単なんですね

H 意外でした? これでYさんも投資家デビューですね!

篠田氏の解説を受け、無事に投資信託の購入を果たし、今後が楽しみだと喜んでいるYさん。果たして彼らが買ったファンドは今後どのように推移していくのだろうか。

(マイナビニュース広告企画:提供 ピクテ投信投資顧問)

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