インターフェースも最上級 - 妥協無しのインターフェース

スペックの特徴に一通り触れたところで、「NEXTGEAR-NOTE i71101SA1」のディテールを確認しよう。筐体のカラーは、G-Tuneのイメージを反映したブラック。天板にはLEDが埋め込まれており、ユーザーが設定したカラーで発光するというギミックを備える。ハイエンドパーツを凝縮しているため、本体寸法はW428×D308×H45mm(折り畳み時)もの大きさ。持ち運びを考える場合は、特に厚みをしっかりチェックしておいたほうが良いだろう。もちろん重量も約4.8kgと外観通り。このほか、出力330Wの電源アダプタもあるため、基本は据え置きで使用するモデルと考えたほうがよさそうだ。

「NEXTGEAR-NOTE i71101SA1」天板の様子。T字のLEDライトの光り方は専用アプリでユーザーが調整できる

底面の様子。大型のゴム足によって重量を支えている。写真左中央のスリットには、サブウーファーユニットが確認できる

筐体と液晶ディスプレイを繋ぐヒンジの左右には、40×20mmのユニットを備えた2.5Wステレオスピーカーを内蔵し、さらに筺体の底面には30×30mmの2.5Wサブウーファーを搭載。映像に負けないサウンドを奏でてくれるだろう。また液晶画面の上部には200万画素のWebカメラと2基のデジタルマイクを搭載しており、ノイズの少ないチャットを楽しめる。これらのサウンドデバイスを活かすため、本機には専用アプリ「Sound Blaster X-Fi MB5」がインストールされている。このアプリを利用すれば、音質の調整やエフェクトの付加などが行え、さらにプロファイル登録も可能なため、より迫力あるオーディオ環境を作ることが可能だ。 付属品はマニュアルや保証書の他、液晶などに利用できるクロスとなる。

ヒンジ部には、40×20mmの大口径スピーカーを搭載。迫力あるサウンドを楽しめる

液晶ディスプレイのフレーム中央上部には、Webカメラとデジタルマイク×2が内蔵されている

ACアダプタと電源ケーブル。アダプタ本体は、W200×D100×H43mmの大きさがあることを覚えておこう

マニュアル、クリーニングクロスなどが付属品として同梱される

専用アプリ「Sound Blaster X-Fi MB5」で、サウンドにイコライジングやエフェクトなどの音響効果を加えることが可能

最大4画面の4K出力に対応したマルチディスプレイ

インターフェースには最新規格がこれでもかと搭載されている。右側面にはmini DisplayPort×2、Thunderbolt(DisplayPort/USB3.1兼用)×1、USB3.0×1、マルチカードリーダ(SDXC/MMCに対応)を装備。いずれの映像出力端子も4K出力に対応しており、本体の液晶ディスプレイと合わせて最大4画面での4Kマルチディスプレイを実現できる。またマルチカードリーダはUHS-IIに対応しているため、規格に準拠したSDカードを用意すれば最大312MB/s(理論値)にも達する転送速度を利用することが可能だ。

右側面には、mini DisplayPort×2、Thunderbolt(DisplayPort/USB3.1兼用)、USB3.0×1、マルチカードリーダを搭載

左側面は、有線ギガビットLAN×2、USB3.0×3、ライン入力、マイク入力、ヘッドフォン出力、光デジタル出力という構成

左側面には有線ギガビットLAN端子×2、USB3.0×3、ライン入力、マイク入力、ヘッドフォン出力、光デジタル出力を搭載。LANコントローラには2基とも「Killer E2400」が採用されており、アプリごとに使用する帯域の調整が行えるほか、チーミングにも対応。無線LANはIEEE802.11 b/g/n対応・ Bluetooth V4.0 + LEモジュールとなっているため、有線LANを優先的に使っていきたい。また、オンラインゲームプレイ時にも安定した通信環境を得ることができる。さらに背面には電源コネクタとUSB3.0×1のほか、HDMI 2.0出力を搭載。外部ディスプレイがHDMI 2.0に対応していれば、HDMIケーブルだけで4K/60Hz出力が行える。

背面には、電源コネクタ×1とUSB30×1、HDMI 2.0×1という3端子を備えている