【特別企画】

タムロン渾身の大口径単焦点レンズ、「SP 35mm・SP 45mm F/1.8 Di VC USD」実写レビュー

1 寄れてブレない万能性、そして「描写力に自信アリ」

豊田慶記
 
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2015年9月、タムロンから新しいコンセプトの単焦点レンズが発売された。タムロンと言えばズームレンズに強いメーカーという印象があるが、フルサイズセンサーに対応した大口径単焦点レンズを同時に2本もリリースしてきたことは驚きだった。それが今回紹介する「SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)」と「SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)」である。

原稿執筆時の対応マウントはニコンFマウント、キヤノンEFマウントの2種類で、ソニーAマウントについては今後対応予定。ちなみに、レンズ名の先頭にある「SP」は、タムロンが最高性能を追求して開発したレンズのみに冠せられる。同社の技術の粋を結集した、いわば「描写力に自信アリ」の証だ。

「SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)」(写真左)と「SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)」(写真右)

どちらのレンズもガラスモールド非球面レンズやLDレンズなどを贅沢に使用し、光源ボケの形が丸く自然な描写になる9枚羽根の円形絞りを採用するなど、画質に対するコダワリを強く感じさせる光学設計となっている。

「寄れる」「手ブレに強い」「使い勝手が良い」

レンズの特徴を簡単に紹介すると、F1.8クラスの大口径単焦点レンズとして世界初となる手ブレ補正機構を搭載し、SP 35mmは最短0.2m/最大撮影倍率0.4倍というマクロレンズ並の接写能力があり、SP 45mmについても最短0.29m/最大撮影倍率0.29倍と、マクロレンズを除外すればトップクラスの近接撮影性能を有している。簡易防滴構造となっているほか、最前面のレンズに防汚コートを施しメンテナンス性への配慮も十分。「寄れる」「手ブレに強い」「使い勝手が良い」の3点を兼ね備えた大口径レンズといったところだ。

実際に手に持ってみるとズシリと重いが、鏡筒の質感とピントリングのラバーの感触が気持ち良い。このレンズに触れた人は「あ、これ高いレンズだ」とわかるハズだ。単体で見た時には「デカい」と正直思わされるが、フルサイズ機に装着した際のバランスが良いので、大きさ重さは「それほどでもない」に印象が変わる。

SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)
ニコン D800使用 F2.2 1/800秒 ISO500

SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)
ニコン D800使用 F2.8 1/500秒 ISO250

次ページではさらに、作例とともに画質や使用感を評価していこう。

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インデックス

目次
(1) 寄れてブレない万能性、そして「描写力に自信アリ」
(2) 近接撮影でもブレない
(3) 鮮鋭なキレ味と豊かな階調表現

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