カゴヤ・ジャパンの創業は、1926年にまでさかのぼる。レンタルサーバー事業のスタートも、1998年と日本では老舗の部類だ。中古パソコン1台から始まったサーバービジネスが、今では7,000台以上のサーバーが稼働する規模にまで成長した。同社のキャッチフレーズ「サーバーは人がまもっている」が示す通り、人手をかけた手厚いサービスが、多くの顧客から信頼を勝ち取っている。

連続増収増益が意味するもの

カゴヤ・ジャパン セールスグループ 部長 猪俣成寿氏

「元々は茶摘みカゴの販売から始まったので、社名にカゴヤと付いています。戦後はLPガス供給、つまりインフラ事業を展開していました。やがて1998年に現社長の北川が、自宅で始めたISPサービスが今の事業につながっています」と、カゴヤ・ジャパン セールスグループ部長の猪俣成寿氏は歴史を振り返る。

プロバイダー事業者間の競争で差別化を打ち出すために、サービスを開始した当時としては、破格の大容量データ保存サービスを提供した。この差別化戦略がヒットし、同社は初期のインターネットユーザーから一目置かれる存在となる。

やがてレンタルサーバーによるホスティングサービスを手がけるようになり、データセンターも自前で設置、今ではコロケーションサービスからクラウドサービスまでをトータルに展開している。

「おかげさまで、地元の京阪神と首都圏を中心に全国のお客様から取引をいただき、ご契約総数は56,000件を超えました。売上、利益ともに、過去最高を更新し続けています」(猪俣氏)

日本中が不況に落ち込んだリーマン・ショックの際にも、売上を伸ばし続けてきたのは、それだけ顧客から高く評価されている証だ。

月額500円のサービスにも充実のサポート

同社の顧客は、猪俣氏によれば「中堅企業と中小企業を中心にご契約をいただいています」となる。その利用目的は、主にコーポレートサイトやECサイトの運用であり、ユーザー企業のほとんどが、自社内に情報システム部門を持たない。

同社の顧客が使いたいのはレンタルサーバーではなく、サーバーをはじめとするシステムが提供してくれるインターネットサービスである。そうしたサービスを活用して、顧客はさまざまな業務を行い、事業を展開する。社内に専属の技術者を抱えていないため、何より困るのは不慮のトラブルである。

「万が一に備えて、当社では土日祝日も含めて電話サポートを受け付けています。たとえ月額500円のメールサービスだけをご利用いただいているお客様でもきちんと対応します。いささかオーバースペックかもしれませんが、お客様が困っておられるなら全力で対処するのが、当社のモットーです」(猪俣氏)

サポートの充実ぶりは、データセンターの体制からも見て取れる。同社では24時間365日、深夜帯も含めて必ず複数のエンジニアがデータセンターに常駐し稼働状況を監視している。

「エンジニア常駐といってもコストを考えれば、せいぜいサーバーの再起動スイッチを入れられる程度のスタッフを配置するのが一般的です。けれども当社は、自社商品の企画開発に携わった経験や、サーバー内にアクセスできる技術を持つ優秀なエンジニアを配置しています。お客様にとって特に深刻なトラブルとなりがちなのは、やはり夜間の障害ではないでしょうか。そういう時こそ頼りになるエンジニアが必要だと考えているのです」(猪俣氏)

充実したサポート体制が整う

手厚いサポートは、ITに強くない顧客にとっては頼もしい限り。曜日や時間を問わず親身に対応してくれる体制は、自然と顧客満足度を高める。その結果が、既存顧客から新たな顧客への紹介につながっている。この「満足が紹介を生む」プロセスを理解している同社にとって、サポートセンターとは「コスト」センターではなく、「バリュー」センターとなる。サポートを新たな価値を生むための投資として捉えた結果が、連続増収増益として実を結んでいるのだ。

インフラに特化した事業展開

同社が提供するサービスは大きく分けて3つ、レンタルサーバーサービス、クラウドサービス、コロケーションサービス。いずれも企業活動のインフラを支えるサービスである。レンタルサーバーではコストパフォーマンスの高い共用サーバーから専用サーバー、リソースの増減が簡単に行えるなど専用サーバーにクラウドサービスのメリットを付加したタイプまでを揃えている。

「専用サーバーサービスでは当然、クラウド時代ならではのベアメタル技術も導入しています。けれども、お客様に対してそうした先進技術のアピールは、あえてしていません。我々のお客様は、バリバリのIT技術者ではなく、とにかく安定したサービスが使えれば良い、とお考えの方がほとんど。ですからお客様にとってどんなメリットがあるのかがわかりやすいようにサービスを切り分け、説明も費用に対して得られる価値に絞り込んでいます」(猪俣氏)

ややプロ向けのクラウドサービスでは、仮想化技術を最大限に活用した仮想専用サーバーサービスと、低価格でプライベートクラウド環境を構築できる専用サーバーサービスを提供している。

コロケーションサービスに関しては、2014年に新たにデータセンターを拡張し、ラック数は合計で京都最大級となる約700となった。

お客様の、お客様の、お客様のために

「世界的にはアメリカ政府採用をアピールしているクラウドサービスなどもありますが、コストを細かく見ていただければ、決して安くないことがわかります。またメニューには、ITリテラシーの高い技術者にしか使えないものも多くあります。これに対して当社がアピールしているのは、サポートを含めた使いやすいサービスとコストのバランスのよさ。このメリットを理解いただける方が、当社の顧客となってくださるようです」(猪俣氏)

サーバーの意味合いは「所有するもの」から「使用するもの」へと変わってきている。自社内に物理的にサーバーを置く企業は、今後どんどん減っていくだろう。最近は何でも「クラウド」が流行りとなっているが、実際にサーバーを使うユーザーからすれば、サービスが安定していてコストを抑えることができるなら、レンタルであろうがクラウドであろうが関係のない話だ。

カゴヤ・ジャパンは「お客様の、お客様の、お客様のために」をスローガンに定めている。カゴヤの顧客は、何らかの形でインターネットサービスを活用したビジネスを行っている。従って、顧客の顧客、さらにはその顧客にとっても、ビジネスの根幹を支えるインターネットサービスに対しては、安定して使える信頼性が何より求められる。これがスローガンに込められた思いであり、カゴヤの視線は、常に顧客と、その顧客のサービスを必要とするユーザーにまで向けられているのだ。

(マイナビニュース広告企画:提供 カゴヤ・ジャパン)

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