12月11日、データ活用をテーマにしたフォーラム「マイナビニュースフォーラム2015 Winter for データ活用」が秋葉原UDXギャラリーNEXTで開催される。同フォーラムに登壇するスマートインサイト マーケティンググループ マネージャー石家丈朗氏に話を聞いた。

スマートインサイト株式会社 マーケティンググループ マネージャー石家丈朗氏

DWH(データウェアハウス)とBIツールだけでは現場のニーズに対応できない

ビッグデータを活用してビジネスの改善や新しいマーケットの開拓につなげようという動き自体はビッグデータ活用などのワードが取り沙汰されてから数年経過しているが、どの企業も思ったような成果を出せていないというケースも少なくない。その理由を探ってみると、現場の求めるニーズに対して、データ分析基盤がうまく対応しきれていないことがあるようだ。その現状についてデータ分析プラットフォーム「Mµgen」を展開するスマートインサイトの石家丈朗氏はこう話す。

「現場の担当者はデータを必要な時に自由に活用したいと考えています。しかし、システムのサイロ化により抽出・加工に時間がかかってしまったり、IoTデータ等は蓄積するだけはしていても活用には至っていないのが現状です。」(石家氏)

問題の原因は、アドホックな分析に向かない従来型のデータ分析基盤にある。さまざまなデータソースからデータを抽出・加工して、データウェアハウスにロードし、BIツールでそれらを多角的に分析するといった方法は、近年のビジネススピードについていけなくなったという。

「従来型のデータ分析基盤では、例えば、新たな情報ソースを追加しようとするとデータウェアハウス全体のデザインの見直しが必要になる等で、現場のスピードに対して迅速・柔軟に対応することは難しい。その打開策として、従来からの“強固なシステム”に加えて、突発的な分析にも素早く対応できる“柔軟なシステム”が求められています」(石家氏)

そうしたデータ分析に対する長年の課題を解決しようと開発されたのが「Mµgen」だ。

情報・データ統合プラットフォームとしての「Mµgen」

Mµgenは、あらゆる環境のあらゆるデータを仮想的に統合することで、従来のデータウェアハウスやデータマートよりも迅速性・柔軟性をはるかに向上させている。データを物理的に取り込むのではなく、データソースのメタ情報からデータモデルを作成し、データモデル間の関連性を自律的に発見するアルゴリズム・ベースのEnterprise Data Graphが実装されている。(BIはスキーマ・ベース)実際に情報探索を行う際にデータソースそのものにアクセスする仕組みだ。

「データソースとしては、RDBMS、NoSQL、アプリケーション、ビッグデータ(IoT等)のすべての構造化データや非構造化データ。オンプレでもクラウドでも、また、ハイブリッドでも環境を選びません。データモデル化してしまえば、Mµgenの中では意識することなく全て同じように扱うことができます。」(石家氏)

Mµgenの価値は、情報の関連性を把握した仮想データ統合にある。データモデルに基づいてダッシュボードを作成する機能も実装していて、複数のダッシュボードを作っていくと、設定作業をすることなくダッシュボード間を関連性をもって遷移する機能(SMART DataChain®)が付与される。これはMµgenがEnterprise Data Graphでデータソースの情報、関連性を把握しているからできる「匠の技」である。

Enterprise Data Graph 概要

スパイラルアプローチにより、トライ&エラー構築が可能に

ここで大きなポイントになるのは、データ分析のためのトライアル&エラーが可能になることだ。データ分析では、当初期待したような分析結果がでないことのほうが多い。角度を変えて何度も試して精度を上げていくスパイラルアプローチが重要になるが、従来型のシステムではそれがほとんどできなかった。

だが、Enterprise Data GraphやSMART DataChain®を駆使することで、データ分析のサイクルをアジャイル開発のようにまわしていくことができる。何度も失敗しながら、モデルをより良いものに改善していくことができるわけだ。

短期間・低リスクで情報・データ活用インフラの構築

「ユースケースとしては、ログデータを分析して製品の品質改善につなげるといった、製造業における品質保証などに利用されています。顧客の購買履歴や販売データを使ったデジタルマーケティングなどの利用もあります。データ分析のための情報・データ統合活用プラットフォームとして、汎用(はんよう)的な分析ができます」(石家氏)

日本では2015年7月に発表したばかりのMµgenだが、既に10社近くの採用が決まっている。

情報・データ統合活用プラットフォーム

「マイナビニュースフォーラム2015 Winter for データ活用」のセッションでは、石家氏が、「『変化』に対する柔軟な対応で先手のアクションを ~Mµgenによるデータ活用~」と題した講演を行う。データ分析の長年の課題やMµgenによる解決策を示す予定だ。

そもそもなぜ、現場でのスピーディーな利用に耐えられるほどのスピードが出せるのか?Enterprise Data Graphとは?など、製品に対する興味は尽きないはずだ。簡単なデモも行われるので、ぜひ会場に足を運んで確認していただきたい。

(マイナビニュース広告企画:提供 スマートインサイト株式会社)

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