オーシャンブリッジWebサイト内にある「ISL Online」の特設ページ。「パブリッククラウド」、「オンプレミス」、「プライベートクラウド」と3つの形式が並んでいる

PC遠隔操作やWeb会議などの1パッケージで提供するリモートコントロールツール「ISL Online」。2015年9月7日、同ソフトの日本総販売代理店である株式会社オーシャンブリッジは、これまでの「パブリッククラウド」「オンプレミス」に続く第三のライセンスとして、新たに「プライベートクラウド」が加えられることを発表した。

本記事では、2015年9月16日に開催されたセミナーをもとに、この新たなライセンスである「プライベートクラウド」について紹介する。

日本国内の売上 が8年間で100倍に

遠隔地にあるPCをインターネットなどのネットワークを介して操作するリモートコントロールツール。昨今では、ユーザーサポート、社内のヘルプ対応、サーバー管理など、幅広い用途にて利用が進んでいる。現在、市場には様々なリモートコントロールツールが存在するが、その中でもワールドワイドで数多くの実績を誇り、日本国内においても導入が進んでいるものが「ISL Online」である。

「ISL Online」は2001年にスロベニア最大の国立研究機関である「ヨージェフ・ステファン研究所」のデジタルコミュニケーション コンピュータネットワーク研究所から独立したXLAB社が開発・提供しており、現在、全世界100ヵ国 20万社以上の導入実績を持つリモートコントロールツールである。

近年は日本国内においてもシェアを急速に拡大しており、当日登壇した株式会社オーシャンブリッジ 代表取締役である持木隆介氏によると、オーシャンブリッジが日本国内で販売を開始してから、売上 は8年間で約100倍になり、導入社数は1,000社を超えたとのことである。

株式会社オーシャンブリッジ 代表取締役 持木隆介氏

「ISL Online」が持つ3つの特徴

まず「ISL Online」がもつ代表的な3つの特徴について紹介しよう。1つめは「同時接続数単位のライセンス」であること。端末数やオペレーター(ユーザー)数ごとにライセンスを購入する必要がなく、一般的なリモートツールと比較すると大幅なコスト削減を図ることができる。

2つめは、「利用履歴の一元管理が可能」であること。アカウントごとの接続履歴が中継サーバーに収納されるため、オペレーターの利用履歴が一元管理可能となる。また端末ではなくアカウント単位で機能制限設定を行うことができるので、よりセキュアな管理・運用を行うことが可能だ。

3つめは、「ワンタイム接続と常駐接続の両方が可能」であること。お客様サポートや社内ヘルプデスクの場合は、モジュールのインストールが不要で簡単に接続が可能なワンタイム接続機能である「ISL Light」を、サーバーの遠隔メンテナンスや在宅勤務に利用する場合はアクセス制限などのセキュリティ対策が可能な常駐モジュール接続機能「ISL AlwaysOn」をという具合に自由な選択が可能となる。この他にも、複数ユーザーによる資料や画面共有、音声・ビデオチャットが可能なWeb会議機能も搭載している。

パブリックとオンプレミスの"イイとこ取り"な「プライベートクラウド」ライセンス

今回、新たに登場した「プライベートクラウド」ライセンスは、"オンプレミスサーバーを冗長構成にてAWS上に展開し、契約企業のみがシングルテナントで利用できる年間利用サービス"である。

「ISL Online」の新たなライセンス「プライベートクラウド」

冗長化は「パブリッククラウドライセンス」と同様のグリッド構成を採用。またサーバー構築や機材の購入が不要なこと、リソースの柔軟な変更やスモールスタートが可能であること、などクラウドならではのメリットはそのままに、ポートやドメインの設定などのオンプレミスライセンスが持つセキュリティ対策の機能が追加されている。

このように非常に多くの機能を取り揃えた「プライベートクラウドライセンス」、当日登壇した株式会社オーシャンブリッジ 営業部 井上友之氏は「これまでお客様から頂いたご要望を全て取り入れた、パブリッククラウドとオンプレミスのいいとこ取りなライセンス」と称し、その実力に大きな自信を見せている。

株式会社オーシャンブリッジ 営業部 井上友之氏

セミナー当日は「ISL Online」が持つグリッド構成による冗長化のデモとして「接続中に1台のサーバーがダウンした際のセッション再接続」が行われ、サーバーが強制的にダウンされてから数十秒で再接続が完了する様子が実演された。

なお、実際に導入する際には、事前にオーシャンブリッジが用意したテスト環境において検証を行うことが可能だ。さらに、この検証中はライセンス料が無料となっており、期間についても要望に応じて柔軟に対応するとのことである。このように十分に時間をかけて検証を行うことが可能なため、一からの導入であっても大きな不安を感じることなく環境の構築を進めることができるだろう。

また、2015年7月に登場した「Windows10」にも既に対応済みとのことだ。

冗長化を実現するグリッド構成を採用

様々な場面において利用が広がることが予想される「リモートコントロールツール」。もし今後のビジネスにおいて導入を検討中であるのなら、クラウドとオンプレミスの特徴を兼ね合わせた「ISL Online」のパブリッククラウドライセンスは有力候補の一つとなるだろう。

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