ラグビー発祥の地、イングランドにて「2015ラグビーワールドカップ」が9月18日(金)から10月31日(土)まで開催される。スカパー!では、日本代表の試合はもちろん、全48試合を完全生中継でお届けしていく。

2015ラグビーワールドカップはJ SPORTSで全48試合生中継
(C)2015, JRFU Photo by S.IDA

そこで今回は、ラグビーというスポーツは聞いたことがあるけど、どんな競技なのかよく分からないという方のために、マイナビニュースではラグビーチーム「セコムラガッツ」のキャプテン益子仁紀選手を直撃。ラグビーを観戦する上で知っておきたいルールや試合の見どころ、ラグビーの魅力などについて、ラグビービギナーの皆さんのためにお話をうかがってみた。

益子仁紀 プロフィール

社会人ラグビーの全国リーグ「トップリーグ」創設期からのチーム「セコムラガッツ」に所属。常に正しいプレーの選択と判断ができるトライゲッター。年々スピードが増し、将来を嘱望される大器。15代目の主将に任命された。12年にリーグ最多の10トライをマーク。

3つを覚えておけばラグビー観戦は楽しめる!

――ラグビーとは、どのようなスポーツなのでしょうか?

簡単に言ってしまえばフットボールと格闘技が融合されているスポーツです。サッカーより激しいぶつかり合いやボールの取り合いなどが特徴のひとつですね。

――ではラグビーを観戦するにあたり、知っておいたほうがよいルールはありますか?

・前にボールを投げてはいけない
・前にボールを落としてはいけない
・倒れたらボールをはなさなきゃいけない

この3つさえおさえておけば、ラグビーを楽しく観戦することができると思いますよ。

――そんなラグビーを観戦する際に注目するべきプレイなどがあれば教えてください。

身体が大きな選手たちが全力でぶつかり合うダイナミックなプレイはもちろんのこと、タックルを躱しながらトライを目指すスピーディなプレイを初めて観戦する人には注目してもらいたいです。

タックルやスピードのある抜き合いこそがラグビーの見どころだ

――ラグビー日本代表の中で注目すべき選手、また、海外の代表チームで注目の選手がいましたら教えてください。

スピードと得点力が求められるウイングというポジションの福岡堅樹選手ですね。筑波大学の選手で、50メートルを5秒台で走る彼のスピードが世界でどれくらい通用するか、大会で活躍できるかというところに注目です。

海外だと世界最強のラグビー大国、ニュージーランドのジュリアン・サヴェア選手ではないでしょうか。この選手も福岡選手と同じウイングですが、実はこのポジションは小柄な選手が多いんです。

現に先ほど紹介した福岡選手は175cm 83kgとラグビー選手の中では小柄な方だといえます。しかし、サヴェア選手は190㎝100kg超えのスピードとパワーを兼ね備えた選手です。代表デビュー戦でいきなり3トライ決めてしまうほどの得点力を持っているので、ボールを持つと何かしてくれるのではないか、そう思わせる魅力のある選手です。

――日本代表がワールドカップで上位に食い込むにはどういう戦い方をするべきでしょうか?

日本の世界ランクは現在14位ですが、一時期は9位にいました。実力としてはベスト10の中には入ると思います。

日本の選手は海外の選手に比べて身体が小さいので、スピードある攻撃が必要です。それと最近強化しているのですが、スクラムやラインアウトなどのセットプレイを安定させることが大事ですね。

※スクラム:反則などで中断したプレイを再開する際に、両チームのフォワードが組み合いボールを取り合うプレイ

※ラインアウト:ボールを持った選手がタッチラインから外に出てしまった場合、その地点から5メートル離れて2列に並んだ選手にボールを投げ入れるプレイ

スクラムやラインアウトでボールを得ることで、試合の主導権を握ることができる

例えば、スクラムは力が強いだけじゃダメなんです。私のポジションでは組まないのですが、スクラムは単純な力比べではなく技術やコツがある。身体が小さいから大きい人に負けるかというと決してそうではない。そこが面白いところのひとつでもあります。

――ずばり益子選手にとって”ラグビーの魅力”とはなんでしょうか?

チームスポーツの中で、15人対15人というのは一番人数の多いスポーツです。その15人の中で一人ひとり役割があって、どのポジションも欠かせない。そういう選手たちがチーム一丸となってトライを取りに行くというところがすごく魅力的なところだと思います。

全てのポジションの選手が各々の役割を果たすことがトライに繋がる

そんなラグビーならではの魅力を、9月18日(金)から10月31日(土)まで開催される「2015ラグビーワールドカップ」で体験してみてはいかがだろうか? もちろんスカパー!では全試合を完全生中継。これを機会にラグビーの魅力にどっぷりとハマってみよう!

(C)2015, JRFU Photo by S.IDA

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取材協力

セコムラガッツ
2003年トップリーグ創設期のメンバーであり、現在はトップイーストリーグに所属。仕事とラグビーの両立を掲げ、創部30周年を迎えた今季、中長期強化計画を打ち立て、5年後のトップリーグ昇格を目指している。

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