こんにちは。「仕事が大好き」で名が通っているコヤナギユウです。みなさんは仕事、好きですか? なぜ働くのか、考えたことはありますか? 「仕事が大好き」なわたしでさえ、そういえば、なぜ働くのだろうと改めて考えるとスッと答えが出てきません。お金のため? 生活のため? 小さいころ「将来の夢」に「サッカー選手」「ケーキ屋さん」など、職業名を答えていた方も多いのでは。だけど、大人になった今は子供のころに思い描いた仕事観とは、ちょっと違うように思います。

そこで、マイナビニュースでは読者男女300人を対象にアンケートを実施。大人になったわたしたちの、リアルな「仕事観」に迫ります。

一般論と自分の場合で考えた「仕事観」の小さなギャップ

最初に「一般論」として"人はなんのために働くと思いますか?" と訪ねたところ、男女ともに1位「生活のため(男性:78.7%、女性:80%)」、2位「お金を稼ぐため(男性:62.7%、女性:72%)」が大部分を占めました。みなさん冷静です。

質問:人はなんのために働くと思いますか?(男性)

質問:人はなんのために働くと思いますか?(女性)

しかし質問を"今のあなたは?"と問い直してみると状況は変わります。一番多かったのは男女ともに1位は「お金を稼ぐため(男性:78%、女性:80%)」、2位が「生活のため(男性:56%、女性:53%)」と逆転。 "お金を稼ぐため"という数字が伸びたことで、「働いて稼ぐ」というアグレッシブさと、ほんの少しの"がまん"や"割り切り"を感じるのはわたしだけでしょうか。

コトバの力

生きていくなかで、迷いを感じた方はコチラ

質問:今のあなたはなんのために働くと思いますか?(男性)

質問:今のあなたはなんのために働くと思いますか?(女性)

また、女性は次点に「社会との関わりを持つため(27.3%)」「自立するため(22%)」がつづき、労働意欲が高い印象です。男性も次点は同じく「社会との関わりを持つため」ではありますが、数字は12%と一般的とは思えない数字です。 特に「働くことが好きなため」と答えたのは男性が2%なのに対し、女性は12%! やはり、女性の方が「仕事好き」なのでしょうか。

理想や目標を語ることで見えてきた、男女の仕事観の違い

次に用意したのはこんな設問です。"あなたはなんのために働きたいですか?"抽象的な質問ですが、自由に考えて欲しいと思いました。子供のころに思い描いたような、夢のある理想の仕事観を聞いてみたかったのです。

男性回答例いくつか
・人の役にたつため。周囲の人から必要とされる存在になりたい(岡山県28才)
・自分の夢や目標のために働きたいです(福岡県31才)
・勝負はしたい(東京都38才)
・自分の成長(神奈川県32才)
・お金は重要(愛知県29才)

一番多かったのはスキルを高めたいなどの「自己実現型」。新卒の時に思い描くような希望を今も抱き続けている印象です。次に多かったのが「生活や家族のため」「社会、世の中のため」など、自分以外の大事な何かが見つかっている、そんな印象を受けました。 次に女性の回答を見てみましょう。"今のあなたはなんのために働いていますか?"という問いに、仕事に意欲的で"仕事好き"な印象だった女性の、理想の仕事観です。

女性回答いくつか
・お金を稼いで、プライベートを充実させるために働いている(奈良県24才)
・理想は人として成長するため、どんな状況でも正確に判断できる力がほしい。現実は生活のためが大きい(神奈川県34才)
・将来子供を産むまで、なんとか稼ぎたい(神奈川県27才)
・自分で生活に困らない程度に稼げるようになりたい(千葉県32才)
・生活費を稼ぐ(東京都32才)

自由回答のコメント欄に並ぶのは「生活」の文字。選択式の質問では「お金を稼ぐため」と選択していた彼女たちが、理想に「生活の確立」を挙げるのは結局「生活費」が必要ということでしょうか。いいえ、それならば選択式の問いで「生活のため」がもっと延びていることでしょう。 わたしには、こんな女性が見えてきました。

登場人物

ダンドリ良子(りょうこ):社会人5年目のがんばり屋さん。まじめで仕事ができる。独身で彼氏はいないが気になる人がいる様子。

はまペン:横浜銀行のキャラクター。ダンドリさんのデスクの上に置いてあるのは、はまペンの貯金箱。
はまペンのプロフィールはコチラ

いやし優雄(やさお):中途入社してきたダンドリさんの同僚。優しいイケメンで仕事もデキる。彼女はいないっぽい。

ズボラくん:元気だけがとりえの新卒。ダンドリさんの部下。
ズボラ君のエピソードはコチラ

コヤナギユウ:いろいろな人の「夢みる未来」が見える妖精。仕事が大好き。

プレゼン=クライアント(発注主)に対する様々な提案などを指す

オリエン=クライアント(発注主)から提案すべき課題の説明を受けること

毎日がんばっていると、ふいにむなしく思う気持ちがわいてきてしまうことも、ありますよね。なんのためにはたらくのか、なんて、一生分からない気もします。でも、必ず、嬉しい瞬間はあるというもの。最後にアンケートで聞いた「仕事をしていて良かった」という読者のエピソードを紹介したいと思います。

男性の「仕事をしていて良かった」

・お客さんと共に困難な課題を乗り越え、感謝されたこと(埼玉県36才)
・人(社内の人間)の役に立ったと実感できた時(北海道42才)
・数多くの人脈と、物事の考え方などが身に付いたこと(岐阜県32才)
・いろんな人がいることがわかり、自分の理想が高かったことがわかったこと(兵庫県23才)
・仲間と協力して仕事を成し遂げていくことの大切さを学んだ(岡山県28才)

女性「仕事をしていて良かった」

・友達が出来た(埼玉県35才)
・最低限のビジネスマナーは身に付いた(東京都27才)
・人間の暖かさを知った(宮城県32才)
・仕事が終わった後のカクテルがいいです(神奈川県27才)
・特にありません(奈良県34才)

仲間を得られたことを賞賛する男性に対し、「なし」と答えるドライでリアリストな女性は、仕事で得たことも堅実的に評価しているようです。

「はたらくひとは、美しいのだ」

そんな「はまぺん」の言葉はこう続きます。

生きるために、誰かのために、
人は汗を流して働いている。
その姿、誇らしく思おう。

ひとははたらく 生きるために
それはつながる 生きがいに
ひとははたらく 誰かのために
それはつながる みんなの笑顔に

大きな夢や目標もステキですが、もっと身近な人の笑顔を願ってみるのもいいかもしれませんよ。いつも近くにいるひとの笑顔のため、でいいんです。

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(マイナビニュース広告企画:提供 横浜銀行)

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