鍼灸師・柔道整復師をご存じだろうか。前者はその名のとおり「はり」「きゅう」を用いて、人間が持っている治癒能力・防御能力を高め、疾病の治療を行うもの。後者は「手」などにより、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉離れ)などの治療を行うものだ。ともに問診・触診などにより、患者の状態を正確に把握して治療方法を組み立てなければならないため、高度な専門知識が必要。そのため、国家資格に認定されている。

新宿鍼灸柔整専門学校は、そんな鍼灸師や柔道整復師を育て、多くの生徒を独立開業に導いている。また、同校には鍼灸院・接骨院が併設されており、年間4,000~5,000人の患者が訪れ、そこで臨床実習を行うことで治療のノウハウが学べるというメリットがある。さらに、鍼灸師や柔道整復師の資格は専門実践教育訓練給付金制度に認定され、講座を修了した人にはハローワークより最大144万円が給付されるようになった。ここでは、鍼灸師や柔道整復師を目指すため、同校を選んだ方々にお話をうかがった。

会社員を続けながら終業後の診療業務を行っています

伊藤明希子さん。ヒューマンサイエンス鍼灸学科8期生(2013年度卒業)

卒後も会社員を続けながら、終業後や休日に診療活動を行ったり、週1回の研修を受けたりしている伊藤明希子さん。鍼灸師を目指したきっかけをこう語る。「ある日、仕事で1日がかりの長い会議をしていた時のこと、あまりにも長時間座りっぱなしだったせいか、ぎっくり腰というかぎっくり背中になり、上半身が固まったまま動かなくなってしまいました。なんとなく、行くべきところは整形外科ではないような気がして、翌日、家族が通ったことのある鍼灸院に行ったところ、まったく動かなかった上半身があっという間に動くようになり、鍼灸の効果に感動! それから何かにつけ鍼灸院に通うようになりましたが、人の健康に貢献できる鍼灸の魅力にはまってしまい、勉強したくなりました」。

同校を選んだ理由として「臨床力重点コースと医科学重点コースという選択があったこと」「校舎が広くて快適」「学校見学に対応してくださった先生方や教務課の方々が親切だった」などの理由を挙げた。

また「私達の目の前には医療費の抑制や高齢化というさまざまな社会問題が横たわっていますが、その中で街の健康相談役として鍼灸師が活躍する場は増えるのではないでしょうか。つまり、鍼灸師は患者さんと現代医療の架け橋であり、皆さんの笑顔をつくることができる素敵な仕事だと思います」と、鍼灸師が社会で果たすべき役割を語ってくれた。

独立開業して接骨院を営んでいます

谷口昌彦さん。ヒューマンサイエンス柔道整復学科2期生(2007年度卒業)

2014年8月に独立し、今年1月に埼玉県・浦和に接骨院を開業した谷口昌彦さんは、柔道整復師を目指したきっかけについて、「柔道整復師を目指した理由は、小学生の頃からケガをしたら接骨院に通っており、その時の先生がよくしてくれ自分も接骨院の先生になりケガをみたいと思ったのがきっかけです」と語ってくれた。

また、同校を選んだことについては「見学に行った際まだ新しい学校なのでキレイで設備がすごく整っていました。あと、違う学校に見学に行った時よりも先生が丁寧にアットホームな感じで接してくれ、好印象を持ちました」とのこと。

さらに、これから鍼灸師・柔道整復師を目指す方々へのメッセージとして「これからは多種多様な接骨院や治療院が増えていくと思います。その中で自分が何をしたいか、どういう患者さんをみたいか、どういう治療をしたいかなどをしっかりと見極めることが大切だと思います」と語ってくれた。

セミナー講師やパーソナルトレーナーなどの業務にも携わります

北村英志さん。ヒューマンサイエンス鍼灸学科2期生(2007年度卒業)

北村英志さんは、整骨院・自費治療院・トレーナー派遣を中核業務としたグループ会社で働いているという。現場の臨床業務のほか、セミナー講師・パーソナルトレーナーなど、業務は多岐にわたるそうだ。そんな北村さんが鍼灸師を目指したきっかけは「学生時代にサッカーをしていて痛めた時によく整骨院に通っていました。当時資格の知識もなく漠然と身体に関わる仕事をしたいなと考えていましたが就職はスポーツに関わりたく、スポーツ用品の小売業大手に就職しました。その後スポーツに関わるならやっぱりトレーナーになりたいと考えて改めて身体に関わる資格について調べた結果、鍼灸師を目指す事にしました」ということだそう。

同校を選んだ主な理由は「トレーナーとしてはエビデンスに基づいた西洋医学的な考えで鍼灸を学びたいと思っていました。何校か見学に行きましたが施設・教育カリキュラムをみて一番理想に近かったので決めました」とのこと。

これから鍼灸師・柔道整復師を目指す方々に対し、「鍼灸師は患者に対して施術によって痛みを取ったり、症状を緩和したりする事で直接感謝される素晴らしい仕事だと思います。相手の気持ちに立てる人間力の高い鍼灸師を目指して下さい!」とエールを送ってくれた。

スポーツトレーナーになる夢を叶えたい

村井志帆さん。ヒューマンサイエンス鍼灸学科1年

最後に在校生の声をお届けしよう。ヒューマンサイエンス鍼灸学科1年に在籍する村井志帆さんは、「私にはスポーツトレーナーになりたいという夢があります。私は今まで、鍼灸は痛みを取り除き疲労感を軽減させるもの、といった程度の知識しかありませんでした。しかし、学校で鍼灸の勉強を始めてから、鍼灸にはこんな力があるのか、と驚くほどさまざまな効果があることを知りました。在学中にできる限り知識を吸収し、将来は鍼灸の力を最大限発揮して選手をさまざまな面からサポートできるトレーナーになりたいです」と、鍼灸師になるために同校に入学した理由を語ってくれた。

卒業してからも臨床経験を重ねられたり、独立開業に向けてアドバイスが得られたりと、今後の進路についてのサポートも新宿鍼灸柔整専門学校では行っている。国家資格を得て確かなキャリアアップを目指すのなら、選択肢のひとつといえるだろう。

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