1月23日、日本サムスンの販売特約店であるITGマーケティングから、ポータブルSSD「Samsung Portable SSD T1」シリーズが発売された。昨年発表された「Samsung SSD 850 PRO」「Samsung SSD 850 EVO」同様、NANDフラッシュのセルを垂直に積層する3次元構造の「3D V-NAND」を採用しており、ポータブルSSDながらもスペックに注力した製品だ。3年という長い保証期間を設けていることも、耐久性への自信の表れといえるだろう。今回はこの「Samsung Portable SSD T1」の1TBモデルについて、ディテールや性能を確認してみよう。

日本サムスンから発売されたポータブルSSD「Samsung Portable SSD T1」

なお、3D V-NANDやSamsung SSD 850 PRO/EVOについての詳しい解説は別記事にて行われているので、技術面について詳しく知りたい方は以下を参照してほしい。

名刺よりもさらに小さい筐体に1TBの容量を搭載

「Samsung Portable SSD T1」は、USB 3.0に対応した小型のポータブルSSDだ。1TB/500GB/250GBがラインナップされており、今回試用したのは容量1TBのモデルとなる。大きさはW71×H9.2×D53.2mmで名刺よりも小さく、手のひらにも簡単に収まる。また重量は約30gと非常に軽量だ。参考としてそのサイズを2.5インチHDDと比較すると、ちょうど半分ほどの大きさとなる。オールブラックに"SAMSUNG"のロゴが映える筐体の3分の1強には凹凸加工が施されており、持ち運び時の滑り止めとして役立ってくれるだろう。

Samsung Portable SSD T1本体の様子。ブラック一色で覆われた筐体にSAMSUNGのロゴが映える。全体の3分の1強に凹凸加工が施されており、指から滑り落ちる心配は少ない

本体左側面にUSB 3.0 Micro-Bコネクタとアクセスランプを備えている。右側面は型番やシリアルナンバーなどの記載のみで、インタフェースは存在しない

本体の大きさを2.5インチHDDと比較したところ、ちょうど半分の大きさとなった。5分の1ほど切り詰めた名刺と同じサイズだ

USB 3.0コネクタは薄型のMicro-Bとなっており、付属している長さ13cmのフラットケーブルを用いてPCなどと接続が可能。もちろんUSB 2.0との下位互換も保持しているため、速度的なメリットこそなくなってしまうものの、古い機器とも接続できる。USB 3.0コネクタの横にはアクセスランプも用意されており、接続時には青色LEDが輝く。

付属品はUSB 3.0 Micro-B to USB 3.0のフラットケーブルとマニュアルのみと簡素だ。ケーブル長が13cmと短いのは、持ち運びを重視しているためだろう

ノートPCに接続したところ。アクセスランプの色は、サムスンのコーポレートカラーでもあるブルーだ

初回接続時にアクティベーションソフトで端末名とセキュリティを設定

Samsung Portable SSD T1はセキュリティ機能として、速度低下の心配がないハードウェアによるAES 256bit暗号化に対応している。セキュリティ設定は、ポータブルSSD本体に保存されているアクティベーションソフトから行う。初回起動時にデバイス名とセキュリティの有効/無効を設定すると、インストーラーは消え、以降はインストールしたPCで設定が行える。別のPCで再度設定を更新したい場合は、サムスンのグローバルサイトにあるSamsung Portable SSD T1のWebページから、改めてソフトをダウンロードしよう。

セキュリティ設定は、本体に保存されているアクティベーションソフトから行う

初回起動時にデバイスの名前とセキュリティの有効/無効を設定。以後はタスクトレイのアイコンから設定を変更できる