いまや設計の現場に欠かすことのできない3D CADソフトウェア。3Dプリンターの急速な普及とともに注目を集める3D CADのなかで、世界的に高い評価を得ている製品の1つがシーメンスPLMソフトウェア(日本法人:シーメンスインダストリーソフトウェア)の「Solid Edge」だ。国内外の製造業をはじめ、教育機関から個人に至るまで幅広いユーザーを抱えるSolid Edgeの魅力は"使いやすさ"。その実力は、豊富な導入事例やストリーミングビデオ、学習ツールにより確認できる。

使いやすさが大きな特徴

シーメンスPLMソフトウェアは、製品ライフサイクル管理(PLM:Product Lifecycle Management)分野において世界をリードするプロバイダーであり、製品企画から開発、製造、サポートまでのライフサイクルプロセスを最適化する数多くのソリューションを提供している。とりわけ3Dの分野に強みを持っており、シーメンスPLMソフトウェアによれば、全世界で扱われている3Dデータのうちの40%以上が同社製品によって作成・管理されているものだという。そのなかでも、ミッドレンジクラスの3D CADとして人気が高いのが「Solid Edge」である。

Solid Edgeの最大の特徴は使い勝手の良さ。それを支えているのが、Solid Edgeに搭載されている「シンクロナス・テクノロジー」だ。シンクロナス・テクノロジーとはフィーチャーを持つヒストリー型モデリングと、フィーチャーを持たないノンヒストリー型モデリングのメリットを融合した技術。正確な寸法変更や高度な自動化に対応しながら状況に応じて自由に設計変更できるなど、優れた操作性と柔軟で迅速な設計環境を実現している。ユーザーは設計変更のたびに履歴をさかのぼってやり直す必要はなく、モデリングする作業だけに集中できるのだ。

機能紹介ビデオも充実

こうした特徴が高く評価され、Solid Edgeは国内外の多くの製造業企業に導入されている。

「T-fal(ティファール)」ブランドで有名なフランスの調理器具メーカー、グループセブ(Groupe SEB)では、調理器具製品の設計にSolid Edgeを採用している。曲面意匠が多い調理器具の設計で威力を発揮するのが、2014年5月にリリースされた最新版「Solid Edge ST7」に新機能として追加された「3Dスケッチ」。この機能は3次元に屈曲した部品を簡単に作成するために用意されたもので、スケッチを周囲の部品の面と関連付け、描画作業をしながら効率的に設計意図を反映できる。ツールの使い方に気を取られることなく、あらゆる3次元空間での曲線配置の作業効率を大きく改善するものだ。

この調理器具設計の事例(3Dスケッチの利用例)は、シーメンスPLMソフトウェアのWebサイトにある「Solid Edgeビデオ」のページにストリーミングビデオとして紹介されているので、これを視聴すれば3Dスケッチ機能の理解を深めることができるだろう。

調理器具設計の事例(3Dスケッチの利用例)を紹介したストリーミングビデオ(クリックすると3Dスケッチの利用例を紹介したサイトに移動します)

その他便利で柔軟性の高い機能についても、同社Webサイトからアクセスできる

参考になる国内事例も

国内の事例もある。トラックボディーメーカー、いそのボデーでは、初の3D CADソフトウェアとしてSolid Edgeを採用した。Solid Edgeで設計した3Dデータから板金製造モデルを作成することで、すぐに製造プロセスへ移行して製作を開始できるようになったため、設計と製造の両部門における開発プロセスが大幅に改善。従来は3カ月かかっていた納期が2カ月に短縮されるとともに、内製化率の向上によるコスト削減を実現したという。

Solid Edgeの導入事例は、シーメンスPLMソフトウェアのWebサイトにある「ユーザー事例/ビデオ」のページから閲覧することが可能だ。現時点では海外の導入事例は日本語への翻訳が追いついていない状況だが、製品別のユーザー事例でSolid Edgeをクリックすると、検索結果の中から国内企業の導入事例を見つけることができる。

また、Solid Edgeの販売パートナーであるTACのWebサイトには、海外の導入事例が日本語に翻訳されて掲載されている。この事例も大いに参考となるものだ。

いそのボデーの導入事例を紹介するページ(クリックするといそのボデーの導入事例のサイトに移動します)

詳しい学習ツールを用意

導入事例だけでは良さが分からないというのであれば、Solid Edgeの「45日評価版」をダウンロードすることをお勧めする。この評価版は、モデルの大きさや部品数などの制限が一切なく、フル機能を無償で試せるものだ。

もちろん、評価版をダウンロードしてインストールしても、どこから触り始めればよいのか迷うことだろう。そのためにSolid Edgeには、充実した学習ツールも用意されている。Solid Edgeの起動画面右にある「Solid Edgeの学習」の下にある「学習パスを選択」をクリックすると、ブラウザが開いて「Solid Edge学習ポータル」ページが表示される。ここからユーザー自身のレベルに応じて学習できる仕組みだ。基本的な操作や機能を紹介するストリーミングビデオ、詳細な手順を追って紹介するチュートリアルなど、非常に充実した内容なので、CAD初心者でも違和感なくSolid Edgeの使い方を習得していけることだろう。

なお、Solid Edge学習ポータルを利用して使い方を学ぶ前に、「ユーザインタフェースの基本」をクリックし、大まかな操作方法を確認しておくとよい。

学習ツールで理解できない場合は、コミュニティに質問することも可能だ。Solid Edgeの起動画面左下にある「コミュニティ」をクリックすると、「Solid Edge Community」ページが表示される。残念ながら現時点では英語表記だが、シーメンスPLMソフトウェアによると日本語で質問を投稿できるという。日本人の技術サポートスタッフがコミュニティを常時チェックしており、日本語の質問があれば日本語で回答するとのことだ。

このように、Solid Edgeにはユーザーの裾野を広げるためのさまざまな仕掛けが用意されている。これまで3D CADは敷居が高いと感じていた人は、ぜひSolid Edgeを試用してみてほしい。

Solid Edge学習ポータルのページ。ここからビデオやチュートリアルにアクセスできる(クリックするとSolid Edgeの詳細ページへ移動します)

Solid Edgeについて

Solid Edgeは1996年にデビューした、歴史と実績に裏付けられた3D-CADです。ユーザーの声を常に取り込み、「設計者にとって最も良い設計環境とは何か?」を追及してきました。その結論の一つとして、作成履歴を気にせず、しかも強力なパラメトリック編集ができるシンクロナス・テクノロジーを生み出しました。誰がどんなCADで作成した3Dモデルでも自分の設計データとして自由に取り扱える利便性と簡便性で、3Dの作業効率を新たなレベルに引き上げました。 45日間無償評価版ダウンロードはこちら

(マイナビニュース広告企画)

[PR]提供: