―― 仕事の枠を超えた効果もあるようですね。

本田: プライベートでNPO法人に所属して、小中学生や高校生に対するキャリア支援のワークショップを行っています。就職に向けてのキャリア教育は、大学生になってから行うのでは遅いのではと考えるようになったのがそのきっかけです。

幅口: 私はCDAの仲間たちと一緒に、大学や専門学校での学生支援を展開しています。今の学生は考えを強く言えないところがありますので、自分の強みを言える方法などを指導しています。

坂口: 私はオフタイムでは特別な活動はしていませんが、プライベートを振り返ると子どもやその友達とかかわる際などに、「どうしたの?」と相手のことを第一に考える癖が身に付いた気がします。仕事の枠を超えて、人とのコミュニケーションの基礎を学び直すことができるというのも大きな収穫です。

モチベーションのメンテナンスをするために。

―― これからのCDAはどのような形に発展していくと思われますか?

幅口: 多くの人が仕事を続けるために“モチベーションのメンテナンス”を必要とする中では、CDAの役割はますます重要なものとなるでしょう。例えば、65歳まで働ける世の中になった今、中高年に対するキャリアカウンセリングにも注目が集まるのではないでしょうか。

坂口: 60歳を過ぎると収入が変わるのに、同じ組織に所属する以上、同じ仕事を求められるんですよね。そのせいでモチベーションが保てないという話はよく耳にします。

本田: 60歳になってからでは遅い。もっと早くから取り組む必要があると思います。

坂口: 部署の壁を取り払うという意味でもCDAの視点は有用です。社内の横の繋がりをいっそう強化すれば、楽しく働ける会社となり、開発というクリエイティブにおいてもよいアイディアが出てくるのではないかと思っています。

本田: 振り返ってみると、資格を取ったときは、CDAをどういう風に活かそうかと考えてばかりでした。しかし、落ち着いてきたら、自分が置かれている立場でCDAを活かせるようになりました。多くの人との普段からのかかわりの中でおのずと活きてくる資格なのだと思っています。

―― 最後に、これから資格を目指す人にメッセージをお願いします。

坂口: 人とのかかわりが深まること。CDAを取得することに魅力はこの点に尽きると思います。コミュニケーションの基礎を学びたいという人には、まさにオススメの資格です。

幅口: 仕事が楽しいと、人生が楽しくなるが私のモットー。そのためには人の心のメンテナンスが求められる時代になりましたが、CDAはドンピシャの資格だと思います。

本田: CDA同士の人脈が形成されるのもこの資格の魅力。人に対して前向きな人がそろっているので、交流していく中で大きな刺激を受けられる良さもあるんです。興味のある方は是非チャレンジしてほしいと思います。

●本田 律さん(左)
1993年経営コンサルタント会社入社。営業職、営業マネジャー職、マーケティング職を経験。2004年リース会社に転職。新規事業企画を担当した後、約6年にわたり採用・教育に携わる。2013年にCDAを取得。社外活動として小中高生向けのキャリア教育活動にも携わる。
●坂口 繁伸さん(中)
1998年化学品メーカーに入社、技術開発関連部署を経て現在は開発営業として、新規案件や顧客を開拓するセクションで、マネジメント役としてリーダーシップを発揮している。2010年にCDAを取得。
●幅口 明男さん(右)
1991年大手建設機械メーカー入社。人事・営業部門でキャリアを積む。その間、労働組合専従を経験、社会保険労務士資格を取得する。2001年IT関連会社に転職。人事労務全般を担当。特に若手社員のリテンション・マネジメントがメインテーマ。CDAは2005年に取得。

―― 更にCDA資格取得に関して興味ある方は以下記事もご覧下さい。
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