【特別企画】

プロゲーマー御用達!? ハイフレームレート144Hz表示対応、ベンキュー「XL2420Z」の実力は

1 良好な設置性。縦画面モードもあり

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ベンキューはゲームユーザー向けの液晶ディスプレイ製品を積極的にリリースしているメーカーだ。

今回発売された「XL2420Z」は、ゲームユーザー向けの液晶ディスプレイ製品でいわゆるハイフレームレート144Hz表示に対応したモデルになる。

本稿では、プロゲーマー達も使用すると言われる高性能液晶ディスプレイであるXL2420Zを、画質的側面とゲームユース視点の使用感からレポートする。

良好な設置性。縦画面モードもあり

今期のXLシリーズには27インチのXL2720Zと24インチのXL2420Zがあり、今回評価したのは後者のモデルだ。

24インチサイズは、デスクトップ設置の液晶ディスプレイとしてはパーソナルユースに適した画面サイズで視距離をかなり近くしても画面全域が見渡せる手頃感がある。

スタンドは前へのせり出し感が少なくキーボード等は比較的表示面の近くまで寄せて設置できるのがいい。

スタンド部は上下の高さ調整が13cmの範囲で行え、一番下に下げたときの表示最下辺の高さは62mm。調整幅の自由度が高いと他の液晶ディスプレイと並べて多画面構成にする際に表示位置を揃えるのに都合がいい。そして、左右首振りは±45°、上下チルトは上20°下5°にも対応。自分本位の見やすい角度・位置へ合わせやすくて好感触だ。

上下の高さ調整

左右首振り

上下チルト

個人的に嬉しく感じたのはスタンド部に取っ手が付いているところ。ちょっとした移動も楽に行えて便利だ。

スタンド部取っ手

それと、海外メーカーの液晶ディスプレイ製品特有ともいえる縦画面モードへの回転ギミックも嬉しい。Webやドキュメント作成主体のPCオペレーションでは何かと縦画面は便利だし、最近にわかに流行りつつある縦画面を3つ横に並べた多画面環境の構築にも対応できる。

縦画面モード

接続端子はHDMI(Ver1.4)端子が2系統、それ以外のDVI-D(デュアルリンク対応)端子、ミニDsub15ピン(VGA)端子、DisplayPort端子は全て1系統ずつ装備する。DisplayPort端子を装備しているあたりも海外メーカー製の特徴だといえる。ゲーム機やAV機器などをHDMI端子に、PCなどをDVI-D端子やミニDsub15ピン端子などに接続することになるだろうか。

接続端子

しっかりとした画質性能。高い輝度性能は情報量の多い画質を実現している

XL2420Zの液晶パネルはTN(Twisted Nematic)型液晶パネルを採用する。TN液晶は高速応答速度表示対応の液晶ディスプレイとしては定番の液晶パネルだが、なかには視野角について心配する人もいるかもしれない。ただ、昔とは違い、最近はよほど正面からずれない限りは色調変化もほとんど無いので問題ない。スペック的には左右170°、上下160°の視野角が訴えられている。

バックライトはエッジ型実装の白色LEDタイプ。輝度は液晶ディスプレイとしては明るい部類に属する350cd/平方メートル。コントラスト比はTN型液晶パネル採用機としては標準的な1000:1。フレーム単位でLEDバックライトを制御することで実践されるダイナミックコントラストでは1200万:1が訴えられているが、いずれにせよ、高い輝度でコントラストを稼ぐ画質設計になっていると実感した。

筆者のお勧めの「画像モード」は「標準」「sRGB」の2つ。この2つはとても模範的な発色をしてくれていて、人肌表現もとても自然だ。純色の発色は鋭いが派手さは抑えられていてナチュラル志向で映像鑑賞にも堪えうると思う。

階調表現は人為的なブーストもなく非常にリニア。輝度性能が高い分、明部の階調力に長けており、そのダイナミックレンジの余裕分が暗部階調表現に割り当てられているためか、ただコントラストが高いだけでなく、情報量が多い画質になっている。

XL2420Zは、ゲームユーザー向け液晶ディスプレイという位置づけの製品ではあるが、基本画質性能はしっかりしていると感じる。さらに画面のチラつきが発生しない「フリッカーフリー」に対応し、目に負担をかけると言われているブルーライトを軽減する画面モードにも対応しているため、ゲーム以外の普段使いにおいても目に優しい快適な設計となっている。

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インデックス

目次
(1) 良好な設置性。縦画面モードもあり
(2) レーシングゲームを60fpsでプレイ
(3) 三人称視点アクションアドベンチャーゲームを144fpsでプレイ

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