明るさの変化やシェーディング、ハレーションなど、シールのみならず金属などの部材に刻印されたバーコードを様々な環境下で読み取ることができる高性能バーコードリーダーとはどのようなものなのだろうか? 本稿では、製造過程におけるトレーサビリティの確保が強く求められる自動車部品メーカーの要件にも対応する高性能バーコードリーダーの条件を解説する。

部材に直接刻印されたバーコードを"正しく"読み取る

物品の流通に関して、トレーサビリティの重要性が叫ばれるようになって久しい。市場で不具合が発覚した際、原因を特定するための有効な手がかりになるからだ。

その後、トレーサビリティという概念は流通過程以外でも重視されるようになった。現在では、製品の製造過程においても、トレーサビリティの確保が非常に重要な事柄として位置づけられている。部材の入出庫管理を厳格化するのはもちろん、正しい部品が正しいプロセスで処理されていることや、適切な部品同士が組み合わせられていることを確認するための有効な手段として活用されている。中でも自動車は、その製造過程でトレーサビリティの確保が非常に強く求められている分野である。

トレーサビリティを実現するための手段としては、1次元(1D)または2次元(2D)のバーコードを印刷したシールを部品などに貼付し、それをバーコードリーダで読み取るという方法が広く使われてきたが、バーコードの損傷などにより、正しく読み取れなくなってしまうといった欠点があった。製造現場におけるこのような問題を解決するために導入されたのが、部材に直接バーコードを刻印するDPM(Direct Part Marking)である。

当初は自動車のエンジンやトランスミッションといった自動車のメイン部品に適用されていたが、現在ではエレクトロニクス系部品も含め、より細かい部品でも利用されるようになっている。部材に直接刻印されているため、部材表面の状態や角度など、条件によってバーコードの見え方が大きく変化する。そのような状況でも正確かつ安定的に読み取り能力を発揮できるバーコードリーダーが、理想的なバーコードリーダーといえる。

左の写真では、白地の背景に黒いバーコードが刻印されているように見える。これをわずか数度傾けただけで、黒地に白いバーコードが刻印されているように見えてしまう(右)。設定の変更を行うことなく、どちらの場合でも正しく読み取りが行えるバーコードリーダが求められている

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コグネックスの固定型バーコードリーダ「DataMan 300シリーズ」は、上述のような厳しい条件下でも正確な読み取りを実現する。また同社は、固定型のバーコードリーダーを設置できない環境での使用を想定したハンドヘルド型の「DataMan 8000シリーズ」を用意している。ホワイトペーパーでは、これらの製品の"高性能"を支えるテクノロジーや機能についてさらに詳しい解説が行われている。

自動車部品メーカーも認める理想的な"高性能"バーコードリーダーとは?

厳しい環境下でも部材に直接刻印されたバーコード(DPM)を正確かつ安定的に読み取るバーコードリーダーとその性能を支えるテクノロジーとは?
トレーサビリティの確保が強く要求される製造現場の方々に、ぜひともご一読いただきたい内容となっています。
詳細はホワイトペーパーをダウンロードして、ご確認ください。

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