消費税が8%になり、家計を直撃している。少しでも節約したい反面、ついつい、たばこに手がのびてしまう。このままではいけないと決意したヘビースモーカーの筆者、何としても卒煙しようと試みたが、どれが効くのかわからない。そこで、いろいろな禁煙方法を実際に試してみることにした。

禁煙パイポは「清涼感を求める人」におすすめ

まずは、元祖禁煙グッズともいうべき、マルマンの「リラックス パイポ」。1984年に販売が始まり、テレビCMの「私はコレで会社をやめました」というフレーズが翌年の流行語大賞に選ばれるなど、一斉を風靡した。

今でも定番商品であるが、筆者をはじめ、スモーカーの中にはルックスのかっこ良さからたばこを吸い始めたという人も多いはず。そんな人たちにとって、プラスチックのパイポをくわえている姿は少し微妙に感じるかもしれない。しかし、3本入り324円(税込)で、1本当たり1~2日は持つというから、たばこと比べるとかなり経済的だ。

禁煙グッズの元祖「リラックス パイポ」

実際に吸ってみると、最初はプラスチックの口元に違和感を覚えるものの、次第にグレープフルーツ・レモンハッカ油の清涼感が口の中に広がる。何より煙が出ないので、いつでもどこでもポケットから取り出してくわえることができるのが良い。喫煙スペースを探すのに苦労する昨今、いつでもどこでも吸えるパイポは、手軽な卒煙方法の一つと言えよう。

手軽なアメやガムは要注意!

アメやガムといったお菓子類も、手軽にできる禁煙対策として挙げられる。特にガムは噛むことで歯をきれいにする作用や、あごの筋肉が活発に動き脳細胞が活性になることで、眠気防止や集中力を高めるといった効果も期待されていることから、男女を問わず禁煙対策の定番として用いられることが多いようだ。

筆者も実際にガムを一週間、アメ玉を一週間、口の中に入れ続けたが、口元のさびしさを紛らわせるものとしては、一定の効果があるように感じた。

ガムでは依存度が逆に高まる!?

ただし、甘味類は一度ハマるとなかなか抜け出せない、という点も否めない。筆者の周囲でも、たばこの量が減った代わりに口さびしさからアメやガムの量が増えてしまった、という人が複数いる。100円程度で購入できるのもまた、つい手がのびてやめられなくなる一因。禁煙すると体重が増えると言われていることからも、特にスイーツ好きな人はハマりすぎないように要注意だ。

「依存」から脱却したい人は禁煙補助薬を!

今回筆者が試した禁煙補助薬はノバルティス ファーマのニコチネル ミントというガムタイプの医薬品で、たばこを吸いたいと思った時に1回1個を30分から60分ほど噛むことで、禁煙時のイライラ・集中困難などが緩和されるというものだ。

いつでもどこでも服用できるガムタイプの「ニコチネル ミント」

なぜ、吸いたいイライラが緩和されるかというと、1個中に2mgのニコチンを含有しているから。約3カ月間、このガムの服用を続けながら、少しずつ1日の使用個数を減らしていき、最終的に使用を止めることでニコチン摂取を不要とし、身体のニコチン依存そのものを根本的に克服できるのだ。

実際のところ、お菓子などはニコチン依存症の根本的解決にならず、「たばこを吸わないようにする」という意志に頼りがちになってしまう。保健同人社が2002年に発表した「喫煙と健康問題に関する検討会報告書」によれば、意志だけの力を頼りに禁煙するよりも、こうした禁煙補助薬を用いたニコチン置換療法を行った方が、禁煙成功率が2倍高まるというデータがあるという。

最終的にたばこや何かに依存するという行為を卒業できれば、節約というもう一つの目標も達成できる。ドラッグストアなどで購入できるガムタイプの「ニコチネル ミント(第②類医薬品)」は10個入りで*933円(税抜)。多少の出費を考慮しても、たばこを吸い続けるよりは節約できる。禁煙補助薬を適正に使用して禁煙を進めていくのもひとつの方法だと感じた。

消費税が増税した今こそ、卒煙に取り組むチャンス。今まであきらめていた人にもぜひチャレンジしてほしい。

*価格はメーカー希望小売価格
ニコチネル ミントについて:この医薬品は、薬剤師、登録販売者に相談のうえ、「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。

吸わずに一服、ニコチネルガムを一服

ニコチネルは、ニコチンを吸収させることにより、禁煙時のイライラなどのニコチン離脱症状を和らげる禁煙補助剤です。詳細については、公式ホームページをご覧ください。→こちらから

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