快適な印刷ソリューションに触れられる「RISOフェア」が全国各地で開催中

6月19日に行われたRISOフェア(中野会場)。製品デモを体験したり、各オフィスに合うソリューションの提案が受けられる

現在、全国各地で理想科学工業「RISOフェア」が開催されている。これは理想科学工業がさまざまなオフィスに応じて最適なプリンティングソリューションを提案するイベント。展示されるおもな機器は高速カラープリンター「オルフィスシリーズ」、デジタル印刷機「リソグラフシリーズ」、ページプリンター「プリオアシリーズ」といったオフィスプリンター各種のほか、電子黒板やLED蛍光灯など、オフィスを快適にする機器を紹介する。ここでは、展示されているオフィスに最適な高速カラープリンター「オルフィスシリーズ」をチェックしてみよう。


プリント作業の効率化と経費削減を可能にするオフィス向けインクジェット

オルフィス X

さて“オフィスに最適なプリンター”と聞いて、真っ先に思い浮かぶものは何か。もしも「オフィスで使うならレーザープリンターだよ」という答えが出てくるようであれば、その常識はもはや古い。オフィス向けインクジェットプリンターのオルフィスシリーズであれば、レーザープリンターを大幅に上回る高速出力を実現し、それに加えてランニングコストの面でもアドバンテージがあるのだ。

理想科学工業のプリンター「オルフィス」シリーズは、高速性、経済性、さらには機能性をも兼ね備えた、まさにオフィス向きのプリンターである。最上位機種「X9050」のプリント速度はなんとカラー片面150枚/分。この数字はA4片面フルカラー印刷で世界最速(※)を誇る。レーザープリンターが20~70枚/分程度であることを考えると、文字通り圧巻のスピードといえる。両面印刷時も75枚/分(150ページ)と、オフィスワークで大いに威力を発揮するのは間違いない。ファーストプリントもほとんど待ち時間なしで印刷できるのはビジネスユースでうれしいポイントだろう。オルフィスの速度面における優位性は明らかだ。

※A4片面横送り、標準設定連続プリント、RISOフェイスダウン排紙トレイ使用時。2011年3月現在販売の枚葉(カット紙)オフィス用カラープリンターにおいて世界最速。理想科学工業調べ。


下の動画は150枚/分を誇るオルフィス X9050での連続印刷の様子。圧倒的なスピードで印刷されるのがわかる。


ランニングコストの面でも大きな魅力を持っており、カラー2.05円/枚、モノクロ0.68円/枚(※)と、圧倒的な低コストを実現している。大量の印刷を日常的に行うオフィスにとっては、とりわけありがたい部分だろう。

※A4片面、フルカラー:CMYK各色5%/モノクロ:K5%、標準設定連続プリント、RISO XインクF使用時。用紙代別。

機能面では、暗証番号によって認証するセキュリティプリントなど備え、オフィスのセンターマシンとしても対応する。さらに、定型封筒の印刷に対応している点も強調できる。わざわざ外部業者に依頼することなく、販促用の封筒などを必要なときにすぐにプリントできるので、在庫管理に頭を悩ますこともなくなるだろう。そういった機能の使いやすさや環境への配慮といった、オフィスユースに求められるニーズにも応えてくれる。高速プリントと低プリントコストを両立させたい中・小規模の事業所はもちろん、大企業の印刷需要が高い部署での活用にも最適な選択といえる。

     

給紙台に定型封筒をセット。「角2」や「長3」、「長4」などに対応する(種類によっては対応しないものもある)

大型液晶画面を備えた操作パネル。カラーユニバーサルデザイン認証を取得している