【特別企画】

梅雨の季節にたまったハウスダストを一掃する方法

  [2012/06/26]

花粉症の季節が終わったのに、咳やくしゃみが止まらない……。もしかしたら、部屋の中に潜むハウスダストが原因かも。そんなときは、思い切ってお部屋の掃除方法を見直そう。

まずは、掃除がしやすい環境をつくろう

隅から飛び出したコンセントは、掃除をするたびに移動しなければならず面倒

アレルギーの原因の一つとなるハウスダストは、掃除の仕方で大幅に減らすことができる。ハウスダストの中には、ホコリと一緒にダニやカビがウヨウヨ。ダニは高湿度を好むため、梅雨に入るとさらに増殖することも。それでは、いっそのこと部屋を丸ごと「掃除がしやすい環境」に変えてしまおう!

「掃除がしやすい環境」とは、掃除機や雑巾がけが気軽に行える環境だ。例えば、部屋の形でいうと、四角や円。インテリアを円に置くことは難しいですから、なるべく直角になるように家具を置く。また、左の写真のようにはみ出したコンセントなども位置を変える。これだけでも、随分と「掃除がしやすい環境」に生まれ変わるはずだ。

部屋は上から掃除しよう

次に掃除を行う順番を変えてみよう。基本は、部屋の上部から掃除を行う。リビングで例えると、天井→エアコン→カーテンレール→額縁→本棚→テレビ台→机→カーペット→床といった順番だ。

上部から掃除をする理由は、ホコリは下へと落ちるから。理屈ではわかっているものの、床を掃除したあとに、つい書棚を拭いてしまうことがある。水拭きでホコリをすべて吸収していると思っても、細かいホコリは空気中をまってしまう。掃除をするときには、まずは部屋を見渡し、上部から掃除を行うクセをつけてほしい。

器械は外側だけでなく、中もチェックが必要だ。例えば、エアコンのフィルターは、使用時には2週間に一度の掃除が理想とされている。ホコリがびっしりついたフィルターは、エアコンの効き目が悪く、無駄に電気を消耗してしまうだけでなく、ハウスダストの巣になってしまう可能性もあるのだ。エアコンフィルターの掃除は、もちろん最初に。フィルターを掃除したあとは、エアコンの下にある家具やソファーなども忘れずに掃除しよう。

まずはエアコンなど上部から。ホコリが下に落ちることを考えて ホコリが詰まったエアコンフィルターは掃除機で吸い取る

重曹水を使うとカビ防止効果もアップ

梅雨に入り、ジメジメした日が続くと、カビが発生&増殖してしまうこともある。カビはアレルギーを引き起こす原因の一つ。日常的に取り除くよう心がけておこう。そこでオススメなのが重曹。汚れによっては、あわせて酢を使っても効果的だ。

掃除とは「汚れに化学反応を起こさせ中和し、分解したものを取り除く」という行為だ。重曹の成分は99%が炭酸水素ナトリウム。アルカリ性のため、酸性の汚れ(油汚れなど)に強い。また酢は、酸っぱいという言葉の通り酸性で、アルカリ性(水アカ、石けんカスなど)の汚れに効果を発揮。この特性を知り、汚れの性質に合わせて使用すると、より上手に掃除ができる。

浴室のカビは、酢を水で10倍に薄めた酢水をかけて、その上から重曹を振りかける。シュワーと音がしたら、その状態で、ブラシを使ってカビをこすり、2時間ほど放置してから洗い流すとよく落ちる。

また、壁のクロスやフローリングなどは、重曹を直接かけるのではなく、水1リットルに大さじ4杯程度の重曹水を作り、水拭きを行う。ホコリを落とすことで、部屋が清潔になることはもちろん、重曹水を使用することでカビの増殖を防ぎ、脱臭効果もあるのだ。

しかし、重曹はところ構わずに直接振りかけると、別の化学反応を起こしてシミになってしまうこともあるので注意が必要。そのため、大理石や畳、無垢材などには使用できない。また、天然成分とはいえ、長時間使用する場合は炊事用手袋をはめてほしい。あと、掃除を行う際には、窓を開けるなど換気をよくすることも心がけよう。

重曹を使用するときは、使用方法をよく読んでから 重曹水で拭いたあとは軽く水拭きをする

環境や掃除方法を少し変えるだけで、きれいな状態が長い間保てたり、お手入れが随分とラクになる。紹介した方法は、習慣づけてしまえば簡単なものばかり。梅雨だから、掃除はしにくいと決めつけず、さっぱりスッキリした環境を手に入れよう。

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