HDL-Cシリーズ」は、デスクトップPCとノートPC(例えばNetbook)を持っているという人にはピッタリの製品。というのも、たいていの初心者PCユーザーは、所持しているPC同士のデータのやりとりが面倒で、データの共有をしていない場合が多い。

例えば、Webブラウザーのお気に入りがデスクトップPCとノートPCでは別になっているため、デスクトップPCで登録したお気に入りがノートPCでは使えない……なんてことが起こる。そんなPCユーザーでも、「HDL-Cシリーズ」があれば、デスクトップのお気に入り情報を一括してネットワークハードディスクにコピー、そしてノートPCからネットワークハードディスクにアクセスして先ほどコピーしたお気に入りのデータを、ノートPCにコピーする。これだけで、2台のファイル共有が簡単にできてしまう。USBメモリや外付けUSBハードディスクにファイルをコピーして、わざわざノートPCに接続し直してからファイルをコピーするなんて手間は一切かからない。

「誰でもすぐに使える」キャッチコピーに偽りなしのセットアップ

HDL-Cシリーズ」では、容量が500GB、1TB、1.5TBの3製品がリリースされている。3製品ともセットアップ方法は同じで、おおまかに言うと、まずPCにUSBケーブルで接続し、セットアップを実行。次にルーターに接続し、ウィンドウズに登録されたアイコンをクリックするとLANハードディスクとして使用が可能になる。拍子抜けしてしまうほどセットアップは簡単だが、ここではその手順をもう少し詳しく紹介していく。

(1)まずはPCとHDL-CシリーズをUSBケーブルで接続する

(2)ウィンドウズのマイコンピュータにHDL-Cというドライブが表示されることを確認

(3)ドライブを開くとEasySetup.exeというファイルがあるので起動する

(4)PCがLANに接続されていることを確認したらセットアップ開始のボタンを押す

(5)設定はすぐに終わり、完了のボタンを押せば終了

(6)デスクトップに3つのファイルが表示される

(7)USBケーブルを抜き、今度はHDL-Cシリーズをルーターにイーサネットケーブルで接続し、電源を入れる

(8)先ほどデスクトップに作られた「LANDISK-A14A45 アクセス」というファイルをクリックするとユーザー名とパスワードを要求されるので、ユーザー名に「guest」と入力し、パスワードは空欄のままOKをクリック

(9)ウインドーに「disk」と書かれたドライブが表示されていれば、これで接続完了となる。このdiskがネットワークハードディスクのドライブだ