ヘッドライン

2012年12月30日(日)

【コラム】大塚実の月刊宇宙開発 第7回 国際宇宙ステーションからの放出衛星「RAIKO」が成果を中間報告

和歌山大学と東北大学は12月18日、東北大学の北青葉山キャンパス(宮城県仙台市)において、超小型衛星「RAIKO(雷鼓)」の成果に関する中間報告を行った。太陽電池パドルが展開しないというトラブルがあったものの、これまでに15枚の撮影画像の取得に成功。年明けには高速通信の実験も開始するという。

[09:00 12/30]

2012年12月29日(土)

サイエンス、2013年の注目領域

米科学誌「サイエンス」は2013年の科学界の注目領域として「1細胞DNAシークエンス」や欧州宇宙機関(ESA)の人工衛星「プランク」、ロシアなどが掘削を計画している南極の「氷底湖」、ヒトの神経網マップの製作に取り組む「ヒト・コネクトーム・プロジェクト」などを挙げた。

[08:00 12/29]

2012年12月28日(金)

岡山大と東北大、酵母の全遺伝子の「限界コピー数」を測定することに成功

岡山大学と東北大学は12月26日、酵母が持つすべての遺伝子の「限界コピー数」を測定することに成功したと発表した。

[14:56 12/28]

ヒトは2歳までに大脳の神経連絡強化に伴う内部構造の再構築が生じる -京大

京都大学(京大)は、チンパンジーの大脳の成長様式を通して、なぜほかの霊長類と比較してヒトが顕著に大きな脳やヒト知性を獲得したのかということを明らかにしたと発表した。

[14:50 12/28]

日本化薬など、150℃で硬化可能な超電導コイル用硬化型電気絶縁材料を開発

日本化薬と中部電力は、100~150℃の低温で硬化が可能な超電導コイル用低温硬化型電気絶縁材料を開発したことを発表した。

[11:17 12/28]

【レポート】JAXA、開発中の小惑星探査機「はやぶさ2」を初公開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月26日、相模原キャンパス(神奈川県相模原市)において、現在開発中の小惑星探査機「はやぶさ2」をプレス向けに公開した。小惑星イトカワに着陸し、2010年6月に地球に帰還した「はやぶさ」の後継機。現在、探査機の構体と太陽電池パネルのフライト品が完成したところで、今回初めて披露された。

[10:00 12/28]

大学・研究機関のための改正労働契約法Q&A

研究員やポスドク、非常勤講師、大学院生、事務系職員などの、いわゆる「期間に定めのある労働契約」についての「改正労働契約法(労働契約法の一部を改正する法律)」が今年8月10日に公布され、2013年4月1日から本格的に施行される。

[09:57 12/28]

【レポート】早大、世界初の「軽水冷却原子炉による高増殖性能」を計算上で達成

早稲田大学は12月26日、放射能の密封性を損なうことなく水対燃料体積比を低減できる、核燃料棒を隙間なく束ねた新燃料集合体を考案し、世界で初めて「軽水冷却原子炉による高増殖性能」を計算上ではあるが達成することに成功したと発表した。

[09:00 12/28]

2012年12月27日(木)

国立天文台など、巨星を周回する2つの巨大惑星を発見

国立天文台などの研究グループは、岡山天体物理観測所の188cm望遠鏡とアングロオーストラリアン望遠鏡を用いた観測により、「HD4732」と呼ばれる巨星を周回する2つの巨大惑星を発見したことを発表した。

[18:05 12/27]

M82銀河の銀河風は4万光年先まで到達している - すばる望遠鏡

国立天文台などの研究グループは12月26日、爆発的星形成銀河M82からの爆風波として飛び出したガスが、M82銀河本体から約4万光年離れた「M82の帽子」と呼ばれるガス雲に衝突して光っていることを、すばる望遠鏡による観測から突き止めたと発表した。

[17:39 12/27]

テロメア長の短縮化は誕生時の生殖様式の状態により決定される - 慶応大

慶応義塾大学(慶応大)は12月27日、無性生殖や有性生殖を環境に応じて使い分ける扁形動物プラナリアを用い、プラナリアの誕生時の生殖様式(無性か有性か)が細胞の寿命を規定することを示すことに成功したと発表した。

[17:11 12/27]

植物を食べる昆虫の性質は、周辺昆虫種の組成に依存して進化してきた -北大

北海道大学(北大)は、自然界の種の多様さと関わり合いの複雑さが種の進化にどのように作用するのかを調査するため、ヤナギを食べる多様な昆虫種を国内とフィンランドのさまざまな地域で調査した結果、地域ごとに異なる昆虫種の組成が、それらの昆虫種と同じヤナギを食べるヤナギルリハムシの"味の好み"を地域ごとに多様に進化させていることを確認し、昆虫種が、その組成に依存して、植物の被食応答を介して特異な植物の状態を作り出し、それが昆虫の性質の多様化を促進することを明らかにしたと発表した。

[16:48 12/27]

東大、稲穂にできるコメ粒の数を決定する遺伝子「TAWAWA1」を発見

東京大学(東大)は、稲穂にできるコメ粒の数を決定する遺伝子を発見し、「TAWAWA1」と命名したことを発表した。

[15:55 12/27]

ミカンが閉経後の骨粗しょう症を防止!?

ミカンをよく食べている閉経後の女性は骨粗しょう症になりにくいことが、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)果樹研究所による浜松市北区の旧・三ヶ日町の地域住民457人(男146人、女 311人)を対象とした4年間の追跡調査で明らかとなった。

[12:28 12/27]

NEDO、燃料電池の性能向上を目指した専用ビームラインをSPring-8に設置

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は12月26日、電気通信大学(電通大)が、大型放射光施設「SPring-8」に燃料電池専用の「先端触媒構造反応リアルタイム計測ビームライン(BL36XU)」を設置し、竣工式典を行ったことを発表した。

[09:00 12/27]

理研、自然免疫と獲得免疫の両方を活性化させるがん免疫療法を開発

理化学研究所(理研)は12月26日、リンパ球の一種であるナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)や、免疫反応の司令塔である樹状細胞を利用して、自然免疫と獲得免疫の両方を活性化させ特定のがんを抑制する「ヒト型人工アジュバントベクター細胞」によるがん免疫療法を開発したことを発表した。

[08:30 12/27]

東大、「piRNAクラスター」におけるヒストン修飾などの同定に成功

東京大学は12月25日、「PIWI-interacting RNA(piRNA)産生培養細胞」である「カイコBmN4」細胞を用いた「ChIP-seq」法、「TSS-seq」法および「RNA-seq」法により、「piRNAクラスター」におけるヒストン修飾や転写様式および転写ユニットをゲノムワイドに同定することに成功し、その結果から、piRNAクラスターが新規な外来配列からpiRNAを産生するのに必要な特徴を明らかにすることができたと発表した。

[08:30 12/27]

アルマ望遠鏡、1億34000万個のプロセッサを搭載した専用スパコンを設置

国立天文台は12月25日、チリのアタカマ砂漠で建設が進むアルマ(ALMA)望遠鏡(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計:Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)に高性能スーパーコンピュータ(スパコン)「アルマ相関器(ALMA Correlator)」が搭載されたことを発表した。

[08:00 12/27]

2012年12月26日(水)

東北沖の海底津波計が運用開始

気象庁は、津波の発生をいち早く検知するために東北地方の太平洋沖合に設置を進めている3基の海底津波計のうち、機能を確認した2基の運用を開始した。東日本大震災(昨年3月11日)をもたらした「東北地方太平洋沖地震」のような日本海溝付近で起きた津波の場合、場所によっては地震発生後10分程度で捉えることができるという。南海トラフ域での津波などを含め、日本の太平洋沿岸での津波警報に活用される津波計は合計37基となった。

[17:09 12/26]

理研、血液検査だけで血中のがん細胞のモニタリングを可能とする技術を開発

理化学研究所(理研)は12月25日、血液中を循環するがん細胞を高感度に捕捉し、そのがん細胞を生きたまま剥離できるナノデバイスを開発したことを発表した。転移性のがんの診断や治療後の経過観察に有効だという。

[10:00 12/26]

ヒトはまばたきのたびに脳領域の活動を切り換えている - 阪大が解明

大阪大学(阪大)は、映画を見ている時に無意識に生じたまばたきのたびに、内省などに関わるデフォルト・モード・ネットワーク(注意を要するような課題を行っている時よりも、何もしないで安静にしている時により活動が上昇する脳領域)の活動が一過性に上昇する一方、注意の神経ネットワーク(外界にある特定の対象に注意を向けることに関連した脳領域)の活動が減少することを発見したと発表した。

[09:30 12/26]

JNC、直径数百nmのハイドロキシアパタイト多孔体を開発

JNCは、ソフセラが開発したハイドロキシアパタイト(HAp)ナノ粒子を原材料とし、直径が数百nmのHApナノ繊維で構成されたHAp多孔体の開発に成功したことを発表した。

[08:00 12/26]

今年の世界の異常気象・気象災害

気象庁は、今年発生した世界の主な異常気象・気象災害を発表した。世界各国からの1-11月までの観測データおよび12月14日までに入手した災害情報を基に速報としてまとめたもので、確定値による資料は来年1月15日に同庁のホームページ「世界の天候」で発表する。

[07:00 12/26]

2012年12月25日(火)

信州大、細胞分離酵素を阻害するタンパク質の新奇な「弓のこ型」構造を発見

信州大学は12月25日、細菌の細胞分離酵素を阻害する「IseAタンパク質」の新奇な「弓のこ型」構造を解明したと発表した。

[22:18 12/25]

閉経後の女性の骨粗しょう症を防ぐにはβ-クリプトキサンチン - 農研機構

農業・食品産業技術総合研究機構は12月22日、閉経女性における「β-クリプトキサンチン」の血中濃度と骨粗しょう症の発症リスク低減に関連性があることを発見したと発表した。

[17:31 12/25]

産総研、「ヘリウムイオン顕微鏡」による像を予測する計算技術を開発

産業技術総合研究所(産総研)は12月21日、「ヘリウムイオン顕微鏡(HIM)」像を予測する計算技術を開発。ナノデバイス開発に重要な役割を果たすグラフェンの観察に応用しHIM像のシミュレーションを実施、グラフェンの格子像を観測するために必要なHIMの解像度を求めたことを発表した。

[13:56 12/25]

NICT、DNAの自己組織能を利用した生体分子システム構築技術を開発

情報通信研究機構は12月25日、東京大学の協力を得て、DNAを足場として用いることで生体分子のシステムを作れる技術を開発したと発表した。

[12:53 12/25]

北大、神経核「分界条床核」が「腹側被蓋野」を制御する仕組みを解明

北海道大学は12月20日、群馬大学の協力を得て、脳の神経核の1つである「分界条床核」が、ドーパミンを放出する中脳の「腹側被蓋野」を制御する仕組みとして、分界条床核から腹側被蓋野への投射線維の大多数が「GABA」を伝達物質とする「抑制性投射」であり、その標的が腹側被蓋野の「抑制性介在ニューロン」であることを明らかにしたと発表した。

[08:00 12/25]

2012年12月22日(土)

サイエンス、今年の“10大成果”

米科学誌「サイエンス」は、今年の科学界における10大成果を発表した。最も顕著な成果「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー、2012」として、日本を含む欧州合同原子核研究所(CERN)の国際チームによる、物質の質量の起源となる「ヒッグス粒子」に関する発見を選んだ。

[07:00 12/22]

2012年12月21日(金)

輸送体「KCC2」はシナプスの興奮と抑制のバランスを図る分子機構 - 北大

北海道大学は12月20日、抑制性シナプスの形成部位との発現制御の関係がほとんどわかっていなかった塩素イオンの細胞外排出を行う輸送体「KCC2」について、小脳の「プルキンエ細胞」に着目して発現解析を実施したところ、発達期と成体期の同細胞で異なる発現調節の仕組みが確認され、KCC2が特定の抑制性シナプスの抑制作用を調節することで興奮と抑制のバランスを図る分子機構であることが明らかになったと発表した。

[18:17 12/21]

NIMS、固体表面や生物中のセシウムの分布を蛍光で可視化できる超分子を開発

物質・材料研究機構は12月20日、固体表面や生物中におけるセシウムの分布を蛍光により可視化できる「超分子」材料を開発したと発表した。

[17:10 12/21]

放医研、フリーラジカルから身を守る能力を可視化する技術を開発

放射線医学総合研究所(放医研)は12月21日、放射線障害やがん、動脈硬化など多くの病気の原因となるフリーラジカルから身を守る能力を、造影剤と高磁場MRIを使って検出・イメージングする手法を開発したと発表した。

[16:52 12/21]

慶応大、長期安定記憶を実現するために必要となる分子メカニズムを解明

慶應義塾大学(慶応大)は12月21日、哺乳動物の長期記憶を司る分子メカニズムを再現した生化学反応ネットワークモデルを作成し、2週間を超える長期間安定した記憶を形成するためには、記憶刺激の繰り返しにともなって、神経細胞内で分子メカニズムのネットワークが刻々と移り変わっていく現象「ネットワーク遷移」が鍵となることを、コンピュータシミュレーションにより示したことを発表した。

[16:25 12/21]

九大など、誤飲しても問題ない虫歯・歯周病予防口腔用殺菌剤を発表

九州大学と優しい研究所は12月19日、鹿児島大学、国立長寿医療研究センターとの共同研究により、植物性乳酸菌が作る天然の抗菌ペプチドである「ナイシンA」を抽出した「高純度ナイシン」と「梅エキス」を独自の配合比で組み合わせた天然抗菌剤「ネオナイシン」が、口腔内の虫歯菌、歯周病菌を減少させることを確認したと共同で発表した。

[15:42 12/21]

【レポート】BIOMOD 2012成果報告会 - 学生たちはいかに国際大会で好成績を収めたのか

東北大学のTeam Sendaiが総合優勝、東京工業大学のTITECH NANO JUGGLERSが総合3位を獲得した、今年で2回目となる学部生が対象の国際生体分子デザインコンペティション「BIOMOD 2012」の成果報告会が11月22日に実施されたので、その模様をお届けする。

[14:00 12/21]

JAXA、地球超高層大気撮像観測ミッションの初観測データ取得を発表

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月21日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟船外実験プラットフォーム「きぼう」からの地球超高層大気撮像観測ミッション「ISS-IMAP」が初の観測データを取得したことを発表した。

[13:22 12/21]

JAXA、スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサの初観測データを取得

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月21日、2012年7月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられた「HTV-3(こうのとり3号機)」によって国際宇宙ステーション(ISS)に送られた「スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサ(JEM-GLIMS)」を用いて、雷放電発光を観測することに成功したと発表した。

[13:03 12/21]

2012年4月に米国に落下した隕石は、約5万年前に母天体から放出された -九大

九州大学(九大)は12月20日、2012年4月22日に米国カリフォルニアで目撃された約5秒間の火球発光を生じた隕石の試料の希ガス同位体分析を行った結果、同隕石がプレソーラー粒子を含む始原的な物質であること、ならびに隕石母天体表面で太陽風の照射を受けたこと、母天体脱出後、約5万年ほど漂った後に地球に落下してきたことなどを明らかにしたと発表した。

[12:16 12/21]

理研、次世代抗がん剤の種「テルペンドールE」の生合成メカニズムを解明

理化学研究所(理研)は12月21日、土壌に棲む「糸状菌」の仲間が、新しい抗がん剤の種となる化合物として注目される「テルペンドールE」を生合成するメカニズムを明らかにしたと発表した。

[11:12 12/21]

理研、がん細胞の形態変化で簡単に抗がん剤の作用を予測するシステムを開発

理化学研究所(理研)は12月21日、さまざまな抗がん剤をがん細胞に添加することで起きる細胞形態の変化パターンをデータベース(DB)化した「モルフォベース」を構築し、同DBの特徴や情報を基に新規抗がん剤の作用を予測する手法「モルフォベースプロファイリング」を開発したことを発表した。

[10:54 12/21]

セルロースミクロフィブリルの引張破断強度は鋼鉄の約10倍 - 東大が解析

東京大学(東大)は12月20日、セルロースが植木などの細胞壁において形成している「セルロースミクロフィブリル」をキャビテーション法と統計的手法で解析した結果、2~6GPaの引張破断強度を持つことを確認したと発表した。

[10:16 12/21]

脊椎動物の起源か!? - 理研、ヌタウナギの下垂体/口/鼻の起源を解明

理化学研究所(理研)は12月20日、深海に棲む原始的な脊椎動物「ヌタウナギ」の頭部の発生過程を詳細に観察した結果、各種ホルモンを分泌する下垂体が外胚葉起源であることを確認したほか、円口類に独自の発生過程があることを発見したと発表した。

[09:56 12/21]

40年前に決定された修飾構造は実は分解物だった - 東大が解明

東京大学は12月20日、タンパク質の生合成において重要な役割を担っているtRNAに含まれる修飾塩基として、新たな修飾構造「サイクリックt6A(ct6A)」を発見、その生合成および機能を解明したことを発表した。

[09:00 12/21]

NIBB、根粒と茎頂分裂組織を共通して制御する遺伝子を発見

基礎生物学研究所(NIBB)は12月20日、マメ科植物と根粒菌の共生の場である「根粒」が、根から分化する過程を制御する新たな遺伝子を発見したと発表した。

[09:00 12/21]

ヘリウム3の単原子層膜は自然界で最も低密度の液体である - 東大が発見

東京大学(東大)は12月20日、グラファイト表面にヘリウム3の単原子層膜を吸着させた2次元ヘリウム3原子系の熱容量を、絶対零度に近い2mKの超低温度まで測定し、この系が、量子気体になるのではなく、これまで知られるどの液体よりも低密度の液体相の「水たまり(パドル)」状に凝縮し、それ以外の基板表面は真空となることを発見。さらに、これが2次元ヘリウム3原子系の普遍的な性質であると結論付けたことを発表した。

[08:30 12/21]

マスク装着就寝で、子どもの喘息の悪化を5割低減可能 - ユニ・チャームなど

ユニ・チャームは12月20日、複数の小児科のアレルギー専門医と協力して、外来通院中の喘息の子どもを対象に就寝時にマスクを装着する効果について研究を行った結果、就寝時にマスクを装着することで、喘息症状と喘息による治療などを5割低減させることを実証したと発表した。

[08:30 12/21]

環境ダイオキシン、子どもの心にも影響か!?

東京大学大学院医学系研究科・疾患生命工学センターの遠山千春教授や掛山正心助教らのグループは、残留性有機汚染物質のダイオキシン※を微量投与した母マウスから生まれたマウスが、成長後に脳の柔軟性が低下し、集団行動に異常が生じることを突き止めた。母体に取り込まれた環境化学物質が子どもの「心の健康」を害し、精神神経症状を引き起こす可能性を示す初めての報告だという。研究論文が12日、オンライン科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」に掲載された。

[07:00 12/21]

2012年12月20日(木)

東大など、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因メカニズムを解明

東京大学は12月19日、科学技術振興機構・戦略的研究推進事業(CREST)研究において、理化学研究所(理研)との共同研究により、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の原因メカニズムを明らかにしたと発表した。

[18:39 12/20]

エリンギにインフルエンザ感染時の症状を軽減させる可能性 - ホクトが確認

ホクトは12月19日、富山大学 大学院医学薬学研究部の安東嗣修 准教授との共同研究により、熱処理エリンギが細菌内毒素により肺炎を起こしたマウスの炎症を抑える効果があることを確認したと発表した。

[18:19 12/20]

東大、タンパク質「ASK3」が体内の浸透圧変化の情報伝達を担うことを発見

東京大学は、腎臓に多く発現するタンパク質「ASK3」が、浸透圧変化に対して感度よく精密に応答し、浸透圧変化の際に必要な情報伝達を担っていることを明らかにしたと発表。

[18:01 12/20]

自閉症の主症状をmTOR阻害薬「ラパマイシン」で改善可能 - 東京都など

東京都医学総合研究所、東京大学、東京都福祉保健局の3者は、順天堂大学との共同研究により、自閉症の主症状である「社会性相互交流障害」が、抗腫瘍薬、免疫抑制薬として複数の国で認可されているmTOR阻害薬の1種の「ラパマイシン」により改善することを、2種類の「結節性硬化症」モデルマウスを用いた動物実験により明らかにしたと発表した。

[17:56 12/20]

順天堂大、若年性遺伝性パーキンソン病の発症の仕組みの一部を解明

順天堂大学は12月19日、京都大学との共同研究により、若年性遺伝性パーキンソン病の原因遺伝子の1つである「PINK1」が、同じく原因遺伝子の「Parkin」のスイッチを入れる仕組みがあることを見つけ、その破綻がパーキンソン病に関与する可能性が見出されたと発表した。

[17:50 12/20]

コウモリの翼の獲得は遺伝子「Fgf10」の変化が要因か? - 筑波大が発表

筑波大学は、コウモリが翼を獲得できた仕組みを解明する一環として、翼内部(「飛膜」)に侵入する筋組織に焦点を当ててその形成過程を発生学的に調査したところ、この筋組織は既存の筋肉から「飛膜原基」の形成に伴って新たに形成されることが明らかになったと発表した。

[09:30 12/20]

細胞死抑制遺伝子「c-FLIP」は腸管や肝臓の恒常性維持に必須 - 順天堂大

順天堂大学は12月18日、「腸上皮細胞」や肝細胞でのみで細胞死抑制遺伝子「c-FLIP」が欠損したマウスを樹立することに成功し、c-FLIPが腸管や肝臓の恒常性を維持するために必須の遺伝子であることを明らかにしたと発表した。

[08:30 12/20]

2012年12月19日(水)

タンパク質「TDP-43」の安定化がALSの発症時期を決定する要因 - 理研が解明

理化学研究所は12月18日、脳や脊髄の病巣に蓄積するタンパク質「TDP-43」の安定化が、全身の筋肉マヒを起こす神経変性疾患「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の発症時期を決定する要因であることを明らかにしたと発表した。

[17:50 12/19]

タイヤ側面へのフィン設置により走行時の空気抵抗を低減できる - 横浜ゴム

横浜ゴムは12月19日、走行時の車の空気抵抗を低減するタイヤ設計技術を開発したことを発表した。

[17:23 12/19]

東大など、イミダゾールが強誘電性や反強誘電性を持つことを発見

東京大学(東大)、科学技術振興機構(JST)、高エネルギー加速器研究機構、理化学研究所の4者は12月19日、生体物質であるイミダゾール系化合物が、電子材料として期待される強誘電性や反強誘電性といった分極反転機能を持つことを発見したと発表した。

[15:52 12/19]

名大、自在に異種植物同士を掛け合わせることを可能にする鍵分子を発見

名古屋大学(名大)は12月19日、同種での受精を保証する鍵分子を同定し、これを操作することで大幅に種間交雑の壁を打破することに成功したと発表した。

[14:20 12/19]

近畿大など、バイオリサイクル燃料の生産能力を4倍向上させる製造機を開発

近畿大学とナニワ炉機研究所は12月18日、同大理工学部の井田民男准教授のグループが研究開発を進めている次世代バイオリサイクル燃料「バイオコークス」について、連続でバイオコークス生成を可能にすることで生産能力を従来機の約4倍に高めた新型連続製造機を開発したことを発表した。

[14:00 12/19]

佐渡で新種のサドガエル

広島大学大学院理学研究科・両生類研究施設の三浦郁夫准教授らの研究グループは、新潟県・佐渡島に生息するカエルが新種と分かり、「サドガエル(Rugosa susurra)」と命名。その関連論文が、国際的な動物分類学誌「ズータクサ(Zootaxa)」(7日、オンライン版)に掲載されたことを明らかにした。野生種の宝庫とされる南西諸島を除く、日本の本州や近隣離島で、カエルの新種が発見されたのは22年ぶりという。

[13:19 12/19]

【レポート】【科学用語の基礎知識】 - バイオエタノール(Bioethanol)

バイオエタノールとは、生物由来の資源(バイオマス)から生産される、ガソリンなどの代替となる液体燃料。太陽エネルギーを利用して育つ植物を原料に生産でき、枯渇することのない「再生可能エネルギー」として、次世代エネルギーの候補の1つに挙げられる。対概念は、化石燃料である石油や天然ガスから生産される合成エタノール。

[11:00 12/19]

【レポート】世界最深の海で極限飢餓環境をバネに進化する「カイコウオオソコエビ」

「深海にどんな生物がいるのか」。航海術の進歩によって深海にアクセスできるようになった人類が長年持ち続けてきた疑問だ。19世紀後半に海洋調査船「チャレンジャー号」が水深5700mから生物を採集し、深海にも生物が存在することを示した。そのような中、世界最深10,911mに位置するマリアナ海溝チャレンジャー海淵で捕獲された「カイコウオオソコエビ」から、人類のエネルギー問題を根本的に変革させる可能性を持った画期的な機能を持ったセルロースを分解する新規セルラーゼが発見された。

[11:00 12/19]

2012年12月18日(火)

NEDO、タイにてキャッサバの残りカスから代替燃料を製造する実証事業を開始

新エネルギー・産業技術総合開発機構は12月17日、タイ王国において「キャッサバイモ」からデンプンを抽出した後の残渣からバイオエタノールを製造する技術の実証事業に着手するとし、NEDOと同国科学技術省国家イノベーション庁が基本協定書を取り交わしたことを発表した。

[18:29 12/18]

東大など、不明だったシアノバクテリアの光受容体群の立体構造を解明

東京大学と科学技術振興機構は12月18日、医薬品医療機器総合機構、大阪大学の協力を得て、光をエネルギー源として酸素発生型光合成を行う原核生物であるシアノバクテリアの光受容体群「シアノバクテリオクロムAnPixJ(赤/緑色光変換型)」と「同TePixJ(青/緑色光変換型)」の光受容部位の立体構造を、X線結晶構造解析によって明らかにしたと共同で発表した。

[18:03 12/18]

小粒の球状太陽電池を織り込んだ布地

福井県工業技術センター(福井市)と太陽電池メーカー「スフェラーパワー」(京都市)は、直径1.2ミリメートルの手芸用ビーズのような小さな球状太陽電池を多数織り込んだ、世界初の発電できる太陽電池テキスタイル(布地)の試作に成功したと発表した。

[11:59 12/18]

ふたご座流星群を家庭用ビデオでキャッチ

ふたご座流星群の出現ピークを迎えた14日未明、サイエンスポータル編集部員が家庭用ビデオカメラで流星の動画映像を撮影した。

[07:00 12/18]

2012年12月17日(月)

理研など、「イチゴ炭疽病菌」と「ウリ類炭疽病菌」の全ゲノムを解読

理化学研究所は、京都府立大学、岡山県農林水産総合センター、京都大学、独マックスプランク研究所の協力を得て、DNA配列解析装置の次世代シーケンサーを用いて、「イチゴ炭疽病菌」と「ウリ類炭疽病菌」の全ゲノムを解読し、病原性に関与する遺伝子群候補を同定したと発表した。

[17:22 12/17]

JASRIなど、X線自由電子レーザー施設「SACLA」のXFELの密度を4万倍に強化

高輝度光科学研究センター、大阪大学、東京大学、理化学研究所、科学技術振興機構の5者は12月17日、X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」において、原子レベルの表面精度を持つ集光鏡により、世界で最も強いX線レーザーのマイクロビームの実現に成功したと共同で発表した。

[16:32 12/17]

東大生産研、折り紙の折り畳み技術を用いて培養細胞の自動立体化技術を開発

東京大学生産技術研究所は、平面上に培養した細胞を、細胞の内部の力(牽引力)を用いて、折り紙のように折り曲げ、自動的に立体構造を作製する技術を開発したと発表した。

[16:16 12/17]

完全養殖クロマグロが自然界でも生き延びた

2002年に世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学水産研究所(和歌山県白浜町)は、配合飼料で育った養殖クロマグロの稚魚を自然界に放流する実験に取り組み、これらの稚魚が自力生残の目安となる30日を越えて、自ら餌を捕食して生き延びていることを確認したと発表した。

[15:06 12/17]

東急建設など、トンネルの高さなどの出来形を即時確認できるシステムを開発

東急建設と九州大学(九大)大学院システム情報科学研究院の倉爪亮 教授らは12月17日、構造物出来形即時確認システム「RaVi(Real-timearchitecture Visualizer)」を開発し、国土交通省(国交省)中国地方整備局発注の「尾道・松江自動車道下本谷トンネル工事」(広島県庄原市内) へ導入したことを発表した。

[12:36 12/17]

KEK、人工的に作成した摸倣生体膜の変形挙動を解明

高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、人工的に作成した摸倣生体膜の小胞(ベシクル)が温度変化によって開口し、平板状(ナノディスク)に変形した後、ナノディスク同士が融合して再びベシクルへ変形することを発見、東京大学 物性研究所附属中性子科学研究施設の中性子小角散乱装置「SANS-U」を用いたナノスケールの構造観察により、その仕組みを明らかにしたと発表した。

[12:09 12/17]

放射性ヨウ素129は地中で安定化するので地下水に含まれにくい - 千葉大など

千葉大学は、日本原子力研究開発機構、学習院大学の協力を得て、微生物が生産する酵素「ラッカーゼ」が、土壌中を移行しやすい「ヨウ化物イオン」を酸化して土壌有機物と結合させ、安定化することを見出したと発表した。

[11:19 12/17]

2012年12月14日(金)

生命の設計図であるゲノムDNAは細胞の中で小刻みに動いていた -遺伝研など

国立遺伝学研究所(遺伝研)は12月14日、細胞の中でヌクレオソームがダイナミックに揺らいでいる(小刻みに動いている)ことを見出したと発表した。

[17:51 12/14]

がん幹細胞はピロリ菌由来がんタンパク質「CagA」を溜め込む - 慶応大など

慶應義塾大学は12月13日、東京大学、長崎大学の協力を得て、ピロリ菌由来のがんタンパク質「CagA」が「がん幹細胞」に注入されると、細胞内にCagAを溜め込み、安定的に存在することを証明したと発表した。

[17:15 12/14]

NIBB、シロイヌナズナのERボディに特異的な膜タンパク質を同定

基礎生物学研究所(NIBB)は、植物の防御のためのオルガネラ、ERボディの膜に特異的な膜タンパク質を同定したことを発表した。

[16:29 12/14]

近畿大など、世界初のクロマグロの完全養殖幼魚の海洋への放流実験を実施

近畿大学水産研究所(近畿大水産研)と水産総合研究センター国際水産資源研究所は12月13日に共同で、全米熱帯マグロ類委員会の協力を得て、天然資源の減少が危惧されるクロマグロについて、天然資源回復・維持に寄与できる可能性を探るため、グローバルCOEプログラムの一環として、天然資源に依存しない「完全養殖」によって生産された「種苗」を海洋へ放流するという世界初の実験を実施したと発表した。

[15:55 12/14]

無農薬/無肥料の自然栽培農法が最節水 -都市大、野菜生産の水使用量を算出

東京都市大学は12月13日、「自然栽培野菜」、「有機栽培野菜」、「慣行栽培野菜」の3種類の農法で栽培された野菜の生産から加工までに使用・消費される水の量(ウォーターフットプリント)を算出した結果、自然栽培農法が最も水の使用量が少ないことを明らかにしたと発表した。

[12:51 12/14]

乳酸菌飲料で記憶・集中力が改善!?

カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区)の発酵応用研究所は、自社保有の乳酸菌「ラクトバチルス・ヘルベティカス(Lactobacillus helveticus)」で発酵させて作った乳酸菌飲料(殺菌済み)の飲用で、ヒトの記憶力や集中力などが改善されることを、中部大学応用生物学部の横越英彦教授との共同研究で確認したと発表した。これまでマウスの実験でこれらの効果を確かめていたが、今回はヒトでの効果を確かめた。研究結果は今月2-6日に米国・ハワイ州で開かれた国際機能性食品学会(ISNFF 2012)で発表した。

[12:48 12/14]

炎症性腸疾患の根治に期待 -仁丹など、核酸医薬の経口DDS製剤化技術を開発

森下仁丹は12月13日、核酸医薬の経口DDS(Drug Delivery System)製剤化に必要な基盤技術の開発に成功したことを発表した。

[12:24 12/14]

自閉症などの発達障害は母体の化学物質摂取による可能性がある - 東大

東京大学(東大)は12月13日、微量のダイオキシンを投与した母マウスから生まれたマウスを用い、独自開発の行動試験を行った結果、仔マウスが成長後に、脳の柔軟性の低下と集団行動の異常が生じること、そしてその背景に脳活動のアンバランスがあることを解明したと発表した。

[12:09 12/14]

卵白を摂取が筋肉の代謝を高め内臓脂肪を減少させる -キユーピーなどが確認

キユーピーは12月13日、卵白の摂取が筋肉での代謝を高め、内臓脂肪を減らす可能性があるという試験結果を発表した。

[12:08 12/14]

理研、「微小管」の先端に新しい構造領域とその機能を発見

理化学研究所は12月13日、「超解像顕微鏡法」を応用して25nmの分解能を実現し、細胞の中で物質輸送のレールとして働く「微小管」の先端に新しい構造領域とその機能を発見したと発表した。

[08:30 12/14]

2012年12月13日(木)

岩手大など、酵素と類似した機能を持つ糖脂質「MPIase」を発見

岩手大学とサントリー生命科学財団は12月12日、盛岡大学の協力を得て、細胞膜に膜タンパク質を挿入する過程において、酵素と類似した機能を持つ糖脂質「MPIase(Membrane Protein Integrase)」を発見し、今回その化学構造を明らかにしたと発表した。

[18:34 12/13]

産総研、沖縄県久米島西方海域で新たな海底熱水活動域を発見

産業技術総合研究所は12月12日、2012年8月20日~9月13日に海洋調査船「第七開洋丸」による沖縄県久米島および鹿児島県沖永良部島周辺海域の海底調査を実施し、これまでカルデラ地形を持つ海底火山や海底熱水活動が知られていなかった久米島西方海域において、新たな海底熱水活動域を発見したと発表した。

[16:26 12/13]

理研など、酵母の調査から日本は非常に生物の多様性を有していることを証明

理化学研究所と明治薬科大学は12月13日、沖縄県の西表島と北海道の利尻島を対象に生息する酵母の多様性調査を行い、両島に生息する種が現在確認されている種全体の14%を占め、それぞれに異なる多様性を有していることを明らかにしたと共同で発表した。

[16:09 12/13]

久米島西方に新たな海底熱水活動域

産業技術総合研究所は沖縄県久米島西方の海域で、これまで知られていなかった海底火山とカルデラ内での海底熱水活動域を発見したと発表した。付近には同様なカルデラをもつ海底火山が複数存在しており、熱水活動により形成されたマンガン酸化物も採取された。海底資源として有効な海底熱水鉱床が存在している可能性もあることから、引き続き海域の調査を進めるという。

[15:00 12/13]

「慢性疲労症候群」患者の半数で脳の神経伝達機能が低下 - 理研など

理化学研究所、関西福祉科学大学、浜松ホトニクス、浜松医科大学の4者は12月12日、「慢性疲労症候群」患者の約半数の血中に見られる自己免疫疾患の原因となる「自己抗体」が、脳の神経伝達機能を低下させている様子をPET(陽電子放射断層撮影)検査で明らかにしたと発表した。

[10:10 12/13]

2012年12月12日(水)

東大生産研、早期診断や病態悪化の予兆検出を可能とする理論の有効性を証明

東京大学生産技術研究所は12月11日、多数の遺伝子等が関与する複雑疾病において、発病の早期診断や病態悪化の予兆検出を可能とする「動的ネットワークバイオマーカー(DNB:Dynamical Network Biomarker)」を発見するための基礎理論を構築し、その有効性を証明したと発表した。

[18:03 12/12]

阪大など、従来の10倍の明るさのライブイメージング用発光物質を開発

大阪大学と科学技術振興機構は12月12日、国立遺伝学研究所、北海道大学、京都大学の協力を得て、化学発光タンパク質と蛍光タンパク質をハイブリッド化することで、従来よりも10倍以上明るく光る超高輝度化学発光タンパク質「nano-lantern(ナノ-ランタン)」を開発し、同タンパク質でマーキングすることにより自由行動下におけるマウス体内のがん組織を実時間検出することに成功したことを発表した。

[17:54 12/12]

日立造船と住友化学、津波被害を受けた農地の修復技術を確立

日立造船および住友化学は12月12日、津波により塩害や微細がれき混入の被害を受けた農地の修復に向けた技術を確立したことを発表した。

[13:05 12/12]

福岡工大、人工衛星のLED光によるモールス信号を地上で観測することに成功

福岡工業大学(福岡工大)は12月11日、同大が開発した小型人工衛星「FITSAT-1」の開発グループがLED光によるモールス信号で宇宙から地上にメッセージを送る実験を実施し、信号の発信とその観測として、「Hi this is Niwaka JAPAN」と夜空にメッセージを描いたことを観測したことを発表した。

[12:57 12/12]

ふたご座流星群13-14日が見ごろ

“三大流星群”のうちでも特に観察のしやすい「ふたご座流星群」が、13日夜から14日未明にかけて見ごろとなる。国立天文台によると、今年は13日が新月となるため、月明かりが邪魔にならずに、一晩中いつでも観察できるという。

[12:12 12/12]

横浜市大、孔脳症と裂脳症の患者の約2割に遺伝子「COL4A1」の変異を発見

横浜市立大学は12月10日、脳性麻痺やてんかん、精神遅滞などを引き起こす脳奇形「孔脳症」および「裂脳症」の患者の約2割に、「IV型コラーゲンα1鎖」をコードする遺伝子「COL4A1」の「ヘテロ接合性変異」があることを同定したと発表した。

[08:30 12/12]

2012年12月11日(火)

気象データなどで遺伝子の働きを予測

作物の生育状況は気象条件によって左右される。その時に影響を受ける作物の遺伝子も解明され、データベース化もされつつあるが、実験レベルでの解明やデータであるために、まだまだ育種や栽培法などの実利用には至っていない。

[19:14 12/11]

乳酸菌飲料の飲用が短期記憶力や集中力を向上させる - カルピスが確認

カルピスは12月11日、自社で保有する乳酸菌「Lactobacillus helveticus(ラクトバチルス・ヘルベティカス)」で発酵させて作った乳酸菌飲料(殺菌)の飲用が記憶力・集中力の改善作用を持つことを確認したと発表した。

[16:58 12/11]

京大、iPS細胞の発現解析により約1万種のタンパク質の発現量を取得

京都大学は12月7日、ヒト人工多能性幹(iPS)細胞中の全タンパク質(プロテオーム)に対し、独自の計測システムを用いた発現解析を行い、約1万種のタンパク質の発現量プロファイルを取得することに成功したと発表した。

[15:56 12/11]

京大、遺伝子改変マウスで「筋萎縮性側索硬化症」の疾患の再現に成功

京都大学は12月10日、滋賀医科大学の協力を得て、タンパク質分解異常に着目した遺伝子改変マウスの作製により、原因が未だに多くの謎に包まれ、治療法が確立されていない神経難病の1つである「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の疾患再現に成功したと発表した。

[15:29 12/11]

国立大学法人10大学が若手研究者の継続的な支援の充実を求める提言を発表

国立大学法人10大学からなる国立大学法人10大学理学部長会議は12月11日、「理学の基礎研究を担う若手研究者の継続的な支援の充実を求める」と題した提言を公開した。

[13:58 12/11]

慶応大、パーソナルモビリティの評価・提案をWebで募集する実験を開始

慶應義塾大学(慶応大)グローバルセキュリティ研究所は12月10日、ロボット技術を応用した未来のパーソナルモビリティ(1人乗り移動機器)「Curimo(キュリモ)」を企画構想し、その成果をWebサイトにてプロトタイプ化し、同日よりインターネット上でアンケートによる受容性評価を開始したことを発表した。

[13:27 12/11]

群馬県、JAEAと共同で甘い香りを持つ新たな清酒向け醸造酵母を開発

群馬県立群馬産業技術センター(群馬産業技術センター)と日本原子力研究開発機構(JAEAは12月10日、JAEAが開発した新しい育種法「イオンビーム育種技術」で作り出した2000株以上の中から、風味のバランスが良く、従来の酵母にはない"甘い香り"を持つ新酵母を選出し、3年間の醸造試験を行った結果、十分な醸造適性があることが確認されたことを発表した。

[13:03 12/11]

NAIST、電流効率2000%の色が消えるエレクトロクロミック分子の開発に成功

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)は、電気を流すと理想的な電流効率(100%)の20倍以上の高効率で、色が消えるエレクトロクロミック分子の開発に成功したと発表した。

[11:45 12/11]

2012年12月10日(月)

東京医科歯科大、細胞の自食作用に必要な分子「シンタキン17」を発見

東京医科歯科大学は、細胞内の一部を取り囲んだ袋状膜構造「オートファゴソーム」に細胞内の分解専門小器官「リソソーム」が融合することで行われる細胞分解システムである「オートファジー(自食作用)」は、オートファゴソーム表面に「SNARE」と総称される分子群の1種である「シンタキシン17」が呼び寄せられることで働くことを発見したと発表した。

[15:59 12/10]

肌のバリア機能には低分子よりも高分子ヒアルロン酸が重要 - ナリス化粧品

ナリス化粧品は、皮膚の表皮に存在する「ヒアルロン酸」の未開拓分野の生理的役割に着目して研究を行ったところ、肌のバリア機能にはヒアルロン酸の"分子量"の関与が大きいことなどを確認したと発表した。

[15:53 12/10]

世界初の宇宙ヨット『イカロス』ギネス認定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2010年5月に打ち上げた惑星間ソーラーセイル宇宙機「IKAROS(イカロス)」が世界初の“宇宙ヨット”としてギネス世界記録に認定されたと発表した。同時に、宇宙空間でのイカロスの姿を撮影した分離カメラ2台(DCAM1、DCAM2)が惑星間の世界最小の子衛星として認定されたという。

[12:59 12/10]

北大、生物時計の正確で強靭なリズムは神経細胞集団のネットワークが重要

北海道大学は12月6日、「蛍光カルシウムセンサ」と高感度イメージング法により、細胞内カルシウム濃度の変化を指標に神経細胞の活動を計測することで、「視交叉上核」の神経細胞ネットワークの高精度の可視化に世界で初めて成功し、細胞内カルシウム濃度変化の概日リズムを網羅的に解析した結果、視交叉上核の生物時計では、異なる性質を持つ神経細胞集団のネットワークが互いに連絡することで、正確で強靭なリズムを刻むことを明らかにしたと発表した。

[11:51 12/10]

2012年12月07日(金)

カブリIPMUなど、CPT対称性の破れは1000兆分の1以下と検出

東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構は12月7日、大阪大学および金沢大学の協力を得て、JAXAが打ち上げた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」に搭載した日本独自の偏光検出器「GAP」を用いて、数10億光年彼方の「ガンマ線バースト現象」からの偏光を従来より高い精度で検出し、その長い旅路の間に光の偏りが測定できるほど光が回転していないことを明らかにし、「CPT対称性の破れ」があるとしても従来予想の1000万分の1以下よりも遙かに小さい1000兆分の1以下であることを明らかにしたと発表した。

[17:03 12/7]

生物研、気象データからイネの葉の遺伝子の働きを予測するシステムを開発

農業生物資源研究所(生物研)は12月5日、水田で育つイネ(日本晴および農林8号)のほぼ全遺伝子の働き(発現)を大規模に解析して得られたデータをもとに、気象データと移植後の日数から任意の遺伝子の働きを推定できるシステムを構築したことを発表した。

[15:46 12/7]

アリのコロニーにおける働かないアリの存在は意図的なものだった!? - 北大

北海道大学(北大)は12月7日、アリのコロニー内の労働制御機構を調べたところ、良く働くアリや働かないアリが存在するのは、個体差などではなく、自主的にそうしたシステムとして取り入れていることを突き止めたと発表した。

[13:35 12/7]

Hes7遺伝子のイントロンの数が分節時計の周期に関係している - 京大

京都大学(京大)は12月7日、分節時計が正しい時間を刻むには正しい数のイントロンが必要であることを発見したと発表した。

[13:11 12/7]

NIMS、結晶粒界で磁気物性が上昇する現象を発見 - 磁気特性の向上に期待

物質・材料研究機構(NIMS)は12月6日、純鉄の電子状態を実験的に測定し、磁気特性を表す物性値の1つである磁気モーメントが結晶粒界で上昇する現象を発見したほか、この磁気モーメントの上昇度が結晶粒界の構造によって変化することを明らかにしたと発表した。

[12:56 12/7]

太陽電池で世界最高の変換効率37.7%達成

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とシャープは、37.7%という世界最高の変換効率を持つ太陽電池の開発に成功した。

[12:26 12/7]

花王、コーヒーポリフェノールに体脂肪低減作用があることをヒトで実証

花王は12月6日、成人を対象とした継続摂取試験を通して、コーヒー豆に含まれるポリフェノール「クロロゲン酸類」の持つ生理機能と、焙煎によって生じる成分との関係について調べたところ、クロロゲン酸類に血管の最内層にある細胞が有する機能で、血管壁の収縮・弛緩を調節して血圧を正常に保つなど、重要な役割を担っている「血管内皮機能」を改善する作用ことなどを見出したと発表した。

[08:30 12/7]

生理研、S1の興奮-抑制バランス破綻が慢性疼痛に関与することを確認

生理学研究所(生理研)は12月6日、慢性疼痛時には、一次体性感覚野(S1)興奮性細胞のKCC2発現減少によりGABAの抑制力が減弱するため、抑制性細胞過剰活動によりGABA放出が増加するものの興奮性細胞の過剰活動を完全に抑制することができず、疼痛行動が惹起されることを明らかにしたと発表した。

[08:00 12/7]

2012年12月06日(木)

京大、不明だったヒトミトコンドリア内の「NADP」の供給源を発見

京都大学は12月5日、ヒトのミトコンドリアで「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)」を合成する酵素を特定し、NADPの供給源を明らかにしたと発表した。

[15:38 12/6]

東大、細胞内輸送の破綻が「てんかん」発症の原因の一端であることを確認

東京大学(東大)は12月6日、神経細胞で細胞内の物質輸送を担うキネシンスーパーファミリータンパク質の1つである分子モーター「KIF5A」がGABAA受容体を輸送しており、この輸送機構が破綻することで「てんかん」が発症することを明らかにしたと発表した。

[15:28 12/6]

放医研など、アミロイドの蓄積と認知症を伴うレヴィ小体病の関連を確認

放射線医学総合研究所(放医研)は12月6日、PETとMRIを用いた研究により、認知症を伴うレヴィ小体病の脳萎縮にアルツハイマー病(AD)と同じく異常タンパク質「アミロイド」の蓄積が密接に関連することを明らかにしたと発表した。

[14:53 12/6]

北大、有機ホウ素化合物を安価・簡単・安全に合成する手法を開発

北海道大学(北大)は12月6日、鈴木クロスカップリング反応などに利用され、医薬品や液晶などの重要な原材料となる有機ホウ素化合物の安価・簡単・安全な新しい合成方法「シリルボラン法」を開発したことを発表した。

[14:26 12/6]

東北大、「褐色脂肪」の働きを低下させて肥満に至る仕組みを発見

東北大学は12月5日、過食により肝臓で糖代謝が亢進することに応じて発せられる神経シグナルが、「褐色脂肪」によるカロリー消費を低下させて肥満を引き起こすことを発見し、さらにこの仕組みが、太りやすさの違いに関与していることも見出したと発表した。

[14:08 12/6]

新繁殖地の島でアホウドリが初産卵

国の特別天然記念物で、絶滅危惧種にも指定されているアホウドリのひなを、繁殖地の伊豆諸島・鳥島から小笠原諸島・聟島(むこじま)に移し、新しい繁殖地をつくるプロジェクトに取り組んでいる山階鳥類研究所と環境省は5日、聟島から巣立って里帰りした雄と野生の雌との間で産卵が初めて確認されたと発表した。アホウドリは巣立ってから、ベーリング海やアラスカ沿岸、米国西海岸まで飛来するとみられており、今回、里帰りした雄は、足環から、2008年に聟島から巣立ったことが分かった。

[12:19 12/6]

東大と九大、安価な鉄錯体による常温常圧でのアンモニア等価体の合成に成功

東京大学(東大)と九州大学(九大)の研究グループは、単純で安価な鉄錯体を触媒に用いて常温常圧の反応条件下で窒素ガスを還元することに成功し、アンモニア等価体であるシリルアミンを触媒的に合成する方法の開発に成功したことを発表した。

[10:09 12/6]

NIBB、細胞へ情報を伝達する分子が細胞に位置情報を伝えるメカニズムを解明

基礎生物学研究所(NIBB)は、細胞から細胞へ情報を伝達する分子(シグナル伝達因子)の1つである「JAK/ STATシグナル伝達因子」が組織内で分布する仕組みを明らかにしたと発表した。

[09:30 12/6]

オリンパス、磁力を利用し対象物を壊さず検査する非破壊検査機器を発表

オリンパスは12月5日、非破壊検査機器の1つである磁気式厚さ計として、製造現場における品質検査などを簡単な操作で高精度に行え、使用範囲を拡大した「Magna-Mike 8600」を2012年12月中旬から発売することを発表した。

[09:00 12/6]

中国から飛来するレアメタルの量は60年代以降、急激に増加している -東北大

東北大学は12月5日、液晶パネルやLEDなどの生産で用いられるアンチモン(Sb)やインジウム(In)といったレアメタルが中国大陸から大気降下物として飛来していること、またその蓄積速度がこの30年間で急激に増加していることを秋田県と岩手県をまたいで広がる八幡平山岳湖沼の湖底堆積物分析から明らかにした。

[08:30 12/6]

サッポロ、ホップの苦み成分にRSウイルス感染予防効果があることを発見

サッポロビールは12月5日、ビール原料のホップに含まれる苦味成分「フムロン」にRSウイルス感染の予防効果があること、ならびにRSウイルス感染による炎症の緩和効果があることを発見したと発表した。

[08:00 12/6]

2012年12月05日(水)

二酸化塩素分子がインフルエンザウィルスの感染を抑制する -大幸薬品が確認

大幸薬品は12月5日、同社の除菌・消臭製品「クレベリン」の成分である「二酸化塩素分子」が、インフルエンザウイルスの感染を抑制するメカニズムを解明したと発表した。

[18:23 12/5]

九大、マンネンタケ科のキノコ「霊芝」の薬理活性の謎の一部を解明

九州大学は、マンネンタケ科のキノコであり、古くから和漢薬や民間薬に用いられ、数々の薬効が伝承されている「霊芝」に含まれている薬理活性成分でラノスタン型トリテルペノイド類の「Ganoderic acid DM」(画像2)の標的生体分子がタンパク質「チューブリン」であり、その重合を促進することを見出したと発表した。

[17:58 12/5]

京大、細胞接着タンパクを用いた安全/高効率なヒトES/iPS細胞培養法を開発

京都大学(京大)は12月5日、細胞接着タンパク質である「ラミニン」のフラグメント(断片)を用いて、これまでより安全・高効率にヒト胚性幹(ES)細胞・人工多能性幹(iPS)細胞を培養する方法を開発したと発表した。同技術は、ヒトES/iPS細胞を創薬・細胞治療などに応用するにあたって必要とされる品質保証と大量生産に寄与することが期待されるという。

[17:52 12/5]

東大、自然免疫受容体経路の活性化が大腸炎を抑制する分子機構の1つを解明

東京大学(東大)生産技術研究所は12月4日、自然免疫受容体経路の活性化が大腸炎を抑制する分子機構の1つを解明したと発表した。

[17:43 12/5]

人型ロボット『クラタス』登場!

人が実際に搭乗して操作できる人型巨大ロボット「KURATAS(クラタス)」が10日まで、日本科学未来館(東京・江東区)で披露されている。

[11:42 12/5]

300μm/秒の速度で泳げる磁性細菌のべん毛モーターの仕組みを解明 - 阪大

大阪大学(阪大)は、電子線クライオトモグラフィ法により、高速で遊泳する細菌が持つ7連のべん毛モーターの仕組みを解明したと発表した。

[10:00 12/5]

美しい肌を保つにはUVBだけでなくUVAを防ぐことも重要 - カネボウが確認

カネボウ化粧品は12月4日、紫外線による皮膚の老化についての研究を進める中で、「光老化」による真皮組織変化の進行度(重症度)を評価する客観的な指標となる「光老化組織ステージ」を確立し、同ステージは、目視でのシワスコアと有意に相関することを確認したほか、指標作成の過程で、光老化の初期段階において真皮の深部でエラスチンの異常が生じることを明らかにしたと発表した。

[09:00 12/5]

2012年12月04日(火)

金沢大、肥満がインスリンの働きを妨げる新たな仕組みを解明

金沢大学は、肥満状態の肝臓で生じる変化を解析する中で、細胞内の品質不良タンパクを分解する装置であるプロテアソームの機能異常が、小胞体ストレスとインスリン抵抗性の原因となることを、遺伝子改変マウスと細胞実験から証明したと発表した。

[17:04 12/4]

太陽に最も近い水星に氷

米航空宇宙局(NASA)は、太陽系の惑星のうち、最も太陽に近い水星の南北極域に大量の氷が存在することを示す確証を、探査機「メッセンジャー」の観測によって得られたことを発表した。

[15:36 12/4]

九大、活性酸素による核酸の酸化に起因する神経変性のメカニズムを解明

九州大学(九大)は12月3日、代表的な酸化塩基である8-オキソグアニン(8-oxoG)のゲノムDNAへの蓄積を抑制する酵素(MTH1とOGG1)が効率よく神経変性を抑制するのに対し、MUTYHは8-oxoGに誤って取り込まれたDNAを構成する4つの塩基のうちの1つであるアデニンの塩基除去修復を介して神経細胞死とミクログリオーシスを誘導することを明らかにしたと発表した。

[13:08 12/4]

パーキンソン病などの原因の一端を解明 -阪大、神経末部にα-Syn集積を確認

大阪大学(阪大)は、神経終末部において、神経伝達物質の放出に必要とされるSNARE複合体の機能異常によって、神経細胞に局在しシナプスの可塑性や神経伝達物質の調整などを行っているたんぱくである「α-シヌクレイン」の集積が生じることを見出したほか、同所見の発現は神経細胞の種類によって違いがあることを見つけたことを発表した。

[12:29 12/4]

オキドキ、東大CASTと共同開発した光に関連した科学実験キット3製品を発売

オキドキサイエンスと東京大学(東大)サイエンスコミュニケーションサークルCASTは12月4日、小学低以上の子供をターゲットとした光に関連した3種類の科学実験キット「オキドキ実験キットCAST1、2、3」を12月6日より発売すると発表した。

[12:00 12/4]

東北大など、パーキンソン病治療に向けた自己細胞による治療法をサルで実証

東北大学と理化学研究所(理研)は、骨髄間葉系幹細胞(骨髄中に存在する幹細胞)からドーパミン神経細胞の誘導に成功し、パーキンソン病モデルのサルの脳内への移植を行ったところ、運動障害などが改善されるとともに、長期にわたり腫瘍形成や副作用が現れないことを明らかにしたと発表した。

[11:29 12/4]

2012年12月03日(月)

京大、ES/iPS細胞からの「心筋細胞シート」で不整脈の心臓病モデルを作成

京都大学は12月3日、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)・人工多能性幹細胞(iPS細胞)から分化させた「心筋細胞シート」を用いて不整脈の心臓病モデルを作成し、薬剤による不整脈の治療効果を再現することに成功したと発表した。

[17:37 12/3]

エネコープなど、バイオガスを高効率/低コストで製造する技術を確立

エネコープは12月3日、牛糞尿、食品生ごみにBDF残渣(グリセリン)を適量混合し、バイオガスを高効率かつ低コストに製造する技術を確立し、北海道七飯町に試験プラントを完成させたことを発表した。

[16:36 12/3]

ファンケル、粘着テープでヒトの肌ストレスのダメージを測定する技術を開発

ファンケルは、粘着テープ1枚を肌に貼り付けて角層を取り、その角層からタンパク質を抽出し、内部に含まれるダメージに応じて増加するタンパク質「HSP27」の量を測る方法を確立したことを発表した。

[16:22 12/3]

ソニー、隠れたしみなどの情報も取得可能な高精度/高速肌解析技術を開発

ソニーは12月3日、高感度・低ノイズを実現する裏面照射型CMOSイメージセンサ技術と複数の波長光源制御、および肌解析アルゴリズムなどで構成される独自の肌解析技術として、肌のきめ・しみ・毛穴・明るさ・色味など、高精度かつ高速に肌解析をする「SSKEP (Smart Skin Evaluation Program:スケップ)」を開発したことを発表した。

[16:01 12/3]

ファンケル、滑らかな使用感やぼかし効果などを有するUVカット素材を開発

ファンケルは11月30日、紫外線遮蔽効果を持つ「酸化セリウム」の形状をコントロールすることで、球状、板状、花びら状へ合成することに成功したことを発表した。また、これらの形状をした酸化セリウムは、滑らかな使用感や高いぼかし効果など、高い使用性を有することも併せて確認したことも発表した。

[15:29 12/3]

京大、「がん幹細胞」マーカーとして遺伝子「Dclk1」を同定

京都大学は12月3日、がん組織を作り出す親ともいうべき細胞である「がん幹細胞」を特定するマーカー(目印)遺伝子として、「Dclk1」を同定したと発表した。

[15:26 12/3]

業種・肩書関係なしで未来対話

産・官・学の異業種、異分野の人たちが同じテーブルに着き、将来の社会のシステムや科学技術などの課題を自由に話し合うユニークなスタイルのワークショップが11月30日、東京都江東区の日本科学未来館で行われた。

[14:40 12/3]

ファンケル、非必須アミノ酸「セリン」に抗うつ効果を確認

ファンケルは、セリンの抗うつ効果について検証した結果、セリンを摂取することで、うつを軽減する可能性があることを明らかにしたと発表した。

[13:04 12/3]

小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」などがギネス世界記録に認定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月30日、2010年5月21日6時58分22秒にJAXA種子島宇宙センターより打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」、および同機体に搭載された分離カメラ(子衛星)「DCAM1/2」がギネス世界記録に認定されたことを発表した。

[12:32 12/3]

2012年11月30日(金)

直観能力はやはり訓練で向上

将棋や囲碁の棋士の強さの秘密と考えられている優れた直観能力は、脳の尾状核の活動の強さにあり、かつ訓練によって強まることが、理化学研究所などの研究チームにとって確かめられた。

[19:15 11/30]

東北大など、脳深部の細胞活動を可視化できる極微細内視鏡を開発

東北大学は11月30日、脳機能イメージングが可能な極微細内視鏡を開発したことを発表した。同内視鏡は、保護金属管を含めて直径450μmながら、1万画素を実現しており、単一細胞の発する微弱な光を観察することができるため細胞レベルで神経活動のイメージングが可能であり、脳機能イメージングだけでなく、がん細胞の可視化など臨床への応用も期待できるという。

[18:04 11/30]

東京都など、「鎮痛薬感受性」と「依存重症度」に影響する遺伝子を発見

東京都医学総合研究所および東京都福祉保健局の2者は11月28日、東京歯科大学など15の器官との共同研究において、網羅的なゲノム解析を行うことで、「鎮痛薬感受性」と「依存重症度」の両者に影響する遺伝子配列の差異を見出したと共同で発表した。

[16:11 11/30]

慶応大など、ダイヤモンド電極でがんのバイオマーカー濃度の直接測定に成功

科学技術振興機構と慶應義塾大学は11月29日、針状に加工した導電性のダイヤモンドを電極として用いることで、がんのバイオマーカーの1つである「還元型グルタチオン」の濃度をマウスの生体内で直接測定することに成功したと共同で発表した。

[16:04 11/30]

名大、幹細胞の分泌した再生因子を含む培養液のみで歯周組織の再生に成功

名古屋大学は11月29日、幹細胞を移植することなく、細胞の分泌した再生因子が含まれているその培養液を用いて歯周組織の再生を行うことに成功したと発表した。

[15:40 11/30]

妊娠・授乳期間の母親の栄養環境と子供のメタボには関係がある!? -森永乳業

森永乳業は、東京医科歯科大学小川佳宏 教授との共同研究として進めている、胎児期から乳児期の栄養環境に応じた代謝遺伝子の調節機構と、栄養素・食品成分の果たす役割の解明の一環として、マウスを用いた研究において、肝臓の脂肪合成に重要な遺伝子「GPAT1遺伝子」が、栄養環境に応じ、エピジェネティクス調節されることを見出したと発表した。

[13:31 11/30]

葉緑体を獲得した生物の機構解明に向け、藻類のゲノム解析を実施 - 筑波大

筑波大学は、クロララクニオン藻「Bigelowiella natans(ビゲロウィエラ・ナタンス)」とクリプト藻「Guillardia theta(グィラルディア・セータ)」の核ゲノムの全塩基配列の解読・解析に成功したと発表した。

[12:50 11/30]

不動でなかった地球のホットスポット

プレートテクトニクス理論が確立して以来、動かないと考えられていたホットスポットが実は動いていたことを示す新たな証拠を、山崎俊嗣・東京大学大気海洋研究所教授、アンソニー・コッペルス米オレゴン州立大学准教授、星博幸・愛知教育大学准教授らの研究グループが見つけた。

[12:16 11/30]

JASRIなど、「ヒドロゲナーゼ」の活性中心の振動状態の観察に成功

高輝度光科学研究センターは11月29日、理研が所有しJASRIが運営する大型放射光施設「SPring-8」の高輝度X線を利用することにより、「ヒドロゲナーゼ」の活性中心の振動状態の観察に成功したと発表した。

[09:00 11/30]

2012年11月29日(木)

慶応大など、遺伝子「RUNX1」は各種血液細胞の分化に必須であることを確認

慶應義塾大学は11月28日、広島大学、弘前大学、東京大学医科学研究所との共同研究により、白血病を高い率で発症する「家族性血小板異常症」と呼ばれる稀な遺伝性疾患からiPS細胞を樹立することに成功したと発表した。

[18:38 11/29]

筑波大、関節リウマチの発症と治療効果に関わるタンパク質分子を発見

筑波大学は、関節リウマチの発症と治療効果に関わるタンパク質分子「TIARP/TNFAIP9(TIARP)」を同定したと発表した。

[18:34 11/29]

地球内部で個別移動するホットスポット

火山あるいは海底火山は、地球内部のマントル深部からマグマが上昇して、噴出してできたものだ。こうしたマグマの上昇箇所は「ホットスポット」と呼ばれ、その位置は動かないというのが、これまで地球科学での定説だった。海底火山や火山島が連なる海山列も、マントル上層部のプレート(岩板)の運動に従ってマグマの噴出口が移動し、形成されたものと考えられていたが、近年になって、ホットスポットはプレート運動とは無関係に移動していることが分かってきた。さらに今回、東京大学大気海洋研究所の山崎俊嗣教授や愛知教育大学の星博幸准教授、米オレゴン州立大学のアンソニー・コパーズ准教授などの研究チームは、同じプレート内にあるホットスポットでも個別の移動をしていることを、海山列の掘削調査によって明らかにした。

[17:01 11/29]

若田宇宙飛行士とコミュニケーションするヒト型ロボット -2013年に打ち上げ

電通、東京大学先端科学技術研究センター(東大先端研)、ロボ・ガレージの3者は11月29日、3者が進めてきた国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するヒト型コミュニケーションロボットの共同研究「KIBO ROBOT PROJECT」において、仕様と2013年夏の打ち上げが決定したことを発表した。

[16:36 11/29]

東大生産研と小津産業、「放射性セシウム除染布」の量産工程を確立

東京大学生産技術研究所と小津産業は11月27日、放射性セシウム吸着効果のある人工青色顔料「プルシアンブルー」と馴染みやすい不織布を用いることで、「放射性セシウム除染布」の量産工程を確立したと発表した。

[16:02 11/29]

JAMSTECなど、水深4000mの高圧環境下で使用可能な表面処理剤などを開発

海洋研究開発機構、竹中製作所、GSIクレオスの3者は11月27日、次世代の深海用機器への搭載を目的として、母材の材質に依らず、水深4000mの高圧環境下で使用可能な高分子樹脂系表面処理剤としておよびそのコーティング方法として、柔軟性を持つ高分子樹脂にカーボンナノチューブを添加して防サビ性・防食性・耐衝撃性を付加したものを開発し、これを母材にコーティングした後で熱処理を施すことで、高い密着性を持たせることに成功したと共同で発表した。

[15:51 11/29]

水産庁など、太平洋クロマグロの仔稚魚の分布調査結果を発表

水産庁は11月27日、2011年に引き続いて平成24年5月から9月にかけて、水産総合研究センター、水産大学校、石川県、鳥取県、島根県、山口県、鹿児島県および沖縄県と共同で、産卵場の特定および初期生態の解明を目的として、太平洋クロマグロの主要な産卵場である日本海および南西諸島沖で、仔稚魚の採集と水温、海流などの調査を実施し、産卵場の特定などに有意義な知見が得られたと発表した。

[15:43 11/29]

京大、小脳核が小脳からの運動/認知信号を仕分けしていることを発見

京都大学(京大)は、小脳で処理された情報の出口である小脳核(中位核と歯状核)が、運動機能と認知機能に関わる小脳からの信号をそれぞれ部位特異的に仕分けを行い、大脳や脊髄に出力していることを明らかにしたと発表した。

[09:30 11/29]

子どもの集中力と手先の練習が可能な"ぬりえ"のiPadアプリをリコーが公開

リコーは、自由に色を塗ったぬりえをアニメーション化したり、パラパラマンガにしたりできるiPhone/iPadアプリ「RICOH TAMAGO ParaPara(ぬりえぱらぱら)」をApp Store上に公開した。

[09:30 11/29]

2012年11月28日(水)

東大など、マントル内の上昇流「ホットスポット」の個別移動を確認

東京大学と愛知教育大学は11月27日、米オレゴン州立大学の協力を得て、「統合国際深海掘削計画」による「ルイビル海山列掘削試料」を用いた研究により、マントル深部から煙突状に立ち上がる上昇流であるホットスポットが、個別に移動していることを明らかにしたと共同で発表した。

[18:37 11/28]

産総研、CNTとリポソームからなる分子伝送システム「ナノ電車」を開発

産業技術総合研究所(産総研)は11月28日、光によって発熱可能なカーボンナノチューブ(CNT)と特定の温度で内包分子を放出する温度感受性リポソームを組み合せて、電圧をかけることによって目的位置まで正確に分子を運び、レーザ光照射によって分子を放出できる分子複合体(ナノ電車)を開発したと発表した。開発したナノ電車を用いると、酵素反応の開始を遠隔制御できるという。

[17:24 11/28]

成長中の微惑星? - すばる望遠鏡、原始惑星系円盤内に大きな塵粒子を発見

神戸大学、兵庫県立大学、国立天文台、埼玉大学の研究者が主導する国際研究チームは11月27日、恒星「おうし座UX A星」をとりまく原始惑星系円盤の姿を直接とらえることに成功し、併せて円盤中に単純な球形ではない、比較的大きな塵粒子が含まれていることも明らかにしたと発表した。

[17:14 11/28]

プロ棋士らが持つ直観的思考は脳の「尾状核」の活動と関連あり - 理研など

理化学研究所と電気通信大学は11月28日、将棋の経験がない20人の被験者を対象に、将棋を単純化した「5五将棋」の一定の訓練を4カ月間行い、訓練初期と訓練後の脳の働きを機能的磁気共鳴画像法で測定・比較した結果、訓練を通じて直観的思考能力が上達すると同時にプロ棋士と同じ直観的思考の神経回路が発達することが確認されたことを共同で発表した。

[17:02 11/28]

2012年11月27日(火)

意識はグリア細胞の活動から? - NIPS、パラダイム・シフトを迫る成果を発表

生理学研究所は11月27日、光によってグリア細胞のみの働きを活性化させることに成功し、小脳のグリア細胞を光で刺激すると、運動学習が進むことが確認され、グリア細胞は神経細胞と密接に連絡を取り合っており、グリア細胞の働きで脳の機能が左右されることが示されたと発表した。

[18:11 11/27]

KEKなど、世界最高級の1パルス当たり250万個の「ミュオン」強度を達成

高エネルギー加速器研究機構(KEK)と日本原子力研究開発機構(JAEA)が共同運営する大強度陽子加速器施設「J-PARCセンター」は11月26日、同月7日にJ-PARC 物質・生命科学実験施設の「ミュオン」(ミュー粒子)施設「MUSE」にて、世界最高となる1パルス当たりのミュオン強度250万個を達成したと発表した。

[16:00 11/27]

“低融点ガラスはんだ”を開発

日立製作所と日立化成工業は、220-300℃で溶ける低融点ガラスの開発に成功したと発表した。金属や電子部品などの接着、接合に使われる「はんだ」の代わりとなるもので、ホットプレートや赤外線ランプ、レーザーなどのさまざまな光源を用いて加熱溶融ができるため、従来にないデバイス構造や製造プロセス技術の実現の可能性があるという。

[15:21 11/27]

2012年11月26日(月)

“やる気スイッチ”は大脳の一部位にあった

行動や運動における“やる気”は、予測される報酬の量に影響されるという。その予測に、大脳基底核の「腹側淡蒼球(たんそうきゅう)」という部位の神経細胞が関わっていることが、自然科学研究機構・生理学研究所の橘吉寿助教と米国NIH(国立衛生研究所)の彦坂興秀博士らのサルを使った研究で分かった。

[14:30 11/26]

ST、多剤耐性結核菌感染を3時間以内に特定できる多重分子診断チップを発表

STMicroelectronicsは、同社の子会社で分子診断ツールサプライヤであるVeredus Laboratoriesが、多重分子診断ラボ・オン・チップ「VereMTB」を発売したことを発表した。

[13:24 11/26]

2012年11月23日(金)

ニプロと京大、ES/iPS細胞などを大量生産するバッグ型の自動培養装置を開発

ニプロと京都大学(京大)物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)は11月22日、胚性幹(ES)細胞や人工多能性幹(iPS)細胞などを安全かつ効率的に生産できる自動培養装置のプロトタイプを開発したと発表した。

[08:00 11/23]

元素の起源解明に前進 - 理研、数μsの半減期を持つ18種の核異性体を発見

理化学研究所(理研)は11月22日、世界最高クラスの性能を誇る重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を使った実験で、チタン-59やヒ素-90など、数μs程度の半減期を持つ中性子過剰な核異性体を新たに18種類生成・発見したことを発表した。

[08:00 11/23]

2012年11月22日(木)

NIBB、アブラムシと細菌の共生細胞で働く遺伝子ファミリを新発見

基礎生物学研究所(NIBB)は、昆虫のアブラムシ(アリマキ)の細胞内に棲む細菌「ブフネラ」が共生している細胞で働く遺伝子群を発見したと発表した。

[18:35 11/22]

名大と東大、「能面」が多様な表情に見えるのは「情動キメラ」が理由と解明

名古屋大学と東京大学は、古典芸能で使う「能面」が多様な表情を見る側に想起させるのは、能面の各顔パーツが異なる情動を表現している「情動キメラ」であることが原因であり、こうした「情動キメラ」からの表情判断は、主に口の形状に基づいてなされることを示したと発表した。

[17:55 11/22]

ビールのホップに動脈硬化予防効果

ビール原料のホップに含まれる成分「キサントフモール」に動脈硬化を予防する効果があることが、北海道大学大学院保健科学研究院の千葉仁志教授や同大学院医学研究科の伊敏・助教らとサッポロビール(株)による、マウスを使った研究で分かった。キサントフモールにはほかにもガン細胞の増殖抑制作用や、抗変異原活性、抗HIV作用などの生理活性があることが、国内外の研究で知られている。千葉教授らはさらに、キサントフモールの脂質代謝への影響などについて、ヒトレベルでも明らかにしていくという。

[14:08 11/22]

国循、ダチョウの頸動脈を用いた再生型小口径人工血管を開発

国立循環器病研究センター(国循)は、ダチョウの頸動脈を用い、内径2mm長さ30cmの心筋梗塞治療など臨床的にも利用できる小口径人工血管を開発。ミニブタの右足動脈と左足動脈をつなぐFFバイパス術を実施し、抗血液凝固剤を使わなくても、血管が詰まることなく使用できることを実証したと発表した。

[13:02 11/22]

炭酸入浴とストレッチの併用がからだの柔軟性を促進させる - 花王

花王は11月22日、炭酸入浴の筋肉に及ぼす影響を調べた結果、炭酸入浴とストレッチングの継続は、同様のさら湯入浴よりもからだの柔軟性(伸びやすさ)を促進することを確認したと発表した。

[12:16 11/22]

やる気を引き出すためには、報酬の量が多い方が良い!? - 生理研などが確認

生理学研究所(生理研)は、予測される報酬の量が大きければ大きいほど脳の神経細胞の活動が大きくなることを確認し、大脳基底核の一部である腹側淡蒼球と呼ばれる部位が、この過程に強く関わっていることを明らかにしたと発表した。

[11:58 11/22]

筑波大など、精子が卵に寄る際の方向転換を司るタンパク質を発見

筑波大学は11月20日、NICT、東京大学の協力を得て、精子が卵に寄る際の方向転換を司るタンパク質が「カラクシン」であることを発見したと発表した。

[09:00 11/22]

ソニー、高精度解析を全自動で実現するスペクトル型セルアナライザーを発表

ソニーは11月21日、ブルーレイディスク技術を応用した細胞分析装置「フローサイトメーター」の第2弾として、独自の蛍光の波形形状を検出する「スペクトル解析機能」を新搭載した、スペクトル型セルアナライザー「SP6800」の発売を、2013年春より開始することを発表した。

[08:30 11/22]

電通、消費者の潜在意識を読み取ってその行動を解明するサービスを開発

電通と電通マーケティングインサイト(DMI)は11月21日、人が情報を取り入れ、処理し、反応や行動につなげる非意識的な過程である「感性」を具体化することで課題解決法をデザインしていく考え方「感性工学」を活用し、買い物客の潜在意識下における購入プロセスを読み解くことで、「売りの現場」での販売促進を図る調査・分析パッケージ「ULHINT(ウルヒント)」を開発したことを発表した。

[08:00 11/22]

2012年11月21日(水)

大気中のCO2増加で“海洋酸性化”

日本の紀伊半島沖から南方の北西太平洋海域で、表面海水中の水素イオン濃度指数(pH)が10年間当たり約0.02の低下割合で「海洋の酸性化」が進行していることが、気象庁の観測で分かった。本来が弱アルカリ性の海水が、大気中の二酸化炭素(CO2)の増加で酸性化しているもので、過去250年間のpH低下量と比べると約5倍のスピード。このまま進むと海洋が大気から吸収できる二酸化炭素の量が減り、地球温暖化が加速することも懸念されるという。

[18:21 11/21]

理研、肥満による2型糖尿病の要因としてGPCRの1種「GPRC5B」が重要と確認

理化学研究所は11月21日、「脂肪細胞」表面に局在するGタンパク質共役受容体(GPCR)の1種「GPRC5B」が、肥満による2型糖尿病の発症において重要な役割を果たすことを発見したと発表した。

[18:00 11/21]

2011年の世界主要温室効果ガス濃度は過去最高値を記憶 - 気象庁

世界気象機関の温室効果ガス世界資料センターを運営している気象庁は11月20日、2011年12月までの世界の温室効果ガス観測データについて、世界の温室効果ガス専門家と協力して解析し、結果を取りまとめ、それをWMOが「温室効果ガス年報 第8号」として公開したことを発表した。

[16:30 11/21]

島津製作所、超高速液体クロマトグラフのシリーズを刷新

島津製作所は11月20日、同社の超高速液体クロマトグラフ「Nexeraシリーズ」を刷新し、新たなUHPLC(Ultra High Performance Liquid Chromatograph)として「Nexera X2」を発売したと発表した。

[14:36 11/21]

気象庁、北西太平洋で海洋酸性化の進行を確認 - pH値が10年で約0.02低下

気象庁は11月20日、気象庁の海洋気象観測船による長期の海洋観測データを解析することで、国内で初めて海洋酸性化に関する定期的な監視情報の提供を開始すると発表した。

[13:12 11/21]

2012年11月20日(火)

CO2が資源になる!? -京大、太陽光でCO2と有機化合物を合成させる技術を開発

京都大学(京大)は11月20日、太陽光のエネルギーを駆動力として利用して、二酸化炭素を基本的な有機化合物であるアミノケトンに導入する新しい有機合成手法を開発したと発表した。

[18:10 11/20]

3種類のタンパク質のバランスによって植物細胞の長さが決まる - 産総研

産業技術総合研究所は、植物の細胞の長さが3種類のタンパク質がバランスことによって調節されている仕組みを明らかにしたと発表した。

[17:35 11/20]

火星の水の起源は地球と同じ火星-木星軌道間の小惑星帯 -東工大などが解明

東京工業大学(東工大)は、約45億年前の火星誕生時に火星マントルに取り込まれた「水(初生水)」が地球と同様、現在は火星-木星軌道間に存在する小惑星帯を起源とすることを突き止めたと発表した。

[16:12 11/20]

すばる望遠鏡、太陽の2.5倍の星に木星の13倍のスーパージュピターを発見

国立天文台は11月19日、同組織を中心とする国際研究チームが推進する系外惑星・円盤探査プロジェクト「SEEDS」の一環として行われた直接撮像観測から、地球から170光年離れたのアンドロメダ座カッパ星を回る巨大なガス惑星を発見したと発表した。

[15:29 11/20]

繊毛を“切りそろえる”タンパク質

ヒトを含む哺乳類の脳室や卵管などには、「繊毛(せんもう)」と呼ばれる長さ5-10マイクロメートル(μm:1μmは1,000分の1ミリメートル)の“動く毛”が生えており、この繊毛の運動によって脳脊髄液の循環や卵巣から子宮への卵子の輸送などが行われている。繊毛は長すぎても短すぎても運動に支障が出て、水頭症や不妊症などの病気を引き起こすという。

[14:53 11/20]

ほうれい線の原因はフェイスラインのたるみ -ロート、たるみ量測定法を開発

ロート製薬は11月20日、再生美容や機能性素材の探索を研究テーマに掲げる同社の研究拠点「ロートリサーチビレッジ京都」において肌のたるみに関する研究を行い、たるみ量の絶対量を測定できる独自測定法「たるみの二次元簡易的測定法」を開発。同評価法を用いて日本人女性の肌を評価した結果、フェイスライン(顔の外側)が一番たるみやすく、フェイスラインのたるみ量と見た目のほうれい線スコアが一致することを確認したと発表した。

[14:07 11/20]

カネカ、天然物の成分を採用した放射性物質の除染用洗浄剤を開発

カネカは11月20日、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故における放射性セシウムなどによる放射性物質汚染地域の放射能除染に対する取り組みとして自社が保有する発酵技術・精製技術を活用した環境に優しい洗浄剤「カネカ天然界面活性剤」を開発、除染現場への供給を開始したことを明らかにした。

[13:50 11/20]

東京都・新宿御苑の大温室、約500種類の植物とともにリニューアルオープン

環境省は11月20日より、工事中だった新宿御苑の大温室を開館すると発表した。新宿御苑では2007年から実施されている建替工事整備に伴い、温室が閉館されていた。

[10:50 11/20]

アロニアベリーを食べるだけで皮下脂肪が減少する!? - ポーラが効果を確認

ポーラ化成工業は11月19日、アロニアベリーのヒト摂取試験を行い、アロニアベリーエキス(1日あたり生果実18g相当)を12週間摂取することで、皮下脂肪面積(腹部CTにより測定)を減少させることを確認したと発表した。

[09:57 11/20]

2012年11月19日(月)

水頭症や不妊症リスクの予測/予防に期待 - 東大、新たなタンパク質を発見

東京大学(東大)は、モーター分子としてタンパク質「KIF19A」を新たに発見し、それが繊毛を切りそろえて長さを決めるハサミの役割をすることを発見したと発表した。

[18:03 11/19]

阪大、マラリア感染における免疫反応強化の機構を解明

大阪大学(阪大)は、マラリア感染において、「リポカリン2(Lipocalin 2)」という物質が宿主側に加担し、免疫反応を強化する重要な役割を担っていることを発見したと発表した。

[17:51 11/19]

アンジェス、機能性ペプチドの新規作用として抗酸化作用や育毛作用を確認

アンジェスMGは、アンチエイジング作用と抗菌作用を併せ持つ機能性ペプチド「コスメペプチン」の作用機序の解明を行った結果、新規作用を有することを発見したと発表した。

[17:27 11/19]

ビール原料「ホップ」の成分に動脈硬化予防効果 - サッポロと北大が確認

サッポロビールと北海道大学(北大)は11月19日、ビール原料のホップに含まれる成分「キサントフモール」に、動脈硬化予防効果があることを発見したと発表した。

[17:19 11/19]

JAEA、原発事故起因の海底堆積物中の放射性セシウム濃度の変動要因を解明

日本原子力研究開発機構(JAEA)は、東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発)の事故に由来する放射性セシウムの海底堆積物中での分布に影響を与える主要な因子を明らかにするため、茨城県北部沿岸に、水深26mから95mの9つの定点を設け、2011年6月から2012年8月まで5回にわたって堆積物試料を採取し、堆積物の深さ、粒径、存在形態別の放射性セシウム濃度を分析した結果、調査海域の海底への放射性セシウムの主な沈着は、事故後半年以内に起こったことなどを確認したと発表した。

[15:54 11/19]

JAEAなど、放射線で生体内のDNAが損傷する際の新たな損傷機構を発見

日本原子力研究開発機構(JAEA)は、大型放射光施設(SPring-8)のX線を用いて、生体内のDNAが放射線によって損傷を受ける際に、これまでに知られていない損傷機構があることを発見したと発表した。

[13:24 11/19]

4-10月稼働の再生可能エネルギーは原発1基分

今年4月から10月末までに運転を開始した太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの発電設備容量は115万5,000キロワット(kW)と、原子力発電所1基分に上ることが分かった。経済産業省・資源エネルギー庁が、設備登録時の運転開始予定日を基に速報値として発表した。発電設備の9割以上は、太陽光発電が占めている。

[12:16 11/19]

2012年11月16日(金)

国立環境研究所、鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクマップを公開

国立環境研究所は11月15日、海外から鳥インフルエンザウイルスが侵入するリスクの高い国内地域を予測するマップを作成したと発表した。

[18:11 11/16]

量子中継システム実現に前進 -NICTなど、スピン-光子量子もつれ生成に成功

情報通信研究機構(NICT)と国立情報学研究所(NII)は11月16日、半導体量子ドット中の単一電子スピンと通信波長帯の単一光子の間の量子もつれ状態の生成に成功したことを発表した。

[17:52 11/16]

東大、新開発の高分子触媒で「触媒的不斉1,4-付加反応」を高い選択性で実現

東京大学は、ロジウムと銀からなる2元金属ナノクラスターを固定化した高分子触媒を開発し、不斉配位子の添加により「触媒的不斉1,4-付加反応」を高い選択性で実現することを達成したと発表した。

[17:25 11/16]

慶応大など、ES/iPS細胞を安全かつ大量に心筋細胞へと分化させる技術を開発

慶應義塾大学は11月16日、アスビオファーマの協力を得て、未分化幹細胞を含む心筋以外の細胞と、心筋細胞の代謝の違いを明らかにし、ヒトES細胞やiPS細胞のような多能性幹細胞を分化誘導させた細胞集団に対して、心筋細胞以外のすべての細胞を死滅させ、心筋細胞だけを生きたまま選別する方法を確立することに成功したと発表した。

[16:15 11/16]

ブタゲノム上には2万5000個の遺伝子が存在する - 生物研などが解読

農業生物資源研究所(生物研)と農林水産先端技術研究所(JATAFF研)は、共同参加しているブタゲノム解析のための国際コンソーシアム「国際ブタゲノムシーケンシングコンソーシアム(SGSC)」が、ブタゲノム塩基配列の解読を行い、ブタゲノム上には、およそ2万5000個の遺伝子が存在することを明らかにしたと発表した。

[13:22 11/16]

理研、植物の生理現象解明に向けタンパク質分解を担う複合体を解析

理化学研究所(理研)は11月16日、シロイヌナズナの生理機能を制御するタンパク質を分解するF-ボックスタンパク質とASKタンパク質からなるタンパク質複合体を網羅的に解析し、タンパク質の組み合わせと発現の時期にさまざまな特徴があることを明らかにしたと発表した。

[12:51 11/16]

不妊症や小児腫瘍の謎解明に期待 - 東北大、生殖細胞の増殖機構を解明

東北大学(東北大)は、胎仔に存在し活発に増殖を繰り返す未分化な生殖細胞が、転写制御因子であるLarp7が機能しなくなることで、細胞周期の進行を阻害する遺伝子の発現が誘導され、その増殖が停止することを発見したと発表した。

[12:37 11/16]

東大、miRNAが細胞核に輸送される分子機構を解明

東京大学(東大)は、これまで主に細胞質(細胞核以外の部分)で起こると考えられていたmicro-RNA(miRNA)によるRNAサイレンシングにおいて、miRNAが細胞核に輸送される分子機構を解明したことを発表した。

[12:23 11/16]

鳥インフルエンザウイルスの侵入リスク地図

海外から渡り鳥によってわが国に運ばれる鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクの高い地域を示した全国予測地図を、国立環境研究所生物・生態系環境研究センターの五箇公一主席研究員や森口紗千子特別研究員、大沼学研究員らのグループが作成し、発表した。

[12:07 11/16]

酵素「APOBEC3」がゲノムに変異をもたらすことが発がんにつながる? - 京大

京都大学は、細胞内に存在するタンパク質の1種であるシチジン脱アミノ化酵素「APOBEC3」が能動的にゲノムに変異を導入し、発がんに関わる可能性があると発表した。

[09:59 11/16]

MHIなど、放射性物質の見える化カメラの商用機を開発 - 12年度中に発売予定

三菱重工業(MHI)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、放射性物質の分布状況を可視化することが可能なカメラ装置「放射性物質見える化カメラ」のプロトタイプ機「ASTROCAM7000」を開発したことを発表した。

[09:00 11/16]

2012年11月15日(木)

産総研、アブラムシの巣「虫こぶ」の完全閉鎖型の内部の仕組みを解明

産業技術総合研究所は11月14日、ある種のアブラムシが植物組織に形成する巣の「虫こぶ」では、内部に蓄積すると致命的になり得る液体排泄物が、虫こぶの内壁組織によってすみやかに吸収除去されるという新しい現象を発見したと発表した。

[17:51 11/15]

自分の排泄物を植物に吸収させるアブラムシ

植物の葉枝に「虫こぶ」という密閉空間を作り集団生活しているある種のアブラムシは、自分たちの排泄物を植物に吸収させて快適な環境を保っていることを、産業技術総合研究所生物共生進化機構研究グループの沓掛磨也子研究員と深津武馬研究グループ長らの研究で分かった。昆虫が植物の形態や生理状態を自分の生存に有利になるように操作しているもので、外部要因による植物の性質の制御という観点からも注目されるという。

[13:56 11/15]

ワインの香りはブドウの収穫時間によって変わる -メルシャンが科学的に解明

メルシャンは11月14日、ブドウを収穫する時間帯の違いによりブドウ中の香り成分の前駆体の濃度が変動することを解明したと発表した。

[13:37 11/15]

【レポート】イグ・ノーベル賞受賞者の講演なども聞けた産総研オープンラボ2012

2012年10月25日・26日に、産業技術総合研究所(産総研)のつくばセンター中央、東、西の3カ所を会場とした、「産総研オープンラボ2012」が開催されたので、そこで見かけた興味深い展示をピックアップして紹介したい。

[11:00 11/15]

2012年11月14日(水)

放射性セシウム汚染草木の焼却・除染実験プラント設置

放射性セシウムに汚染された草木を焼却し、放射性セシウムを吸着・回収する実証試験プラントが、福島県双葉郡川内村に設置された。

[15:42 11/14]

東大、太陽系外の複数惑星系においてトランジット現象と食を観測

東京大学(東大)は、太陽系外にある4重惑星系候補である「KOI-94(Kepler Object of Interest:カタログの94番)」を2012年8月10日にすばる望遠鏡で観測、内側から3番目に位置する惑星の公転軸と中心星の自転軸がほぼ平行であることを発見したと発表した。

[08:00 11/14]

九大、タンパク質MOB1が皮膚外毛根鞘がんの原因遺伝子であることを特定

九州大学(九大)は、これまで不明となっていた皮膚外毛根鞘がんの原因遺伝子がMOB1であることを特定したと発表した。また、併せてMOB1が同がん以外のがんの発症にも重要である可能性も示した。

[07:30 11/14]

産総研など、植物系汚染物の焼却灰から放射性Csを回収する設備の試験開始

産業技術総合研究所は、東電環境エンジニアリングと共同で、植物系放射性セシウム(Cs)汚染物を焼却して生じた焼却灰を除染した後、抽出された放射性Csを「プルシアンブルーナノ粒子吸着材」で回収する技術を開発し、東電環境が実施主体となりその実証試験プラントを福島県双葉郡川内村に設置したと発表した。

[07:00 11/14]

2012年11月13日(火)

東北大、脳の島皮質前部にハイリスクハイリターンの行動を促す機能を確認

東北大学(東北大)は、リスク選択課題を遂行しているラットをモデルとした研究から、「リスクはあるが当たれば大きな報酬が得られるという選択肢」を多く選んでいたラットの脳では、島皮質と呼ぶ脳領域の活動を抑制すると、「リスクを避けて、報酬が少なくても確実にそれが得られる選択肢」を多く選ぶ行動に切り替わることを発見したと発表した。

[17:11 11/13]

東北大など、温暖化とオゾン層破壊のN2Oを減らせる強化型「根粒菌」を開発

東北大学は、農業環境技術研究所との共同研究により、「一酸化二窒素(N2O)」還元酵素活性を強化した「ダイズ根粒菌」を進化加速によって作出し、温暖化ガスとオゾン層破壊ガスであるN2Oの土壌からの発生を抑制できることを実験室と野外圃場の両方で証明したと発表した。

[16:56 11/13]

阪大など、過剰な炎症反応を抑えるタンパク質とその仕組みを白血球に発見

大阪大学と科学技術振興機構は、炎症の強さを調節するタンパク質「PILRα」を「好中球」の細胞表面に発見し、PILRαが「インテグリン」という接着分子の活性化を抑制することにより、局所への好中球の浸潤を抑えて過剰な炎症が起こらないようにしていることを解明したと共同で発表した。

[16:51 11/13]

スパコン性能世界1位に米国タイタン

世界のスーパーコンピュータの演算性能を比較する専門家たちのプロジェクト「TOP500」が、2012年11月期での最新ランキングを発表した。今回初登場で首位となったのは米オークリッジ国立研究所にあるクレイ社製の「Titan(タイタン)」で、1秒間に1京7,590兆回の計算速度をもつ。前回(今年6月期)首位だった米ローレンス・リバモア国立研究所のIBM社製「Sequioa(セコイア)」(1京6,325兆回/秒)は2位に後退、同2位だった理化学研究所の富士通製「京(けい)」(1京510兆/秒)は3位となった。

[16:22 11/13]

なぜ牛乳はビンで飲むとおいしいのか - 金沢工大と明治が科学的に解明

金沢工業大学(金沢工大)と明治は11月11日、ビンで飲む牛乳のおいしさを客観的な数値に基づき科学的に解明したと発表した。

[13:22 11/13]

2012年11月12日(月)

慶応大など、セマフォリン3A阻害剤による角膜の感覚神経再生にマウスで成功

慶應義塾大学(慶応大)は、ある化合物を用いることで、傷害を受けた角膜の感覚神経を再生することに成功したと発表した。

[17:08 11/12]

理研、植物の細胞成長を抑制する転写調節因子「GTL1」の機能を解明

理化学研究所は、植物の細胞成長を抑制する転写調節因子「GTL1」の機能を解明し、植物細胞の大きさが決まる仕組みを明らかにしたと発表した。

[16:48 11/12]

阪大など、生体組織の組成別の着色と3次元的な可視化ができる顕微鏡を開発

大阪大学、キヤノン、科学技術振興機構、名古屋大学の4者は11月12日、独自に開発した解析アルゴリズムを併せて用いることで、生体組織の3次元構造や構成物質の組成差を、あたかも各種の染色剤を使って染色したかのように可視化することができる、波長の高速切り替えが可能なレーザーを用いて生体組織を高速かつ無染色で観察する顕微鏡を開発したと発表した。

[16:01 11/12]

東大、見た目によって温度の錯覚が生じることを究明

東京大学は、作り物の手を自分の手と感じる錯覚である「ラバーハンド錯覚」を利用することで、手に触れている物体の見た目と実際の温度を独立に操作する手法を考案し、見た目によって温度の錯覚が生じることを突き止めたと発表した。

[14:10 11/12]

東北大、HIVなどの免疫・感染症疾患に対する新たな御法の可能性を発表

東北大学(東北大)は、Gal-9というタンパク質を持つ新しい免疫・炎症調節細胞(ThGal-9)を発見し、その細胞を刺激することにより免疫応答を調節する細胞群を制御できることを示したほか、ThGal-9細胞はGal-9とともに免疫応答を抑える効果を持つIL-10タンパク質を産生することを解明し、Gal-9の投与により免疫・感染症疾患を制御できる可能性を提唱したことを発表した。

[13:22 11/12]

ウナギの仔魚の餌はマリンスノー

ふ化したばかりのニホンウナギの幼生は、動植物プランクトンの死骸を主体とするマリンスノーを餌としていることを、海洋研究開発機構の大河内直彦プログラムディレクターや東京大学大気海洋研究所の塚本勝巳教授、マイク・ミラー研究員などの研究チームがつきとめた。成長にとって重要な必須栄養成分の解明などが進めば、ウナギの完全養殖の早期実現につながるという。

[12:04 11/12]

2012年11月10日(土)

NIBBなど、脳の「髄鞘」の形成・再形成には酵素「Ptprz」が関連と解明

基礎生物学研究所とアスビオファーマは11月8日、タンパク質チロシン脱リン酸化酵素「Ptprz」が、中枢神経系における「髄鞘」の形成・再形成の制御に関わることを明らかにしたと発表した。

[09:22 11/10]

複数の惑星が作った? - すばる望遠鏡、原始惑星系円盤に大きなすき間を発見

国立天文台、プリンストン大学、神奈川大学、ミシガン大学、工学院大学、オクラホマ大学などの研究者を中心とする国際研究チームは11月8日、すばる望遠鏡の観測装置で、世界最高の性能を有するとされる惑星・円盤探査カメラ「HiCIAO」を用いて、太陽程度の質量を持つ若い恒星「PDS70」の近赤外線観測を実施し、PDS70を取り囲む原始惑星系円盤に、生まれたばかりの惑星、しかも複数の惑星の重力の影響で作られたと考えられる、太陽クラスの軽い質量の恒星としては過去最大級となるすき間が存在していることを突き止めたと発表した。

[09:00 11/10]

2012年11月09日(金)

理研、多能性細胞の分化・増殖には遺伝子「Vps52」が重要であることを発見

理化学研究所は11月9日、米テキサス大学オースチン校などの協力を得て、半世紀以上前に発見された自然発症突然変異マウスを解析し、さまざまな細胞・組織の基本となる多能性細胞が分化・増殖するときに、重要な役割を果たす遺伝子「Vps52」を同定したと発表した。

[16:31 11/9]

味の素、JFAと共同で独自配合アミノ酸素材の運動時の持久力向上効果を確認

味の素は11月8日、独自配合のアミノ酸素材「アラニン・プロリン高配合糖質混合物」を運動時に摂取した際に、長時間、血糖値と肝グリコーゲンを維持することで、持久力を向上することを、日本サッカー協会(JFA)との共同研究により明らかにしたと発表した。

[13:52 11/9]

“褒めて伸ばす”は本当だった

運動トレーニングを行った際に他人から褒められると、運動技能が高まることを、自然科学研究機構 生理学研究所の定藤規弘教授や名古屋工業大学の田中悟志・テニュアトラック准教授、東京大学先端科学技術研究センターの渡邊克巳准教授などの研究チームが証明した。米国科学誌「プロスワン」(7日、オンランイン版)に発表した。

[12:30 11/9]

産総研、多様なイオン液体を少量でゲル化できる電解質型ゲル化剤を開発

産業技術総合研究所は11月7日、多種類のイオン液体を従来よりも少ない添加量でゲル化(個体化)できる電解質型ゲル化剤を開発したと発表した。

[08:30 11/9]

2012年11月08日(木)

東大と慶応大、小脳のシナプス形成過程の可視化に成功

東京大学と慶應義塾大学は11月8日、マウスの神経細胞を用いて、運動制御を担う小脳においてシナプスが形成される過程を可視化することに成功し、その形成過程で神経線維から「小さな突起」が伸び、シナプスの成熟を促すことを発見。さらに小さな突起は、神経細胞が分泌する「Cbln1」、神経伝達物質のグルタミン酸をとらえるための「デルタ2型グルタミン酸受容体」、シナプス前終末に存在する細胞接着分子の「ニューレキシン」の3つのタンパク質の相互作用により形成されることを解明したと発表した。

[16:15 11/8]

JAEAなど、市販ろ過器容器への取り付けが可能な高性能セシウム捕集材を開発

日本原子力研究開発機構(JAEA)とクラボウグループの倉敷繊維加工は11月7日、電子線グラフト重合技術により、水に溶けている放射性セシウムだけを選択的に吸着できる捕集材の開発に成功し、倉敷繊維加工が、同捕集材を充填したカートリッジを製品化したことを発表した。この捕集材を充填したカートリッジは、市販のろ過器の容器への取り付けが容易であるため、生活の場ですぐに利用することができるという。

[15:40 11/8]

新規機能性オリゴ糖の高効率合成に期待 - 北大が新たな酵素を発見

北海道大学(北大)は11月8日、ウシなどの反芻動物の第一胃(ルーメン)に共生する細菌が2つの糖質ホスホリラーゼとオリゴ糖異性化酵素により、植物多糖のマンナンを分解することを見出したと発表した。

[15:02 11/8]

理研、可搬型のマイクロチップを開発 -極微量マイクロRNAの高速検出を実現

理化学研究所(理研)は11月8日、ポンプや電源などの外部駆動力が不要で、持ち運び可能な自律駆動型マイクロチップを開発し、amol未満の極微量マイクロRNA(miRNA)を、0.5μlのモデル試料から20分で検出することに成功したと発表した。

[14:44 11/8]

脳神経機能障害の解明に手がかり - OIST、伝達物質の補充速度の実測に成功

沖縄科学技術大学院大学(OIST)が11月8日、神経活動によって使われた伝達物質グルタミン酸が補充される速度を実測することに成功したと発表した。

[12:59 11/8]

生理研など、人は褒められると"上手"になることを科学的に証明

生理学研究所(生理研)は11月8日、運動トレーニングを行った際に他人から褒められると、"上手"に運動技能を取得できることを科学的に証明したと発表した。

[12:14 11/8]

中国の特許情報を高精度で自動翻訳

中国の特許情報を精度よく日本語に自動翻訳できるソフトを、情報通信研究機構と一般財団法人・日本特許情報機構が開発した。7日から東京・北の丸公園の科学技術館で始まった「特許・情報フェア&コンファレンス」で、デモンストレーションを公開している。

[11:29 11/8]

2012年11月07日(水)

肌の透明感の消失は糖化が原因、製剤塗布で消失を防げる - ロート製薬

ロート製薬は11月7日、肌の糖化に関する研究を行い、3次元培養表皮モデルにおいて、糖化により表皮の透明感が消失し、さらに抗糖化素材を配合した製剤を塗布することで透明感が保たれることを確認、同時に糖化した角層では水分保持能力の指標である「結合水」が減少することも発見し、さらには細胞の糖化は表皮基底細胞でも起こり、表皮全体で糖化が進行することも解明したと発表した。

[17:50 11/7]

ウナギの完全養殖実現に期待 - JAMSTECなどがウナギの幼生のエサの謎を解明

東京大学 大気海洋研究所と海洋研究開発機構は、長らく謎だった天然環境中におけるウナギの幼生「レプトセファルス」の食性について、JAMSTECが2009年に開発したアミノ酸の窒素同位体比を用いた手法を応用して正確な栄養段階が2.4であることを確かめ、複数ある説の内「マリンスノー」を食している動物プランクトンに近い食性であることが明らかになったと発表した。

[16:07 11/7]

太陽フレアの予測が可能に

地球規模での大停電や電波障害などの影響を及ぼす太陽表面の爆発現象「太陽フレア」は、前兆として2種類の特殊な磁場構造が出現し、その数時間後に発生することが分かった。名古屋大学太陽地球環境研究所の草野完也教授を中心とする東京大学、京都大学の研究チームが、スーパーコンピュータを使った数値実験や人工衛星の観測データの解析によって発生のメカニズムをつかんだもので、フレア発生の予測など、正確な宇宙天気予報の実現にも貢献が期待される。

[11:31 11/7]

NAIST、光センサタンパク質の原子の動きを可視化することに成功

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)は、生物が環境に適応するために持っている、外部の光に反応し構造を変化することで情報を伝える重要なタンパク質(光センサタンパク質)の動きを世界最高クラスの分解能で可視化することに成功したと発表した。

[09:30 11/7]

『ホンマでっか!? TV』評論家も務める園田氏が講演! 11/16(金)無償セミナー

ここ数年、外部からの攻撃によるセキュリティ被害が相次いでいる。新聞各紙で報道される機会も増えたことから、対策を検討している企業もいらっしゃるのではないだろうか。しかし、企業が気にするべきセキュリティリスクは外部からの攻撃だけではない。JNSAの調査によると、情報漏洩の原因は企業内部の人間による誤操作のほうが圧倒的に多いのだ。

[09:00 11/7]

理研とNEC、量子コンピュータの実現に向け量子ビットの読出精度90%を達成

理化学研究所(理研)とNECは11月6日、量子ビットのエネルギー緩和率を増大することなく量子ビットの読出し信号を増大させる手法を実証し、量子ビットの読出し精度90%を達成したことを発表した。

[09:00 11/7]

阪大、タンパク質が大脳皮質ニューロンの生存と樹状突起の成長を促すを発見

大阪大学(阪大)は、脳発達の基礎をなす神経細胞(ニューロン)の生存と突起成長の研究過程において、感覚の中継部位である視床から大脳への神経投射が形成される際に、「ニューリチン」と「VGF」と呼ばれる2つのタンパク質が視床ニューロンの軸索末端から分泌され、大脳皮質ニューロンの生存と樹状突起の成長を促すことを見出したと発表した。

[09:00 11/7]

東北大、グラフェン層間化合物を作成 - 超薄膜超電導デバイス実現に期待

東北大学(東北大)は、グラファイト(黒鉛)2層の間にカルシウム原子を挿入(サンドウィッチ)した2層グラフェン層間化合物の作成に成功したことを発表した。グラフェンを用いた高効率なマイクロバッテリーや超薄膜超伝導デバイスへの道を開くものになるという。

[09:00 11/7]

東大など、植物種子の金属蓄積に果たすリン貯蔵物質の役割を解明

東京大学(東大)は、イネを材料として栄養学的に重要ないくつかの金属元素について、その転流の時期と種子内における蓄積部位を詳細に調べるとともに、フィチン酸の合成時期や蓄積部位を解析することで、フィチン酸が個々の金属の貯蔵に果たす役割について明らかにすることに成功したと発表した。

[08:30 11/7]

東大、コメにおけるカドミウム汚染をなくす変異遺伝子を発見

東京大学(東大)は、「カドミウムをほとんど含まないコシヒカリ」の原因となる変異遺伝子を発見し、これがカドミウムやマンガンのトランスポーターであるOsNRAMP5の遺伝子の変異であることを突きとめたと発表した。

[08:30 11/7]

細菌の遺伝子分配は逆平行バンドル化とスライディングで生じる -阪大が発見

大阪大学(阪大)は、細菌遺伝子分配の仕組みを低温電子顕微鏡法と一分子イメージングを活用することにより解明したと発表した。

[08:00 11/7]

脳内の侵入者を排除するミクログリアが神経配線の成熟に関与 - 阪大が発見

大阪大学(阪大)は、神経系を構成する神経細胞(ニューロン)ではない細胞(グリア細胞)の1つであるミクログリアが、本来の役割である脳内環境の維持だけでなく、神経の配線が作られるときにも一役買っていることを見出したと発表した。

[07:00 11/7]

2012年11月06日(火)

鹿児島大など、三畳紀後期の巨大隕石衝突の世界初となる証拠を岐阜にて発見

鹿児島大学、東北大学、茨城大学、首都大学東京、日本原子力研究開発機構の5者は11月6日、岐阜県坂祝町の木曽川河床から採取された岩石試料について、「ICP質量分析装置」や「多重ガンマ線検出装置」などを用いた分析を行い、今から約2億1500万年前の三畳紀後期に巨大な隕石衝突が起こった証拠を発見したと共同で発表した。

[19:43 11/6]

東大、八丈島南方沖にて3台のAUVを同時展開して900mの海底探査に成功

東京大学は11月5日、タイプの異なる自律型水中ロボット(AUV)3台を、八丈島南方のスミス海丘カルデラ(深度900m)にて世界初となる同時展開に成功し、そしてAE2000aが計測したサイドスキャンソナーデータからカルデラ内に熱水マウンド状の地形を発見したと発表した。

[18:49 11/6]

国際生体分子デザインコンペ「BIOMOD 2012」で東北大Team Sendaiが総合優勝

計測自動制御学会システム・情報部門調査研究会 分子ロボティクス研究会と科学研究費補助金 新学術領域研究「分子ロボティクス」の2者は11月5日、11月3日・4日に、米ボストンのハーバード大学で開催された学生が対象の国際生体分子デザインコンペティション「BIOMOD 2012」にて、東北大学 Team Sendaiの「Cell-Gate」が総合優勝を果たしたことを報告した。

[17:35 11/6]

カナダの巨大隕石衝突、日本で証拠発見

今から約2億1500万年前にカナダ東部で起きた巨大隕石衝突の証拠が、岐阜県坂祝(さかほぎ)町の木曽川河床の岩石から見つかった。鹿児島大学大学院理工学研究科の尾上哲治助教を中心とする東北大学、茨城大学、首都大学東京、日本原子力研究開発機構の研究チームが発表した。この隕石衝突が、北米の動植物の絶滅の原因となった可能性が高いという。論文は5日、米国科学アカデミー紀要(PNAS)のオンライン版に掲載された。

[12:04 11/6]

産総研、レーザー集中均一加熱を利用した新たな高品質単結晶育成技術を開発

産業技術総合研究所(産総研)は、奇数個のレーザーダイオード(LD)による集中均一加熱を用いた単結晶育成装置を開発し、従来の手法よりも安定した単結晶育成に成功、同単結晶育成技術をLDを用いたFZ法「LDFZ法」と命名したことを発表した。

[08:30 11/6]

2012年11月05日(月)

マイクロRNAの機能発揮にタンパク質「GW182」は必須ではなかった - 東大

東京大学は11月2日、「マイクロRNA(miRNA)」が機能を発揮する上で必須の因子であると考えられてきたタンパク質「GW182」に依存しない新たな作用機構の存在を明らかにし、そのGW182非依存的な抑制機構が、これまで知られてきたGW182依存的な抑制機構と共に標的遺伝子の発現抑制に働いていることを解明したと発表した。

[17:47 11/5]

凸版印刷、放射性セシウム吸着ゼオライト機能紙「FS-ZEO」の新製品を販売

凸版印刷は11月5日、同社が発売中の放射性セシウム吸着ゼオライト機能紙「FS-ZEO」のラインアップの拡充を図り、薄型の特殊シートを貼り合わせて敷設したゼオライト機能紙の回収性を高めた軽量タイプ「FS-ZEO-NW」と、高強度の特殊シートを貼り合わせて耐加重などの強度を高めた高強度タイプ「FS-ZEO-TE」の2種類を開発、2012年10月下旬より本格的な販売を開始したことを発表した。

[17:44 11/5]

東大、肥満細胞の活性化を抑えてアレルギー反応を抑制する仕組みを解明

東京大学は11月2日、順天堂大学や理化学研究所の協力を得て、アレルギー反応を抑える生体内の仕組みとして、レセプターの「LMIR3/CD300f」が「肥満細胞」の活性化によるアレルギー反応を抑えることを明らかにしたと発表した。

[15:59 11/5]

名大など、太陽フレアが発生する兆候とメカニズムを究明

名古屋大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、東京大学、京都大学の4者は、JAMSTECの所有するスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」による詳細な計算機シミュレーションと、宇宙航空研究開発機構が2006年に打ち上げた太陽観測衛星「ひので」による観測データの精密解析を通して、太陽表面に2種類の特殊な磁場構造が現れる時に太陽フレアが発生することを、そのメカニズムと併せて明らかにしたと発表した。

[15:51 11/5]

日本発2種類目の光格子時計が世界標準候補に

産業技術総合研究所は、時間の基本単位である1秒の長さを決める世界標準時計の候補に、同研究所計測標準研究部門時間周波数科の洪鋒雷・研究科長、安田正美主任研究員らが開発した「イッテルビウム光格子時計」が選ばれた、と発表した。

[14:34 11/5]

2012年11月03日(土)

ATRなど、ネットワーク型BMIの一般生活検証用施設「BMIハウス」を開発

国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、NTT、島津製作所、積水ハウス、慶應義塾大学(慶応大)の5者は11月1日、「ネットワーク型ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)」の研究開発を共同で推進し、一部の機能において一般の生活環境へ適用できることを明らかにしたと共同で発表した(画像3)。

[08:00 11/3]

2012年11月02日(金)

水産研など、従来の10倍以上の生存率のサンゴ増殖技術を開発

水産総合研究センターは11月1日、格子状サンゴ増殖用基盤へ人工的に生産して着生させた造礁サンゴ幼生を、高い生残率で着生・生育させるサンゴ増殖技術を開発し、自然環境下で従来の10倍以上の生残率を達成したと発表した。

[18:18 11/2]

東大など、遺伝子発現の程度を高感度に測定できる「LMD-RTqPCR法」を開発

東京大学は11月1日、Leica Microsystemsとの国際共同研究により、「レーザーマイクロダイセクション(LMD)法」と「逆転写DNA増幅定量(RTqPCR)法」を改良し、生体の顕微鏡組織切片のごくわずかな断片における遺伝子発現の程度を高感度に測定する新しい技術「LMD-RTqPCR法」を開発したと発表した。

[16:01 11/2]

やはりアイヌ人と琉球人の方が本土人よりも遺伝的に近かった - 東大など

総合研究大学院大学と東京大学は11月1日、日本列島人(アイヌ人、琉球人、本土人)のゲノム解析により、現代日本列島人は、縄文人の系統と、弥生系渡来人の系統の混血であることを支持する結果を得たとし、アイヌ人から見ると琉球人が遺伝的に最も近縁であり、両者の中間に位置する本土人は、琉球人に次いでアイヌ人に近いことが示されたと発表した。

[15:54 11/2]

胃がんは細胞の“iPS化”で発症か

ピロリ菌の感染した胃に腸の細胞が現れる前がん病変は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)でみられる細胞の「初期化」(リプログラミング)によって引き起こされる病的な細胞分化であることが、東京大学大学院医学系研究科の畠山昌則教授らの研究で分かった。

[15:03 11/2]

【コラム】大塚実の月刊宇宙開発 第6回 JAXA、新型ロケット「イプシロン」の開発状況を説明 -打上げは来夏に(後編)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月29日、現在開発中の新型小型ロケット「イプシロン」に関する記者会見を開催、開発状況について説明した。同ロケットは2013年度の打ち上げを目指してきたが、この説明の中で、より具体的な目標として「8~9月頃」をターゲットとしていることが明らかになった。

[08:00 11/2]

2012年11月01日(木)

産総研開発の「イッテルビウム光格子時計」が「秒の二次表現」として採択

産業技術総合研究所は11月1日、同研究所が開発した「イッテルビウム」原子を用いた「光格子時計」が、2012年10月18日・19日にフランスの国際度量衡局で開催されたメートル条約関連会議において新しい秒の定義の候補である「秒の二次表現」として採択されたと発表した。

[17:37 11/1]

国循、心臓移植後に人工心肺を使用しない冠動脈バイパス術に成功

国立循環器病研究センター(国循)は11月1日、心臓移植後に心臓の表面を取り巻く血管が細くなる「冠動脈狭窄」の患者に対して、日本で初めて人工心肺を使用しない冠動脈バイパス術を実施し成功したことを発表した。

[17:18 11/1]

血液中の「マイクロRNA」の測定で慢性肝疾患を診断 - 大阪市立大

大阪市立大学は11月1日、血液中の「マイクロRNA」を測定することで、慢性肝疾患の病因や病気の進み具合を診断する方法を開発したと発表した。

[16:32 11/1]

東大、ピロリ菌が細胞のリプログラミングを行うことで胃がんに至ると究明

東京大学は10月30日、ピロリ菌感染した胃などに腸の細胞が現れる現象で胃がんの前がん病変とされる「腸上皮化生」発症において、幹細胞性に関わるリプログラミング遺伝子が異常に活性化され、胃細胞から腸細胞への病的な細胞分化が引き起こされることを明らかにしと発表した。

[16:13 11/1]

光琳作『八橋図屏風』は全面金箔(きんぱく)張りだった

江戸時代中期の絵師・工芸家、尾形光琳(1658-1716年)の代表作の一つ「八橋図屏風」(ニューヨーク・メトロポリタン美術館所蔵)は、全面に張られた金箔(きんぱく)を下地に描かれていることが、情報通信研究機構の「テラヘルツ波」を使った透過調査で分かった

[12:55 11/1]

【コラム】大塚実の月刊宇宙開発 第5回 JAXA、新型ロケット「イプシロン」の開発状況を説明 -打上げは来夏に(前編)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月29日、現在開発中の新型小型ロケット「イプシロン」に関する記者会見を開催、開発状況について説明した。同ロケットは2013年度の打ち上げを目指してきたが、この説明の中で、より具体的な目標として「8~9月頃」をターゲットとしていることが明らかになった。

[08:00 11/1]

2012年10月31日(水)

「慢性疲労症候群」に還元型コエンザイムQ10が効果あり - 大阪市立大など

大阪市立大学は10月31日、カネカと共同で、「還元型コエンザイムQ10」に、原因不明の疲労や倦怠感などの症状が長期に続く「慢性疲労症候群」患者に対して一部症状の改善効果があることをデータを取って検証したと発表した。

[18:10 10/31]

浜ホト、MEMS技術を用いた超小型次世代光電子増倍管のサンプル供給を開始

浜松ホトニクスは10月31日、半導体製造技術により量産対応が可能で、従来品に比べ体積を約7分の1、質量を約9分の1と小型化した次世代光電子増倍管「μPMT」を、11月1日から国内外の分析・計測機器メーカー向けにサンプル出荷することを発表した。

[16:52 10/31]

“世界トップレベル研究拠点”に新規3機関

文部科学省は30日、世界最高水準の研究推進を目指す「世界トップレベル研究拠点プログラム」(WPI)の拠点研究機関として、新たに筑波大学、東京工業大学、名古屋大学を選んだと発表した。これまでに選定の6機関と合わせ計9拠点となった。

[13:58 10/31]

老マウスiPS細胞からのNCL細胞の移植が糖尿病性多発神経障害に有効 - 名大

名古屋大学は10月29日、老化マウス由来iPS細胞から誘導した「神経堤様(NCL)細胞」移植が「糖尿病性多発神経障害」に有効であることを突き止めたと発表した。

[12:59 10/31]

NICT、テラヘルツ波を用いて尾形光琳の八橋図屏風の内部調査を実施

情報通信研究機構(NICT)が10月30日、1710年頃に尾形光琳が製作した「八橋図屏風」(メトロポリタン美術館所蔵)の内部状態をテラヘルツ波を用いたイメージング技術を用いて調査した結果、絵の具で描かれた花や橋の部分の下を含む、屏風全面に金箔下地が施され、その金箔の上に銅系を中心とした顔料で彩色されていることを明らかにしたと発表した。

[09:00 10/31]

OIST、新口動物群が共通祖先から進化してきたことを示す科学的証拠を発見

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は10月29日、米国カリフォルニア大学バークレー校、米国ハーバード大学医学部などの協力を得て、ウニ(棘皮動物)、ギボシムシ(半索動物)、ナメクジウオ(頭索動物)、ホヤ(尾索)動物)、ヒト(脊椎動物)を含む「新口動物」群が、共通祖先から進化してきたことを示すゲノム科学的証拠を得たと発表した。

[08:30 10/31]

2012年10月30日(火)

東大、酸化ストレスに応答して細胞死を誘導するタンパク質を発見

東京大学は、酸化ストレスに応答して細胞死を誘導する細胞内シグナル伝達分子であるタンパク質「ASK1」に着目し、その活性を調節する新しいタンパク質「KLHDC10」を発見、ASK1の阻害因子のタンパク質「PP5」の機能を抑制することで、ASK1の持続的な活性化を可能にし、細胞死を誘導していることを明らかにしたと発表した。

[17:01 10/30]

生物種固有のはずの「16S rRNA」が異種生物のものと置換可能 - 産総研など

産業技術総合研究所は10月30日、大阪大学の協力を得て、生物種に固有と考えられてきた「16SリボソーマルRNA(rRNA)遺伝子」を異種生物由来のものにより置き換えることが可能であることを発見したと発表した。

[16:57 10/30]

京大など、プレートの沈み込み帯のマグマ発生メカニズムに関する新説を発表

京都大学は10月30日、京大を中心とした、岡山大学、東京大学、愛媛大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)からなる共同研究グループが、プレートの沈み込み帯のマグマ発生メカニズムに関して、新しい仮説を提案したと発表した。

[16:34 10/30]

明大など、日本海など排他的経済水域内のガスハイドレートの調査結果を発表

明治大学は10月29日、同大学のガスハイドレート研究所を中心とする「表層ガスハイドレート研究コンソーシアム」は、2011年および2012年の夏、日本海とオホーツク海の排他的経済水域内において調査を実施し、上越沖と同様の「表層ガスハイドレート」が日本海とオホーツク海の複数の海域に分布することを明らかにしたと発表した。

[14:22 10/30]

恐竜が翼をもったのは繁殖行動のため

鳥類の祖先とされる恐竜がそもそも翼を持つようになったのは、飛ぶためではなく、求愛や抱卵などの繁殖行動のためであることが、北米大陸で初めて発見された羽毛恐竜の化石を調査した北海道大学総合博物館の小林快次(よしつぐ)准教授とカナダ・カルガリー大学、米国フロリダ大学などの共同研究で分かった。米科学誌「サイエンス」に26日発表した。

[13:45 10/30]

NEDOなど、国内初の電力系統に実際に連系する超電導送電の実証試験を開始

新エネルギー・産業技術総合開発機構は10月29日、NEDOの「高温超電導ケーブル実証プロジェクト」において、東京電力、住友電気工業、前川製作所の3者が「高温超電導ケーブル」を電力系統に連系する、国内で初めての超電導送電の実証試験を開始したと発表した。

[09:00 10/30]

2030年までに医療ナノロボットや小型探索ロボットなどが開発される - IEEE

世界最大の技術者・エンジニア・研究者の組織であるIEEEは、2030年までにナノサイズから中型までのさまざまな小型ロボットが登場し、将来の我々の生活に変化をもたらす画期的な用途が期待できることを予測していると発表した。

[08:30 10/30]

2012年10月29日(月)

京大、水上を高速で泳ぎ続けることのできる化学モータを開発

京都大学とニューヨーク市立大学ハンター校は10月29日、「多孔性金属錯体」の細孔から「疎水性ペプチド分子」が放出されることでできる表面張力の勾配により、水上を高効率で運動する(高速に泳ぎ続ける)新しい化学モータの開発に成功したと発表した。

[18:11 10/29]

産総研、月面の「二分性」の証拠となる直径3000kmの超巨大衝突痕を発見

産業技術総合研究所は10月29日、月探査衛星「かぐや」が月表面を網羅する約7000万地点で取得した200億点以上の「可視赤外線反射率スペクトル」のデータを「データマイニング手法」を用いて解析し、地球から見た月の表側と裏側の「二分性」といわれる地形の違いの原因と考えられている超巨大衝突の具体的な痕跡を発見したと発表した。

[16:08 10/29]

月面での超巨大衝突の痕跡を発見

月の表側の大半に黒っぽく広がる「プロセラルム盆地」ができたのは、38億年以上も前に巨大な天体が衝突したのが原因であることを、産業技術総合研究所・ジオインフォマティクス研究グループの中村良介研究グループ長と石原吉明研究員らが、月探査衛星「かぐや」のデータを解析して裏付けた。

[12:25 10/29]

2012年10月27日(土)

北大、ベレムナイトが史上最大の絶滅イベントを生き延びていたことを確認

北海道大学(北大)は10月26日、東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町の海岸から、1新種を含む日本最古のベレムナイトの化石を発見し、そこからベレムナイトは約2.3億年前に出現し、地球史上最大級の三畳紀末絶滅イベントを生き延びていたこと、ならびにベレムナイトの原始的なグループが中国と日本のみに産出すること、ベレムナイトは約2億年前にはすでに多様化を遂げ、世界最大級のサイズのものも出現していたことなど、これまでの通説を書き換える成果を得たと発表した。

[09:00 10/27]

近大、養殖マアナゴを出荷 - 2013年春からは完全養殖に向けた研究に着手

近畿大学(近大)は、同大水産研究所が富山実験場(富山県射水市)にてアナゴの中で最も一般的に食用とされるマアナゴの陸上養殖を行ってきたが、その初めての成魚の出荷を射水市の堀岡養殖漁業協同組合を通じて県内の飲食店などに向けて出荷を開始したと発表した。

[08:00 10/27]

恐竜の翼は飛ぶためではなく繁殖行動のためにあった - 北大などが解明

北海道大学(北大)は、北米で発見された羽毛を持った恐竜化石を研究したところ、翼の起源は飛翔ではなく繁殖行動であることを明らかにしたと発表した。

[07:00 10/27]

2012年10月26日(金)

乳酸菌が作るペプチドで記憶力が向上する!? - カルピスが確認

カルピスは、乳酸菌Lactobacillus helveticus(ラクトバチルス・ヘルベティカス)発酵乳の中から記憶力向上作用を持つペプチドを確認したと発表した。

[18:49 10/26]

京大、安全な臨床グレードの心筋細胞をES/iPS細胞から生産する技術を確立

京都大学(京大)は10月26日、ヒトの胚性幹(ES)細胞・人工多能性幹(iPS)細胞から心筋細胞に効率的に分化を促進させる新しい小分子化合物を発見したことを発表した。

[13:29 10/26]

ゲノム解析でイネの起源は中国・珠江の中流域

これまで長い間論争が続いていたジャポニカ米などのイネの栽培起源地について、国立遺伝学研究所や中国科学院上海生物科学研究所などの研究チームは、中国南部を流れる珠江(しゅこう、the Pearl River)中流域であるとの研究結果を、英科学誌「ネイチャー」(オンライン版)に発表した。

[11:35 10/26]

「アンチセンスRNA」はタンパク質合成の阻害だけでなく促進もする - 理研

理化学研究所は10月25日、これまで生体内におけるタンパク質合成を阻害すると考えられていた「アンチセンスRNA」の中に、タンパク質合成を促進する機能も持つものがあることを発見したと発表した。

[09:00 10/26]

NICTなど5者、「きく8号」経由のGPS津波計からのデータ伝送実験をスタート

情報通信研究機構、宇宙航空研究開発機構、日立造船、東京大学地震研究所および 高知工業高等専門学校の5者は10月25日、2006年12月に打ち上げられた技術試験衛星VIII型「きく8号」を用いたGPS津波計からのデータ伝送実験として、10月24日から高知県室戸沖に設置している高知県のGPS津波計で観測した波浪情報を「きく8号」を用いて茨城県鹿嶋市の地上基地局に伝送する実験を開始したことを発表した。

[08:30 10/26]

2012年10月25日(木)

カッコのある四則計算問題よりもない方が正答率が低い - 日本数学検定協会

日本数学検定協会は10月25日、2011年4月から2012年8月に実施された「実用数学技能検定(数学検定)」で出題された3項以上からなる四則計算(たし算、ひき算、かけ算、わり算)の問題について調査した結果、カッコがある問題に比べ、カッコがない問題では正答率が低下する傾向があると発表した。

[17:52 10/25]

国循研、心臓ホルモン「ANP」が多様ながんの転移を予防・抑制すると究明

国立循環器病研究センターは10月23日、大阪大学の協力を得て、心臓から分泌されるホルモンである「心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)」が血管を保護することによって、さまざまな種類のがんの転移を予防・抑制できることを突き止めたと発表した。

[16:14 10/25]

1990年代以降では南極のオゾンホールの面積が最小に - 気象庁

気象庁は10月24日、米国航空宇宙局(NASA)の衛星観測データを基に解析した結果、南極上空のオゾンホールは、例年と同様に8月に現れた後に拡大し、9月22日に今年の最大面積である2080万km2(南極大陸の約1.5倍)まで広がったが、大規模なオゾンホールが継続して出現している1990年代以降で最も小さくなったことを発表した。

[15:40 10/25]

放医研、13歳以下の子供へのがん治療用重粒子線のリスクをラットで検証

放射線医学総合研究所(放医研)は10月23日、「二次がん」の誘発のリスクがわかっていない、重粒子線がん治療(「炭素イオン線」を使用)の13歳以下の子どもたちへの影響を調べるため、ラットを用いて胎児期から成体期にわたる期間にガンマ線および炭素イオン線照射が乳がん誘発と関係しているかどうかを調べたところ、ガンマ線による乳がん誘発の影響は新生児期から成体期初期にかけて高いことが判明し、一方の炭素イオン線の影響に関しては年齢によって異なり、影響が最も大きかったのは成体期初期で、影響が最も小さかったのは新生児期だったということを発表した。

[09:52 10/25]

2012年10月24日(水)

岩手医科大、ストレスによるシナプス形成障害の分子メカニズムを解明

岩手医科大学は10月22日、ストレスに応答して増加する「ストレスメディエーター(グルココルチコイド)」によって引き起こされるシナプス形成障害について解析し、その分子メカニズムを解明したと発表した。

[18:30 10/24]

ブリヂストンなど、乗用車向け超低燃費タイヤ用ゴムの開発に成功

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とブリヂストンは10月22日、ナノテク・先端部材実用化研究開発の一環として、革新的なナノ階層構造設計技術を開発したことを発表した。

[18:12 10/24]

セガトイズ、新家庭用プラネタリウムを発売 - コンテンツガイドは水樹奈々

セガトイズは、同社が2012年6月に発表していた次世代家庭用プラネタリウム「ホームスター earth theater」の発売日を当初の11月22日より12月6日に変更したこと、ならびに搭載されるコンテンツの詳細などを発表した。

[18:06 10/24]

東京近郊で発生の大気汚染物質は微小粒子化して北関東で高濃度に - 環境研

国立環境研究所は10月23日、複数の研究機関と共同で2007年夏季に北関東で実施した大気の集中観測のデータと、微小粒子の成分データと放射性炭素(14C)同位体比の測定結果に基づく統計解析および3次元化学輸送モデルによるシミュレーションによって、東京近郊で発生した化石燃料起源のガス状・粒子状の物質が風で輸送されると共に光化学反応を受けた結果、北関東において都心部以上にしばしば微小粒子が高濃度になることが明らかになったと発表した。

[16:56 10/24]

アルマ望遠鏡、若い恒星「オリオンKL電波源I」から水メーザーの検出に成功

国立天文台は10月23日、チリのアタカマ砂漠で建設が進むアルマ望遠鏡を用いて、オリオン大星雲にある生まれたばかりの星「オリオンKL電波源I」において、高エネルギー状態にある水分子が放つメーザーの検出に成功したと発表した。

[15:33 10/24]

唐辛子を食べると体が熱くなる脳内メカニズム

唐辛子を食べると体が熱くなり、汗が出るなどの身体反応が活発化するのは、大脳にある味覚を認知する領域と内臓などをコントロールする領域との神経ネットワークによって引き起こされる現象であることが、大阪大学大学院歯学研究科の姜英男教授らと森永製菓(本社、東京都港区)などの共同研究で分かった。“辛味”の情報が全身の健康状態に影響を与える可能性を初めて示したもので、「医食同源」の考え方を神経科学の分野から支持するものだという。

[14:56 10/24]

東大、次世代シーケンサとIVV法を組み合わせた「IVV-HITSeq法」を開発

東京大学 医科学研究所は、「タンパク質間相互作用のデータセット」における網羅性と信頼性の問題に同時に対処するため、次世代シーケンサ「Roche454Genome Sequencer FLX System」と「IVV法」を組み合わせた「IVV-HITSeq」法を開発し、同方法での「インシリコ解析」で偽陽性を排除することで、世界レベルで信頼性の高いデータを得ることに成功したと発表した。

[09:00 10/24]

エーザイ、抗てんかん薬が米FDAで承認 - 12歳以上の患者に対する併用療法

エーザイは10月23日、米国子会社であるエーザイ・インクが、AMPA受容体拮抗剤「Fycompa」(一般名: ペランパネル)について、12歳以上のてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する併用療法として、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)より承認を取得したと発表した。

[07:50 10/24]

2012年10月23日(火)

産総研、クラウド型の衛星画像解析システム「Lavatube2」を開発

産業技術総合研究所(産総研)は10月22日、大量のデータの複雑で高速な処理が必要な衛星画像解析システムをクラウドコンピューティング上で容易に開発できる、画像解析ワークフローソフトウェア「Lavatube2」を開発したと発表した。

[16:41 10/23]

阪大、「辛味」認知が大脳島皮質の自律機能を賦活化するメカニズムを発見

大阪大学(阪大)と森永製菓は、ラットの脳のスライス標本への唐辛子の辛味成分である「カプサイシン」の投与により、大脳の「島皮質」と呼ばれる領域の前部にある味覚の認知を行なう「味覚野」の電気刺激によって生じた神経活動は、味覚野後部に隣接する内臓機能を制御する「自律機能関連領野」へと拡がり、島皮質の前部と後部の神経細胞集団の間に4~8Hzの「シータリズム(シータ波)」で同期化した神経ネットワーク活動が生じることを明らかにしたと共同で発表した。

[14:46 10/23]

ブンチョウはヒトの音声ニュアンスを聞き分ける

訓練するとヒトの言葉をしゃべるようになるブンチョウ(文鳥)は、ヒトの言葉そのものだけでなく、音声の微妙な違いまでも聞き分けることが、慶應義塾大学文学部の渡辺茂教授らの研究で分かった。

[14:06 10/23]

東工大、従来の10倍の性能のアンモニア合成触媒を実現

東京工業大学は、セメントの構成成分の1つである「12CaO・7Al2O3」の構造の中に、電子を取り込んだ「エレクトライド」に「ルテニウム」のナノ粒子を固定することで、高性能な「アンモニア合成触媒」を実現したと発表した。

[13:47 10/23]

薄毛に発毛促進効果あり! - 佐藤製薬、有効な2種類の成分を発見

ユンケルなどで知られる佐藤製薬のライフスタイル研究所は10月22日、長年、毛髪の代表的な加齢変化である「薄毛」についての研究を進め、「毛乳頭細胞」からの発毛促進因子「VEGF」産生を指標として、発毛促進に有用なワカメ胞子葉由来の「メカブエキス」およびアマゾンハーブである「ペルーバルサム抽出オイル」に発毛促進の効果があることを見出したと発表した。

[13:37 10/23]

「単層カーボンナノチューブ」による活性酸素種ががんに効く - 京大が発見

京都大学は10月19日、半導体性の「単層カーボンナノチューブ)」が、生体に優しい近赤外光の照射によって「活性酸素種」を効率よく生成し、さらにその活性酸素種ががん細胞を死滅させることを発見したと発表した。

[10:00 10/23]

セロトニンとGABAを合成するニューロンが離乳期に特異的に存在 - 北大

北海道大学は10月22日、生理活性アミン「セロトニン」だけでなくアミノ酸性神経伝達物質「GABA」を合成するニューロンが、離乳期のラットの「背側縫線核」外側部に特異的に存在することを発見し、さらにこの「5-HT/GAD67」ニューロンは新しい環境に置かれた時に感じる不安などの軽度なストレスに反応しやすいことを明らかにしたと発表した。

[10:00 10/23]

理研など、RIビームのスピンの向きを効率よく一定方向にそろえる手法を開発

理化学研究所と東京工業大学は10月22日、あらゆる種類の放射性同位元素(RI)ビームのスピンの向きを、効率よく一定方向にそろえる手法を開発したと発表した。

[08:00 10/23]

東工大など、プラセオジム・ニッケル酸化物の高い酸素透過率の原因を解明

東京工業大学(東工大)と九州大学は10月19日、ガリウムと銅を含むプラセオジム・ニッケル酸化物が高い酸素透過率を持つ仕組みを解明したと発表した。同酸化物は、燃料電池材料や酸素透過膜材料として応用が期待できるという。

[07:30 10/23]

2012年10月22日(月)

神経再生には“痛み”も必要!?

痛みを抑えるために主に脳内で作られる物質(脳内マリファナ)が、切断された神経の再生を妨げる働きもすることが、名古屋大学大学院理学研究科の松本邦弘教授らの線虫を使った研究で分かった。神経再生のためには“痛み”も必要なのかもしれないという。

[14:36 10/22]

【レポート】日本人の活躍で5万2800年前まで遡れる年代目盛りが完成 - Scienceが会見

米国科学振興協会(AAAS)の公式刊行物で世界的に著明な学術誌である「Science」は10月18日、英オックスフォード大学のChristopher Bronk Ramsey博士が第1著者を務めた、放射性炭素年代測定法に関する論文「A Complete Terrestrial Radiocarbon Record for 11.2 to 52.8 kyr B.P.」において、データ収集などで中心的な役割を果たした日本人研究者の主要な4名による記者会見を文部科学省において実施した。

[08:00 10/22]

2012年10月19日(金)

オリオン座流星群、21日は広範囲で絶好の観測チャンス - ウェザーニューズ

ウェザーニューズは、21日(日)に観測ピークを迎えるオリオン座流星群について、最新の気象予測から天気の傾向を発表した。21日は移動性高気圧に覆われ、全国の広い範囲で天体観測に絶好の夜空となる予想。一方で、東日本から北日本の日本海側では曇りや雨のところが多くなるという。

[18:30 10/19]

水産研、スケトウダラの仔稚魚飼育技術を開発 - 稚魚2万7000尾の生産に成功

水産総合研究センターは10月19日、近年、日本海北部での減少が著しく、かつ仔稚魚飼育において、適切な初期餌料が給餌出来ず、さらに栄養の付加が出来なかったために飼育が困難とされてきたスケトウダラの仔稚魚飼育技術を開発、すでに2万7000尾の稚魚を得たことを発表した。

[16:57 10/19]

中外製薬、がん幹細胞の細胞株樹立に成功 - 新たながん治療薬の開発に期待

中外製薬は10月19日、がんの再発・転移に関係すると考えられる大腸がん幹細胞の性質を有する細胞を培養可能な細胞株として樹立することに成功したと発表した。

[16:07 10/19]

雌メダカの脳に性ホルモン受容体

雌メダカの脳内に性ホルモン(男性ホルモンと女性ホルモン)に反応する特定部位のあることが、東京大学大学院農学生命科学研究科の平木十和子さん(博士課程1年)を中心とする大久保範聡准教授らチームの研究で分かった。

[15:52 10/19]

体内時計の乱れの治療に道 - 理研、自律振動子が作り出される仕組みを解明

理化学研究所(理研)は10月19日、リン酸化/脱リン酸化といった可逆的なタンパク質の修飾から自律振動子を作る仕組みの一端を解明したと発表した。

[14:10 10/19]

自閉症発症の関連分子が脳神経細胞シナプスを制御する仕組みを発見 - 東大

東京大学(東大)は、脳神経細胞シナプスの制御を行う新規メカニズムを発見したと発表した。

[13:32 10/19]

脳内マリファナが切断された神経の線の再形成を阻害 - 名大が発見

名古屋大学(名大)は、線虫をモデル動物にした研究により、体内で鎮痛作用を示す内在性のマリファナ様物質(いわゆる脳内マリファナ)である「アナンダミド」が、切断された軸索(神経の線)の再形成(軸索再生)を阻害することを発見したほか、その阻害を仲介するシグナル伝達経路も同定したと発表した。

[12:45 10/19]

なぜ冷たいと感じる温度が人によって違うのか - マンダムが解明

マンダムは10月18日、Transient Receptor Potential(TRP)チャネルの1つであるTRPM8(冷感センサ)について、反応温度が一定ではなく、外部温度に依存して大きく変化することを見出し、人が冷たいと感じる温度が外部温度に影響を受けるメカニズムを解明したと発表した。

[12:18 10/19]

首都大など、ビスマス/硫黄を主成分とした層状超伝導物質系を発見

首都大学東京(首都大)、物質・材料研究機構(NIMS)、産業技術総合研究所(産総研)、電気通信大学(電通大)で構成される研究チームは、ビスマス(Bi)と硫黄(S)を主成分とした新しい層状超伝導物質系を発見したと発表した。

[08:30 10/19]

ガセリ菌SP株などのNK細胞活性増強/ストレス軽減効果を確認 - メグミルク

雪印メグミルクは10月18日、北海道情報大学・健康情報科学研究センターが実施している「食品の臨床試験システム」を利用して、プレーンヨーグルトのヒト介入試験を行ったところ、「ガセリ菌SP株」および「ビフィズス菌SP株」がNK細胞の活性上昇とストレスホルモンの低減に寄与することが明らかになったと発表した。

[08:00 10/19]

インテージと日立、光トポグラフィ技術を活用したリサーチサービスを提供

インテージと日立製作所は10月18日、インテージの調査ノウハウと、日立の脳機能計測技術である光トポグラフィ技術を組み合わせた新しいマーケティングリサーチスキームを共同開発し、11月6日からインテージのサービスとして提供を開始することを発表した。

[07:30 10/19]

ブンチョウは人間の言語の微妙な音声的ニュアンスが分かる - 慶応大が確認

慶應義塾大学(慶応大)は10月18日、ブンチョウが人間のことばの微妙な音声的ニュアンスを聞き分けていることを実験で確かめたと発表した。

[07:30 10/19]

2012年10月18日(木)

岡山大など、オオムギのゲノム配列の詳細な解読に成功

岡山大学などが参加する国際コンソーシアムは、オオムギの51億個の塩基からなるゲノム塩基配列の詳細な解読を実施し、さまざまな特徴を決定する遺伝子を2万6159個同定したことを発表した。

[14:57 10/18]

慶応大、大脳の神経細胞が正しく配置されるメカニズムを発見

慶應義塾大学(慶応大)医学部の仲嶋一範教授らの研究グループは10月18日、大脳皮質が形成される時に、神経細胞が正確に配置されるメカニズムを明らかにしたと発表した。

[14:50 10/18]

九大、CNTと分子の相互作用が熱力学により定量的に評価できることを解明

九州大学は、カーボンナノチューブと分子の相互作用が熱力学により定量的に評価できることを明らかにしたと発表した。

[12:21 10/18]

災害対応ロボット『サクラ』 『ハル』公開

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、災害現場や重大事故などの過酷環境下で、速やかな状況把握や復旧活動などに活躍が期待される、新開発の2種類の災害対応ロボットを公開した。

[11:53 10/18]

【レポート】113番新元素の合成と確認で活躍! - 理研が線形加速器などをプレス公開

理化学研究所(理研)は9月26日、前日に行われた113番新元素(仮称ウンウントリウム:Uut))の3例目となる合成成功と新たな崩壊経路に関する記者会見に続き、理研 和光研究所 仁科加速器センターの重イオン線形加速器「RILAC」など、その検出で活躍した施設のプレス向け公開を実施した。

[10:00 10/18]

濃度2%の水素ガス吸入が心肺停止後の脳機能などの後遺症を軽減 - 慶応大

慶應義塾大学は10月17日、日本医科大学の協力を得て、濃度2%の水素ガスを吸入することにより心肺停止から蘇生した後の脳機能や心筋組織の後遺症を軽減し、生存率を改善することをラットにおいて発見したと発表した。

[09:30 10/18]

東大、メダカの生殖行動におけるメスの脳とオスの脳の違いを発見

東京大学(東大)は、メスだけが性ホルモン(男性ホルモンや女性ホルモン)に反応する脳の部位を、メダカで発見したと発表した。

[09:30 10/18]

東京・西早稲田で早大がバクテリアを用いたバイオメディアアート展を開催

早稲田大学は10月18日より27日の期間、同大にて生命をめぐる美学や芸術(生命美学)の実験、研究、製作を行うプラットフォーム「metaPhirest」の研究員や学生ら8組によるグループ展「生命美学展」を開催する。

[07:30 10/18]

富士フイルム、サラシアがインフルエンザ感染症状を軽減することを確認

富士フイルムは10月17日、糖の吸収抑制効果があることで知られるサラシア属植物の腸管免疫に対する作用に関して京都府立大学の動物機能学研究室・動物衛生学研究室と共同研究を行った結果、サラシア属植物抽出エキスを摂取すると、免疫力の指標となるNK細胞の活性が高まり、インフルエンザ感染時の症状が軽減されることを、マウスを用いた試験における免疫学的解析・病理学的解析・臨床症状観察から実証したと発表した。

[07:30 10/18]

2012年10月17日(水)

2012年9月の日本と世界の平均気温がこれまでの第1位に - 気象庁

気象庁は10月15日、2012年9月の世界の平均気温が、統計を開始した1891年以降の122年間で第1位(これまでの第1位は2009年)の高い記録となったことを発表した。

[18:35 10/17]

京大、熱泳動現象がDNAやRNAの折り畳み構造に応じて分離する仕組みを解明

京都大学は10月16日、高分子溶液中に温度勾配を形成することで起こる「熱泳動」現象がDNAやRNAの折り畳み構造に応じて分離するメカニズムを明らかにしたと発表した。

[16:13 10/17]

9月の世界平均気温が過去最高に

気象庁は、今年9月の世界の平均気温(速報値)は平年よりも0.24℃高く、9月の気温としては、統計を開始した1891年からの122年間で過去最高となったと発表した。

[14:30 10/17]

24時間周期の睡眠・覚醒リズムの形成には「セロトニン」が関与 - 理研

理化学研究所は10月17日、「サーカディアンリズム(概日時計)」と呼ばれる24時間周期のリズムと、睡眠・覚醒に伴う神経活動(睡眠・覚醒機能)が、神経伝達物質「セロトニン」の働きによって脳の深部で統合され、24時間周期の睡眠・覚醒リズムが形成されることを見出したと発表した。

[14:11 10/17]

損傷脊髄に移植された神経幹細胞の機能は生着環境で大きく異なる - 九大

九州大学は10月16日、損傷脊髄に移植された神経幹細胞を選択的に回収し網羅的な発現遺伝子の解析を行うことで、移植された細胞の機能は生着した環境によって大きく異なることを証明したと発表した。

[13:58 10/17]

2012年10月16日(火)

乳酸菌を摂取すると体脂肪を低減させることができる - カルピスが確認

カルピス 発酵応用研究所は、自社が保有する乳酸菌ラクトバチルス・アミロボラス CP1563株に、体脂肪を低減する作用があることをヒト試験で確認したことを発表した。

[12:14 10/16]

ヒトの音声認識技術でシマフクロウ調査

富士通(本社、東京都港区)と富士通九州ネットワークテクノロジーズ(本社、福岡県福岡市)は、森林などで野外録音した集音データの中からシマフクロウの鳴き声を自動認識し、高精度で抽出するプログラムを開発したと発表した。ヒトの声の認識で開発した音声処理技術を応用したもので、公益財団法人「日本野鳥の会」(事務局、東京都品川区)が北海道東部で行っているシマフクロウ生息域調査に支援を始める。

[12:12 10/16]

昭和電工、紫外光応答型光触媒で最高レベルの活性を持った酸化チタンを開発

昭和電工は10月16日、同社の連結子会社である昭和タイタニウムが紫外光応答型光触媒材料として最高レベルの活性を持つ酸化チタンの開発に成功したことを発表した。

[11:59 10/16]

【レポート】海氷最小化の主因、北極低気圧を追跡せよ -地球の危機に宇宙と海洋から挑む

2012年9月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、水循環変動観測衛星「しずく」で観測した北極海の海氷面積が、9月16日に349万km2まで減少し、観測史上の最小記録を更新したと発表した。特に激しく減少したのは、8月半ばのこと。巨大な北極低気圧が海を攪拌し、猛烈なスピードで海氷が融けていったことが分かっている。

[09:00 10/16]

2012年10月15日(月)

近畿大、市販品の単独LEDを用いた可視光通信で614Mbpsの通信速度を実現

近畿大学は10月15日、白色LEDの光を使って高速の光通信を行う「可視光通信」で、単独のLED光源を用い、信号増幅のための特別な部品や装置を一切使わずに行う実験としては世界最速クラスの614Mbpsのデータ通信速度を実現したことを発表した。

[18:05 10/15]

ツシマヤマネコの脳にヒトと同じアルツハイマー病の病変

長崎県対馬にのみ生息する国の天然記念物ツシマヤマネコの脳で、ヒトと同じようなアルツハイマー病の病変が起きることを、東京大学大学院農学生命科学研究科のジェームズ・チェンバーズ特任助教や中山裕之教授らの研究チームが発見した。

[15:43 10/15]

JSTと東大、トランスポゾンからゲノムを守るpiRNAの分子機構の一端を解明

科学技術振興機構と東京大学は10月15日、ゲノムを守る小さなRNAが作られる分子機構の一端を明らかにしたと発表した。

[15:14 10/15]

東京・多摩六都科学館の光学式プラネタリウム「ケイロンII」がギネス記録に

五藤光学研究所は10月11日、多摩六都科学館に設置された同社の光学式プラネタリウム「ケイロンII」が、「最も先進的なプラネタリウム(Most Advanced Planetarium Projector)」としてギネス記録に認定されたことを発表した。

[10:05 10/15]

2012年10月13日(土)

理研、急性心筋梗塞の早期診断用の新規バイオマーカー候補を発見

理化学研究所は10月11日、「血管内皮細胞」に発現する「アミロイドβ前駆体タンパク質APP770」を特異的に測定できる「サンドイッチELISA」法の開発に成功し、これによりAPP770が急性心筋梗塞の早期診断マーカーとなり得ることを発見したと発表した。

[08:30 10/13]

2012年10月12日(金)

大日本印刷など、「病的近視」を3D MRI画像から解析できるシステムを開発

東京医科歯科大学と大日本印刷は10月11日、2005年4月1日にスタートした「ナノメディスン講座」から派生した、3D MRI画像解析による「病的近視」の原因究明・早期発見法、そしてその治療につながる技術「非侵襲眼球計測システム」を開発したと発表した。

[17:50 10/12]

東日本大震災の被災地の犬は強いストレスを受けていた - 麻布大が確認

麻布大学は、東日本大震災の被災地に遺棄されていた犬たちが強いストレスを経験していたことを明らかにした。

[17:23 10/12]

東大など、「銅系化合物酸化チタン」で可視光による強力な光触媒を実用化

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と東京大学は10月11日、「銅系化合物酸化チタン」材料で従来よりも優れた抗菌効果に加え、これまでは実現困難とされていた抗ウイルス性能に優れた新しい光触媒材料を開発したと共同で発表した。

[12:48 10/12]

“天の川銀河”は20%重かった

国立天文台の本間希樹准教授や鹿児島大学、韓国天文宇宙科学研究院、独マックスプランク電波天文研究所などの研究チームは、地球や太陽系が含まれる「天の川銀河」の基本尺度を、巨大な電波望遠鏡を使った三角測量によって正確に決定した。その結果、天の川銀河の回転速度は従来値よりも速く、銀河全体の質量もこれまでの推定値よりも20%ほど大きいことが分かった。

[11:47 10/12]

京大、山中伸弥教授のノーベル生理学・医学賞受賞関連論文をネットで公開

京都大学 図書館機構は10月11日、ノーベル生理学・医学賞受賞のもととなった、山中伸弥教授の論文「Induction of pluripotent stem cells from mouse embryonic and adult fibroblast cultures by defined factors.」を、京都大学の学術情報リポジトリ「KURENAI」で公開した。

[11:44 10/12]

東大、「誘導運動錯覚」体験中の脳の活動を調べて神経相関を同定

東京大学は10月10日、周辺が動いていると静止図形が反対方向に動いて見えるという「誘導運動錯覚」を体験している際の実験参加者の大脳皮質の活動をfMRIを利用して記録し、誘導運動の神経相関を同定したと発表した。

[07:30 10/12]

赤色巨星「ちょうこくしつ座R」周囲の不思議な渦巻き構造 - アルマ望遠鏡

国立天文台は10月11日、欧州南天天文台のマティアス・メーカー氏をはじめとする国際研究チームが、チリ・アタカマ砂漠で建設中の電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」の一部を使った観測で、赤色巨星の「ちょうこくしつ座R星」の周りの前例のない渦巻き構造と、それを取り囲む球殻構造を発見したと発表した。

[07:00 10/12]

2012年10月11日(木)

理研、PSA検査法を補完する独自の前立腺がん検査法を開発

理化学研究所は10月11日、文部科学省が推進する「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」が収集、提供した試料を用いて同定した前立腺がんに関連する「一塩基多型」を、16種組み合わせて、日本人の前立腺がん発症リスクを診断する方法を開発したと発表した。

[17:46 10/11]

名大、糖尿病による心不全の発症メカニズムを解明 - 治療薬候補も発見

名古屋大学は10月10日、糖尿病により心不全が発症するメカニズムに「心臓毛細血管不全」が関与していることを明らかにし、現在糖尿病治療薬として用いられている「DPP4阻害剤」が、この心臓毛細血管不全改善作用を介して、拡張不全を改善する可能性を見出したと発表した。

[16:49 10/11]

国立天文台、すばる望遠鏡で撮影した土星のスペクトル画像と分析結果を公開

国立天文台は10月8日、すばる望遠鏡で撮影した土星と輪のスペクトルの画像とその分析結果を公開した。

[16:29 10/11]

JAXA公式、カエルと人工衛星がコラボしたiPhoneアプリが登場

2013年度の打ち上げを予定している宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星プロジェクト「GPM/DPR」。同衛星を活用したカエル紳士を救うiPhone(iPad)アプリ「救え! カエル紳士」が登場した。

[16:29 10/11]

慶応大など、パーキンソン病患者由来iPS細胞で病態メカニズムの再現に成功

慶應義塾大学は10月10日、順天堂大学の協力を得て、パーキンソン病患者からiPS細胞を作製し、病態メカニズムを再現することに成功したと発表した。

[15:11 10/11]

ノーベル化学賞は“Gタンパク質共役受容体”研究の2氏に

スウェーデン王立科学アカデミーは10日、2012年のノーベル化学賞を、米デューク大学のロバート・レフコウィッツ教授(69)と、米スタンフォード大学のブライアン・コビルカ教授(57)に授与すると発表した。

[15:10 10/11]

2012年10月10日(水)

ノーベル物理学賞に量子光学の米仏2氏

スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2012年のノーベル物理学賞をフランス高等教育機関「コレージュ・ド・フランス」のセルジュ・アロシュ氏(68)と、米国立標準技術研究所のデービッド・ワインランド氏(68)の2人に授与すると発表した。

[19:31 10/10]

NIBB、マメ科植物の器官「根粒」に対する「オーキシン」の作用機構を解明

基礎生物学研究所は10月10日、マメ科植物と土壌バクテリアの「根粒菌」が生物間相互作用(共生)を行う器官である「根粒」の発生において、植物ホルモンの「オーキシン」が作用する機構を明らかにしたと発表した。

[17:21 10/10]

東大、青色灯の設置は鉄道自殺抑止に効果があることを科学的に証明

東京大学は10月9日、列車への飛び込み自殺を防止する手段として、鉄道会社により近年用いられるようになった駅に設置された青色灯の効果について、首都圏のある鉄道会社のデータを用いて、青色灯設置と自殺者数の分析を行った結果、青色灯の設置後には自殺者数が平均して約84%下落することがわかったと発表した。

[17:19 10/10]

光駆動イオン輸送タンパク質では「ぶらぶら」した水分子が活躍 - IMS

分子科学研究所は10月9日、光を化学エネルギーに変換する「光駆動イオン輸送タンパク質」が塩化物イオンを輸送する過程において、「水素結合」を形成していない"ぶらぶら"した水分子が関わっていることを明らかにしたと発表した。

[17:14 10/10]

東大、変形性関節症の根本治療につながる低分子化合物とその作用機序を解明

東京大学は10月9日、変形性関節症の根本治療につながる、関節軟骨組織を保護し再生させる低分子化合物「TD-198946」を同定し、その作用機序が転写因子「Runx1」を介していることを発見したと発表した。

[16:12 10/10]

青色LED灯に自殺予防効果

青色LED灯を駅のホームに取り付けるだけで顕著な飛び込み自殺防止効果があることが、澤田康幸・東京大学大学院経済学研究科教授らの研究で明らかになった。

[11:00 10/10]

NIBBなど、脳の特定の部位の神経細胞の全体像を可視化する技術を開発

基礎生物学研究所は、福島県立医大、京都大学、東京大学、国際医療福祉大学の協力を得て、新しい高発現ウイルスベクター「逆行性TET-Offベクター」を用いることで、特定の部位に投射して神経細胞の全体像を可視化する新たな方法を開発したと発表した。

[09:00 10/10]

炎症応答で重要な転写因子「NFκB」は自分で自分を抑制する - 東工大など

東京工業大学とイスラエル・ワイツマン科学研究所は、正常な体の中で過剰な炎症応答がどのような仕組みで抑制されているのかを検討し、メッセンジャーRNAの合成を制御するタンパク質「DSIF」が、さまざまな炎症反応で重要な役割を果たしている転写因子「NFκB」の働きを妨げる役割の阻害因子たちを活性化することを突き止めたと共同で発表した。

[08:30 10/10]

阪大など、「多発性硬化症」で傷ついた神経が自然再生する仕組みを解明

科学技術振興機構と大阪大学は、難病の「多発性硬化症」で傷ついた脳や脊髄などの神経が自然に再生するメカニズムを明らかにすると共に、マウスを用いた実験で症状の改善を早めることに成功したと共同で発表した。

[08:00 10/10]

理研、アトピー性皮膚炎の発症に関連するゲノム領域として新たに8つを発見

理化学研究所は10月8日、「アトピー性皮膚炎」の発症に関連するゲノム領域に関して、新たに8つの領域を発見したと発表した。

[07:30 10/10]

アサヒグループHDなど、砂糖収量を増やしたバイオエタノール生産技術を開発

アサヒグループホールディングスの豊かさ創造研究所と農研機構 九州沖縄農業研究センターは10月9日、砂糖とエタノールの生産順序が従来と逆である「逆転生産プロセス」を開発したことを発表した。

[07:00 10/10]

2012年10月09日(火)

神経幹細胞の分化にはこれまで役割不明だったncRNAが重要 - 東大が発見

東京大学は、胎生期における「神経幹細胞」のニューロン分化に中心的な役割を果たす遺伝子「Neurog1」の発現調節に、「非コードRNA(ncRNA)」が決定的な働きをしていることを示したと発表した。

[15:05 10/9]

アルバック、8センサ同時測定を可能とした分子間相互作用定量QCMを発表

アルバックと同社100%子会社であるイニシアムは10月9日、分子間相互作用定量QCM装置「AFFINIXシリーズ」として、同時8センサ測定を可能とした「AFFINIX Q8」を開発したことを発表した。

[13:22 10/9]

東大、石巻市における東日本大震災の津波そ上3次元シミュレーションを実施

東京大学は、シミュレーション技術の1つである粒子法を用いて、東日本大震災で発生した津波のそ上の大規模3次元シミュレーションを、同大情報基盤センターに設置されたスーパーコンピュータ「FX10」を用いて実施したことを発表した。

[13:11 10/9]

ノーベル医学生理学賞にiPS細胞作製の山中伸弥氏

スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年ノーベル医学生理学賞を、生物のあらゆる細胞に変化させることのできる「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を初めて作製した京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(50)と、そうした多能性細胞の実現の基となる研究を行った英ケンブリッジ大学のジョン・ガードン博士(79)に授与すると発表した。

[13:00 10/9]

早大、文科省の「博士課程教育リーディングプログラム」に採択

早稲田大学は10月8日、文部科学省の「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に、同大学の大学院先進理工学研究科を中心とするプログラムが「複合領域型(横断的テーマ)」として採択されたと発表した。

[09:20 10/9]

2012年10月08日(月)

ノーベル生理学・医学賞 - 京大の山中伸弥 iPS細胞研究所長・教授が受賞

スウェーデンのカロリンスカ研究所は2012年10月8日(現地時間)、2012年のノーベル医学・生理学賞の受賞者として、京都大学 iPS細胞研究所 所長/教授で、同大 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)の連携主任研究者の山中伸弥氏ならびに英ケンブリッジ大学のJohn B. Gurdon教授に授与すると発表した。

[22:27 10/8]

2012年10月06日(土)

【レポート】ISS長期滞在の新クルーは「中年の星」への道半ば - 油井宇宙飛行士

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也宇宙飛行士が、2015年6月ごろから国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在すると決まった。ISSに滞在する日本人宇宙飛行士は油井飛行士が9人目となる。ISS滞在の決定にともない10月5日に記者会見が開催され、油井飛行士はヒューストンからのテレビ会議で喜びと意気込みを語った。

[09:00 10/6]

NIMSなど、ナノレベルの結晶粒微細化技術で高強度・高成型性のねじを実用化

物質・材料研究機構は10月4日、ねじメーカーの降矢技研、圧延メーカーの大阪精工と共に鋼のナノレベルまでの結晶粒微細化技術を開発し、高強度化に伴う延性低下の問題を克服し、高強度かつ高成形性の材料開発に成功し、さらにその超微細粒材料の長尺鋼線材としての量産技術を確立し、超微細組織を持った高強度精密部品である「M1.7マイクロねじ」の実用化に成功したと発表した。

[08:30 10/6]

京大、精子幹細胞移植法の「ホーミング」に関わる分子機構の一部を解明

京都大学は10月5日、精子幹細胞移植法における「ホーミング」に関わる分子機構について、今回新たに「GDNF」と「CXCL12」という細胞の遊走を促すタンパク質であるケモカイン(走化性因子)の関与を明らかにしたと発表した。

[08:00 10/6]

2012年10月05日(金)

東大、ツシマヤマネコの脳にアルツハイマー病の特徴的病変を確認

東京大学は10月4日、絶滅危惧種「ツシマヤマネコ」の脳で、アルツハイマー病の特徴的病変である「βアミロイド」の沈着と「神経原線維変化」が高率に生じることを発見し、βアミロイドの沈着は顆粒状び漫性で「老人斑」は認められなかったが、神経原線維変化の形態、脳内分布、構成タンパク質はヒトのアルツハイマー病のそれらと同じであり、βアミロイドのアミノ酸配列はほかの動物種とは異なっていたと発表した。

[16:31 10/5]

京大、マウスの雌由来のES/iPS細胞から卵子を作り子供を産み出すことに成功

京都大学は10月5日、雌のマウスの胚性幹細胞(ES細胞)と人工多能性幹細胞(iPS細胞)から卵子の作製に成功し、なおかつそれらの卵子から子供を産み出すことにも成功したと発表した。

[16:13 10/5]

IHIなど、航空機用「再生型燃料電池システム」の飛行実証に成功

IHIとIHIエアロスペースは、米Boeingと共同で「再生型燃料電池システム」を民間航空機に搭載し、飛行実証に成功したことを発表した。

[16:04 10/5]

イネの栽培化は中国の珠江中流領域が起源 - 遺伝研がゲノム解析で解明

国立遺伝学研究所(遺伝研)は、長年にわたって論争が繰り広げられてきたイネ栽培化の起源地および起源の系統について、イネのゲノム解析を行い、その初発の起源地と栽培化のプロセスを明らかにしたと発表した。

[15:36 10/5]

TELとimec、ライフサイエンス関連の研究におけるパートナーシップを拡大

東京エレクトロン(TEL)は10月5日、ベルギーimecのバイオ研究プログラム「Human++」に参加したことを発表した。

[11:45 10/5]

油井宇宙飛行士、ISS長期滞在が決定 - 2015年6月頃から約6カ月を予定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月5日、油井亀美也宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)の第44次/第45次長期滞在搭乗員として決定したことを発表した。

[07:00 10/5]

ISSの日本実験棟「きぼう」から超小型衛星5機を放出に成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2012年10月4日~5日にかけて、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から、5機の超小型衛星を放出した。

[06:00 10/5]

2012年10月04日(木)

東北大、心因性ストレス単独でも消化性潰瘍が発症し得ることを証明

東北大学は10月3日、東日本大震災前後の宮城県被災地での消化性潰瘍の発生状況を、宮城県内7つの主要病院のデータを基に集計。その結果、一般的に消化性潰瘍の原因と考えられているピロリ菌感染、薬剤性傷害などの危険要因を持たない、純粋なストレス性潰瘍と考えられる症例が前年度の13%から24%に増加し、人において心因性ストレス単独でも消化性潰瘍が発症し得ることが示されたと発表した。

[18:43 10/4]

NIMS、酵素の物質取り込み機能を模倣した高活性の「金ナノ粒子触媒」を開発

物質・材料研究機構(NIMS)は10月3日、酵素の物質取り込み機能を模倣した高活性の「金ナノ粒子触媒」の開発に成功したと発表した。

[18:11 10/4]

人為的でない硫酸塩エアロゾルが氷期-間氷期の気温変動に影響 - 北大など

北海道大学などで構成される研究グループは10月4日、アイスコアに保存されていた大気中に浮遊する微粒子「水溶性エアロゾル」を1粒ごとに観察する手法を開発し、同手法を用いて南極で採取された「ドームふじアイスコア」に含まれる「硫酸塩エアロゾル」を測定したところ、過去30万年間の「氷期-間氷期サイクル」において、「硫酸塩フラックス」と気温の指標の間に逆相関が見られたことを発表した。

[17:09 10/4]

味覚受容体はほ乳類でもげっ歯類とアカゲザルでは異なる部分もある - 東大

東京大学は10月2日、よりヒトと近縁の旧世界ザルに属するアカゲザルに関して、「味覚受容体」と「下流シグナル伝達因子」の発現様式をin situ hybridization法を用いて詳しく調べた結果、甘味、苦味、酸味、うま味の各味覚受容体が、「味蕾」中のそれぞれ異なる細胞で互いに排他的に発現することなど、これまでモデル生物として研究されてきたげっ歯類と同様の知見が得られたと発表した。

[11:39 10/4]

良性腫瘍のがん化はミトコンドリアの機能低下が原因

良性腫瘍ががん化して悪性腫瘍になるのは、細胞内で生命維持に必要なエネルギーの生産にかかわる小器官「ミトコンドリア」の機能低下が原因となっていることが、神戸大学大学院医学研究科の井垣達吏・准教授らの研究で分かった。

[10:51 10/4]

2012年10月03日(水)

東大など、直径7nmのカプセルにタンパク質を1つ丸ごと閉じ込めることに成功

科学技術振興機構、東京大学、分子科学研究所、理化学研究所、高輝度光科学研究センターの5者は10月3日、人工的に作り出した直径7nmのカプセル内部に、タンパク質を丸ごと閉じ込めることに成功したと共同で発表した。

[18:28 10/3]

「肝内胆管がん」は胆管上皮細胞ではなく肝細胞由来だった - 九大が発見

九州大学は10月2日、これまで「胆管上皮細胞」から発生すると考えられていた「肝内胆管がん」が、実は肝細胞に由来することを発見し、さらに肝細胞における「Notchシグナル」の活性化が肝内胆管がんの発症や進行に重要であることも明らかにしたと発表した。

[17:45 10/3]

マイクロソフトと東大、Kinectによる障害者活動支援ソリューションを開発

日本マイクロソフトと東京大学(東大)先端科学技術研究センターは、Microsoftの入力デバイス「Kinect for Windows」を応用し、重度の障害者の活動を支援するソリューション「OAK」を開発したことを発表した。

[17:39 10/3]

国立天文台、最新の観測による銀河中心~太陽系の距離や回転速度を発表

国立天文台は10月2日、同組織が運用する、国内の4台の電波天文台をネットワークさせた電波干渉計「VERA」などを用いて進めてきた精密測量の結果を基に天の川銀河の基本尺度を正確に決定することに成功し、太陽から天の川銀河の中心までは2万6100光年、太陽系の場所での銀河回転の速度は240km/s(約2億年で1周)であることを発表した。

[16:38 10/3]

松谷化学など、希少糖の長期摂取が抗糖尿病や抗肥満作用を示すことを確認

松谷化学工業は、名城大学薬部の豊田行康 准教授ならびに香川大学 医学部の徳田雅明 教授との共同研究により、希少糖の一種で、ノンカロリーで甘味度が砂糖の7割程度である「D-プシコース(さぬき新糖)」を含む「希少糖含有シロップ」が、健常ラットを用いた研究において抗糖尿病および抗肥満作用を示すことを確認したと発表した。

[16:28 10/3]

タカラバイオ、小型・軽量の遺伝子増幅装置を発売

タカラバイオは、遺伝子増幅(PCR:Polymerase Chain Reaction、ポリメラーゼ連鎖反応法)装置のラインアップを拡充し、既存品よりコンパクトで使いやすい機種として「TaKaRa PCR Thermal Cycler Dice Touch」を開発、2012年10月9日より発売することを発表した。

[15:29 10/3]

“おしゃべり妨害器”にイグ・ノーベル賞

「人々を笑わせ、考えさせてくれる研究」に対して贈られる今年の「イグ・ノーベル賞」の音響学賞に、言葉をしゃべっている人に作用させて強制的に発話を阻害する装置「スピーチジャマー(Speech Jammer、おしゃべり妨害器)」を発明した産業技術総合研究所情報技術研究部門メディアインタラクション研究グループの栗原一貴研究員(34)と科学技術振興機構(JST)「さきがけ」の塚田浩二研究員(35)の2人が選ばれ、このほど米ハーバード大学で授賞式が行われた。

[10:49 10/3]

2012年10月02日(火)

東大、骨疾患や糖尿病の発症メカニズムの一端を解明

東京大学は10月1日、大阪大学と東北大学の協力を得て、骨形成やインスリンシグナルに関わるタンパク質「Enpp1」のX線結晶構造を解明することにより、骨疾患や糖尿病の発症メカニズムの一端を明らかにしたと発表した。

[18:25 10/2]

名大、植物の1日の時間情報を司る遺伝子発現のネットワーク構造を発見

名古屋大学は10月2日、植物の1日の時間情報を司る遺伝子発現のネットワーク構造を発見したと発表した。

[18:20 10/2]

奈良県立医大と中外製薬、血友病Aに対する新治療コンセプトを発表

奈良県立医科大学と中外製薬は、独自に創製した血液凝固第VIII因子の機能を代替する作用を有するバイスペシフィック抗体が血友病Aモデル動物において有効に止血作用を示すことを確認したと発表した。

[18:03 10/2]

理研、2種類の「記憶Bリンパ球」がTリンパ球の助けで産生されることを解明

理化学研究所は、特定の病原体に対して反応が強い高親和性と、反応が弱い、つまり似た抗原であれば反応しやすい低親和性の2種類の「記憶Bリンパ球」が、免疫反応後の異なる時期に異なる性質を持つTリンパ球の助けによって産生されることを明らかにし、特に低親和性記憶Bリンパ球は、Bリンパ球が活発に増殖する「胚中心」形成前に産生されることも確認したと発表した。

[17:53 10/2]

名大、片頭痛の治療薬「ナラトリプタン」が神経変性疾患に有効と確認

名古屋大学は、東京大学の協力を得て、片頭痛の治療薬である「ナラトリプタン」がアルツハイマー病などの神経変性疾患に対する新規治療薬であることを見出したと発表した。

[17:42 10/2]

細胞分裂の引き金となるMPFの分子実体はCdk1に加え「Gwl」だった -東工大

東京工業大学は10月1日、細胞分裂の引金となる「MPF(卵成熟/分裂期促進因子)」の分子実体が、従来からいわれてきたタンパク質リン酸化酵素「Cdk1」だけではなく、別のリン酸化酵素「Gwl」も必要であることを明らかにしたと発表した。

[17:37 10/2]

刷り込み学習に甲状腺ホルモンが関与

生まれたばかりの鳥のひなが親の姿を記憶して追従するようになる「刷り込み学習」(インプリンティング)は、甲状腺ホルモンが脳内に流入することで引き起こされ、学習時期を逸しても同ホルモンの投与によって学習のやり直しができることが、帝京大学薬学部の本間光一教授や北海道大学大学院理学研究院の松島俊也教授らの共同研究で分かった。

[16:18 10/2]

ヒトはかわいいものを見た後は集中できる - 広島大が発見

広島大学 大学院総合科学研究科の入戸野宏 准教授らの研究グループは、幼い動物のかわいい写真をみた後は、注意を必要とする作業の成績がよくなることを実験によって確認したと発表した。

[15:52 10/2]

ミトコンドリアの機能低下が周辺組織のがん化を促進する - 神戸大など

科学技術振興機構と神戸大学は、がん組織で高頻度に認められるミトコンドリアの機能低下が周辺組織の悪性化(がん化)を促進することを発見し、その仕組みを解明したと共同で発表した。

[15:45 10/2]

コニカミノルタプラネタリウム“天空”がグッドデザイン賞を受賞

コニカミノルタプラネタリウムが運営するプラネタリウム館「コニカミノルタプラネタリウム“天空” in 東京スカイツリータウン」が、日本デザイン振興会が主催する2012年度グッドデザイン賞を受賞した。

[12:57 10/2]

東大など、マイクロ流れの3次元流速分布測定法「DHM-PTV」を開発

東京大学、ウシオ電機、西華産業の3者は、微少スケールにおける流体の流動(マイクロ流れ)を3次元測定できる、ホログラフィ技術を利用した新しい流速分布測定法「DHM-PTV(Digital Holographic Micro Paricle Tracking Velocimetry)」を開発したことを発表した。

[08:00 10/2]

2012年10月01日(月)

ステロール類の代謝関連酵素遺伝子の微妙な変化が好物を変える - 東大など

東京大学と筑波大学は、日本学術振興会・日仏2国間共同事業に基づくパリディドロ大学、パリ第6大学との共同研究を発展させ、サボテンにだけ生息することができる特殊なショウジョウバエの進化には、ステロール類の代謝に関わる酵素遺伝子のわずかな変化により酵素の特性を大きく変化させることが密接に関係することを解明したと発表した。

[18:02 10/1]

東大、金属間化合物「PrTi2Al20」が軌道秩序相で超伝導を示すことを解明

東京大学は、希土類元素「プラセオジム」を含む金属間化合物「PrTi2Al20」が、「軌道秩序相」において超伝導を示すことを明らかにしたと発表した。

[17:51 10/1]

113番元素の合成確証

理化学研究所(埼玉県和光市)は、仁科加速器研究センターの森田浩介・准主任研究員らの研究グループが2004年に作り出した元素が、「元素周期表」の113番となる新元素である確証を得たことを発表した。国際学会に認定されれば、新元素の命名権が与えられ、元素周期表に初めて日本発の元素名が記載されることになる。

[14:25 10/1]

超新星爆発をしないはずの「黄色超巨星」が爆発 - カブリIPMUが解明

東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構は、M51銀河に現れた超新星「SN2011dh」について、爆発前の場所で観測されていた「黄色超巨星」が起源であることを、爆発の新たな理論的モデルを用いて突き止め、同時にこれまで超新星爆発を起こすと考えられていなかった黄色超巨星が爆発に至る進化の道筋の解明にも成功したと発表した。

[13:59 10/1]

東北大、「テラヘルツ光」を用いて絶縁被覆電線内の銅素線の可視化に成功

東北大学は、「テラヘルツ光」を用いて、肉眼では見ることができない絶縁被覆電線内の銅素線を安全かつ明瞭に可視化することに成功したと発表した。

[13:44 10/1]

2012年09月29日(土)

ハッブル宇宙望遠鏡、ふたつの星団のまばゆい衝突をとらえる

NASAが発表した星々の画像の中から、印象的なものを紹介する。今回は、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、ふたつの星団が衝突合体する場面だ。

[08:00 9/29]

2012年09月28日(金)

JAXA、「THE SPACE HANGOUT」の開催日を10月18日に変更

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月28日、9月25日に発表した星出彰彦宇宙飛行士とリアルタイムで会話をするイベント「THE SPACE HANGOUT」の開催日程を変更すると発表した。

[18:28 9/28]

奈良県森林技術センター、竹を主成分とするバイオマスプラスチックを開発

奈良県森林技術センターは、竹材(竹粉)を80%含有するバイオマスプラスチックを開発したことを発表した。同成果は産業技術総合研究所、京都工芸繊維大学、シヤチハタとの共同研究によるもの。

[18:01 9/28]

フレンテ、乳酸菌「LS1」を口腔内に存在させると歯周病菌が減るのを確認

フレンテ・インターナショナルは9月27日、東海大学医学部感染症研究室の古賀泰裕教授と共同研究した乳酸菌「LS1(L.salivarius TI2711株)」について、同乳酸菌がヒトの口腔内に存在した場合、約8割の被験者から歯周病菌を減少させる効果があることをヒトによる臨床試験で確認したと発表した。

[17:46 9/28]

東洋大、第3のイオンをエネルギーにするハイブリッド・ナノマシンを発見

東洋大学 生命科学部生命科学科の伊藤政博教授を中心とする研究グループは、生体ナノマシンとして注目を集めている細菌運動器官のべん毛モーターでこれまで報告例のない第3のイオンをエネルギーとして利用できるハイブリッド型生物モーターを極限環境微生物の好アルカリ性細菌から発見したと発表した。

[17:43 9/28]

立命館大、幻の細菌型クロロフィル「バクテリオクロロフィルf」を遂に発見

立命館大学は9月26日、久留米大学の協力を得て、これまで存在は予想されていたが所在が明らかになっていなかった新種の細菌型クロロフィル「バクテリオクロロフィル f」を発見したと発表した。

[17:09 9/28]

腎臓の線維化の進行抑制には「CRTH2受容体」の阻害が有効 - 慶応大など

慶應義塾大学は9月25日、東京慈恵会医科大学、大阪バイオサイエンス研究所の協力を得て、慢性腎臓病の進行過程で認められる腎臓の線維化において、生理活性物質「プロスタグランジンD2」が果たす役割を明らかにし、その受容体である「CRTH2受容体」を阻害することで腎臓の線維化の進行を抑制し得ることを、マウスの実験において明らかにしたと発表した。

[16:34 9/28]

「乳児難治てんかん」の原因遺伝子が自閉症スペクトラム障害と関連 - 理研

理化学研究所は9月27日、東京女子医科大学や米ハーバード大の協力を得て、精神発達障害を伴う「乳児難治てんかん」の原因遺伝子変異を導入したモデルマウスが、自閉症に似た社会性の低下と記憶学習の障害を示すことを発見したと発表した。

[15:43 9/28]

タカラバイオ、ES/iPS細胞の未分化維持状況を簡便に確認できる試薬を発売

タカラバイオは9月27日、ES細胞/iPS細胞などの多能性幹細胞が未分化状態であるか、あるいは分化状態が起きているか、を調べるための試薬「プライマーセット」を2012年10月1日より発売すると発表した。

[14:07 9/28]

本田賞にMRI技術確立したルビアン博士

本田財団は27日、今年の本田賞を拡散MRI(核磁気共鳴画像法)技術を確立したフランスのデニ・ルビアン博士に贈る、と発表した。授与式は11月19日に東京で開催され、ルビアン博士には賞金1,000万円が贈られる。

[13:39 9/28]

慶応大など、「脱細胞化」技術で体外で肝細胞機能の一部の維持に成功

慶應義塾大学は9月24日、ピッツバーグ大学の協力を得て、肝臓から生きた細胞をすべて除去し、骨格だけの半透明な構造を大動物(ブタ)から作成し、そこに再度別のブタの肝臓から分離した肝細胞を生着させることで再細胞化する「脱細胞化」というユニークな手法を用いて、体外で肝細胞機能の一部を維持することに成功したと発表した。

[12:16 9/28]

石英ガラスにデータを数億年保存

日立製作所(東京都千代田区)は、京都大学工学部の三浦清貴教授らと共同で、耐久性の高い石英ガラスの内部に、コンパクトディスク(CD)並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発した。記録の劣化がないまま数億年以上の保存が可能なことから、歴史的に重要な文化遺産や公文書などの新たな保存技術として期待される。

[12:14 9/28]

炭化ホウ素セラミックス中に多孔性を加えると靱性や塑性がアップ - 東北大

東北大学は、従来セラミックスに脆さをもたらすとされてきた「多孔性」や「界面相」が、「炭化ホウ素セラミックス」中に導入されると、機械特性が改善されることを明らかにしたと発表した。

[12:08 9/28]

NIPSと仁愛大、心筋梗塞には「CFTRイオンチャネル」の活性化が有効と確認

生理学研究所と仁愛大学は9月27日、心筋梗塞発症直後に、心筋細胞表面の細胞膜にある塩素イオンの出入口となるタンパク質「CFTRイオンチャネル」を活性化させると、心筋梗塞の進行を抑えることができることを、マウスを使った実験によって明らかにしたと発表した。

[12:02 9/28]

【レポート】理研、113番元素の命名優先権獲得に王手 - 新たな崩壊経路の3例目を確認

理化学研究所は9月25日、まだ名前が付けられていない113番目の新元素の3例目の合成に成功し、しかもこれまでの2例とは異なる新たな崩壊経路で確認され、113番元素の確定に大きく貢献する成果を上げ、日本、さらにはアジア初となる元素の命名優先権獲得に大きく近づいたことを発表した。

[11:38 9/28]

2012年09月27日(木)

北大など、刷り込み学習の開始させる因子が甲状腺ホルモンであることを発見

北海道大学(北大)と帝京大学の研究グループは、鳥類に見られる刷り込み学習(インプリンティング)に着目し、学習臨界期を開始させる因子が甲状腺ホルモンであることを発見したと発表した。

[16:14 9/27]

北大、寒天の成分が細菌のコロニーの広がりを抑制できることを発見

北海道大学(北大)大学院農学研究院の橋床泰之教授らの研究グループは、メタノールのような有機溶媒で洗浄した寒天粉末で作られた寒天平板では幾つかの微生物が生育でき、その洗浄液に含まれる化学物質を寒天平板に戻すと生育がみられなくなることを見出し、フランカルボン酸が大腸菌や環境微生物など多くの細菌でコロニーの広がりを抑制することを突き止めたと発表した。

[16:06 9/27]

30%の電力節約可能なモジュール型データセンター

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、現在のデータセンターに比べ消費電力を30%節約可能な次世代型グリーンデータセンターを、つくば市の産業技術総合研究所内に造った。

[13:38 9/27]

JAXA、H-IIBロケットの打ち上げ輸送サービスをMHIへ移行

宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は9月26日、H-IIBロケット3号機の打ち上げ成功を踏まえ、今後の同ロケット打ち上げを三菱重工業(以下、MHI)による打ち上げ輸送サービスにて実施していくと発表した。

[07:39 9/27]

2012年09月26日(水)

京大、チンパンジーとヒトの胎児の母体内での脳容積の成長の違いを確認

京都大学(京大)は9月25日、チンパンジー胎児の脳容積の成長パターンを解明した結果、ヒトの脳の成長が妊娠後期まで加速し続けるのに対して、チンパンジーの場合は妊娠中期に成長の加速が鈍ることを確認したと発表した。

[18:01 9/26]

東南海地震震源域の海底下3,600メートル掘削へ

海洋研究開発機構が「統合国際深海掘削計画」として進めている地球深部探査船「ちきゅう」による紀伊半島沖熊野灘の掘削調査は、10月3日から調査を再開し、海底下約3,600メートルまで到達を目指す。

[15:06 9/26]

光ファイバー1本でハイビジョン映画5,000本を1秒で伝送

NTT(本社、東京都千代田区)とフジクラ(本社、東京都江東区)、北海道大学、デンマーク工科大学の研究チームは、2時間のハイビジョン映画5,000本を1秒で伝送する速度に匹敵する毎秒1ペタビット(1ペタは1テラ〈兆〉の1,000倍)の超大容量データを、光ファイバー1本で52.4キロメートル伝送することに成功した。オランダ・アムステルダムで開催された欧州最大の光通信国際会議「ECOC2012」で発表した。

[11:00 9/26]

NIMSなど、金属ガラスの異常軟化現象と剪断帯抑制効果を発見

物質・材料研究機構(NIMS)は、金属ガラスに5GPaの高圧下で巨大な剪断ひずみを付与する事で、硬度や弾性率が顕著に減少する異常軟化現象を発見。この異常軟化に伴い金属ガラスを常温で変形したときに発生する剪断帯が抑制されることも併せて明らかにしたと発表した。

[10:30 9/26]

名大、エイズウイルスの増殖を制御するタンパク質の分子構造を決定

名古屋大学(名大)などの研究チームは、エイズウイルス(HIV)の増殖を制御する細胞内タンパク質APOBEC3Cの分子構造を決定し、エイズ治療の新しい標的となりうる分子上のポケット構造を発見したことを発表した。

[10:00 9/26]

東大、光刺激を受けることで内包した化学物質を放出するゲルを開発

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は東京大学(東大)大学院薬学系研究科の加藤大 特任准教授が、光を照射すると、内包した薬剤を放出する小包みの役割をはたすゲルを開発したことを発表した。

[10:00 9/26]

京大、高いスピン対称性を持った新しい量子状態を作り出すことに成功

京都大学(京大)は、レーザー光を用いて作成した人工結晶中に極低温の原子気体をとどめることで、これまで存在していなかった高いスピン対称性を持った新しい量子状態を作り出すことに成功したことを明らかにした。

[09:30 9/26]

自閉症者は目と目で通じ合うのが苦手 - NIPSが脳活動の計測で確認

生理学研究所(NIPS)は、成人の健常者と高機能自閉症者(ASD)を対象に、2人の脳活動を2台の機能的磁気共鳴断層画像装置(fMRI)によって同時計測することにより、目と目をあわせて同じものに注意を向ける 「共同注意」の際の脳の活動について調べた結果、健常者ペアでは同調した脳活動がみられるのに対して、高機能自閉症者と健常者のペアではみられなかったと発表した。

[08:30 9/26]

【コラム】最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡 第7回 アンテナペアの信号一致度を計算する専用スーパーコンピュータ - 相関器

各受信機から出力されるIF信号は全体では16GHzの帯域であるが、DSB方式のバンド9、10ではIFは4~12GHzのバンドで、偏波の違いで2つのIFが出力されている。一方、2SB方式の受信機では、IFは4~8GHzで、それが2つのサイドバンド×2つの偏波の信号が出力される。このIF信号をフィルタと基準信号系から供給される第2LOを使って、8チャネルの4~2GHzの信号に変換する。

[08:00 9/26]

2012年09月25日(火)

JAXA、10月に星出宇宙飛行士との対話イベントをGoogle+を通じて実施

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月25日、Google+にて公式ページ(アカウント名:JAXA PR)を立ち上げ、新たなプロモーション活動を開始することを発表した。また、その一環として、2012年10月24日にGoogleの技術協力のもと、Google+のハングアウト機能と衛星回線を使って一般家庭のパソコンと国際宇宙ステーション(ISS)を接続し、ISSに滞在している星出彰彦宇宙飛行士とリアルタイムの会話を実現する「THE SPACE HANGOUT」を実施することも併せて発表した。

[18:29 9/25]

英王立協会による飲食史上の重要発明“20選”

英王立協会は、人類の飲食史上で最も重要な発明“20選”を決めた。第1位は冷凍技術、第2位はワインやミルクなどの低温殺菌法、第3位は缶詰製造技術と、上位には比較的近代的な技術が入ったが、牛馬に引かせる農具の「犂(すき)」(プラウ)や漁網、コルク、鍋、ナイフなども選ばれた。

[15:20 9/25]

【レポート】人体通信「Connected Me」 - 開発担当者に聞く「触れる」通信の可能性

通信インフラ大手のEricssonと聞くと、LTEやHSPAなど同社が機器で高いシェアを持つ無線通信が連想される。だが売上の約14%を研究開発に費やすという同社は、「ネットワーク社会に向けた通信とはどういうものか」という大きなテーマに向けた研究も進めている。

[12:00 9/25]

日立など、石英ガラスの内部にデジタルデータを記録・再生する技術を開発

日立製作所は9月24日、京都大学工学部 三浦清貴研究室と共同で、デジタルデータの半永久的保存を目指して、耐熱性・耐水性に優れている石英ガラス内部に、CD並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発したと発表した。

[09:30 9/25]

東大、ダイナミックに変動する光位相の調光精度測定に成功

東京大学は、位相雑音を小さくした「位相スクイーズド光生成技術」とフィードバック制御技術を組み合わせた「超高精度な光位相追跡技術」を開発し、古典物理学的限界を超えて、これまでは不可能だったダイナミックに(大きな変動幅で時間的に)変動する光位相の超高精度測定に成功したと発表した。

[08:30 9/25]

NEDOと東大、NMRを用いて薬の効き具合を正確に予測する手法を開発

東京大学は9月24日、新エネルギー・産業技術総合開発機構の創薬加速支援事業の一環として、核磁気共鳴装置(NMR)を用いて薬の効き具合を正確に予測する手法を開発したことを発表した。

[07:30 9/25]

2012年09月24日(月)

仁科春果(はるか)・小町(こまち)デビュー

理化学研究所仁科加速器研究センター(埼玉県和光市)の阿部知子・応用研究開発室生物照射チームリーダーらは、加速器「リングサイクロトロン」から発生する重イオンビームを用いて、サクラの新品種「仁科春果(にしなはるか)」と「仁科小町(にしなこまち)」を作出し、今月から販売されることを発表した。サクラ育種家である「JFC石井農場」(山形市)の石井重久氏との共同開発による成果だという。

[13:46 9/24]

【レポート】長時間労働で心臓病のリスクが4~8割増に

働き過ぎが続くと心臓病を患う確率が最大で80%高くなる - こんな調査が米国疫学ジャーナル(American Journal of Epidemiology)より出された。

[09:00 9/24]

産総研、鏡と透明状態の切り替えを30年以上可能な「調光ミラー」を開発

産業技術総合研究所は、鏡状態から透明状態、透明状態から鏡状態に戻すことを1サイクルとした切り替えにおいて1万サイクル以上の耐久性を持つ「調光ミラー」をマグネシウム・イットリウム系合金の薄膜材料を用いて実現したことを発表した。

[07:30 9/24]

農研機構など、米の品質を損なう「乳白粒」を抑制する方法を解明

農業・食品産業技術総合研究機構、新潟大学、理化学研究所の3者は、登熟期の高温で発生し米の品質を損なう「乳白粒」が生じる原因が、デンプン分解酵素「α-アミラーゼ」が高温条件下で活性化されるためであること、このα-アミラーゼを抑制することで乳白粒を抑制できることを共同で発表した。

[07:00 9/24]

【レポート】コーヒーを飲むと健康になれる!? - コーヒーに秘められた医学的な効能とは

コーヒーは一般的にくつろぎの時間や覚醒のイメージがあるが、その一方で健康に影響があるのではないかと懸念する人もいる。そんなコーヒーだが、近年、その成分に科学的に効果があるということが多数発見されるようになってきた。全日本コーヒー協会は9月13日、都内でそうしたコーヒーの医学的な効能を紹介するセミナーを実施した。

[07:00 9/24]

2012年09月22日(土)

産総研の発言できなくなる装置「SpeechJammer」、イグ・ノーベル賞を受賞

産業技術総合研究所は9月21日、米国東部時間の20日に、産総研 情報技術研究部門 メディアインタラクション研究グループの栗原一貴研究員と、科学技術振興機構 さきがけの塚田浩二研究員が、聴覚遅延フィードバックを利用した発話阻害の応用システム「SpeechJammer」によって、2012年「イグノーベル賞」のAcoustics Prize(音響学賞)を受賞し、米国マサチューセッツ州にあるハーバード大学のサンダーズシアターで開催された授賞式に臨んだことを発表した。

[14:00 9/22]

2012年09月21日(金)

理研ら、X線自由電子レーザーのパルス幅をアト秒まで評価可能な手法を開発

理化学研究所および高輝度光科学研究センターは9月20日、「X線自由電子レーザー(XFEL)」のパルス幅(X線の発光時間)を評価する手法の開発を行い、理研のXFEL施設「SACLA」において実証実験に成功したと共同で発表した。

[18:37 9/21]

理研、網羅的な遺伝子発現情報を3次元空間に描き出す手法を開発

理化学研究所(理研)は9月21日、網羅的に測定した遺伝子発現情報を3次元空間に再構成する手法「トランスクリプトームトモグラフィー」を開発し、生体内のどの部分で、どの遺伝子が、どれだけ発現しているかを、Web上の仮想空間で描くことに成功したこと、ならびに同手法で作成したマウスの脳遺伝子発現データベース(ViBrism-DB)を、Web上にて公開したことを発表した。

[18:30 9/21]

岡山大、水素水の摂取が歯周病予防に効果があることを示唆

岡山大学は9月20日、水素水の摂取に歯周病を予防する効果があることを動物実験で証明したと発表した。

[18:00 9/21]

北極海の海氷面積が観測史上最少に

北極海を覆う海氷の面積が9月中旬に観測史上、最も小さくなったことが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の第一期水循環変動観測衛星「しずく」による観測データから明らかになった。

[17:30 9/21]

トヨタ、手足の不自由な人向け生活支援ロボットを開発

トヨタ自動車は、人の活動をサポートする「トヨタ・パートナーロボット」の一種として、手足の不自由な人のために、家庭内での自立生活をアシストする生活支援ロボット(HSR:human support robot)を開発した

[17:22 9/21]

長崎大など、日本人の「原発性胆汁性肝硬変」発症に関わる遺伝子2個を同定

長崎大学、東京大学、国立国際医療研究センターの3者は9月20日、「原発性胆汁性肝硬変」の患者1500名と健常者1200名のDNA検体を用いて「ゲノムワイド関連解析(GWAS)」を行い、日本人原発性胆汁性肝硬変の発症に関わる2つの疾患感受性遺伝子の「TNFSF15」と「POU2AF1」を同定したと共同で発表した。

[16:39 9/21]

JAXA、北極海の海氷が観測史上最小面積の349万平方kmを記録したことを発表

宇宙航空研究開発機構は9月20日、2012年7月3日から続けている第一期水循環変動観測衛星「しずく(GCOM-W1)」のマイクロ波放射計「AMSR2」が観測した北極海の海氷データを解析した結果、8月24日に記録した観測史上最小の海氷面積である421万平方kmを更新し、9月16日に349万平方kmを記録したことを発表した。

[16:16 9/21]

理研など、サクラの新品種「仁科春果」と「仁科小町」を変異誘発技術で作出

理化学研究所は9月19日、サクラ育種家である山形市のJFC石井農場の石井重久氏と共同で、仁科加速器研究センターの理研リングサイクロトロンから発生する「重イオンビーム」による「変異誘発技術」を用いて、サクラの新品種として「仁科春果」と「仁科小町」の2品種の作出に成功したと発表した。

[15:34 9/21]

東大、がん細胞の異常増殖や悪性化の一因となる新規メカニズムを発見

東京大学は9月19日、シカゴ大学や理化学研究所などの協力を得て、がん細胞の異常増殖や悪性化の一因となる新規メカニズムとして、正常細胞中で外界ストレス応答を担う制御タンパク質「heat shock protein70(HSP70)」ががん細胞の中で「メチル化」され、異常な細胞局在および細胞増殖を促進させることを突き止めたと発表した。

[15:29 9/21]

2012年09月20日(木)

東大など、結晶が大きく成長していく機構を実験的に解明することに成功

東京大学は、産業技術総合研究所などの協力を得て、固体表面の狙いの場所に有機分子1分子を結合させ、その1分子を結晶化のタネとして用いることで、そのタネ分子の上に1分子また1分子と分子が積み重なる過程を経て、大きな結晶へと成長する過程をつぶさに検討した結果、固体表面に分子が次第に積み重なって大きな結晶に成長する機構を、実験的に解明することに成功したと発表した。

[15:35 9/20]

世界最高気温を90年ぶりに訂正

これまで地表での"世界一の酷暑"とされていた北アフリカ・リビアでの最高気温58℃が「間違いだった」として、観測から90年ぶりに世界気象機関(WMO)が訂正した。新たな世界最高気温記録は1913年7月10日に米カリフォルニア州デスバレー国立公園のグリーンランドランチで観測された56.7℃となった。

[11:28 9/20]

2012年09月19日(水)

アルマ望遠鏡、バンド8受信機や7mアンテナ3台などを使った干渉試験に成功

国立天文台は9月14日、チリ時間の同月13~14日にかけて「ALMA(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)望遠鏡」で行われた、天王星をターゲットとした観測試験の中で、国立天文台製のバンド8受信機と日本製7mアンテナ3台、日本製ACA相関機を使った干渉試験に初めて成功したことを発表した。

[18:00 9/19]

ニューメキシコ州で日米共同スマートグリッド実証運転開始

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が日本企業、米ニューメキシコ州政府などと協力し、同州ロスアラモス郡で進めているスマートグリッド実証プロジェクトの実証サイトが完成、現地時間17日(日本時間18日)実証運転が始まった。

[17:57 9/19]

ノーベル賞有力者に竹市雅俊、藤嶋昭、春田正毅氏

国際情報企業「トムソン・ロイター」は19日、ノーベル賞受賞に値する研究者として竹市雅俊・理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター長、藤嶋昭・東京理科大学学長、春田正毅・首都大学東京大学院特任教授を含む21人を発表した。

[17:56 9/19]

トムソン・ロイター、ノーベル賞有力候補者21名を発表 - 日本人は3名が選出

トムソン・ロイターは9月19日、10月8日から予定されているノーベル賞受賞者の発表者に先駆け、同社の学術文献引用データベース「Web of Science」を元に、論文がどの程度引用され、学術界にインパクトを与えたのかなどを考慮した「ノーベル賞有力候補者(トムソン・ロイター引用栄誉章)」を発表した。

[16:58 9/19]

国立天文台など、超巨大ブラックホールのジェットを高解像度で撮影

国立天文台は9月18日、東京大学、マサチューセッツ工科大学の協力を得て、地球から約53億光年および約73億光年彼方にある「3C279」と「NRAO530」という2つの活動銀河「クエーサー」の中心にある超巨大ブラックホールから噴出するガスの根元の部分の構造を、「60マイクロ秒角」を切る高解像度でとらえることに成功し、ガスの噴出する見かけの方向が根元の部分で大きく曲がっていることを明らかにしたと発表した。

[16:19 9/19]

筑波大、分子回路実現のカギとなる「機能性分子ワイヤー」の開発に成功

筑波大学は、誘電率の変化を伴う絶縁体・半導体の熱によるスイッチと反磁性・量子磁石の光スイッチを共に示す「1次元鎖型金属錯体(分子ワイヤー)」の開発に成功したと発表した。このように1分子で磁性・電気伝導性を自由に切り替えられる物質は、1次元鎖型化合物としてははじめてだという。

[13:56 9/19]

浜松医科大など、新型の質量顕微鏡で謎の多い「腹部大動脈瘤」の特徴を確認

科学技術振興機構、浜松医科大学、島津製作所の3者は、共同開発した新型の観察装置「質量顕微鏡」を用いて、見過ごされがちだが破裂すると死亡率が8割におよぶ「腹部大動脈瘤」を調べたところ、栄養を届けるための血管が閉塞し、腹部大動脈の血管壁内を流れる血液量が少なくなっていることを発見したと共同で発表した。

[12:54 9/19]

理研、初期の感染防御に必須であるIgM抗体の受容体「FcμR」の機能を解明

理化学研究所(理研)は9月18日、ウイルスや細菌などの異物に対する「自然免疫」や初期の感染防御に必須な、「免疫グロブリンM(IgM抗体)」の受容体「FcμR」の機能を明らかにしたと発表した。

[12:46 9/19]

オゾン層は回復基調に

フロンガスなどのオゾン層破壊物質の生産や消費を国際的に規制する「モントリオール議定書」の採択(1987年9月16日)から25周年を迎えたのを機に、世界気象機関(WMO)は、南極上空のオゾンホールの大きさが今年は昨年よりも小さく、有害な太陽の紫外線から地球を守ってくれるオゾン層が回復傾向にあると発表した。国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は「これらの破壊物質の98%を世界で廃止したことにより、オゾン層は50年先までの回復軌道に乗っている」と述べた。

[12:31 9/19]

【コラム】最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡 第6回 最新技術を詰め込むことで幅広いバンド幅のカバーを実現した受信機

受信機は日米欧で分担開発を行っており、このうち、日本はバンド4、8、10の受信機の開発を担当し、ACAだけでなく、すべてのアンテナにこれらのバンドの受信機を供給する。大気で吸収されてしまって地上まで電波がほとんど届かない周波数帯があり、この部分は受信機を置いてもムダであるので、それらの周波数を除いたことによりバンド7~10の周波数は連続せず、隙間が空いている。

[08:00 9/19]

JAEA、核医学診断用のラジオアイソトープの国内生産技術の開発に進展

日本原子力研究開発機構(JAEA)は、医療診断用のラジオアイソトープ(RI)を国内の生産でまかなうため、短半減期である「モリブデン-99(99Mo)」(画像1)製造の国産化技術開発の一環として「高密度MoO3ペレット」の製造技術を開発、成功したと発表した。

[07:30 9/19]

NEDO、産業用チタン合金の低コスト化・生産性向上技術を開発

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、産業用チタン合金の低コスト化・生産性向上技術を開発したと発表した。

[07:30 9/19]

2012年09月18日(火)

東北大など、「Gタンパク質共役型受容体」の活性化の検出手法を開発

東北大学、東京大学、愛媛大学、科学技術振興機構の4者は、薬の大半が効果を発揮するために作用する「Gタンパク質共役型受容体」の活性化を検出する新規手法を共同で開発し、116種のGPCRとそのリガンド(特定の結合分子)の組み合わせの内、世界最高級の値となる約90%の104種類の活性化を測定可能としたことを共同で発表した。

[18:57 9/18]

東大と群大、悪性「非ホジキンリンパ腫」の発症メカニズムの一端を解明

東京大学と群馬大学は、産業技術総合研究所、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、京都大学の協力を得て、血液がんである「B細胞リンパ腫」の内で日本人に多く見られるタイプの悪性リンパ腫「非ホジキンリンパ腫」の発症メカニズムの一端を解明したと共同で発表した。

[17:09 9/18]

過冷却液体では冷却の進行で微視的に固体的な性質を帯びていく - 京大など

京都大学と高輝度光科学研究センターは、放射光で共鳴励起した原子核から散乱されたγ線を用いて、典型的な「過冷却」液体の運動性を調べ、冷却が進むにつれて液体がミクロなスケールで固体的な性質を帯びてくる様子を詳細に観測することに成功したと共同で発表した。

[17:00 9/18]

世界で最も細い注射針

1日に数回、インスリンを注射している糖尿病患者は日本で約100万人いるという。ほかに、成長ホルモンやワクチンなどを自己注射している患者もいる。こうした人たちの肉体的、精神的な負担を軽くしようと、医療機器メーカー「テルモ」(東京都渋谷区)が世界で最も細い注射針を開発した。

[12:00 9/18]

タンパク質「TDP-43」の構造異常の差がALSなどの病型を生む - 東京都など

東京都医学総合研究所と東京都福祉保健局は、難病「ALS」や「若年性認知症」の患者の脳や脊髄に蓄積するタンパク質「TDP-43」の構造異常の違いがその患者の病型を決めていることを明らかと発表した。

[08:00 9/18]

ヒトの脳の「前頭連合野」では3つの領域が役割分担をしている - 東京都など

東京都医学総合研究所および東京都福祉保健局は、日々行う目的ある行為において、ヒトで大きく発達した脳の「前頭連合野」にある3つの領域が役割分担していることを解明したと発表した。

[08:00 9/18]

2012年09月17日(月)

大マゼラン雲の中で見つかった輝く"スーパーバブル" - NASA

これは、天の川銀河の小さな衛星銀河「大マゼラン雲」の中にあるスーパーバブルの合成画像だ。このスーパーバブルは、地球から約16万光年向こうに位置している。

[08:00 9/17]

2012年09月14日(金)

京大など、ヒト化動物としての利用も可能な「重症免疫不全ラット」を作製

京都大学は9月14日、人工酵素「ジンクフィンガーヌクレアーゼ」を利用することで、「重症免疫不全(SCID)ラット」を作製することに成功したと発表した。

[17:48 9/14]

スピンと軌道を制御すれば室温超伝導ができる!? -東大など、電子対で新発見

東京大学物性研究所と科学技術振興機構は、電気伝導を担う電子を高精細に観測し、電子を結びつけて対にする「のり」について新たな発見があったことを発表した。

[17:44 9/14]

NEDO、高感度・低コストの抗体集積化チップを開発

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は9月13日、高感度・低コストの抗体集積化チップの開発に成功したと発表した。

[17:38 9/14]

名大など、中性子の加減速を磁場で制御する技術を開発して実証

名古屋大学は9月14日、京都大学、九州大学、高エネルギー加速器研究機構、理化学研究所、仏ラウエランジュバン研究所の協力を得て、勾配を持つ磁場と高周波磁場の組み合わせることで中性子を加減速させる方法を開発・実証し、実験に必要な位置での中性子の密度を向上させることができるようになったことを発表した。

[17:35 9/14]

宇宙空間の「プラズマ波動」観測装置をマッチ箱サイズまで小型化 - 京大

京都大学は9月14日、宇宙プラズマが発する電波の「プラズマ波動」環境を計測する電波観測装置を、従来のA4用紙サイズからマッチ箱サイズまで小型化することに成功したと発表した。

[17:31 9/14]

東大、植物細胞の形を決める遺伝子セットを同定して分子的な仕組みも解明

東京大学は、植物細胞の形を決める遺伝子セットを同定することに成功し、その分子的な仕組みも解明したと発表した。

[17:23 9/14]

NIMS、電気的に中性で未発見の「マヨラナ粒子」の操作を理論的に考案

物質・材料研究機構は9月13日、電気的に中性である「マヨラナ粒子」の理論解析を行ってその操作方法を考案し、特殊な超伝導状態の「トポロジー」特性を利用するように設計された「ナノ量子デバイス」を用いれば、局所的な「ゲート電圧」のスイッチングだけでマヨラナ粒子を自在に搬送・交換することができると発表した。

[17:20 9/14]

名大など、100℃以上でも発電可能なアルカリ形燃料電池用電解質を開発

名古屋大学(名大)と産業技術総合研究所(産総研)は、自動車用燃料電池の低コスト化と高効率化に繋がる水酸化物イオン伝導性固体電解質を新たに開発し、これを用いた燃料電池の高温作動化に成功したと発表した。

[17:15 9/14]

博士課程修了者にも険しい非常勤から常勤職への道

いったん非常勤職に就いてしまうと常勤職に就きにくい―。こうした状況が大学院博士課程修了者にも見られることが、科学技術政策研究所が10日に公表した調査資料から明らかにされている。

[17:09 9/14]

火星の南極に“ドライアイスの雪”

火星の南極では二酸化炭素が凍ってできた“ドライアイスの雪”が降り積もっていることを、米航空宇宙局(NASA)が無人探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter、MRO)」などの上空からの観測で確かめた。太陽系では初めての知見だという。

[12:40 9/14]

長崎大、新たな解析法で「早期リウマチ患者」特有の免疫複合体の検出に成功

長崎大学は9月12日、関節リウマチ患者の中でも、臨床症状がほとんど現れておらず、血液検査での診断も困難とされる「早期リウマチ患者」の血清中に特異的な免疫複合体が存在することを発表した。

[09:30 9/14]

2012年09月13日(木)

従来の7倍の天域を撮影 - すばる望遠鏡が新広視野角カメラの試験観測を開始

国立天文台ならびに東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構は9月13日、ハワイ現地時間2012年8月17日に、複数の研究機関や大学によって共同開発で進められてきた新型の超広視野カメラ「Hyper Suprime-Cam」がすばる望遠鏡に搭載され、同28日の夜から性能試験観測を開始していることを報告した。

[17:47 9/13]

東京学芸大、従来とは異なる新たな細胞の浸透圧調節機構を発見

東京学芸大学は9月12日、従来より知られていた細胞の浸透圧調節の仕組みとは異なる新しい仕組みを発見したと発表した。

[17:37 9/13]

精子形成障害型の男性不妊の治療に光明 - 横浜市立大などがマウスで実証

横浜市立大学は、理化学研究所と基礎生物学研究所の協力を得て、重篤な精子形成不全により不妊になる遺伝子変異マウスの精巣組織を体外で培養し、精子形成を誘導し精子を産生することに成功し、産生された精子細胞を用いて産仔も得られたと発表した。

[17:34 9/13]

NAISTなど、神経細胞はタンパク質「Rab33a」で軸索を伸ばすことを解明

奈良先端科学技術大学院大学は9月12日、東北大学の協力を得て、神経細胞が「軸索」を伸ばすために細胞膜を広げる仕組みとして、神経細胞内に存在している、これまでは機能が不明だったタンパク質「Rab33a」が、細胞体で合成された細胞膜成分の軸索先端への輸送と供給を担うことによって、軸索の伸長と形成に関わることを解明したと発表した。

[16:15 9/13]

東大など、植物の生長速度と環境ストレス応答のバランス調整の仕組みを解明

東京大学、国際農林水産業研究センター、理化学研究所の3者は9月11日、植物の生長速度と環境ストレス応答のバランス調整に不可欠な転写抑制因子のタンパク質「GRF7」を発見したと共同で発表した。

[16:07 9/13]

東大など、乾燥した状態でもイネの生長を制御する仕組みを分子レベルで解明

東京大学、国際農林水産業研究センター、理化学研究所、産業技術総合研究所の4者は9月11日、乾燥ストレス条件下でイネの生長を制御する仕組みを分子レベルで明らかにしたと発表した。

[15:32 9/13]

不妊マウスの精巣組織から精子を形成

精子を作れないマウスの精巣組織を体外で培養し、正常な精子を形成することに横浜市立大学学術院医学群の小川毅彦准教授(泌尿器病態学)や理化学研究所バイオリソースセンター遺伝工学基礎技術室の小倉淳郎室長などの研究チームが成功した。

[13:38 9/13]

2012年09月12日(水)

『環境危機時計』が22分進む

公益財団法人旭硝子財団が世界の環境有識者アンケートを基に作っている、地球環境の悪化に伴う人類存続の危機感を表す「環境危機時計」の時刻が今年は「9時23分」を示し、これまで3年連続で改善していた危機感が昨年よりも22分進み、悪化に転じたことが分かった。

[16:19 9/12]

理研など、植物の免疫力を高める「プラントアクティベーター」を5個発見

理化学研究所と岡山大学は9月11日、かずさDNA研究所の協力を得て、病原体に感染した時だけ植物の免疫力を高め、耐病性を向上させる化合物「プラントアクティベーター」を新たに5個発見し、その作用メカニズムを解明したと共同で発表した。

[15:55 9/12]

世界初の蓄電池専用『中性子ビームライン』

動作中の蓄電池に中性子を照射しながら、構成材料の原子配列をリアルタイムで観察する世界初の蓄電池専用解析施設「RISING中性子ビームライン(SPICA)」(注)が、茨城県東海村にある高エネルギー加速器研究機構(KEK)と日本原子力研究開発機構(JAEA)の大強度陽子加速器施設「J-PARC」内の物質・生命科学実験施設に完成した。

[14:18 9/12]

田中貴金属工業、従来の10倍の強度を持つ「高温用温度計素線」を開発

TANAKAホールディングスは9月11日、同グループの製造事業を展開する田中貴金属工業が、従来の10倍の強度を持つ「熱電対(高温用温度計)素線」の開発に成功し、9月12日からその製品である「TEMPLAT」のサンプル提供を開始することを発表した。

[09:35 9/12]

【コラム】最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡 第5回 パラボラアンテナ - 日射や風雪と戦う超精密機械

ALMAの直径12mのパラボラアンテナは、50台の12mアレイのものは米国製とフランス・ドイツ・イタリア製、そしてACAの4基は日本製とメーカーは違っているが、これらは共通の仕様で作られている。また、ACAの12台の7mパラボラアンテナは日本製である。

[08:00 9/12]

2012年09月11日(火)

JBECなど、下水汚泥から水素ガスを製造する実証試験を開始

ジャパンブルーエナジー、大和リース、豊田通商および三井化学の4社は、「HIT事業研究会」を発足させ、下水汚泥から水素ガスを製造する実証試験に着手したことを発表した。なお、大和ハウス工業、トヨタ自動車もオブザーバーとして参加している。

[19:06 9/11]

冬眠モードから復旧! - JAXA、9月6日に捕捉した電波がIKAROSのものと確認

宇宙航空研究開発機構は9月10日、2012年1月6日に搭載機器の電力をシャットダウンする「冬眠モード」に移行したことを発表していた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」からと思しき電波を9月6日にキャッチ、8日になってそれがIKAROSのものであることを確認したことから、同機が冬眠モードから復旧したと発表した。

[17:36 9/11]

大工大の小型人工衛星、インドのロケットで打ち上げ - ビーコン受信に成功

大阪工業大学(大工大)は9月9日、同日13時23分(インド時間9時53分)に同大が開発した小型人工衛星「PROITERES(プロイテレス衛星1号機)」が、印インド宇宙研究機関サティシュ・ダワン宇宙センター(SDSC)にて、インドのPSLVロケット C-21号機に搭載され、打ち上げられたことを発表した。

[16:27 9/11]

理研など、基礎物理定数「微細構造定数α」を40億分の1の精度で決定

理化学研究所、名古屋大学、コーネル大学の3者は9月10日、電子および「ミュー粒子」の持つ「磁気能率」の大きさ「g因子」を「量子電気力学」に基づき理論的に計算し、「微細構造定数α」の5乗までの全寄与をスーパーコンピュータを用いて求めることに成功したと共同で発表した。

[16:00 9/11]

産総研、ncRNA「NEAT1」が細胞内構造体パラスペックルを構築する過程を解明

産業技術総合研究所は9月10日、ヒト細胞核中に存在する、タンパク質をコードしない長鎖ノンコーディングRNA(ncRNA)「NEAT1」が、多数のタンパク質と共に細胞内構造体「パラスペックル」を構築する過程を明らかにしたと発表した。

[12:26 9/11]

【コラム】大塚実の月刊宇宙開発 第4回 燃え尽きるHTVの撮影に挑む再突入データ収集装置「i-Ball」とは? - 後編

今のように警戒区域が広いと、日本近海で設定するのは難しい。だが、これをもっと狭くして、日本に近い領域に落とせるようになれば、飛行機による再突入観測や、船による洋上回収もやりやすくなる。今回は後編ということで、i-Ballの構造や仕組み、何ができるのかなどを見て行こう。

[08:00 9/11]

2012年09月10日(月)

25年間の凍結から復活した南極線虫

南極にすむ線虫は凍結・乾燥に耐えて、25年以上も生き延びる。温度を上げたり、水を加えるだけで元通りに生き返るが、その際に、ゆっくり凍らせたり、ゆっくり乾燥させた方が生存率が高まることが、情報・システム研究機構(ROIS)新領域融合研究センターの鹿児島浩特任研究員や国立遺伝学研究所・生物遺伝資源情報研究室の小原雄治教授、国立極地研究所の神田啓史特任教授などの研究チームが明らかにした。

[16:00 9/10]

「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトに富士通研究所が参加

富士通は、国立情報学研究所(以下、NII)の人工頭脳プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」に、本年度から富士通研究所が数学チームとして参画すると発表した。

[12:08 9/10]

【コラム】大塚実の月刊宇宙開発 第3回 燃え尽きるHTVの撮影に挑む再突入データ収集装置「i-Ball」とは? - 前編

7月21日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)3号機には、国際宇宙ステーション(ISS)で使うための、様々な機器が搭載されていた。搭載物資は、そのほとんどはISSで降ろされるが、せっかく宇宙まで持っていったのに、ISSでは使わず、そのままHTVに戻される装置が1つある。それが再突入データ収集装置「i-Ball」である。

[08:00 9/10]

2012年09月08日(土)

JAXA、太陽の彩層の活動の類似現象を地上のプラズマ実験装置で再現に成功

宇宙航空研究開発機構は9月7日、地上の実験室にあるプラズマ実験装置を用いて、太陽観測衛星「ひので」が明らかにした太陽の彩層で頻発する活動と類似の現象を再現させることに成功したと発表した。

[08:00 9/8]

2012年09月07日(金)

ホンダ、白金以上に高価な「ロジウム」を減らした触媒を開発して新車に搭載

本田技研工業は9月6日、マフラーの触媒に使用される貴金属の1つであるロジウムの使用量を50%低減した新触媒を開発したと発表した。この新触媒は、米国で2012年9月19日から発売される北米仕様の新型「アコード」から採用され、順次採用車種の拡大を目指す予定だ(日本国内での採用車種については未発表)。

[19:41 9/7]

ホンダ、異種金属の連続接合技術を開発して量産車のフレームの一部で利用

本田技研工業は9月6日、スチールとアルミという異種金属を連続接合する技術を新しく開発し、量産車の車両骨格部品であるフロントサブフレームに適用したことを発表した。同技術を米国で2012年9月19日に発売する北米仕様の新型「アコード」から採用し、順次採用車種の拡大を目指すとしている。

[18:33 9/7]

JAIST、「人工細胞膜」を用いてナノ粒子が生体に作用する仕組みを解明

北陸先端科学技術大学院大学は9月6日、「人工細胞膜」を用いて、ナノ粒子が生体に作用する仕組みを解明したと発表した。

[18:30 9/7]

“味オンチ(音痴)”は離乳期に問題が!?

東京大学大学院農学生命科学研究科の三坂巧准教授や森永製菓ヘルスケア事業部の川上晋平さんらの研究チームは、離乳期におけるさまざまな食経験が、味覚に関連する脳領域を活性化し、味覚の感受性に大きな影響を及ぼすことをマウスの実験で明らかにした。

[14:10 9/7]

理研、ENCODE計画に参加してヒトゲノムの80%の領域に機能があることを解明

理化学研究所は9月6日、同研究所が参加する国際プロジェクト「ENCODE」が5年をかけて、「DNAエレメントデータ」と呼ばれる遺伝子由来のデータを収集して解析し、ヒトゲノムの80%の領域に機能があることを明らかにしたと発表した。

[09:50 9/7]

東北大など、独自のナノ技術を用いて抗がん薬「SN-38」のナノ純薬化に成功

東北大学と京都大学は9月6日、強い抗がん特性を有することで知られる「SN-38」の「2量体化合物」を新規合成し、難水溶化とした後、同化合物を「再沈法」という独自のナノ化技術を駆使して、約50nmの抗がん性「ナノ純薬」を作製することに成功したと発表した。

[09:45 9/7]

2012年09月06日(木)

慶應大学生は科学に対する興味大幅増加

慶應義塾大学の1、2年生は文系理系を問わず10年前と比べて自然科学、特に天文学と物理学を中心とする科学用語の知識が大幅に増え、より興味を持つようになったことが、5日公表された加藤万里子・理工学部教授と小林宏充・法学部日吉物理教室教授の調査結果から明らかになった。

[15:51 9/6]

心を読み取れる装置の開発に一歩前進 - 東工大、「言語予測モデル」を開発

東京工業大学は9月5日、イタリアのトレント大学、米国カーネギーメロン大学などと共同で、ヒトがどのような状況で言葉やその意味を考え、それが「機能磁気共鳴画像法(fMRI)」など脳の観測データにどう反映されるのかという、個人の多様な反応特性を考慮した言語予測モデルを開発したと発表した。

[15:47 9/6]

肌のシミは「マドンナリリー根エキス」と「グルコサミン」で解決 - 資生堂

資生堂は9月5日、真皮と表皮の間にある「基底膜」の構成成分の1つである糖鎖「ヘパラン硫酸」が、シミのある部位では減少していること、ならびにこれによって肌の奥の真皮で産生される「シミ増殖因子」が表皮へ流入する量を適切にコントロールできなくなっていることを突き止めたほか、ヘパラン硫酸の減少抑制効果が「マドンナリリー根エキス」に、産生促進効果が「グルコサミン」にあることを見出したと発表した。

[15:38 9/6]

産総研など、「溶存態放射性Cs」を濃縮して迅速に分析できる技術を開発

産業技術総合研究所は9月5日、日本環境科学の協力を得て、農業用水や河川水などの環境水中の低濃度の「溶存態」放射性セシウムを「プルシアンブルー担持不織布」によって濃縮し、従来よりも迅速に分析できる「放射性Csモニタリングシステム」を開発したと発表した。

[13:22 9/6]

ニチモウ、麹菌発酵大豆培養物製品のアトピー性皮膚炎への有効性を確認

ニチモウバイオテックスは9月5日、東京農工大学 大学院農学研究院の松田浩珍 教授らが発見したアトピー性皮膚炎自然発症モデルマウスである「NC/Tndマウス」を用い、自社で開発した麹菌発酵大豆培養物製品「ImmuBalance」の有効比較試験を行った結果、皮膚炎症状の悪化抑制および引っ掻き行動数の増加抑制が認められたほか、皮膚の水分蒸散量にも低下が認められたことを発表した。

[13:13 9/6]

心臓が分泌するホルモンが急性心筋梗塞で心臓を保護する効果がある - 名大

名古屋大学は9月5日、心臓から分泌されるホルモンが「急性心筋梗塞」の時に心臓を保護する効果を示すことを発見したと発表した。

[12:58 9/6]

「科学への知識や興味」の結果は? - 慶応大が学生にアンケートを実施

慶應義塾大学は9月5日、同大学理工学部の加藤万里子教授(天文学)と、同法学部 日吉物理教室の小林宏充教授(物理学)により、同大学の1、2年生を対象として、科学用語の知識と興味度、物理コンプレックスの有無などを調査し、2002年および1992年の調査と比較し、その結果を公開したことを発表した。

[12:38 9/6]

NIRS、脂肪肝を早期に診断できるPET薬剤を開発 - マウスでの実証に成功

放射線医学総合研究所は9月4日、肝硬変や肝がんにつながる脂肪肝を超早期に診断できるPET薬剤を開発し、マウスにおける脂肪肝の発症や進行をモニタリングすることに成功したと発表した。

[12:20 9/6]

防衛医科大など、大量出血でも止血可能な「血小板代替物ナノ粒子」を開発

防衛医科大学校、早稲田大学、慶應義塾大学は9月4日、出血部位で血栓を効率よく作り止血効果をもたらすナノ粒子、いわば「血小板代替物」を開発し、これが「外傷性大量出血」時の止血に効果があることを報告したと発表した。

[12:13 9/6]

2012年09月05日(水)

松谷化学、香川県に希少糖含有シロップ製造工場を着工 - 年産12000tを計画

松谷化学工業は9月5日、天然系機能性甘味料「希少糖(レアシュガー)」の一種で、ノンカロリーながら甘味度が砂糖の7割程度の「D-プシコース(愛称:さぬき新糖)」などを含む希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」の量産に向けた製造工場の建設を開始したことを発表した。

[19:04 9/5]

島津製作所、最短1分でタンパク質前処理が可能なHPLCを発売

島津製作所は、タンパク質試料の酵素消化からHPLCによる消化ペプチドの分析までの一連のプロセスを完全自動化するオンライン酵素消化HPLC(高速液体クロマトグラフィ)「Perfinity iDP」の本格発売を開始したことを発表した。

[19:02 9/5]

新たに21件の“未来技術遺産”

国立科学博物館(東京都台東区上野公園)は、国民の生活や経済、文化などに影響を与えた、次世代に継承していくべき「重要科学技術史資料」(愛称、未来技術遺産)として国産第1号の自動車タイヤや携帯型ステレオカセットプレーヤー「ウォークマン」1号機など、新たに21件を登録した。2008年度からの登録件数は計113件となった。

[18:55 9/5]

理研、鳥類の気圧検知器官「傍鼓膜器官」の進化的由来を解明

理化学研究所(理研)は9月5日、鳥類の発生過程で傍鼓膜器官を形成する細胞群(原基)を新たに発見し、「傍鼓膜器官原基」と名付け、傍鼓膜器官がサメなどの軟骨魚類に見られる感覚器官、呼吸孔器官に由来することを明らかにしたと発表した。

[18:35 9/5]

東大、炎症性腸疾患を悪化させる免疫細胞の新たな活性化メカニズムを発見

東京大学(東大)は9月5日、免疫異常により慢性の腸炎を起こす「炎症性腸疾患」を悪化させる分子機構の1つを明らかにしたと発表した。

[18:03 9/5]

立命館など、水中の微生物がクロロフィルの光毒性を無くす仕組みを発見

立命館大学は、多様な単細胞真核生物(プロティスト)が、「クロロフィルの光毒性を無くすための代謝メカニズム」を共有していることを発見したと発表した。

[17:10 9/5]

カネカ、甘草グラブラポリフェノールに脂質代謝の向上作用があることを確認

カネカは9月5日、滋賀県立大学人間文化学部生活栄養学科の灘本知憲教授との共同研究により、「甘草グラブラポリフェノール」に脂質代謝の向上作用があることを確認したと発表した。

[16:52 9/5]

「Ia型超新星」のメカニズム論争、SD説で決着か? - カブリIPMUなどが発表

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(カプリIPMU)は9月4日、「Ia型超新星」のメカニズムとして、2説ある内の、連星系において白色矮星に伴星からのガスが降着して重くなった結果として爆発するという「単独白色矮星説(Single Degenerate:SD)説」について、白色矮星が自転していることを新たに考慮した結果、Ia型超新星爆発が起きた時には伴星がヘリウムの白色矮星に進化して暗くなっている場合が多いことを発見し、一部のIa型超新星で伴星が見つかっていないことなどすべてを合理的にSD説で説明できると発表した。

[16:27 9/5]

味の素、独自配合のアミノ酸素材が筋肉疲労の早期回復効果を持つことを確認

味の素は、独自配合のアミノ酸素材「ロイシン高配合必須アミノ酸混合物」の摂取が、筋タンパク質の合成を高めることを通して、運動後の筋肉疲労に対する早期回復効果を示すことを、筑波大学大学院との共同研究などにて明らかにしたと発表した。

[16:15 9/5]

京大、MRIで統合失調症患者の脳の一部の神経回路などの異常を確認

京都大学は9月4日、統合失調症患者と健常被験者を対象としてMRI撮像を行い、最新の脳画像解析技術を組み合わせることによって、脳内の異常を多面的に検証し、統合失調症の病態に重要な役割を担うと考えられる特定の神経回路の異常を同定したと発表した。

[15:52 9/5]

抗エイズ薬「エルビテグラビル」を含む配合錠が米国で承認 - 東北大とJT

東北大学は9月4日、同大学病院内科・総合感染症科の児玉栄一助教が京都大学に在籍中に、日本たばこ産業と共同研究した抗エイズ薬「エルビテグラビル」を含む配合錠「Stribild」が米国食品医薬品局の承認を得たことを発表した。

[15:46 9/5]

放射線障害の予防治療に有効な細胞増殖因子

極めて高いレベルの放射線を浴びたマウスに注射するだけで生存率を向上させ、放射線障害の予防や治療にも効果がある新しい細胞増殖因子を、産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門シグナル分子研究グループの浅田眞弘主任研究員と今村亨研究グループ長、放射線医学総合研究所の中山文明主任研究員らの研究チームが作製した。6日から東北大学で開かれる日本放射線影響学会で発表する。

[14:14 9/5]

慶応大など、天の川銀河の中心部で巨大な分子雲「ぶたのしっぽ」を発見

慶應義塾大学と国立天文台は、太陽系から約3万光年の距離にある天の川銀河の中心部において、約30パーセク(97.8光年)×20パーセク(65.2光年)の大きさを持つ、特異ならせん状構造を有する分子雲を発見し、その形態から「pigtail(ぶたのしっぽ)」と名付けたことをと共同で発表した。

[10:32 9/5]

化学物質センサ「TRPA1チャネル」の機能は脊椎動物種間で多様 - NIPSなど

生理学研究所(NIPS)は、ヒトを含むほ乳類が備える化学物質センサ「TRPA1チャネル」の機能が、脊椎動物種間でどの程度多様であるのか、またどういった進化過程を経てきたのかを調べた結果、「ニシツメガエル」と「グリーンアノールトカゲ」のTRPA1チャネルはほ乳類のTRPA1チャネルを活性化する刺激性の化学物質により同じく活性化され、化学物質に対する感受性が保存されていることが判明したと発表した。

[10:26 9/5]

北大、「糖尿病網膜症」で網膜血管新生が起きてしまう仕組みを解明

北海道大学は9月4日、「糖尿病網膜症」の網膜血管新生に組織「レニン・アンジオテンシン」系が関与し、さらにその上流に位置する「(プロ)レニン受容体」が重要なカギ分子であることをヒト組織において明らかにしたと発表した。

[10:16 9/5]

NEDOと九大など、3タイプの「低侵襲内視鏡手術支援ロボット」を開発

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と九州大学は9月4日、医師や看護士が扱いやすく、正常な臓器機能を可能な限り温存できるコンパクトな診断・治療一体型の「低侵襲内視鏡手術支援ロボット」を開発したと発表した。

[10:00 9/5]

【コラム】最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡 第4回 ALMA電波望遠鏡は専用スパコンも有するハイテクの塊

ALMA電波望遠鏡は、外観上はパラボラアンテナが目立つが、アンテナ以外もハイテクの塊である。アンテナに組み込まれた受信機とA/Dコンバータ、各アンテナからの信号に適当な遅延を加えてタイミングを合わせ、アンテナ間の信号の相関を計算して開口合成を行う相関器、その信号をOSFに設置されたサーバに送るコンピュータがある。そして、各アンテナの信号のタイミングを揃える基準信号系の装置がある。この相関器は専用のスーパーコンピュータであり、12mアレイの相関器は17PFlopsという高い演算性能をもっている。

[08:00 9/5]

2012年09月04日(火)

広島大など、「ゆっくり地震」の原因が地下の水の浸透率の違いにあると証明

広島大学は、海洋研究開発機構高知コア研究所の協力を得て、室内での岩石透水実験と数値計算の結果を基に、プレート境界で発生する「ゆっくり地震」の原因は地下での透水性(浸透率)の違いにあるとの新たな説を証明したとを発表した。

[17:25 9/4]

国立天文台など、惑星形成の重要な類例となる系外惑星や褐色矮星系を発見

東京工業大学、国立天文台、広島大学、兵庫県立大学などの研究者で構成される研究グループは、国立天文台 岡山天体物理観測所の188cm望遠鏡と高分散分光器「HIDES」を用いた観測により、新たに「巨星」を回る惑星系と「褐色矮星」系を合わせて7つ発見したと発表した。この中には、これまでに巨星の周りで見つかった惑星の中で最も軽い惑星や、最も重い巨星を回る惑星などが含まれているという。

[17:20 9/4]

ゲリラ豪雨や竜巻の3次元構造を10秒で観測

ゲリラ豪雨や竜巻などの構造や降雨の様子を、3次元的に10秒間隔で観測する「フェーズドアレイ気象レーダ」を情報通信研究機構と大阪大学、東芝が共同開発し、同大学・吹田キャンパス電気系建屋の屋上で試験観測を始めた。フェーズドアレイ・レーダは艦船用、航空機用、警戒管制用としての実用化が先行しており、気象用として開発されたのは日本では初めて。将来は局所的・突発的な気象災害の監視や短時間予測などに役立つことが期待されるという。

[11:45 9/4]

従来の100万倍の感度 - JSTと東大が「1分子デジタルELISA法」を開発

科学技術振興機構(JST)と東京大学は、超早期診断や低負担検査を実現可能な、疾病・感染バイオマーカーの検出感度を従来法より100万倍向上させた「1分子デジタルELISA法」を開発したことを発表した。

[09:34 9/4]

「細胞内タンパク質ホメオスタシス」のバランスが健康には重要 - 山口大

山口大学は、「細胞内タンパク質ホメオスタシス」を調節する仕組みを分子レベルで解明し、それが腫瘍の形成・増殖に必要であることをマウスを用いて示したことを発表した。

[07:30 9/4]

2012年09月03日(月)

日清ファルマなど、青大豆の熱水抽出物が持つアレルギー緩和の仕組みを解明

日清製粉グループの日清ファルマは、静岡県立大学寄附講座との共同研究で、青大豆の熱水抽出物の持つアレルギー緩和作用のメカニズムを明らかにしたと発表した。

[16:49 9/3]

胆汁酸の排出で肥満や糖尿病が改善

肝臓から腸に分泌される「胆汁酸」の体外排出を促し、高コレステロール血症治療薬として使われている「胆汁酸吸着レジン」が肥満や2型糖尿病などを改善するメカニズムを、慶應義塾大学大学院の渡辺光博教授とスイスのローザンヌ工科大学の研究チームが解明した。日本古来の食物繊維を多く含むモズクやコンニャクなどにも胆汁酸吸着作用があることから、「これらにもメタボリック症候群発症の予防効果があると考えられる」という。

[16:05 9/3]

島津製作所と東北大、5万画素・1000万コマ/秒の高速度カメラを開発

島津製作所と東北大学は9月3日、共同開発した高速CMOSイメージセンサ「FTCMOS」を搭載した高速度ビデオカメラを製品実用化することに成功し、島津製作所が同日より高速度ビデオカメラ「HyperVision HPV-X」として発売を開始したことを発表した。

[15:38 9/3]

名大と帝人、炭素繊維が微生物を集めて水を浄化するメカニズムを解明

名古屋大学は、帝人との共同研究により、炭素繊維が微生物を集めて水を浄化するメカニズムを解明したと発表した。

[11:45 9/3]

名大、ヒトのがんと同様の染色体変化が再現される動物発がんモデルを開発

名古屋大学は、鉄を介した酸化ストレスによる動物発がんモデルにおいて、ヒトのがんと同様の染色体変化が再現されることを見出したと発表した。鉄を介した酸化ストレスが、人間の一般的ながんの普遍的な原因因子となっている可能性を支持する有力なデータであるとしている。

[11:38 9/3]

名大、アジサイの酸性土壌耐性遺伝子を同定してほかの植物の強化に成功

名古屋大学は、東京大学大学院 新領域創成科学研究科、基礎生物学研究所の協力を得て、青色のアジサイガク片から、2種類のアルミニウム輸送体遺伝子を取得し、それらの輸送体は液胞膜及び細胞質膜に局在し、いずれも水チャネルとして知られるアクアポリンとよく似たタンパク質であることを確認したと発表した。

[11:20 9/3]

生命の材料となる糖分子を宇宙で発見

国立天文台やデンマークのニールス・ボーア研究所などの国際研究チームは、地球から約400光年離れた宇宙空間で、生命の構成要素となるような糖分子を発見したことを発表した。同様な糖分子は過去に宇宙の2カ所で見つかっているが、惑星が作られるような場所での発見は初めて。「惑星に取り込まれていく上で適切な時期、場所に存在していることを示すもので、地球以外の惑星でどのように生命が作られるのかを考えるヒントにもなりそうだ」という。

[11:00 9/3]

すばる望遠鏡、110億光年の遠方に成長期まっただ中の「原始銀河団」を発見

国立天文台は、すばる望遠鏡に搭載された近赤外線多天体撮像分光装置「MOIRCS」を用いた撮像観測によって、110億光年の遠方に成長期まっただ中の「原始銀河団」を発見し、同時にこの原始銀河団を構成する個々の銀河は、その当時猛烈な勢いで新たな恒星を作っていたことがわかったと発表した。

[09:43 9/3]

2012年08月31日(金)

産総研と農研機構、放射性Csを含む玄米の「認証標準物質」の頒布を開始

産業技術総合研究所は8月30日、農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 放射性物質影響ワーキンググループの協力を得て、放射性セシウムを含む玄米の「認証標準物質」を開発したことを発表した。

[17:38 8/31]

北大、イネが塩基のA-T配列の間に外来遺伝子を取り込んでいることを確認

北海道大学は8月30日、本来植物ゲノムにはないウイルス断片や由来の不明なDNA配列が、イネの染色体DNAを構成する塩基アデニンとチミンの連続した部位に多く集積していることを明らかにしたと発表した。

[17:05 8/31]

低出生体重児への手あてには脳血流増を抑える効果がある - 近畿大が検証

近畿大学医学部附属病院は、医療現場で長く行われ、新生児を落ち着かせたり安心させたりする効果があると言われてきた動作「手あて(ホールディング)」(出生時の体重不足から集中治療室で保育される「低出生体重児」に対して採血などの不快な刺激を与えるときに、その新生児の全身を両手で包み込む行為)の効果を科学的に検証したと発表した。

[15:57 8/31]

ゲリラ豪雨も予報可能に - NICTら、「フェーズドアレイ気象レーダ」を開発

情報通信研究機構、大阪大学、東芝の3者は、ゲリラ豪雨や竜巻などを観測するための「フェーズドアレイ気象レーダ」の開発に成功し、阪大・吹田キャンパスにて試験観測を開始したことを共同で発表した。

[15:00 8/31]

最大で4万倍の高速化 - NAISTなど、RNAの2次構造予測を行う新計算法を開発

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)は、慶應義塾大学、東京大学、京都大学との共同研究により、RNAの塩基配列データからその折り畳み構造を予測する、従来の常識を打ち破る高速ツールセットの開発に成功したと発表した。

[14:13 8/31]

JAXA、これまでにない鉱物学的特徴を持った地球外物質「Hoshi」を回収

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と茨城大学は8月30日、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載した、JAXAの微小粒子捕獲実験および材料曝露実験「MPAC&SEED実験装置」において、これまでにない鉱物学的特徴を持つ、「Hoshi」と命名された新種の地球外物質を回収したと発表した。

[13:58 8/31]

離乳期の脳には固形餌摂取や味覚刺激の影響が大きい - 森永製菓と東大

森永製菓と東京大学は8月30日、食事の摂取が脳にどのような影響を与えるかについて検証した結果、研究対象とした離乳期マウスの大脳皮質の「味覚野」・「体性感覚野」において、固形餌摂取や味覚刺激が、神経伝達に重要なタンパク質の量に顕著な変化を与えることを明らかにしたと発表した。

[12:02 8/31]

2012年08月30日(木)

慶応大、「胆汁酸」を調節することで糖尿病やメタボを改善できることを解明

慶應義塾大学は8月30日、「胆汁酸」調節により2型糖尿病やメタボリックシンドロームが改善するメカニズムを解明したと発表した。

[17:10 8/30]

アルマ望遠鏡、科学評価観測で若い2連星の周囲に糖類分子を発見

国立天文台は8月29日、デンマークのニールス・ボーア研究所のジェス・ジョーゲンセン氏らの研究チームが、アルマ望遠鏡を使った観測により、若い恒星の周囲に糖類分子を発見したと発表した。

[16:52 8/30]

“南海トラフ巨大地震”で死者32万人想定

静岡県・駿河湾から九州沖を震源とする「南海トラフ」の巨大地震について、国の2つの有識者会議は29日、太平洋岸では震度7の激しい揺れと最大で34メートル(m)の津波が襲い、最悪の場合、死者数は32万3000人に上り、238万6,000棟が倒壊・焼失、流失するなどの被害想定を発表した。早めの避難や耐震化対策などで、被害は大幅に減らすことができるとしている。

[15:00 8/30]

IBLと生物資源研、ワクチンの共同開発および試料提供契約を締結

免疫生物研究所(IBL)と生物資源研究所(生物資源研)は8月29日、ワクチンの共同開発および試料提供契約(MTA)を締結したと発表した。

[09:30 8/30]

東北大、震災の影響で心不全や脳卒中などが明らかに増加したことを確認

東北大学は、宮城県医師会および宮城県内の12広域消防本部に全面的な協力を得て、東日本大震災後に心不全・急性冠症候群(不安定狭心症および心筋梗塞)・脳卒中(脳梗塞および脳出血)・心肺停止・肺炎が増加したことを明らかにしたと発表した。

[09:00 8/30]

JSTや東大など、生物医学画像を自動分類するソフトウェア「カルタ」を開発

科学技術振興機構、東京大学、東京理科大学、国立がん研究センターは8月29日、生物医学画像を自動分類するソフトウェア「カルタ」の開発に成功したと発表した。

[08:30 8/30]

慶応大、心筋梗塞巣の心筋線維芽細胞を直接に心筋細胞に転換する技術を開発

慶應義塾大学は8月29日、心筋梗塞モデルマウスの心臓に3つの「心筋誘導遺伝子」を導入し、梗塞巣の「心臓線維芽細胞」を直接心筋細胞に転換することに成功したと発表した。

[07:30 8/30]

京産大・神山天文台、NASAの「EPOXI彗星探査計画」の地上支援の成果を発表

京都産業大学は8月27日、2010年11月4日に、NASAの「EPOXI彗星探査ミッション」において、探査機が「ハートレー第2彗星」に接近した際に、同大学の神山天文台が地上支援として同彗星を観測し、その成果が米国天文学会惑星部門の査読付き論文雑誌「ICARUS」に掲載されたことを発表した。

[06:00 8/30]

2012年08月29日(水)

生体内で心臓の線維芽細胞から心筋細胞を直接作製

心筋梗塞のモデルマウスの心臓に遺伝子を直接注入することで、梗塞部位の線維芽細胞を心筋細胞に転換することに、慶應義塾大学医学部の家田真樹特任講師、稲川浩平助教、福田恵一教授らの研究グループが成功した。iPS細胞(人工多能性幹細胞)によらずに、心筋以外の細胞から生体内で心筋細胞を作製する新しい心臓再生法として注目される。研究成果は、米国の医学誌「サーキュレーション・リサーチ(Circulation Research)」(オンライン版)に29日公開された。

[12:51 8/29]

アークレイ、80分で診断できる医療用全自動遺伝子解析装置を発売開始

検体検査機器・体外診断用医薬品メーカーのアークレイは、薬剤代謝に関係する遺伝子の塩基配列やがんなどの遺伝子変異を全自動で解析する遺伝子解析装置「i-densy IS-5320」を8月28日から発売を開始したことを発表した。

[12:32 8/29]

タカラバイオなど、植物「ボタンボウフウ」の排尿機能改善作用を実証

タカラバイオは8月28日、静岡県立大学 薬学部薬物動態学分野の山田静雄教授との共同研究で、屋久島原産の植物「ボタンボウフウ」が、排尿機能の改善作用を持つことを動物実験にて明らかにしたと発表した。

[09:00 8/29]

【コラム】最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡 第3回 ALMA電波望遠鏡の概要

ALMAのパラボラアンテナ群は標高約5000mのチャナントール高原に設置されており、これらのアンテナに観測指令を送るコンピュータや、各アンテナで受信した電波信号を処理する設備などもアンテナの近くのArray Operations Site(AOS)と呼ぶ施設に設置されている。

[08:00 8/29]

ただ暗くしただけの節電照明では知的生産性が低下する - パナソニックなど

パナソニック エコソリューションズ社は、「知的生産性」を維持しながら省エネを実現することを目的とし、光による覚醒度や「サーカディアンリズム(概日時計)」への影響に配慮して明るさや光の色を時間帯によって変化させる「調光・調色照明制御手法」を考案し、同手法による実験の結果、知的生産性およびサーカディアンリズムへの影響が従来の照明と変わらないことを証明したと発表した。

[07:30 8/29]

JNC、焼却灰の洗浄汚染水から放射性Csを安く短時間で除去可能な技術を開発

JNCは、焼却灰の洗浄汚染水を対象とした、短時間・低コストでの処理が可能な、ラボスケールでの放射性セシウムの除去・回収技術の開発に成功したと発表した。

[07:30 8/29]

カブリIPMUなど、複数回の新星爆発の後のIa型超新星爆発を観測

東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構は8月28日、同機構のRobert Quimby特任研究員を含む米国南カリフォルニアのパロマー山天文台自動サーベイプロジェクト「Palomar Transient Factory(PTF)」チームが、白色矮星が「回帰新星」と呼ばれる小規模の爆発を何度か繰り返した後にIa型超新星爆発を起こしたと考えられる観測結果を得たことを発表した。

[06:00 8/29]

2012年08月28日(火)

イネの3大病害菌は自然免疫をくぐり抜けるコーティングをまとう - 生物研

農業生物資源研究所(生物研)は、イネの3大病害を引き起こす、「いもち病菌」、「ゴマ葉枯れ病菌」、「紋枯れ病菌」が、植物が分解できない多糖「α-1,3-グルカン」で表面を覆うことで、イネの生体防御システムの1つである「自然免疫」から菌体を保護している仕組みを明らかにしたと発表した。

[16:50 8/28]

名大、高効率の「小型高効率分散型バイオメタンエネルギーシステム」を開発

名古屋大学は、「小型高効率分散型バイオメタンエネルギーシステム」を開発。生協の学食から出る生ゴミを原料にしてバイオメタンの生成し、生成したバイオメタンを低圧(10気圧未満)で吸着剤に吸着させて貯蔵する技術を開発したことを発表した。すでに発電および自動車用燃料などに活用しているという。

[16:20 8/28]

名大、分岐型CNTの接合ユニットにもなる「カーボンナノゲージ」を合成

名古屋大学は、120個の炭素原子と78個の水素原子からなる「かご状」炭素ナノ分子「カーボンナノゲージ」の合成に成功したことを発表した。

[16:01 8/28]

理研など、体内時刻を採血した血液から簡単に測定する方法を開発

理化学研究所と慶應義塾大学先端生命科学研究所は8月28日、国立精神・神経医療研究センターと北海道大学の協力を得て、ヒトの生体内で24時間周期を刻む体内時計が示す「体内時刻」を、採取した血液から簡単に測定する方法を開発したと発表した。

[15:48 8/28]

血液から簡単に“体内時刻”を知る方法

ヒトの生体で24時間周期を刻む「体内時計」の時刻を、採取した血液から簡単に知る方法を、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの粕川雄也専門職研究員や慶應義塾大学先端生命科学研究所の杉本昌弘特任講師などの研究チームが開発した。

[14:11 8/28]

2012年08月27日(月)

JIRCASなど、イネのリン酸欠乏耐性遺伝子「PSTOL1」を同定して機能を解明

国際農林水産業研究センターは、国際稲研究所とミラノ国立大学と共同で、リン酸欠乏に耐性を持つ「在来インド型イネ」から、低リン酸土壌でも効率的にリン酸吸収量を増大させるリン酸欠乏耐性遺伝子「PSTOL1」を同定し、その機能を明らかにしたと発表した。

[18:16 8/27]

国立天文台など、大質量星形成領域「Cep-A」で水メーザーの双極流を発見

国立天文台と鹿児島大学は、地球から2230光年の距離にある大質量星形成領域「Cep-A」の電波源「HW3d」に付随する「水メーザー」の相対固有運動を測定した結果、「双極流」が発見されたことを発表した。

[18:12 8/27]

JAXA、北極海の海氷が衛星観測史上最小の421万平方kmを記録したことを発表

宇宙航空研究開発機構は8月25日、7月3日から観測を開始した第一期水循環変動観測衛星「しずく」のマイクロ波放射計「AMSR2」が観測した海氷データを解析した結果、2012年の北極海の海氷は、観測史上最も小さい面積の421万平方km(8月24日時点)を記録したことを確認したと発表した。

[18:03 8/27]

京大、動物胚の背側と腹側を区別して作る機構を解明

京都大学は、甲南大学の協力を得て、動物胚の「背腹軸」(背側と腹側)を作るために重要となる細胞外分泌性タンパク質「BMP」を介する分子機構について、BMP様タンパク質「Admp」の作用機序を明らかにしたと発表した。

[17:57 8/27]

テナガザルは“森のソプラノ歌手”

森の樹上で生活するテナガザル(ヒト上科のサル類)は、ヒトのソプラノ歌手と同様の方法で、大きく澄んだ独特の音声を作り出していることが、京都大学霊長類研究所の西村剛・准教授や立命館大学理工学部の徳田功・准教授らによる研究で明らかになった。霊長類の多様な音声が、共通する音声器官と音声生成のメカニズムで成り立っていることを示し、音声言語の進化プロセスの解明に新たな視点をもたらすものだという。研究成果は米国の自然人類学誌「American Journal of Physical Anthropology」に24日、オンライン公開された。

[17:52 8/27]

海外に打ち勝つ航空技術を民間に還元 - JAXA、開発中の最新技術を公開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月23日、現在進めている航空技術の研究開発の見学会を開催した。「激しい技術競争で海外に先んじ、メーカーでは手が出しにくい最新の技術を開発。国内産業に役立てていく」(JAXA理事/研究開発本部長 中橋氏)とするように、航空分野でもJAXAの関わる範囲は広い。見学会では、"安全性や環境性能に配慮した最先端技術の一部が公開された。

[15:32 8/27]

京大など、テナガザルがソプラノ歌手と同様の方法で発声することを確認

京都大学は、立命館大学と福知山市動物園との共同研究により、テナガザルがヒトのソプラノ歌手と同様の方法で、大きく澄み、朗々とした「ソング」といわれる独特の音声を作り出していることを見出したと発表した。

[13:37 8/27]

NASA、急速に成長する新たな銀河団「フェニックス星団」を発見

NASAは、新たに発見された銀河団に「フェニックス銀河団」と命名した。

[07:00 8/27]

2012年08月24日(金)

東大医科研、がん細胞関連タンパク質「MT1-MMP」の糖鎖修飾の様子を解明

東京大学医科学研究所は、新たに開発した手法を用いてがん細胞の浸潤に必要なタンパク質「MT1-MMP」の糖鎖解析を行った結果、がん細胞内でMT1-MMPに付加する「糖鎖」の数が一定ではなく、不均一性があることが示され、同時に予想外の部位に糖鎖付加が起こりうることも判明したと発表した。

[17:22 8/24]

半年で552件の『標的型メール』攻撃

不正プログラム(コンピューター・ウイルス)を仕込んだ添付ファイルを送り付け、これを開封させることで外部ネットワークに強制的に接続し、機密情報などを盗み出す「標的型メール」によるサイバー攻撃が、今年上半期(1-6月)に国内企業や政府機関、自治体などで552件発生していたことが分かった。90%近くが中国やタイなどの海外経由の攻撃だった。こうした攻撃による被害防止のため、警察庁は23日、セキュリティー監視サービスなどを提供する企業10社と「サイバーインテリジェンス対策のための不正通信防止協議会」を立ち上げた。

[14:52 8/24]

2012年08月23日(木)

植物の陸上進化に関わる遺伝子を発見

自然科学研究機構 基礎生物学研究所の長谷部光泰教授らの研究グループは、植物が茎葉(けいよう)を作るために必要となる遺伝子をコケ植物の仲間から発見した。植物の進化に関する研究の進展が期待されるという。

[15:26 8/23]

東大、小脳の「シナプス刈り込み」関連遺伝子を評価できる培養標本を開発

東京大学は8月22日、小脳の「シナプス刈り込み」に関わる遺伝子を迅速に評価できる培養標本の開発に成功し、さらにこの標本を用いて、遺伝子「neuroligin-2」がシナプス刈り込みに関わることを突きとめたと発表した。

[14:43 8/23]

東工大など、19種類のアミノ酸による初期生命の遺伝暗号表の再現に成功

東京工業大学は、東京大学、理化学研究所の協力を得て、生命が遺伝子の情報を基にタンパク質を作るためのシステムである遺伝暗号表を書き換える方法を確立し、初期の生命が使っていたとされる19種類のアミノ酸しか使わない遺伝暗号表の再現に成功したと発表した。

[14:34 8/23]

2012年08月22日(水)

従来とは違う細胞死 - 筑波大、カフェインベースの抗がん剤開発に一歩前進

筑波大学は、高濃度カフェインが細胞に死をもたらす毒として作用する機構に、ほ乳類では重要かつ多様な生理活性物質である「プロスタグランジン」の前駆物質である不飽和脂肪酸の「アラキドン酸」が、アポトーシス(プログラム細胞死)とは別の経路で細胞死を促進している仕組みを細胞性粘菌とヒトの培養細胞を用いて明らかにしたと発表した。

[18:30 8/22]

誕生直後の興奮性神経細胞は積極的に周囲を調べて脳内を移動する - 慶応大

慶應義塾大学は、大脳皮質の形成時期に見られる神経細胞の特徴的な動きの制御メカニズムを明らかにしたと発表した。

[17:39 8/22]

福島沖のアイナメから過去最大値の放射性セシウム

東京電力は21日、福島第一原発から20キロメートル(km)圏内の沿岸海域で採取した魚介類の核種分析結果を公表した。このうち、南相馬市の太田川沖合1km付近で今月1日に採取したアイナメから、過去最大値となる1キログラム(kg)当たり25,800ベクレルの放射性セシウムを検出した。国が定める一般食品の基準値(1kg当たり100ベクレル、今年4月1日から適用)の258倍も高い。これまでの海水魚における最大値は昨年4月に採取されたコウナゴの14,400ベクレルだった。

[17:30 8/22]

東北大、超高速光通信に最適な光パルス「光ナイキストパルス」を発明

東北大学(東北大)は、「光ナイキストパルス」と名付けた新たな光パルスを発明し、超高速光通信の伝送効率を向上させることに成功したと発表した。

[08:30 8/22]

【コラム】最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡 第2回 広範囲観測を実現するために用いられる開口合成技術

どれだけ細かいものが区別できるかという望遠鏡の解像度は、観測する波長とレンズ、あるいは反射鏡の直径の比で決まる。したがって、可視光より数1000倍波長が長いミリ波では、同じ解像度を得ようとすると、巨大な直径のパラボラアンテナが必要となる。現実には、このように大きなパラボラを作ることは出来ないが、離れたところに置いたパラボラで観測することにより、等価的にアンテナ間の距離の直径のパラボラと同じ解像度を実現するのが「開口合成」という技術である。

[08:00 8/22]

2012年08月21日(火)

紫外線による肌の炎症はクチナシの実の成分で抑制可能 - 理研ビタミン

理化学研究所(理研)の系列会社である理研ビタミンは、クチナシの果実から抽出した「クロセチン」が、紫外線により誘発される肌炎症の「紅斑」を抑制することを、ヒトを対象とした試験において確認したと発表した。

[18:09 8/21]

東北大、糖尿病網膜症の「網膜神経節細胞死」の進行を遅らせることに成功

東北大学は、千寿製薬の協力を得て、「糖尿病網膜症」の初期に生じる「網膜神経節細胞(RGC)死」に酸化ストレスと「カルパイン分子」の活性化が関わることをマウスモデルを用いて解明し、RGC死の進行を薬剤で遅延させることに成功したと発表した。

[17:38 8/21]

世界最深エビから植物分解の新酵素

マリアナ海溝チャレンジャー海淵の深さ約10,900メートルの世界最深部に生息するヨコエビ類の仲間「カイコウオオソコエビ」が、木や紙などの繊維質を効率よく分解してブドウ糖(グルコース)を生産する新しい酵素を持っていることを、海洋研究開発機構(海洋・極限環境生物圏領域)の小林英城(ひでき)主任研究員らのグループが発見した。このエビたちは深海の流木や枯葉などの植物片を食べているものと推測され、さらに人間がこの酵素を利用すれば、トウモロコシなどの穀類を材料とせず、木材や廃紙などからグルコースを生産することも可能になるという。

[16:31 8/21]

東大、真核生物における遺伝子の転写過程の数理モデルを構築することに成功

東京大学は8月20日、シンガポールゲノムセンターの協力も得て、情報、数理科学、分子生物学の専門家による学際的なチームを作り、真核生物における遺伝子の転写過程の数理モデルを構築することに成功したと発表した。

[14:54 8/21]

JAMSTEC、東北地方太平洋沖地震の地震断層とその変形・破壊構造を究明

海洋研究開発機構は8月20日、東北地方太平洋沖地震の震源域の地下構造データについて詳細な解析を行った結果、地震の発生源となった断層(地震断層)と地震履歴を残した変形構造が明らかにされ、東北地方太平洋沖地震では、地震断層の破壊がいくつもの副次的な断層を作りながら海側へ進み、海底に到達して止まったことが解明されたと発表した。

[09:00 8/21]

筑波大、「コヒーレント・ラマン分光法」による分子のキラリティ検出に成功

筑波大学は、光源に白色レーザーを用いた「コヒーレント・ラマン分光法」による分子の「キラリティ」検出に成功したと発表した。

[07:30 8/21]

2012年08月20日(月)

理研、大腸の「腸管神経系」の基となる細胞集団とその形成過程を解明

理化学研究所は8月20日、大腸の「腸管神経系」の基となる細胞集団を同定し、この集団がどのように小腸から大腸へ移動して腸管神経系を形成するかを突き止めたと発表した。

[17:34 8/20]

パーキンソン病とその類縁疾患には「セルトラリン」が有効 - 東北大が確認

東北大学は、抗うつ薬の1種である「セルトラリン」にパーキンソン病とその類縁疾患の病変拡大を抑制する効果がある可能性を明らかにしたと発表した。

[16:47 8/20]

チンパンジーの苦味感覚に地域差

味覚の"苦さ"を感じるのは「苦味受容体遺伝子」が働くからで、それが働かないと苦さを感じずに平気で食べることができる。このような遺伝的な背景が、アフリカに生息するチンパンジーの食文化にも影響している可能性が、京都大学霊長類研究所の平井啓久(ひろひさ)教授や今井啓雄(ひろお)准教授などの研究で示された。人間の世界で異なる食文化の解明の鍵にもなりそうだという。

[15:44 8/20]

2012年08月19日(日)

スピッツァー宇宙望遠鏡、地球より小さな太陽系外惑星候補を発見

NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡は、地球の3分の1の大きさと考えられる星を検知した。この太陽系外惑星候補の星はUCF-1.01と呼ばれ、わずか33光年の彼方に位置し、太陽系に最も近い惑星の可能性がある。

[07:30 8/19]

2012年08月17日(金)

九大とJST、リウマチなど慢性痛の治療薬開発のための新たな糸口を解明

九州大学(九大)と科学技術振興機構(JST)は、脊髄に分布する「ミクログリア」から分泌される「炎症性疼痛」起因物質である「インターロイキン-1β(IL-1β)」ならびに「IL-18」の産生に、「リソソーム酵素カテプシンB」が関与していることを突き止めたと発表した。

[17:19 8/17]

京大、実験用ラット「シロネズミ」と「まだらネズミ」はどちらが先かを解明

京都大学は8月17日、全世界で利用されている実験用ラットの「シロネズミ」117系統のDNAを調べ、すべての系統が共通してたった1つの「アルビノ突然変異」を持っていることを突き止め、そのアルビノ変異は、まだら模様を持ったラット「まだらネズミ」に生じた可能性が高いことを解明したと発表した。

[17:11 8/17]

チンパンジーの苦味感覚は生息地域ごとに特異的な遺伝子が関係 - 京大

京都大学は8月17日、全国5カ所の動物園や研究施設の協力を得て、チンパンジーの苦味感覚は生息地域に特異的な遺伝子が関係していることを明らかにしたと発表した。

[16:33 8/17]

「自閉症スペクトラム障害群」はミラーニューロンの活動が低い? - 京大

京都大学は、「自閉症スペクトラム障害群」及び定型発達群を対象とし、より現実的な表情コミュニケーションを評価できる動的表情を呈示する従来にない方式を用いて、その表情を見ている間の脳活動を機能的磁気共鳴画像法で計測したところ、自閉症スペクトラム障害群では、他者の運動と自分の運動を結び付ける「ミラーニューロン」があるといわれている部位「下前頭回」などの活動が低いことが示されたことを発表した。

[16:00 8/17]

【レポート】火星のカラー写真が続々到着!!キュリオシティ関連画像まとめ - NASA

NASAの火星探査機「キュリオシティ」が火星に降りたって以降、次々と新たな画像が公開されている。今回は、キュリオシティに関連したカラー写真を紹介していく。

[15:43 8/17]

2012年08月16日(木)

JAMSTEC、深度1万900mに棲むエビから新酵素を発見 - バイオ燃料応用に期待

海洋研究開発機構(JAMSTEC)は8月16日、日本の南方約2500kmに位置する「マリアナ海溝チャレンジャー海淵」の世界最深部(深度1万900m)に生息する「ヨコエビ」の生態解明を行い、その食性究明において、タンパク質、脂質、多糖類などに対する分解活性を解析したところ、新規で有用性の高い消化酵素の検出及び精製に成功したと発表した。

[16:17 8/16]

進化しても残っていた頭蓋骨

ヒトやウシ、イヌなどの哺乳類の頭蓋骨は約20個の骨で構成されているという。これは、はるかに多くの骨で構成されている祖先的な爬虫類や魚類から哺乳類が進化する過程で、いくつかの骨が失われ、構造が単純化したものと考えられていたが、京都大学やドイツのチュービンゲン大学、スイスのチューリッヒ大学の研究によって、すべての哺乳類の胎子期の頭蓋骨には残っており、成長に伴って他の骨に癒着し、数が減ったかのように見えていたことが分かった。

[14:00 8/16]

ほ乳類の「頭頂間骨」と「板骨」は失われていない - 京大、定説を覆す発見

京都大学は8月14日、ヒトを含む現在のほ乳類の頭蓋骨から進化の過程で失われたとされてきた「頭頂間骨」と「板骨」が実際には失われておらず、胎児期には存在しており、成長するにつれて「後頭骨」に癒合してあたかもなかったかのようになることを、300種以上に及ぶ現生ほ乳類の胎子期の発生と化石記録から確認したと発表した。

[12:00 8/16]

2012年08月15日(水)

NCNP、「非同調型概日リズム睡眠障害」の原因は体内時計周期の異常と確認

国立精神・神経医療研究センターは、「概日リズム睡眠障害(睡眠・覚醒リズム障害)」の一型である非同調型の発症に、体内時計周期の異常が関連していることを明らかにしたと発表した。

[16:00 8/15]

日本は世界5位の“健康な国”

米国の総合情報サービス会社「ブルームバーグ」は、国連や世界銀行、世界保健機関(WHO)のデータを基にした「世界で最も健康な国々」と題するランキングを発表した。1位はシンガポールで、日本は5位、最下位の145位はアフリカ南部のスワジランドだった。

[15:53 8/15]

【コラム】最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡 第1回 宇宙に一番近い天体観測施設「アルマ天文台」

天文観測などで用いられる望遠鏡といわれると、まずレンズや反射鏡を使って光を集める光学望遠鏡が頭に浮かぶが、宇宙からの電波を観測する電波望遠鏡も光学望遠鏡に劣らず重要である。より遠方の銀河を観測したり、遠くの恒星のまわりの惑星形成を観測したりするために、より大型の電波望遠鏡を作ろうという計画が立てられた。中でも日本や欧米が共同して推進している「ALMA」計画は、すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡の約10倍の分解能を持つ望遠鏡を地上に建設しようという一大プロジェクトである。

[08:00 8/15]

2012年08月14日(火)

オリックス、湯島に中古電子計測器/科学・環境分析機器などの専門店を開設

オリックス・レンテックは8月14日、2012年8月20日より東京都文京区湯島にて中古の電子計測器、科学・環境分析機器、IT関連機器などを取り扱う店舗「スマートリファービッシュ」を開設することを発表した。

[16:34 8/14]

東大、細胞が使用済みタンパク質を再利用するための酵素「Hdac8」を同定

東京大学は、細胞が使用済みのタンパク質をリサイクルするために利用する酵素「Hdac8」の同定に成功したと発表、同時にフィラデルフィア子供病院と共同で、Hdac8の失活が重度の四肢形成異常、精神発達遅延などを伴う遺伝病「コルネリア デ ランゲ症候群(CdLS)」の原因となっていることも明らかにしたとした。

[15:59 8/14]

メダルの光沢を見分ける神経細胞群

ロンドン・オリンピックでは、日本は過去最多38個(金7、銀14、銅17)のメダルを獲得した。金・銀・銅のメダルはそれぞれに価値あるものだが、さて、その"輝き"を私たちは脳のどこで判断しているのか? 自然科学研究機構 生理学研究所の西尾亜希子研究員や小松英彦教授らの研究グループは、霊長類動物の脳の中に、光沢を見分ける特別な神経細胞群のあることを世界で初めて発見した。

[15:32 8/14]

2012年08月13日(月)

SDSS-III研究グループ、3次元宇宙地図の最新データ「DR9」の公開を開始

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構の研究者を含む「スローン・デジタル・スカイ・サーベイIII(SDSS-III)」研究グループは8月13日、これまでで最大の3次元宇宙地図となる「データリリース9(DR9)」を公開したことを発表した。

[17:00 8/13]

14日未明に“お月様”が“明けの明星”隠す

東の空に輝く“明けの明星”(金星)を地球の“お月様”が隠す「金星食」が14日午前2時40分すぎから、沖縄県の石垣島などの一部を除く全国で観察できる。国立天文台によれば、金星食は毎年起きているが、金星は地球の内側の軌道で太陽を回っているため、地球から見ると金星はつねに明るい太陽の近くにあって見えにくい。今回は夜明け前の空に金星があるため、1989年以来23年ぶりに好条件下で観察できるという。

[15:03 8/13]

流星群の次は金星食 - 14日未明にほぼ日本全国で潜入から出現まで観察可能

2012年8月14日の未明(早朝)、日本全国で夜間観察可能な比較的条件のよい金星食が23年ぶりに起こる。これに併せて国立天文台では、金星食の説明や観察方法などの説明を行うWebサイトを公開している。

[14:30 8/13]

JSTと東北大、「ナノポーラス金属」の触媒機構を原子レベルで解明

科学技術振興機構と東北大学は8月13日、「ナノポーラス金属」の触媒機構を原子レベルで明らかにしたと共同で発表した。

[14:15 8/13]

【レポート】日本科学未来館でメディアラボ第11期「フカシギの数え方」がスタート

日本科学未来館で、8月1日から3階の常設展示の1つ「メディアラボ」の新規展示「フカシギの数え方 The Art of 10の64乗 -Understanding Vastness-」がスタートしたので、その模様をお届けする。

[11:35 8/13]

2012年08月10日(金)

NIPS、霊長類の脳の中に「光沢を見分ける」神経細胞群があることを発見

生理学研究所は8月9日、霊長類の脳の中に、「光沢を見分ける」特別な神経細胞群があることを発見したと発表した。

[18:30 8/10]

産総研、ウイルスの合成酵素がRNA末端にアデノシンを付加する仕組みを解明

産業技術総合研究所(産総研)は8月10日、ウイルスの「RNA合成酵素」がゲノムRNAの複製に必須な、RNA合成終結時にRNA末端へ「アデノシン」を付加するメカニズムを明らかにしたと発表した。

[16:36 8/10]

慶応大など、繊維芽細胞から血小板を直接作成する技術を開発 - ヒトでも実証

慶應義塾大学は8月9日、ペンシルバニア大学などの協力により、「繊維芽細胞」に3つの遺伝子を導入することで、iPS細胞のような多能性細胞を経ずに直接「血小板」を作成することにヒトとマウスの両方において成功したと発表した。

[16:05 8/10]

ペルセウス座流星群、ピークとなる12日夜の観測は雲の隙間から!?

ウェザーニューズは、12日夜から13日朝にかけてピークとなるペルセウス座流星群の最新の気象予測を発表した。10日時点の予報によると、ピークとなる時間帯は全国的に雲が多い見込みで、雲の隙間からの流星観測になりそうだという。

[16:00 8/10]

日本の研究開発費3年連続で減少

2010年度の日本の研究開発費総額は17兆1,000億円で3年連続の減少となったことが、9日科学技術政策研究所が公表した「科学技術指標2012」で明らかになった。2011年の研究者新規採用数も2年連続で減り、大学院博士課程入学者数は2003年度をピークに減少傾向が続いていることも分かった。

[13:54 8/10]

東大病院など、運動ニューロン病の1種「HMSN-P」の原因遺伝子を特定

東京大学医学部附属病院(東大病院)と徳島大学病院(徳大病院)は、「近位筋優位遺伝性運動感覚ニューロパチー(HMSN-P)」の原因遺伝子が、「TRK-fused gene」であることを世界に先駆けて発見し、同時にHMSN-Pと「筋萎縮性側索硬化症」との間には共通した運動神経細胞死のメカニズムが存在することも見出されたと発表した。

[08:30 8/10]

2012年08月09日(木)

皮膚で感じる"冷感"を増強・持続させる機構とその対応成分を発見 - 資生堂

資生堂は8月9日、カチオン系成分の「ジアルキル型カチオン」を配合すると、皮膚の神経にある温度受容体の1つである冷感センサ「TRPM8」の周囲にある硬い「ラフト領域」を効果的に柔軟化させ、冷感センサの働きを高める、というメカニズムと対応成分を発見したと発表した。

[17:07 8/9]

小中とも観察・実験の分析が苦手

文部科学省は8日、小学校6年生と中学校3年生を対象に実施した平成24年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。これまでの国語と算数・数学に今回初めて加わった理科では、小中学生とも「観察・実験の結果などを整理・分析した上で、解釈・考察し、説明することなどに課題がみられる」という。

[16:53 8/9]

サルマラリア原虫をゲノム解読して三日熱マラリア原虫と比較 - 阪大など

大阪大学は、ニューヨーク大学など8つの大学・研究機関との国際共同研究により、アジアのサルに感染するサルマラリア原虫の1種である「サイノモルジー原虫」の全ゲノムを解読し、ヒトに感染する三日熱マラリア原虫など近縁3種のゲノム比較で3種の違いと特徴を把握したことを発表した。

[11:04 8/9]

IMSなど、化合物「ヘム」の細胞内濃度調節タンパク質を原子レベルで特定

分子科学研究所(IMS)は8月7日、理化学研究所の所有する大型放射光施設「SPring-8」を活用して、生命維持に不可欠な金属元素である鉄を含む化合物「ヘム」の細胞内濃度を調節するタンパク質を特定し、ヘム濃度を一定に保つための仕組みを原子レベルで明らかにしたと発表した。

[10:45 8/9]

名大、環境低負荷・低コストの「脱エステル型C-Hカップリング法」を開発

名古屋大学は、ハロゲン廃棄物を生成しないというより環境低負荷で、希少かつ高価な「パラジウム」を触媒とせずに「芳香族化合物」と「芳香族エステル」をつなげる次世代型である「脱エステル型C-Hカップリング法」の開発に成功したと発表した。

[08:30 8/9]

【レポート】3D画像も登場! 火星探査機「キュリオシティ」の軌跡 - NASA画像まとめ

NASAの火星探査機「キュリオシティ」は、火星表面の着陸に見事成功した。困難な着陸を成功させ、火星に生命が誕生できたかどうか調査を進めていくこの探査機がたどった、ドラマティックな軌跡を画像で追っていく。

[06:00 8/9]

2012年08月08日(水)

理研など、極低温下において磁性体が強磁性体へ転移する様子の観察に成功

理化学研究所と日本原子力研究開発機構は8月8日、磁性体「Yb2Ti2O7」を絶対温度0.3度まで冷却すると電子スピンのN極とS極が分化する証拠の一端を見出し、さらに低温の絶対温度0.21度まで冷却すると、N極とS極が一種の超伝導を示唆する「強磁性状態」に相転移する様子を観測したと共同で発表した。

[18:17 8/8]

しゃがんで立ち上がるだけの『筋力余裕度計』開発

日常生活に最低限必要な筋力に対し「どれほど筋力の余裕があるか」を手軽に測定できる、世界でも初めての「筋力余裕度計」を立命館大学スポーツ健康科学部の吉岡伸輔助教らが開発した。筋力状態に合わせた効果的なトレーニング法につなげることができるので、病院でのリハビリやスポーツ分野での応用が期待されるという。

[13:05 8/8]

42℃のお風呂に入った後は紫外線によるシワができにくい! -慶応大などが発見

慶應義塾大学は8月7日、熊本大学、名古屋大学、再春館製薬所との共同研究により、マウスの皮膚をお湯につけることでシワを防げること、同時に熱によって体内で増える「熱ショックタンパク質70」が重要な役割を果たしていることを発見したと発表した。

[09:00 8/8]

NIMS、ハムシの泡を利用する水中歩行能力を模倣した「水中接着機構」を開発

物質・材料研究機構は、優れた接着性を持つ「昆虫の足」の研究において、大気中で生息するハムシが、「泡を利用して水中歩行できる」ことを発見し、その機構を解明して「水中接着機構」を開発したことを発表した。

[08:30 8/8]

2012年08月07日(火)

立命館大、しゃがみ姿勢から立つだけで「筋力余裕度」を測れる測定器を開発

立命館大学は、日常生活に最低限必要な筋力に対して、体力が低下したお年寄りからアスリートまで、どれほど筋力の余裕があるのかを誰でも簡単に測定できる「筋力余裕度計」を開発したと発表した。

[17:58 8/7]

青ジソを食べれば老化を防げる!? - 京大らが新たな抗酸化成分を検出

京都大学は8月6日、セラバリューズ、医薬基盤研究所、同志社大学生命医科学研究科、同志社女子大学薬学部、名古屋大学創薬科学研究科との共同研究により、6種類の果汁及び6種類の野菜から酸化ストレスの抑制に有効な成分を探索した結果、青ジソから新規有効成分「2',3'-dihydroxy-4',6'-dimethoxychalcone」を見出し、細胞において顕著な抗酸化効果が得られることを確認したと発表した。

[16:26 8/7]

コニカミノルタ、チリのアタカマ市にプラネタリウム投映システムを寄贈

コニカミノルタプラネタリウムは8月6日、チリ共和国サンペドロ・デ・アタカマ市に、小型全天周デジタル映像投映システム「メディアグローブIII」を寄贈することを発表した。同社は、5月に開業した東京スカイツリータウンのプラネタリウム「"天空" in 東京スカイツリータウン」の運営も行っている。

[15:53 8/7]

青ジソに老化やメタボの予防成分

青ジソに、老化やメタボリックシンドロームなどの予防に有効な成分が含まれていることが、京都大学大学院薬学研究科の久米利明准教授や農学研究科の入江一浩教授などの共同研究で分かった。この成分は熱帯に生息する植物の葉から見つかっていたが、青ジソのような身近な食品から見つかったのは初めてという。

[15:08 8/7]

毒物センサ「Keap1」は細胞のオートファジー機構により分解 - 東北大など

東北大学大学院医学系研究科、同大学医学系グローバルCOE、東京都福祉保健局、東京都医学総合研究所の4者は、活性酸素種や毒物などのセンサである「Keap1」が、細胞の自食機構「オートファジー」により分解されていることを発見したと発表した。

[14:00 8/7]

【レポート】スパコンでがんに挑む - 先端技術の活用で変わる治療研究の最前線(前編)

「がんの最先端研究とスーパーコンピュータ」と題する講演会が行われた。この講演は文部科学省の新学術領域研究「システムがん」の成果を広報するもので、がん遺伝子をスーパーコンピュータで分析して、がんの仕組みを理解し、がんを抑えるにはどの遺伝子をターゲットにする薬を使えば良いのかという研究の最新状況を伝えるものである。

[14:00 8/7]

JAIST、手で実際に触って変形させるのも自由自在なタンパク質模型を開発

北陸先端科学技術大学院大学は、カラー3D印刷技術を用いることで、シリコーン樹脂製で実際に手にとってその立体構造や表面形状などを確かめられ、さらに変形させて複数を組み合わせるといった、研究・教育用途の「柔らかい」タンパク質分子模型作製技術を新たに開発したと発表した。

[11:45 8/7]

「全ゲノム重複」を経験した生物の遺伝子の消失パターンに偏り - 東北大

東北大学は、アイルランド・トリニティカレッジの協力を得て、過去に「全ゲノム重複」を経験した脊椎動物、酵母、植物の遺伝子消失パターンを調べ、機能的に関連のある遺伝子がゲノム上で近接している場合に遺伝子消失のパターンに偏りが生じることを突き止めたと発表した。

[11:36 8/7]

2012年08月06日(月)

火星探査機キュリオシティが“ぶっつけ本番”の着陸に成功

火星の生命の痕跡を探るために、米航空宇宙局(NASA)が昨年11月打ち上げた大型無人探査機「マース・サイエンス・ラボラトリー(愛称、Curiosity〈キュリオシティ〉」が日本時間6日午後2時半すぎ、火星の赤道付近のクレーターに着陸した。

[20:24 8/6]

アスベストによる発がんに鉄の蓄積が関連

アスベスト(石綿)の吸入で悪性中皮腫が発症する過程で、鉄の異常な蓄積が細胞組織で起きていることを、名古屋大学大学院医学系研究科の豊國伸哉教授と蒋麗(しょう・れい)研究員らの研究グループがラットを使った実験で突き止めた。アスベストに暴露された人への発がん予防法などの開発が期待されるという。研究成果は、英国、アイルランドの病理学会誌「The Journal of Pathology」(オンライン版、3日付)に発表された。

[20:20 8/6]

集団移転のための初の造成工事 岩沼市で始まる

東日本大震災被災地の中でいち早く復興計画をつくり、被災者と市の話し合いが進んでいる宮城県岩沼市で5日、被災地の中で初めてとなる集団移転のための造成工事が始まった。

[14:00 8/6]

名大、アスベストの中皮腫発がん過程では「鉄過剰」が主要病態と解明

名古屋大学は、商業的に使用されたすべてのアスベスト繊維による「中皮腫」発がん過程において、「鉄過剰」が主要な病態になっていることを発見したと発表した。

[13:32 8/6]

2012年08月05日(日)

宇宙空間で見られる鮮やかな「花火」 - NASA画像まとめ

NASAが公開している美麗な宇宙の写真の中から、まるで花火のように見えるものをピックアップして紹介する。

[16:35 8/5]

2012年08月04日(土)

「光シート型ラマン顕微鏡」は蛍光標識不要の分子イメージング装置 - NIBB

基礎生物学研究所は8月2日、シート状に整形したレーザービームを試料に照射し、光の照射面に対して垂直な方向から画像を撮影する方式の「光シート型顕微鏡」と、無染色で分子を可視化できる「ラマン顕微鏡」の原理を組み合わせた「光シート型ラマン顕微鏡」を開発し、生きたメダカ稚魚の「虹色素胞」に含まれる「グアニン分子」のラマンイメージングに成功したと発表した。

[08:00 8/4]

2012年08月03日(金)

全身数万箇所を超高速で計測! - 産総研の3次元形状・運動計測システム

産業技術総合研究所は8月2日、鹿児島大学、広島市立大学の協力を得て、運動・変形する物体表面の形状を高速・高精度・高密度に計測する手法を開発したと発表した。

[19:09 8/3]

NIMS、動物細胞に遺伝子を従来よりも高効率かつ安全に導入できる技術を開発

物質・材料研究機構は8月2日、動物細胞に特定の遺伝子を高効率かつ安全に導入できるナノ構造のシートを開発し、その成果を実証したと発表した。

[18:00 8/3]

"黄金のカノポス"も公開される「ツタンカーメン展」 - 8月4日から開催

東京・上野公園にある上野の森美術館にて、2012年8月4日~12月9日まで行われる展覧会「ツタンカーメン展」のプレス内覧が行われた。

[17:34 8/3]

医薬基盤研究所、マレーシア産カニクイザルの全ゲノムを解読

医薬基盤研究所などの研究チームは、同研究所霊長類医科学研究センターで飼育されているカニクイザルの全ゲノムの解読を行ったことを発表した。

[17:22 8/3]

東大など、強相関物質中で電子が受ける自己エネルギーの実験的決定に成功

東京大学および高エネルギー加速器研究機構(KEK)の研究グループは、電子相関が強い酸化物「SrVO3」において、伝導電子が他の動き回る電子や格子振動から受ける動的なポテンシャル(自己エネルギー)を実験で決定することに成功したと発表した。

[16:40 8/3]

東北大などの薬剤耐性HIV用の新薬候補「EFdA」、米国で本格的な臨床開発に

東北大学は8月2日、ヤマサ醤油、熊本大学、京都大学、横浜薬科大学と共同で進めてきた新規のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症治療薬の研究・開発が、米国Whitehouse Station, N.J.のMerck Co.,Inc.への独占的ライセンスの供与に至り、今後、本格的な臨床開発へ向けた段階と進むことになったことを発表した。

[15:21 8/3]

国立天文台など、超新星爆発はでこぼこの3次元構造を持っていることを解明

国立天文台、広島大学、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の研究者らを中心とする研究グループは8月2日、すばる望遠鏡を用いた観測により、大質量星が一生の最期に起こす超新星爆発が「でこぼこの3次元構造」を持っていることを明らかにしたと発表した。

[14:58 8/3]

動いている物体を高速・精密に計測する技術

動いている物体の表面や衝突の瞬間の物体の変形などをカメラで撮影し、高速・高精度・高密度に計測する技術を、産業技術総合研究所サービスロボティクス研究グループの佐川立昌研究員や鹿児島大学大学院理工学研究科の川崎洋教授、広島市立大学大学院情報科学研究科の古川亮・准教授らの研究チームが開発した。

[13:50 8/3]

2012年08月02日(木)

京大とJST、ALS患者からのiPS細胞を用いてALS用新規治療薬のシーズを発見

京都大学iPS細胞研究所と科学技術振興機構は8月2日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者から樹立したiPS細胞を用いて、ALSのこれまで知られていなかった病態を解明し、ALSに対する新規治療薬シーズが発見されたと発表した。

[16:42 8/2]

ALS患者からiPS細胞、新薬候補を発見

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の井上治久准教授らの研究グループは、全身の筋肉が萎縮し動かなくなる難病「筋萎縮性側硬化症(ALS)」の患者の細胞から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を基に、治療薬の候補となる化合物を見つけ出すことに成功した。iPS細胞が特定疾患の病態モデルとなるもので、難病研究への応用がさらに進みそうだ。研究成果は米科学誌「Science Translational Medicine(サイエンス・トランスレーショナル・メディシン)」(オンライン版)に1日発表された。

[14:14 8/2]

アルマ望遠鏡の山麗施設、バンド4受信機を使った干渉計試験に成功

国立天文台は7月31日(チリ時間)、チリ・アルマ望遠鏡の運用・保守のための施設(山麓施設、Operations Support Facility:OSF)(標高2900m)において、バンド4超伝導受信機による初めての干渉計試験に成功したことを発表した。

[13:30 8/2]

2012年08月01日(水)

硫酸塩エアロゾルが放射性セシウム輸送の担体である可能性を示唆 - 産総研

産業技術総合研究所(産総研)は、福島第一原子力発電所事故後に放射性セシウムを含む大気エアロゾルの粒径分布の測定を行い、大気中で放射性セシウムを輸送しているもの(担体)が硫酸塩エアロゾルである可能性が大きいことを見出したと発表した。

[17:02 8/1]

大学教授が実名で個人ゲノム情報を公開

慶應義塾大学環境情報学部の冨田勝教授(同大学先端生命科学研究所所長)は、自分自身のゲノム(全遺伝情報)を解析し、7月31日から国立遺伝学研究所の「日本DNAデータバンク」(DDBJ)で公開を始めた。日本人が実名で個人(パーソナル)ゲノムを公開するのは初めてという。

[16:56 8/1]

防災対策検討推進会議が『減災』強調する最終報告

中央防災会議「防災対策検討推進会議」(座長・藤村官房長官)は31日、災害対策のあらゆる分野で「減災」の考え方を徹底することを防災政策の基本政策とする最終報告をまとめ、公表した。

[16:52 8/1]

脳内のセロトニンの活動が抑制されると諦めやすくなる - OISTが確認

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は8月1日、日常生活において良い結果を得るために辛抱強く待つことができる人と、諦めやすい人の違いとして、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの活動を抑制すると、予測される報酬を持つことを諦めやすくなることをラットの脳内に直接薬剤を投与することで確認したと発表した。

[16:29 8/1]

東大、爆発的星形成銀河の形成過程が2種類に分かれていることの観測で確認

東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センターを中心とする研究グループは、世界最高地点(標高5,640m)にある天文台、東京大学アタカマ天文台1m望遠鏡(通称miniTAO:ミニタオ)のアタカマ近赤外線カメラ(ANIR:アニール)を用いて、形成途上にある銀河(爆発的星形成銀河)の観測を行い、その形成過程が明確に2種類に分かれることを発見したと発表した。

[16:09 8/1]

京大、直径数μmサイズの磁気円盤においてスピン状態の対称性の破れを発見

京都大学(京大)は、ミクロな磁気円盤におけるスピン状態の対称性の破れを見出したことを発表した。

[14:18 8/1]

長崎大など、歯周病の発症などの遺伝子の一塩基多型と作用機構を解明

長崎大学は、歯周病の発症・増悪に関連するTLR4遺伝子の一塩基多型を発見し、その作用機構を解明したと発表した。

[11:51 8/1]

慶応大の冨田教授、個人の全ゲノム情報を実名で全世界に一般公開

慶應義塾大学は7月31日、同大の環境情報学部教授兼先端生命科学研究所所長である冨田勝氏が、自身の全ゲノム配列を解析し、7月31日より国立遺伝学研究所の日本DNAデータバンクにて、日本人としては初となる実名による個人ゲノムの全世界への公開を始めたことを発表した。

[11:43 8/1]

2012年07月31日(火)

アシモ技術で高齢者の歩行を支援

ホンダ(本田技研工業、本社・東京都港区)と国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は、脚力が弱った人の歩行を助けるために、ホンダが開発した歩行支援器「リズム歩行アシスト」の効果を確かめる実証実験を8月下旬から始める。

[15:25 7/31]

ユニオン昭和、放射性Cs除去用「不溶性フェロシアン化物」の安定固化に成功

昭和電工と米UOPの合弁会社であるユニオン昭和は、東北大学の協力により、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故の際に発生した放射性Cの吸着・除去剤として利用されている「不溶性フェロシアン化物」の安定固化に成功したと発表した。

[09:00 7/31]

北大、抗がん剤耐性を誘導する免疫細胞由来の新規分子を同定

北海道大学(北大)は、強力な免疫活性細胞として知られる樹状細胞ががん組織内において、「TIM-3」というタンパク発現を新たに獲得することを明らかにした。

[08:30 7/31]

東大など、トラフグの性染色体の雌雄差が一塩基のみに起因することを確認

東京大学(東大)などの研究グループは、トラフグの雌雄差を決めているY染色体とX染色体の差は、たった1つのDNA塩基であることを突き止めたと発表した。

[08:00 7/31]

横浜市大など、栄養不良によって生じる腸炎のメカニズムを解明

横浜市立大学(横浜市大)は、主に血圧や電解質の調節を行っているレニン-アンジオテンシン系の一因子であり、これを負に制御しているACE2(Angiotensin Converting Enzyme 2)が、アミノ酸吸収や腸内環境を整える働きをしていることを突き止めたと発表した。

[07:30 7/31]

国立天文台、今年も「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーンを実施

国立天文台は、できるだけ多くの人に夜空を眺める機会を持ってもらうことを目的として、夏に活動する「ペルセウス座流星群」を観察対象に、今年で6年目となる「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーンを実施することを発表した。

[07:00 7/31]

カッシーニがとらえた土星付近の落雷の写真を公開 - NASA

NASAの宇宙探査機「カッシーニ」が、土星付近の雲の中で光る雷の画像をとらえた。

[07:00 7/31]

東工大とアステラス製薬、TSUBAME2.0で寄生原虫治療薬探索の共同研究を開始

東京工業大学(東工大)とアステラス製薬は、東工大のスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」を活用した寄生原虫の治療薬候補の効率的探索を目的とした共同研究契約を締結したことを発表した。

[07:00 7/31]

2012年07月30日(月)

福島原発事故対応で文部科学省が“自己検証”

文部科学省は27日、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故に関する対応について自己検証した「東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取り組みについての検証結果のまとめ」(第二次報告書)を公表した。「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」(SPEEDI、スピーディ)の活用については、「計算結果を(住民)避難などの指示内容の検討に活用するよう、関係機関に踏み込んで助言することまではしていなかった」と反省し、省内外や省内の組織内、組織間のコミュニケーションにも「不十分な面や、円滑でなかった面があった」と認めた。

[21:29 7/30]

チームワークが勝利の鍵に - 第2回 科学の甲子園の開始が決定

科学技術振興機構(JST)は7月30日、科学好きのすそ野を広げること、ならびにトップ層の学力伸長を目的として、日本全国の高校生が学校対抗で科学の知識・技能を競う「第2回 科学の甲子園 全校大会」を2013年3月23日~25日、兵庫県立総合体育館で開催することを発表した。

[19:17 7/30]

富山大、アルツハイマー病で衰えた認知機能を改善させる特効成分を発見

富山大学は、ヤマノイモ、ナガイモ(漢方では生薬の「山薬」として使われている)に豊富に含まれている成分の「ジオスゲニン」に、アルツハイマー病改善作用があることと、その作用機序を明らかにしたと発表した。

[18:43 7/30]

東大、減数分裂期の遺伝的組換えを制御する「調整薬遺伝子因子」を発見

東京大学は、分子生物学的な方法を用いて、「減数分裂」期の複雑な生命反応を連係させて「遺伝的組換え」を首尾よく始める「調整役遺伝子(リエゾン)因子)」を発見したことを発表した。

[17:47 7/30]

NIMS、核酸医薬「CpG ODN」の作用をナノ粒子によって増強させる技術を開発

物質・材料研究機構は、免疫を活性化する核酸医薬「CpGオリゴデオキシヌクレオチド」の作用をナノ粒子によって増強させる技術の開発に成功したと発表した。

[17:41 7/30]

パナソニック、0.2%の効率で有機物を生成する人工光合成システムを開発

パナソニックは7月30日、太陽光を照射する光電極に窒化物半導体を用い、有機物を生成する電極に金属触媒を使用することで太陽エネルギー変換効率0.2%(主生成物:ギ酸)を実現した人工光合成システムを開発したことを発表した。

[12:47 7/30]

2012年07月27日(金)

筑波大など、低強度の運動が脳の「海馬」の神経新生を高める仕組みを解明

筑波大学は、東京大学の協力を得て、異なる強度の運動が記憶や学習を司る海馬の神経新生に与えられる影響について検証し、ストレスを伴わない低強度の運動が海馬の神経新生を高めること、さらにその一因として、精巣(睾丸)とは無関係に海馬で作られる男性ホルモン「アンドロゲン」、とりわけ作用の最も強い「デヒドロテストステロン」が運動で増加し、それが「パラクリン(傍分泌作用)」を通じて海馬神経新生を促進することを明らかにしたと発表した。

[17:43 7/27]

健康長寿者のiPS細胞が疾患のスーパーコントロールに

慶應義塾大学医学部の鈴木則宏教授(神経内科)や広瀬信義専任講師(老年内科)などの研究グループは、健康で105歳以上も長生きした人の細胞からiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製し、神経細胞を作ることに成功した。老化研究だけでなく、アルツハイマー病やパーキンソン病などの発症前診断や予防・治療薬の開発研究などに役立つという。

[14:37 7/27]

九大、ハエは体内のアミノ酸の不足を感知してエサの好み変えることを発見

九州大学は、ショウジョウバエは体内のアミノ酸が不足しているのを感知すると、アミノ酸をより多く摂食するようにエサの好みを変化させることを行動実験によって明らかにしたと発表した。

[14:19 7/27]

慶応大、105歳超の「百寿者iPS細胞」を作製して神経難病との比較が可能に

慶應義塾大学は7月26日、生前重篤な疾患がなく極めて健康な老後を過ごされた百寿者(105歳以上の2例)の他界された後の皮膚細胞から、iPS細胞を作製してパーキンソン病で脱落するドーパミン細胞への誘導に成功し、さらにアルツハイマー病、パーキンソン病由来の細胞では百寿者細胞と比較して病気に関連している「βアミロイド」や「αシヌクレイン」の産生量が2倍近いことを見出し、高齢発症の神経難病では発生の初期から病態異常があることが示されたと発表した。

[14:17 7/27]

理研のSRシステムを活用したパフォーマンス「MIRAGE」の参加・観覧受付開始

理化学研究所は7月25日、グラインダーマンと共に、8月24日から26日までの3日間、同脳科学総合研究センター 適応知性研究チームが開発した「代替現実(Substitutional Reality:SR)システム」を用いた体験型パフォーマンス「MIRAGE」を、日本科学未来館(参加費無料)において開催することを正式発表した。

[14:13 7/27]

2012年07月26日(木)

省エネ対策次第で原発ゼロでも家庭の経済プラスに

科学技術振興機構低炭素社会戦略センター(小宮山宏センター長)は25日、政府が公表したエネルギー・環境に関する3つの選択肢について、それぞれ世帯にどのくらいの経済的負担が生じるかを検討した結果を発表した。

[16:08 7/26]

2012年07月25日(水)

早大など、がん抑制タンパク質複合体「FANCI-FANCD2複合体」の機能を解明

早稲田大学は、京都大学と大阪大学の協力を得て、がん抑制タンパク質複合体「FANCI-FANCD2複合体」の機能を解明することに成功したと発表した。

[17:45 7/25]

東大など、すばる望遠鏡を用いて118.5億光年先のIa型超新星を発見

東京大学、京都産業大学、国立天文台、東京理科大学の研究者からなるグループは7月24日、すばる望遠鏡を用いて、119億光年先に存在する重力レンズクエーサー「B1422+231」の4つに分裂した像の内のAとBの赤外スペクトルを分離して取得することに成功し、その結果として吸収線を検出した118.5億年先に存在するガス雲が「Ia型」超新星の残骸であることを明らかにし、これまでの約93億光年から最遠記録を更新したことを発表した。

[17:14 7/25]

JSTと筑波大、「敗血症」の予防や治療につながる新しい手法の開発に成功

科学技術振興機構と筑波大学は、敗血症の発症に関与する「免疫受容体」を発見し、問題となっている「敗血症」の予防や治療につながる新しい手法の開発に成功したと発表した。

[13:53 7/25]

産総研など、乳酸菌にストレス性の睡眠障害を改善する効果があることを発見

産業技術総合研究所とサッポロビールは、マウスを使っって、乳酸菌にストレス性の睡眠障害を改善する効果があることを発見したと発表した。

[13:49 7/25]

電解還元水の日常的な飲用はがんを抑制できる可能性がある - 九大が確認

九州大学と日本トリムは、「分子状水素」及び「還元性ミネラルナノ粒子」を含む「電解還元水」が悪性のがん細胞であるヒト線維肉腫「HT-1080」細胞内の「過酸化水素」を消去し、同細胞の浸潤を抑制することを発見したと発表した。

[13:45 7/25]

お酒で煮ると超電導に、誘発成分は有機酸

ある種の鉄系化合物をワインや日本酒などの酒の中に入れて加熱すると超電導体に変化する現象を、物質・材料研究機構ナノフロンティア材料グループの高野義彦グループリーダーらが2年前に発見した。その後の研究で、酒に含まれるリンゴ酸やクエン酸、Β(ベータ)-アラニンなどの有機酸が超電導を誘発することが分かった。新しい超電導材の開発につながるのではないかという。

[12:29 7/25]

筑波大、水溶液の放射線量を瞬時に4000分の1に低減できる技術を開発

筑波大学は、プルシアンブルー類似体を用いることで、水溶液中のセシウム(Cs)イオンを高効率で結晶中に捕獲する性質を利用し、放射線量を瞬時に4000分の1に低減させることに成功したと発表した。

[08:30 7/25]

温泉に入ってニンニクを食べれば心臓の老化を防げる!? - 九大らが発見

九州大学は、心筋梗塞後の心不全の発症において、活性酸素が心筋細胞の老化を引き起こす仕組みを明らかにすると同時に、温泉などの臭い分子やニンニクなどの食品の活性成分としても知られている硫化水素が、活性酸素による心筋細胞の老化を抑制する治療効果があることを併せて発表した。

[07:30 7/25]

名大、「再生細胞」の移植でリンパ管を再生してリンパ浮腫の改善を実証

名古屋大学は7月23日、脂肪組織から分離した「再生細胞」を移植すると、リンパ管の再生を誘導しリンパ浮腫を改善させることを証明し、リンパ浮腫組織に移植された再生細胞が産生する成長因子により、リンパ管の再生が促進されていることを明らかにしたと発表した。

[07:00 7/25]

2012年07月24日(火)

福島原発事故『複合災害を想定せず』政府事故調が最終報告書

東京電力福島第一原子力発電所の事故について、政府の事故調査・検証委員会(畑村洋太郎委員長、政府事故調)は23日、「国や大半の地方自治体において原発事故が複合災害という形で発生することを想定していなかったことは、わが国の危機管理態勢の不十分さを示したもの」「東電および原子力安全・保安院のいずれも、安全文化が十分に定着しているとは言い難い」などと指摘する最終報告書を取りまとめ、野田佳彦首相に提出した。

[15:59 7/24]

ハエの性差は遺伝子の転写過程の最初の段階から存在 - OISTなどが確認

沖縄科学技術大学院大学は、独マックス・プランク免疫生物学エピジェネティクス研究所と共に、ショウジョウバエのオスは定説とは異なり、遺伝子の転写過程の開始段階ですでにメスの2倍のDNA転写タンパク質が結合していることを明らかにしたと発表した。

[07:30 7/24]

2012年07月23日(月)

東北大ら、「束縛された量子もつれ」を利用可能状態へ活性化することに成功

東北大学 電気通信研究所は、電気通信大学、広島大学の協力を得て、量子通信/量子計算に必要な「量子もつれ」の1種である「束縛された」量子もつれを、利用可能な形に「活性化」する実験に成功したと発表した。

[17:31 7/23]

JAEAなど、小型化が可能なレーザーによる陽子線の加速で世界最高記録を樹立

日本原子力研究開発機構、若狭湾エネルギー研究センター、神戸大学の3者は、小型化が可能な高出力レーザーを利用した方法では世界最高クラスとなる40MeV以上の「陽子線」の加速に成功したと共同で発表した。

[16:00 7/23]

京大とJST、細胞膜上の「ラフト」領域の構造とシグナル伝達の仕組みを解明

京都大学と科学技術振興機構は7月23日、細胞の働きを制御するために重要な役割を果たすとされる、細胞膜上の「ラフト」領域の構造とシグナル伝達の仕組みを解明したと共同で発表した。

[15:31 7/23]

被災農地の除塩に電磁探査法を活用

東日本大震災で海水が浸水した農地の土壌塩分濃度などの迅速な計測に、地下の環境汚染調査や遺跡調査などに使われている電磁探査法が有効であることが、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)・東北農業研究センターの試験調査によって分かった。GPS(衛星利用測位システム)の位置情報と合わせることで塩害の分布が把握でき、地下土壌への影響範囲も容易に知ることができることから、いまだに広く残されている農地の除塩作業に活用が期待される。

[15:26 7/23]

多様な生物種間関係こそが「自然のバランス」を保つカギ - JSTと龍谷大

科学技術振興機構と龍谷大学は、生態系に多様な生物種間関係が存在することが、「自然のバランス」を保つカギであることを突き止めたと共同で発表した。

[14:10 7/23]

2012年07月21日(土)

慶応大など、天の川銀河中心で巨大ブラックホールの「種」候補を確認

国立天文台と慶應義塾大学は7月20日、いて座の方向、太陽系から約3万光年の距離にある天の川銀河の中心部において、巨大ブラックホールを形成し、そして成長させるための「種」となる中質量ブラックホールの候補が発見されたと発表した。

[09:32 7/21]

NIPS、各種脳細胞を種類別に光で制御できる「KENGE-tetシステム」を確立

生理学研究所(NIPS)は7月20日、マウスの特定の種類の細胞だけに光を感じて反応するタンパク質の「光感受性分子」を、安定かつ多量に遺伝子発現させる遺伝子改変マウスを開発したと発表した。

[08:00 7/21]

2012年07月20日(金)

世界はすべて元素でできている - 特別展「元素のふしぎ」が21日より開催

東京・上野公園にある国立科学博物館は7月20日、2012年7月21日から10月8日にかけて同館にて開催する特別展「元素のふしぎ」のプレス内覧会を実施、展示物などの公開を行った。

[20:56 7/20]

JASRIなど3者、3次元的に頑丈な「多孔性配位高分子」の結晶薄膜を作製

高輝度光科学研究センター、京都大学、物質・材料研究機構の3者は7月19日、3次元的に頑丈な「多孔性配位高分子(PCP)」を特定の方向に配列(配向)させたナノオーダーの膜厚を有する結晶薄膜の作製に成功し、この薄膜が可逆的なガス吸脱着反応の機能を有することを確認したと共同で発表した。

[18:57 7/20]

やはり南極などの氷床融解の原因は人為的な温暖化のせい? - 東大が発表

東京大学 大気海洋研究所は7月19日、現在進行中の南極氷床及びグリーンランド氷床そして山岳氷河の融解が、2万年前の氷期から引き続き起こっている氷床融解現象ではなく、近年に特有の現象、すなわち人為起源の気候変調による極域氷床の変動である可能性を示唆する結果であることを明らかにしたと発表した。

[18:16 7/20]

中央防災会議作業部会が避難、政府業務の継続対策など提言

中央防災会議・防災対策推進検討会議(座長・藤村官房長官)の2つの作業部会が19日、「南海トラフ巨大地震対策について」と「首都直下地震対策について」という中間報告をまとめ、公表した。

[15:51 7/20]

東大、ピロリ菌が産生する「CagAタンパク質」の立体構造の解明に成功

東京大学は7月19日、産業技術総合研究所の協力を得て、X線結晶構造解析と核磁気共鳴法を駆使して、胃がん発祥の危険率を優位に高めるとされるピロリ菌が産生する「CagAタンパク質」の立体構造の解明に成功したと発表した。

[15:50 7/20]

岡山大など、概念上の素粒子「スカーミオン」を安定に作り出すことを提唱

岡山大学と慶應義塾大学は7月19日、陽子や中性子のような「核子」と呼ばれる粒子を理解するために導入された数学的概念であり、未だにその性質に謎が多く、素粒子理論に不可欠な「トポロジカル構造」である素粒子「スカーミオン」の理解に不可欠な構造を、現実に数ナノK程度まで冷却された原子気体において安定に作り出すことを世界で初めて提唱したことを発表した。

[15:46 7/20]

世界最軽量の炭素素材を開発

ドイツのキール大学やハンブルク工科大学のチームは18日、空気密度よりも軽い世界最軽量の炭素素材を開発したことを、ホームページで明らかにした。

[14:27 7/20]

東北大、ジグザグ型カーボンナノチューブの化学合成に成功

東北大学(東北大)は7月18日、ジグザグ型カーボンナノチューブのボトムアップ化学合成に成功したと発表した。

[07:30 7/20]

慶応大、細胞の大敵「活性酸素」でがんを兵糧攻めにする治療戦略を発表

慶應義塾大学は、紫外線や放射線、加齢などによって細胞に蓄積する「活性酸素」の細胞毒性を逆手に取った新たながん治療戦略を見出したと発表した。

[07:30 7/20]

【レポート】「しんかい6500」を超えた!? - 中国の有人潜水船「蛟竜」を読み解く

2012年6月15日、太平洋マリアナ海溝で水深6671mまで潜水し、1989年に「しんかい6500」が達成した6527mの記録を抜いた中国の有人潜水船「蛟竜」。続く24日には水深7015mの潜水に成功し、開発目標としてきた7000mを突破してみせた。この記録達成を、しんかい6500を研究副主幹として開発した高川真一特任教授(東京大学)は、どう見ているのだろうか。同氏に話を聞いた。

[06:00 7/20]

2012年07月19日(木)

産総研、金属錯体分子膜の新しい電子移動機構「飛び石モデル」を提案

産業技術総合研究所(産総研)は7月18日、ルテニウム(Ru)金属錯体の水素結合により形成された自己組織化多層膜が長距離電子移動能を持つことを実験から発見し、新しい電子移動機構「飛び石モデル(Stepping Stone-Model)」を提案すると発表した。今後、エレクトロニクス素子の創製や有機太陽電池への応用が期待される。

[18:50 7/19]

国がん研と理研、肺腺がんのかかり易さに関わる2個の新規遺伝子領域を発見

国立がん研究センターと理化学研究所は、肺腺がん患者6029人とがんに罹患していない人1万3535人を遺伝子多型の比較解析「GWAS(全ゲノム関連解析)」を行い、肺腺がんのかかり易さに関わる2個の新規遺伝子領域を発見したと発表した。

[18:46 7/19]

東大、DNAをきつく折り曲げるのに必要な力を直接計測することに成功

東京大学は、ナノサイズの回転モータ分子と1分子操作技術を組み合わせることで、DNAを回転分子モータの微小な回転軸に巻きつけ、これによりDNAを直径8.5~20nmのループ状に「きつく」曲げるのに必要な力を直接計測することに成功し、その結果、DNA-タンパク質複合体の理論モデルにエネルギーの観点から制限を加えることが可能となったと発表した。

[18:16 7/19]

ニューロンを若返らせる方法が見えてきた - 東大が発表

東京大学は、遺伝子群「HMGA」を発現させることで出生以降の神経幹細胞でもニューロンを産み出すことができるようになる、すなわち神経幹細胞を若返らせることができることを発見し、その若返りは培養皿上だけでなく、生体の脳においても起こり得ることを示したと発表した。

[16:15 7/19]

霊長類の個体間に見られる社会性行動の違いにセロトニンが関係 -理研が解明

理化学研究所(理研)は、小型のサル「コモンマーモセット」を用いて、霊長類の個体間に見られる社会性行動の違いに、神経伝達物質セロトニンが関連していることを明らかにしたと発表した。

[16:12 7/19]

iPS細胞から肝細胞への分化特性の差はドナーの違いが大きな要因 - 京大

京都大学は、従来の手法を改良し、血液や皮膚などさまざまな体細胞から3つの方法で樹立した28種のヒトiPS細胞を肝細胞へと分化させることに成功し、それらの細胞を比較したところ、ヒトiPS細胞から肝細胞への分化特性の差は由来細胞の種類ではなくドナー(細胞提供者)の違いに起因するところが大きいことが明らかになったと発表した。

[15:49 7/19]

てんかんは幼少時の高熱による熱性けいれんに起因していた - 東大が解明

東京大学(東大)は、幼若時に熱性けいれんを生じたラットが成長後にてんかんを発症することを見出し、さらに、その原因が「未熟な海馬に発作が生じると神経回路の発達が障害され、この異常が成人まで残る」ことであると突き止めたほか、実際に薬を使って海馬の発達障害を防ぐことで、てんかんを予防することができることを確認したと発表した。

[15:45 7/19]

東大など、マイクロ流体デバイスを用いてナノファイバの隊列制御に成功

科学技術振興機構(JST)と東京大学(東大)は、液体の流れを精度よくコントロールし、ナノスケールの繊維状材料(ナノファイバ)の隊列(並ぶ方向)を制御する方法を開発したことを発表した。

[15:14 7/19]

理研、東アジア人集団における腎臓機能の個人差の原因を解明

理化学研究所(理研)は、東アジア人集団を対象としたゲノムワイド関連解析を行い、腎臓機能の個人差に関わる12個の新規遺伝子を同定したことを発表した。

[14:37 7/19]

東大、高等哺乳動物の視覚神経回路に発現する遺伝子の特定に成功

東京大学(東大)の研究グループは、視覚神経系の中で色や形の認識に必須なP細胞に選択的に発現する遺伝子の特定に成功したと発表した。

[13:58 7/19]

赤ちゃんマウスで神経幹細胞が復活

胎児期にしか作られないとされていた脳内の神経細胞を、出生後のマウスで作り出すことに、東京大学分子細胞生物学研究所の後藤由季子教授や岸雄介助教らのグループが成功した。

[13:19 7/19]

酒で煮れば超伝導ができる!? - NIMSと慶応大が原因物質と機構を解明

物質・材料研究機構(NIMS)は、慶應義塾大学(慶応大) 先端生命科学研究所との共同研究により、酒中に含まれる超伝導誘発物質を同定し、そのメカニズムを解明したことを発表した。

[07:00 7/19]

2012年07月18日(水)

ザクロ果汁に糖尿病予防効果の可能性

ザクロの果汁成分に、生活習慣に起因する糖尿病(2型糖尿病)の発症に関わる悪玉ホルモンの分泌を抑える効果のあることを、近畿大学農学部の河村幸雄教授と森山達哉准教授の研究グループがマウスを使った実験で突き止めた。

[18:43 7/18]

ポーラ美術館、美術品の虫害を約60%低減 - "殺虫"しないシステムを構築

ポーラ美術館は、建物のフロアマップを虫の発生箇所で色分けする「むしココ!マップ」を作成するなどして虫害管理を徹底した結果、文化財害虫の侵入を館全体で約60%低減することに成功した。

[18:05 7/18]

2012年07月17日(火)

太陽光・風力の導入可能量、中小水力・地熱より大

環境省は13日、太陽光、風力など再生可能エネルギーの国内導入可能量についての試算結果を公表した。

[19:22 7/17]

新型の原発作業ロボット『ローズマリー』投入へ

千葉工業大学・未来ロボット技術研究センターは、放射線量の高い東京電力福島第一原子力発電所の原子炉建屋内で、人に代わって調査活動する新型の原子力災害支援ロボット「ローズマリー」2台を公開した。早ければ8月中に投入される予定だ。

[19:20 7/17]

アジレント、分子生物学的分析用としてFISHプローブを発表

アジレント・テクノロジーは7月17日、分子生物学的分析用途向けに、迅速に鮮明な画像データが得られる次世代蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)プローブ「Agilent SureFISH」を発表した。

[18:33 7/17]

2012年07月13日(金)

阪大、トキソプラズマを破壊する宿主防御因子GBPを発見

大阪大学(阪大)は、インターフェロンにより誘導されるタンパク質であるGBP(p65 GTO分解酵素)が寄生虫「トキソプラズマ」を破壊することでトキソプラズマ症の発病を抑制している宿主防御因子であることを明らかにした。

[17:58 7/13]

日米独の太陽エネルギー研究機関が連携

産業技術総合研究所「太陽光発電工学研究センター」(近藤道雄センター長)は11日、米国の「国立再生可能エネルギー研究所」(ダン・アルビズ所長)、ドイツの「フラウンホーファー研究機構・太陽エネルギーシステム研究所」(アイケ・ウェーバー所長)と研究協力覚書に調印したことを発表した。3機関が連携強化を図り、太陽光発電の急速かつ世界的な低価格化と普及に対応するための研究をいっそう進めていくという。

[17:56 7/13]

星出宇宙飛行士の乗るソユーズ宇宙船打ち上げをライブ中継 - JAXA

JAXAは日本時間15日の星出宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船の打上げや、国際宇宙ステーション(ISS)へドッキング後にハッチを開けて星出宇宙飛行士ら搭乗クルーがISSへ入室する様子、入室後の交信イベントの模様などをWebサイトやパブリックビューイングでライブ中継を行う。

[17:35 7/13]

異性を刺激するにはフェロモン分子の片側半分で十分だった -大阪市大が解明

大阪市立大学(大阪市大) 理学研究科の下田親名誉教授(特任教授)らの研究グループは、酵母菌の異性を刺激する性フェロモンの遺伝子を大規模に改変し、異性を刺激するためにはフェロモン分子の半分の構造がカギをにぎっていることを発見したと発表した。

[17:25 7/13]

理研、難治性の骨疾患である「短体幹症」の原因遺伝子を発見

理化学研究所(理研)は、脊椎の異常により体幹の短縮を起こす1型短体幹症の原因遺伝子がPAPSS2遺伝子であることを発見したと発表した。

[16:52 7/13]

東北大、アールテック・ウエノとウノプロストン向けDDSの共同研究を開始

東北大学は、同大大学院医学系研究科附属創生応用医学研究センターの阿部俊明教授(細胞治療分野)らの研究チームが発明した持続性ドラッグデリバリシステム(DDS)のデバイスを利用して、アールテック・ウエノの化合物であるイソプロピルウノプロストン(ウノプロストン)のDDSを開発することを目的に、両者にて共同研究を開始することを発表した。

[15:18 7/13]

2012年07月12日(木)

アカトンボが赤いのは還元型色素のため

アカトンボが赤いのは、もっている色素が酸化型から還元型に変わったためであることが、産業技術総合研究所・生物共生進化機構研究グループの二橋亮研究員と深津武馬・研究グループ長らの研究で分かった。

[18:08 7/12]

東大、量産利用可能な環境に優しい触媒を開発 -抗がん剤の中間体合成を実施

東京大学(東大)は、独自開発による手法を用いることで高分子に固定化することで無害化に成功した環境に優しい「オスミウム触媒(PI Os)」を開発し、抗がん剤の中間体合成を行ったことを発表した。

[16:20 7/12]

横浜市大、低濃度の抗がん剤で細胞死を誘発できるSUEL型レクチンを発見

横浜市立大学(横浜市大)は、SUELレクチンドメインを有す魚卵レクチンが、悪性リンパ腫の一種であるバーキットリンパ腫の細胞膜に存在するグロボトリオース糖鎖と結合すると、がん細胞が抗がん剤を排出させる時に働く多剤耐性トランスポーターMRP1の遺伝子発現が抑制され、通常の1/10の低濃度の抗がん剤で細胞死が起きることを見出したと発表した。

[16:12 7/12]

【レポート】本当に現実か虚構か区別がつかなかった! - 理研のSRシステムを体験してみた

6月21日に理化学研究所(理研)が発表した、バーチャルリアリティ(VR)系の技術「代替現実(Substitutional Reality:SR)システム」を取材してみたので、その模様をお届けする。

[08:00 7/12]

2012年07月11日(水)

メラニン色素の「微小管順行性輸送」を制御する分子を東北大が発見

東北大学は、メラニン色素が微小管に沿って細胞の縁の部分へと輸送される「微小管順行性輸送」を制御する分子を同定したと発表した。

[17:54 7/11]

九大、西表島の魚・絶滅危惧種「キバラヨシノボリ」が平行進化の好例と確認

九州大学は7月10日、現地調査、遺伝子解析及び形態解析により、沖縄県・西表島に生息するハゼ科の淡水魚で絶滅が危惧されている「キバラヨシノボリ」は、回遊魚の「クロヨシノボリ」が徐々に風化や浸食作用などによって河川に滝ができて隔離・「陸封」された結果、それぞれ遺伝的には独立に進化しながらも形態は同一という、「平行進化」の好例であることを明らかにしたと発表した。

[17:43 7/11]

「ザクロ」の果汁は2型糖尿病の改善に持ってこい! - 近畿大が発見

近畿大学は、ザクロ果汁に含まれる食品成分である「エラグ酸」が、糖尿病の発症要因となる病態「インスリン抵抗性」の原因分子の1つである「レジスチン」の分泌を抑制する働きを持ち、同時に善玉分子の分泌には影響しないという利点を持つことを突き止めたと発表した。

[16:01 7/11]

東大など、脳内麻薬「2-AG」の分解酵素「MGL」がどこにあるのかを確認

東京大学は7月10日、新潟大学、北海道大学と協力して、脳内マリファナ類似物質の「2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)」の分解酵素である「モノアシルグリセロールリパーゼ(MGL)」が、小脳の「プルキンエ細胞」にある4種類のシナプスの内、「平行線維」と呼ばれる神経突起のシナプス終末と、周辺の「グリア細胞」にのみ存在することを確認したと発表した。

[14:13 7/11]

“触感”伝える遠隔操作ロボット開発

遠隔地にいる自分の分身(アバター)ロボットが手指でつかんだり、触ったりした物体の細やかな触感を操縦者が確かめながら、より高い臨場感をもって操作できる遠隔ロボットシステムを、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の舘暲(たち・すすむ)特任教授らの研究グループが開発した。絹布の“サラサラ感”やデニムの“ゴワゴワ感”などの触感もロボットを通して得られることから、手元の感覚に頼る必要のある精密作業や、直接見なくても触れただけで状況の判断などができる。遠隔医療や遠隔介護、災害現場などの人間が近づけない極限環境下での作業に応用が期待されるという。

[14:02 7/11]

3大都市圏の児童生徒は情報技術にうとい?

3大都市圏、東京、大阪、名古屋の小中高校ほど情報化対応が遅れている実態が、10日文部科学省が公表した「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」(速報値)であらためて明らかになった。

[13:59 7/11]

東北大など、がん細胞の悪性化をもたらす代謝制御メカニズムを究明

東北大学大学院医学系研究科、東北大医学系グローバルCOE、東京大学先端科学技術研究センター、国立がん研究センターは7月10日、がん細胞の悪性化をもたらす代謝制御メカニズムとして、正常細胞中で酸化ストレス応答を担う転写因子(制御タンパク質)の「Nrf2」が、がん細胞の中では糖やアミノ酸の代謝を変化させることにより、がん細胞の増殖を促進することを突き止めたと共同で発表した。

[13:17 7/11]

2012年07月10日(火)

沖縄・久米島で海洋温度差発電の実証試験

水温の高い表層海水と冷たい深層海水の温度差を利用する「海洋温度差発電」の実証試験が今年度中に、沖縄県久米島町で始まることになった。同県が進める「平成24年度海洋深層水の利用高度化に向けた発電利用実証事業」を受託した「IHIプラント建設株式会社」(本社・東京都江東区)と「株式会社ゼネシス」(本社・東京都中央区)、「横河電機株式会社」(本社・東京都武蔵野市)の3社が9日、発表した。

[19:23 7/10]

産総研ら、「X線自由電子レーザー」の光強度の絶対値を測定する技術を開発

産業技術総合研究所、理化学研究所、高輝度光科学研究センター、ドイツ物理技術研究所、ドイツ電子シンクロトロンの5者は、「X線自由電子レーザー」の「平均パルスエネルギー」の絶対値を測定する技術を開発し、さらにオンラインビームモニターを校正することで、実験中のXFELのパルスエネルギーを正確に測定することが可能となったことを共同で発表した。

[18:02 7/10]

変換効率40%超の太陽電池もできる? -京大、熱輻射スペクトルを狭帯域化

京都大学(京大)は、熱輻射スペクトルの制御による熱エネルギーの有効利用を実証することに成功したと発表した。

[17:54 7/10]

九大など、生体内でタンパク質が活性変化する様子を可視化することに成功

九州大学は、東京大学との共同研究により、生体内の神経細胞におけるタンパク質の活性変化を可視化することに成功したと発表した。

[17:13 7/10]

アカトンボが赤いのは色素の酸化還元反応によるもの - 産総研が解明

産業技術総合研究所(産総研)は7月10月、アカトンボはオモクロームという色素の酸化還元反応によって、体色が黄色から赤色に変化することを解明したことを発表した。

[16:44 7/10]

生物研など、昆虫カビ「緑きょう病菌」から「脱皮ホルモン分解酵素を」発見

農業生物資源研究所、筑波大学、名古屋大学の3者は7月9日、昆虫に病気を引き起こすカビ「緑きょう病菌」から、昆虫の脱皮や変態を制御する「脱皮ホルモン」を分解する酵素「E22O」を発見したと発表した。

[15:00 7/10]

多摩六都科学館、最先端の「ハイブリッド・プラネタリウム」を導入

五藤光学研究所は東京都西東京市の多摩六都科学館に最先端のプラネタリウムシステム「ケイロンII・ハイブリッド」を納入・設置したことを発表した。プラネタリウムは7月7日から一般公開されている。

[09:37 7/10]

2012年07月09日(月)

宇宙では長寿になる?

宇宙での滞在は老化が遅れ、長生きできる可能性のあることが、東京都健康長寿医療センター研究所や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究チームによる線虫を使った実験で分かった。

[18:51 7/9]

生物研ら、害虫防除に有効な「Bt毒素」の抵抗性に関わる遺伝子を発見

農業生物資源研究所、佐賀大学、米ロードアイランド大学の3者は、昆虫に病気を引き起こす昆虫病原細菌の1種である「Bacillus thuringiensis」が作る殺虫性タンパク質「Bt毒素」に抵抗性を持つ原因遺伝子の1つを突き止め、毒素抵抗性のカイコでは、膜タンパク質「ABCトランスポーター」の遺伝子の変異により、Bt毒素感受性が低下して抵抗性になることが判明したと発表した。

[18:22 7/9]

JAMSTEC、水深3450mの海底コア資料を回収可能なシステムを開発して実証

海洋研究開発機構は、海底下の圧力を保持した状態でコア試料を採取するために、従来の「保圧コア採取システム」を地球深部探査船「ちきゅう」用に改良した「ハイブリッド保圧コアシステム」を開発し、2012年6月26日から28日まで実施した実海域における動作試験に成功したと発表した。

[18:19 7/9]

産総研や九大など、貴金属の単原子元素分析に光明

産業技術総合研究所は7月9日、九州大学と日本電子との共同研究により、最新鋭の「収差補正型透過電子顕微鏡」を用いて単原子からの「特性X線」を検出することに成功したと発表した。

[18:14 7/9]

脳の視覚の形状情報抽出機能は成長の臨界期がある - 理研ら、マウスで解明

理化学研究所と電気通信大学は、マウス用に新たに開発した特定の方向しか見ることができない「シリンダーレンズメガネ」を用いて、形を知覚するための脳の情報抽出機能の成長変化を計測し、「臨界期」を明らかにし、同時に臨界期を過ぎた大人のマウスでも視覚機能が発達する可能性が残っていることも発見したと共同で発表した。

[18:09 7/9]

2012年07月07日(土)

宇宙に表れる"花火"や"白鳥"を眺める - NASA画像まとめ

NASAが「Image of the Day」で取り上げた写真の中から、印象的な形を作り上げている現象を紹介する。

[10:20 7/7]

2012年07月06日(金)

横浜市立大など、非アルコール性脂肪肝炎の起きるメカニズムを解明

横浜市立大学は7月4日、大阪大学歯学部、順天堂大学医学部との共同研究により、肥満による肝臓の病気である「脂肪肝」から「脂肪肝炎(非アルコール性脂肪肝炎)」の発症原因として、通常健常人では肝炎を起こさないごく微量の腸内細菌毒素に過敏に反応して慢性肝炎を発症することを発見し、その原因が肥満により脂肪組織から多量に分泌されるホルモンである「レプチン」によるものという、これまでに知られていなかった新しい病気のメカニズムを解明したと発表した。

[17:45 7/6]

国立天文台など、VERA電波望遠鏡などを用いて「3C84」銀河の電波変動を観測

国立天文台は7月5日、天文広域精測望遠鏡「VERA」、超長基線電波干渉計「VLBA」(米国)、メッツァホビ電波天文台(フィンランド)の共同観測によって、電波(活動)銀河「3C84」の電波での変動の様子が明らかになったと発表した。

[17:42 7/6]

遺伝研、DNAダメージ「DNA鎖間架橋」の修復に関連する複合タンパク質を発見

国立遺伝学研究所は、抗がん剤「シスプラチン」や「マイトマイシンC」により引き起こされる、DNA2本鎖間の架橋を、DNAの切断と組換えを使って修復するのに、「Mcm8」及び「Mcm9」というタンパク質の複合体が関与することを初めて見出したと発表した。

[17:32 7/6]

「福島原発事故は人災」国会事故調が最終報告書

東京電力福島第一原子力発電所の事故を検証する国会の事故調査委員会(黒川清委員長)は5日、最終報告書を決定し、衆参両院議長に提出した。その中で今回の事故は「自然災害」ではなく、規制当局や東電の安全対策の「意図的な先送り」が招いた「人災である」と断定した。

[16:48 7/6]

2012年07月05日(木)

新しい素粒子『ヒッグス粒子』か

欧州合同原子核研究機構(CERN)は4日、物質に質量を与えたとされる仮説上の素粒子「ヒッグス粒子」とみられる新しい素粒子を発見したと、発表した。2つの国際チームによる探索実験の結果、質量125-126GeV(ギガ電子ボルト)付近に、新素粒子が99.9999%以上の確率で存在することが分かった。年内にさらに実験を繰り返し、発見を確定させるという。

[18:07 7/5]

2012年07月04日(水)

ATLAS実験とCMS実験、ヒッグス粒子とみられる新粒子の観測に成功

CERN(欧州原子核研究機構)は7月4日、ATLAS実験およびCMS実験が行ってきたヒッグス粒子の探索に関する最新の暫定結果として、両実験ともに質量125-126GeV/c2付近に新粒子を観測したことを発表した。

[21:25 7/4]

名大、幹細胞を移植することなしに培養上清を用いて骨の再生にマウスで成功

名古屋大学(名大)は、幹細胞を移植することなく、その培養上清を用いて骨再生を行うことに成功したと発表した。

[18:37 7/4]

京大など、圧電体中で電気分極の方向が回転する様子を観察することに成功

京都大学、東京工業大学、大阪府立大学の3者は7月3日、圧電体の中で、電気分極の方向が回転する様子を観察することに成功したと共同で発表した。

[18:31 7/4]

東工大、「H-」を活用して「鉄系超伝導体」の新たな超伝導発現領域を発見

東京工業大学は、水素マイナスイオン(水素化物イオン)を用いることで、「鉄系超伝導体」に従来の3倍以上の電子を注入することに成功し、新たな超伝導を発現する領域を発見したと発表した。

[18:08 7/4]

北大、ダーウィン以来のなぜ働き蜂は自分で子を産まないのかという謎を解明

北海道大学は7月4日、社会を作るメスと単独で巣作りするメスが共存する「シオカワコハナバチ」で調べたところ、複数のメス(働き蜂)が協力すると幼虫の生存率が上昇し、働き蜂たちは自分の母親(女王蜂)を経由して、単独のメスよりも多く、自分のものに近い間接的な遺伝子を弟や妹蜂を経由して残せる確率が高いことが確認され、結果として協力の大きな利益により各個体が得をするので、社会が維持されることが明らかになったと発表した。

[16:03 7/4]

千葉大ら、液性因子「TGF-β」がアレルギー性炎症を抑える分子機構を解明

千葉大学は、かずさDNA研究所との共同研究により、免疫抑制作用を持つ液性因子「TGF-β」が、アレルギー性炎症の発症を抑える分子機構を解明したと発表した。

[15:28 7/4]

GPSとスマートフォン結び視覚障がい者支援システム

GPS(衛星利用測位システム)とスマートフォンを組み合わせ、視覚障がい者が目的地へ間違いなく到達できる支援システムを、情報通信研究機構と富士通が開発した。5、6日に横浜市のパシフィコ横浜で開催される「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2012」で、デモ展示を行う。

[15:00 7/4]

日本列島の地震リアルタイムで分かる防災サイト

独立行政法人・防災科学技術研究所(岡田義光理事長、防災科研)は、全国で運用している3種類の地震観測網で捉えた地震情報がリアルタイムで分かるインターネット上のサイト「防災地震Webを2日から開設している。観測情報は常に自動更新されているので、いつでも日本列島の地震の「今」の情報を確認できるという。

[15:00 7/4]

2012年07月03日(火)

スパコン『京』が9月から本格共用

理化学研究所は、富士通と共同開発を進めていたスーパーコンピュータ「京(けい)」の最終的な動作確認試験を終了して完成し、9月末から企業や大学などの共用を開始すると発表した。

[17:29 7/3]

生物研、「幼若ホルモン」が幼虫からサナギへの変態を抑制する仕組みを解明

農業生物資源研究所は、カイコの培養細胞を用いて、「幼若ホルモン」が変態を抑える作用を持つ遺伝子「Kr-h1」を働かせる仕組みを明らかにしたと発表した。

[16:21 7/3]

カゴメ、運動前と途中のトマトジュースの摂取が疲労を低減することを実証

カゴメの運営するカゴメ総合研究所は7月2日、鈴鹿医療科学大学薬学部の佐藤英介教授との共同研究により、動物試験において運動前、または中間でのトマトジュースの摂取が、運動後の疲労の度合いの指標の増加を抑制することを明らかにしたと発表した。

[08:00 7/3]

2012年07月02日(月)

日本財団大震災復興支援基金に昨年度45億円の寄付

日本財団は、同財団の東日本大震災復興支援プロジェクトに昨年度1年間で45億6,524万円の寄付が寄せられた、と発表した。 同財団の「ROADプロジェクト」は、財団職員、ボランティアによる泥出し作業やメーカーから提供を受けた浄水プラントの設置・運営といった震災直後の支援活動や、被災者の心のケアを行ったボランティア団体への活動資金支援、避難所の被災住民とNPO(民間非営利団体)、自治体との連絡役を担うボランティアの派遣など、被災地での復旧、復興支援活動を続けている。

[19:45 7/2]

昼の分まで夜間に冷やす自販機開発

清涼飲料の最大手「日本コカ・コーラ」(本社・東京都渋谷区)は、「富士電機リテイルシステムズ」(本社・三重県四日市市)との共同で、電力供給に比較的余裕のある夜間に冷却し、日中は冷却せずに済む自動販売機を開発した。2日から、猛暑で知られる埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市の周辺に計12台を設置し、約2カ月間のフィールドテストを行う。

[19:43 7/2]

NICTなど、UWB測位システム+スマホの視覚障がい者歩行支援システムを開発

情報通信研究機構と富士通の両者は7月2日、「UWB測位システム」とスマートフォンを組み合わせた「視覚障がい者歩行支援システム」の技術を開発したと共同で発表した。

[18:48 7/2]

水循環変動観測衛星「しずく」、軌道制御に成功 -「A-Train軌道」の先頭に

宇宙航空研究開発機構は7月2日、日本時間2012年5月18日1時39分に種子島宇宙センターから打ち上げられた第一期水循環変動観測衛星「しずく(GCOM-W1)」が、6月29日に実施した軌道制御の結果、NASAが主導する「A-Train軌道」衛星群の所定の位置に投入されたことを確認したと発表した。

[18:35 7/2]

東大、運動学習では少しずつ記憶を忘れる方が運動制御に最適と理論的に証明

東京大学は、運動を学習する場合、記憶を「少しずつ忘れる」ことは、むしろ、運動制御の指令を最適化する効果があることを理論的に証明し、同時に、個々の記憶素子において軽微な忘却が起こることを仮定してニューラルネットワークモデルを構築すると、霊長類の一次運動野神経細胞で観察されるのとほぼ同じ神経活動パターンを再現できることを明らかにしたと発表した。

[16:02 7/2]

2012年06月29日(金)

エーザイ、肥満症治療薬「BELVIQ」についてFDAより承認を取得

エーザイは、アリーナ・ファーマシューティカルズ・インクが、肥満症治療薬「BELVIQ」(一般名lorcaserin hydrochloride)について、FDA(米国食品医薬品局)より承認を取得したと発表した。

[16:00 6/29]

NIED、地震情報をリアルタイム配信する「防災地震Web」を7月2日にオープン

防災科学技術研究所は、同研究所が整備・運用している地震観測網が、日々とらえているリアルタイムの地震情報を配信する新たな閲覧無料のWebサイト「防災地震Web」を2012年7月2日から公開すると発表した。

[15:28 6/29]

より小型で高精度なエックス線治療システムの試作機完成

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や北海道大学、国立がん研究センター東病院、日立製作所などの研究チームは、体内でのがんの位置を正確に把握し、ピンポイントでエックス線の照射が可能な高精度エックス線治療システムの試作機を完成させた、と発表した。

[15:28 6/29]

NIPS、「盲視」現象は実験室の特定条件だけでなく日常生活でも起きると実証

生理学研究所は6月29日、脳の視覚野に障害を持ったサルの盲視現象は、実験室での特定の条件のもとで起こるだけではなく、日常生活シーンの中でも、起きていることを証明したと発表した。

[15:24 6/29]

【コラム】大塚実の月刊宇宙開発 第2回 JAXA、国際宇宙ステーションから放出する超小型衛星5機をプレス公開 -後編

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月25日、筑波宇宙センターにて、H-IIBロケット3号機に搭載される超小型衛星5機をプレス向けに公開した。これらの5機は宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)3号機の与圧部に格納され、7月21日に打ち上げられる予定。後編となる今回は、3機の超小型衛星の概要などを見ていこう。

[07:00 6/29]

2012年06月28日(木)

星出宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船の打ち上げ日が決定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月28日、6月27日(米国時間)米国ヒューストンにて開催された「飛行準備審査会(FRR)」の結果、第32/33次長期滞在クルーとして国際宇宙ステーション(ISS)に赴く星出彰彦宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(31S/TMA-05M)の打ち上げ日が決定されたことを発表した。

[17:47 6/28]

岡山大、「間葉系幹細胞」の全身移植が自己免疫疾患に効果があると確認

岡山大学は、「間葉系幹細胞」の全身移植が「強皮症」のような難治性自己免疫疾患を劇的に治癒させ得ること、さらにはその治療メカニズムの一端を解明したと発表した

[17:20 6/28]

神戸市が地場産業と協力下水処理場でバイオガス生産

酒造会社や食品製造会社から提供された残り物などを下水処理場の汚泥に混ぜてバイオガスを生産、新たに3,000世帯の需要を満たす量の都市ガスとして7月から提供する、と神戸市が発表した。

[17:19 6/28]

名大、老化マウスのiPS細胞が若年マウスと同等の能力を持つことを実証

名古屋大学(名大)は6月28日、老化マウスから作製されたiPS細胞から、血管となる「血管前駆細胞」への分化誘導に成功し、その血管前駆細胞は若年マウスから作製されたiPS細胞由来の血管前駆細胞とほぼ同等の血管再生効果を有することを突き止めたと発表した。

[16:59 6/28]

狙うは超新星の「ショックブレイクアウト現象」 - 木曽観測所の新計画始動

東京大学大学院 理学系研究科附属 天文学教育研究センター 木曽観測所を中心とする研究グループは6月28日、同観測所が新しく開発した超広視野CCDカメラ「Kiso Wide Field Camera」を用いた大規模な超新星探査プロジェクト「KIso Supernova Survey」を2012年4月より開始し、早くも超新星爆発の発見に成功し、国際天文学連合により「SN2012cm」と命名されたことを発表した。

[15:17 6/28]

【コラム】大塚実の月刊宇宙開発 第1回 JAXA、国際宇宙ステーションから放出する超小型衛星5機をプレス公開 -前編

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月25日、筑波宇宙センターにて、H-IIBロケット3号機に搭載される超小型衛星5機をプレス向けに公開した。これらの5機は宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)3号機の与圧部に格納され、7月21日に打ち上げられる予定。

[14:00 6/28]

2012年06月27日(水)

JAEAなど、カザフスタンで原子力発電の「小型高温ガス炉」関連で受賞

日本原子力研究開発機構は、基本仕様及び系統構成、ならびに炉心核熱流動設計など、原子力発電の「小型高温ガス炉システム」の炉心の高度化に関する成果を、カザフスタン共和国アルマティ市で開催された「原子力の平和利用の課題に関する若手科学者・専門家国際会議」において、東芝、富士電機、川崎重工業、原子燃料工業、清水建設、丸紅ユティリティ・サービスの6者と共著で発表した。

[19:43 6/27]

JSTなど、プラスチック用の環境対応型難燃剤の量産も含めた開発に成功

科学技術振興機構は,産業技術総合研究所と片山化学工業の協力により、独創的シーズ展開事業「委託開発」の開発課題「環境対応型難燃化処理剤の製造」の開発結果をこのほど成功と認定し、プラスチック用のビニルリン系難燃剤とその量産化技術を開発したことを発表した。

[18:45 6/27]

半導体レーザー『3原色』が出そろう

住友電気工業(住友電工)とソニーは、発振波長が530ナノメートル帯(1ナノは10億分の1)、光出力100ミリワット以上という純粋な緑色の光を高出力で発する半導体レーザーを、世界で初めて開発した。光の3原色(赤・青・緑)のレーザー光源がそろうことになり、スマートフォンにも内蔵できる超小型レーザープロジェクターなどへの実用化が見込まれるという。

[18:22 6/27]

東北大、初のホールを注入した「T'型銅酸化物」超伝導物質を発見

東北大学は6月26日、初のホールを注入した「T'型銅酸化物」超伝導物質の「La1.8-xEu0.2SrxCuO4」を発見したと発表した。

[18:20 6/27]

理研、T-box転写調節因子「Tbr2」が正確な臭覚情報に重要と究明

理化学研究所は6月27日、組織の発生や分化に重要な役割を担うT-box転写調節因子「Tbr2」が、嗅覚情報の興奮-抑制バランスを調節する機能を持ち、正確な嗅覚情報の伝達に重要な役割を果たしていることを、マウスを用いた実験で突き止めたと発表した。

[14:35 6/27]

産総研、陽電子などの寿命を利用する機能性薄膜用アナライザを開発

産業技術総合研究所は6月26日、実際の環境のように制御した大気圧雰囲気中の「機能性薄膜」の原子・分子レベルの欠陥や空孔、細孔などのすき間を陽電子・ポジトロニウムの寿命法で評価する「環境制御陽電子プローブマイクロアナライザ」を開発したと発表した。

[13:27 6/27]

北大など、微小ながんの治療を可能とする高精度X線治療器を開発

北海道大学およびアキュセラ、国立がん研究センター東病院、京都大学、日立製作所の共同研究グループは6月26日、従来品より小型かつ高精度なX線治療システムの試作システムを開発したことを発表した。

[11:18 6/27]

東大、細菌を1細胞ずつに「薬剤排出活性」を高感度に検出する手法を開発

東京大学は6月25日、大阪大学との共同研究で、細菌を1細胞ずつ隔離してその「薬剤排出活性」を1細胞ごとに高感度で迅速に検出する手法を開発したと発表した。

[09:30 6/27]

東大、植物で子葉が子葉になるためには2つの遺伝子が必須と解明

東京大学は6月26日、シロイヌナズナを用いた解析により、子葉が子葉になるためには、2つの遺伝子の働きが必須であること、これらの機能が失われると、子葉が形成されるべき場所から、代わりに根が形成されてしまうということを明らかにしたと発表した。

[08:30 6/27]

東大、新しい「巨大共鳴状態」を鉛とジルコニウムの原子核で発見

東京大学と理化学研究所は6月26日、新しい「巨大共鳴状態」を鉛核とジルコニウム核で発見したと共同で発表した。

[07:30 6/27]

2012年06月26日(火)

4,700万年前の交尾中のカメ

ドイツやスイスの研究チームが、4,700万年前には火山のカルデラ湖だったドイツ南部の地層から、交尾をしたままのカメ(スッポンモドキ科)の化石を発見した。英科学誌「Biology Letters」(オンライン版、20日付)に発表したもので、交尾した脊椎動物の化石が見つかったのは世界でも初めてという。

[18:16 6/26]

京大など、特定の神経回路だけを除去できる「遺伝子導入法」の開発に成功

京都大学は6月26日、生理学研究所、福島県立医科大学との共同研究により、サルで特定の神経回路だけを除去できる「遺伝子導入法」の開発に成功したと発表した。

[17:39 6/26]

理研、獲得免疫応答の始動には「CD205陽性通常型樹状細胞」が必要と解明

理化学研究所は6月26日、生体内に侵入した細菌やウイルスなどを排除する「獲得免疫応答」が始動するためには、免疫細胞の1種である「CD205陽性通常型樹状細胞」が必要であることを明らかにしたと発表した。

[16:09 6/26]

2012年06月25日(月)

東北大、血管機能が複数の臓器・組織のネットワークで調節されていると解明

東北大学は、血管機能が複数の臓器・組織が連携してネットワークとして調節されていることを解明したと発表した。

[20:21 6/25]

JAEA、核融合炉の燃料生産に必要な「ベリライド」の量産化技術の開発に成功

日本原子力研究開発機構は、欧州と進める幅広いアプローチ活動において、核融合炉の燃料を効率よく生産するために必要な材料として高温で安定なベリリウム金属間化合物「ベリライド」を量産化できる新たな合成技術を確立し、これを用いて核融合炉で使用可能なベリライドの微小球を製造することに成功したと発表した。

[19:54 6/25]

東大、「自閉症スペクトラム障害」における脳の特定領域の活動不全を発見

東京大学 医学部付属病院は、「自閉症スペクトラム障害」の当事者では、他者が自分に対して友好的か敵対的かを判断する際に、顔や声の表情よりも言葉の内容を重視する傾向があること、また、その際には「内側前頭前野」と呼ばれる脳の場所の活動が有意に弱いことを示したと発表した。

[18:48 6/25]

京大とJST、ナノ~マイクロ領域の「多孔性構造体」用デザイン手法を開発

京都大学と科学技術振興機構は6月25日、ナノとマクロの間の「メゾスコピック領域」において、さまざまな「多孔性構造体」をデザインするまったく新しい手法の開発に成功したと発表した。

[17:40 6/25]

東大、電子顕微鏡で原子レベルの電場観察に成功

東京大学(東大)は6月25日、新たに考案した検出器を用いて、電子顕微鏡で原子レベルの電場を観察することに成功したと発表した。

[17:17 6/25]

毛はただの物理的バリアではない - 慶応大、毛嚢の免疫に関する機能を発見

慶應義塾大学は6月25日、国内外での共同研究により、毛は外的刺激に反応して「樹状細胞」を皮膚に呼び寄せ、「毛嚢(もうのう)」の部位による異なる「ケモカイン」を発現し、樹状細胞の表皮内への進入を巧妙に制御していることを発見したと発表した。

[17:12 6/25]

日本光電、てんかん脳波検査向け電極接続箱を発売

日本光電は6月25日、てんかん脳波検査向けに同社の脳波計EEG-1200シリーズ」のオプションとなる電極接続箱「JE-120A」を発表した。

[16:01 6/25]

ベーリング海の植物プランクトンに大きな変化

北太平洋と北極海をつなぐベーリング海の東部陸棚域で、豊かな水産資源の基となる植物プランクトンの種類が、1970年代後半から別な種類へと大きく変化していることが、海洋研究開発機構・地球環境変動領域の原田尚美チームリーダーと岡山大学、九州大学などの共同研究で分かった。地球温暖化により海洋環境が変化したとみられ、その影響が海域の低次生態系の優占種を変化させるまでに及んでいることが初めて示された。

[15:13 6/25]

大隅良典・東京工業大学特任教授ら3人に京都賞

稲盛財団は22日、今年の京都賞を大隅良典・東京工業大学特任教授ら3人に贈ると発表した。

[15:13 6/25]

もう一つの“現実”を体験する装置

理化学研究所は21日、コンピューターで仮想現実を体験する「バーチャルリアリティー」に用いられてきた技術を使い、あらかじめ用意された「過去」の世界を「現実」と差し替えて、過去と現実の区別無く体験させる実験装置「代替現実システム(Substitutional Reality System=SRシステム)」を開発したと発表した。

[15:13 6/25]

2012年06月22日(金)

京大など、超伝導状態が絶対零度で示す新しい臨界現象を発見

京都大学は6月22日、米エイムス研究所、米アイオワ州立大学、米イリノイ大学、英ブリストル大学、青山学院大学との共同研究により、超伝導状態が絶対零度で示す新しい臨界現象を発見したと発表した。

[18:02 6/22]

京大、個体発生過程における交感神経と副腎の形成機構を解明

京都大学は6月22日、モデル動物であるニワトリ胚の遺伝子操作を用いて、個体発生過程における交感神経と副腎の形成機構を解明したと発表した。

[17:26 6/22]

京大やJAEAなど、高温超伝導の電子状態の異常性の一端を解明

京都大学、高輝度光科学研究センター、日本原子力研究開発機構の3者は6月21日、高温超伝導の舞台となる電子状態の異常性の一端を明らかにしたと共同で発表した。

[16:19 6/22]

遂に現実と虚構の区別がつかない体験装置が登場 - 理研の「SRシステム」

理化学研究所は6月21日、バーチャルリアリティ(VR)に用いられてきた技術を応用し、あらかじめ用意された「過去」の世界を「現実」と差し替え、被験者に過去を現実と区別なく体験させる実験装置「代替現実システム(SRシステム)」を開発したと発表した。

[15:39 6/22]

名大、原因不明の「遺伝性血栓症」の新たな血栓性素因を発見

名古屋大学は、これまで原因が不明であった「遺伝性血栓症」において、通常では血液が固まらず出血し易くなる凝固因子の異常が、逆に血液が固まり易くなり血栓症の原因となる、新しい血栓性素因を発見したと発表した。

[13:13 6/22]

原子力委が核燃料サイクルで3つの選択肢

原子力委員会は21日、核燃料サイクル政策のありかたについて、使用済み核燃料を「全量再処理せず処分」「再処理とそのまま処分の併存」「全量再処理」の3つを選択肢として示した。

[12:21 6/22]

社会的に隔離された養育環境は幼児の脳回路形成に悪影響 - 横浜市大が実証

横浜市立大学は、「養育放棄」においてしばしば見られる社会的に隔離された養育環境(母親やほかの子どもから引き離されて1人になってしまっている養育環境)が、脳回路形成に及ぼす分子細胞メカニズムをげっ歯類を用いた実験で解明したと発表した。

[07:00 6/22]

2012年06月21日(木)

ヒトはシミュレーションと行動観察を統合することで他者を理解する - 理研

理化学研究所は、情報通信研究機構・脳情報通信融合研究センターと国立精神・神経医療研究センターとの共同研究により、fMRI実験で計測された脳活動を意思決定の脳計算モデルで解析することで、ヒトの脳が「他人の心のシミュレーションによる学習」と「他人の行動観察による学習」を統合して、他人の価値観を学ぶことを科学的に解明したと発表した。

[18:15 6/21]

宇宙に初めて差した光、 スピッツァー望遠鏡が過去最高の精度で検出 - NASA

スピッツァー望遠鏡は、宇宙で最初に存在した物体から発せられたほのかな光を過去最高の精度で検出した。

[17:35 6/21]

津波に根本的な原因帰す 東電が原発事故報告書

東京電力は21日、福島第一原子力発電所の事故について「津波に対する備えが不十分だったことが根本的な原因」とする調査報告書を公表した。

[17:02 6/21]

JSTと東北大、五感の内で最も謎が多い「嗅覚」の新たな仕組みを解明

科学技術振興機構と東北大学は6月21日、脳の「嗅覚皮質」において、神経細胞の電気信号を解読し、嗅いだ匂いの違いがすばやく判別されるメカニズムを解明したと発表した。

[16:22 6/21]

視覚野の神経細胞はどの神経幹細胞から生まれたかで機能が変化 - JSTと九大

科学技術振興機構と九州大学は6月21日、大脳皮質で視覚に直接関係のある視覚野の神経細胞の機能が、どの神経幹細胞から生まれたかによる影響を受けることをマウスの実験で発見したと発表した。

[15:38 6/21]

NY大、「FoxG1」遺伝子がヒトの大脳の回路形成に重要であることを解明

ニューヨーク大学は、進行形の精神疾患であり、知能や言語、運動能力の発育に遅れが見られる「異形レット症候群」の原因と考えられている遺伝子「FoxG1」が、大脳の回路形成に大きな役割を持つことを明らかにし、この難病の治療法の可能性に新たな道を示したと発表した。

[15:32 6/21]

南極最大の大気レーダー本格観測を開始

東京大学と国立極地研究所など国内11の大学と8つの研究機関が参画して南極に建設を進めている「南極昭和基地大型大気レーダー計画(PANSY)」について、プロジェクトリーダーの東京大学大学院理学系研究科の佐藤薫教授らはこのほど、システム全体の4分の1の調整を終えて本格的な観測活動を開始し、事実上、“南極最大”の大型大気レーダーとなったことを公表した。今年11月に出発予定の第54次南極地域観測隊が、アンテナ約1,000本の全数を使用したレーダーシステムをフル稼働させるという。

[13:52 6/21]

カネカ、乳酸菌「R037」に血中中性脂肪の低減効果があることをヒトで実証

カネカは6月19日、同社が保有する乳酸菌「Pediococcus acidilactici R037株」に、血中中性脂肪の低減効果があることを、動物実験及びヒト試験にて確認したと発表した。

[10:00 6/21]

東京理科大ら、電子+陽電子の「ポジトロニウム」をビームにすることに成功

東京理科大学技術交流センターと高エネルギー加速器研究機構の両者は6月20日、電子1個と陽電子1個が束縛し合っている「ポジトロニウム」を、エネルギーのそろったビームとして超高真空中で生成することに成功したと共同で発表した。

[09:30 6/21]

理研、目的のタンパク質だけを可視化できる蛍光イメージング技術を開発

理化学研究所は6月20日、目的とするタンパク質の内で特定の糖鎖構造を持つものだけを検出し可視化できる蛍光イメージング技術を開発したと発表した。

[09:00 6/21]

東北大など、バイオ分子の分布変化を即時に画像化する「バイオLSI」を開発

東北大学は6月19日、日本航空電子工業、トッパン・テクニカル・デザインセンターとの共同研究により、バイオ分子の分布が変化する様子を、応答電流の変化からリアルタイムに画像化できるセンサシステム「バイオLSI」の開発に成功したと発表した。

[08:30 6/21]

NAROなど、豚用「完全合成ガラス化保存液キット」で体外受精の出産に成功

農業・食品産業技術総合研究機構と機能性ペプチド研究所の2者は、血清などの生体材料を含まない「完全合成ガラス化保存液キット」を作製し、これを用いて液体窒素中で超低温保存した豚体外受精胚を借り腹の雌豚に移植し、受胎・出産に成功したと共同で発表した。

[07:30 6/21]

2012年06月20日(水)

科学者・技術者への信頼低下 科学技術白書が指摘

「2012年版科学技術白書」が19日、閣議決定された。東日本大震災を機に、科学者、技術者に対する日本国民の信頼感が急激に低下したことがあらためて指摘されている。

[15:00 6/20]

昭和基地に設置された南極最大の大気レーダー「PANSY」が本格観測を開始

東京大学、国立極地研究所、京都大学の3者は6月18日、南極昭和基地に設置された大型大気レーダー「PANSY」が、2012年5月はじめにオーストラリアDavis基地の中型大気レーダーの性能を超え、南極最大の大型大気レーダーとしての本格観測を開始したことを発表した。

[09:00 6/20]

NIMSなど、超高圧合成により新型の超巨大磁気抵抗効果を示す物質を発見

物質・材料研究機構と福井大学は6月18日、超高圧合成により新しいタイプの超巨大磁気抵抗効果を示す新物質「NaCr2O4」が見出されたと発表した。

[09:00 6/20]

NECなど、複雑な形状に対応可能で製造工程も簡易な「熱電変換素子」を開発

NECと東北大学は6月18日、身の回りにある熱から発電する「熱電変換素子」において、「スピンゼーベック効果」を用いて、発熱部分にコーティングすることで利用できる新しい素子を開発したと発表した。

[08:30 6/20]

気候変動でベーリング海の植物プランクトンの優占種交代の可能性 -JAMSTEC

海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、近年のベーリング海東部陸棚域における「円石藻」のブルーム(大増殖)の発生について、過去70年にわたる海底堆積物を分析・解析した結果、1970年代後半を境にその発生が顕著になっていること、さらにその要因は、温暖化の影響による可能性が高いことを明らかにしたと発表した。

[08:00 6/20]

2012年06月19日(火)

新しい遺伝子導入法で脊髄の“間接回路”の役割解明

ヒトなどの霊長類が手指を器用に動かせるのは、大脳からの指令が筋肉に直接送られる神経回路のほかに、脊髄にあるもう1つ別の“間接回路”によることを、自然科学研究機構・生理学研究所や福島県立医科大学、京都大学の共同研究チームが開発した遺伝子導入法によって発見した。脊髄損傷患者の機能回復にも役立つ可能性があるという。17日付けの英科学誌「ネイチャー」(オンライン版)に発表した。

[15:03 6/19]

理研など、腸管内の免疫に重要な「M細胞」の分化に必須の転写因子を解明

理化学研究所は6月18日、腸管粘膜に分布し、腸管内の抗原を取り込んで免疫応答を発動する「M細胞」の分化に、という転写因子「Spi-B」が必須であることが見出されたと発表した。

[07:30 6/19]

生理研など、新開発の「二重遺伝子導入法」で「間接経路」神経の役割を解明

生理学研究所、福島県立医大、京都大学の3者は6月18日、新しい2種類のウイルスベクターを用いることで、特定の神経回路選択的に遺伝子を導入する「二重遺伝子導入法」を新たに開発したと共同で発表した。

[07:00 6/19]

2012年06月18日(月)

NIMSなど、従来は困難だったチタン合金の皮膜化を可能にする溶射技術を開発

物質・材料研究機構、鹿児島大学、プラズマ技研工業の3者は共同で、NIMSオリジナルのコーティングプロセスであるウォームスプレー法を改良し、燃焼圧力を従来の4倍に高圧化することによって基材に投射する溶射粒子の速度を1000m/sにまで高め、従来は良質な皮膜の形成が困難だったチタン合金の皮膜化を可能にしたと発表した。

[18:47 6/18]

IMS、お椀型の炭素化合物の一部を窒素に置換したアザバッキーボールを合成

分子科学研究所は、お椀の形をした炭化水素分子「バッキーボール」を形作る炭素原子の一部を窒素原子で置き換えた「アザバッキーボール」の合成に成功したと発表した。

[18:43 6/18]

北極海にいた“世界一のろい魚”

北極圏の冷たい海に生息する「ニシオンデンザメ」が“世界一のろい魚”であることを、日本の国立極地研究所やノルウェー極地研究所、カナダのウィンザー大学の研究チームが国際的な海洋科学誌「Journal of Experimental Marine Biology and Ecology」(オンライン版)に発表した。

[14:44 6/18]

2012年06月15日(金)

富士フイルム、「リコピン」を70nmまで安定的にナノ化させることに成功

富士フイルムは、トマトなどに含まれ、高い抗酸化能を持つ健康成分として知られる「リコピン」を、結晶化しやすい性質を制御し、独自の技術で世界最小クラスの70nmまで安定的にナノ化した「ナノリコピン」の開発に成功し、同時に複数の成分を組み合わせて複合的に安定性を保つ独自技術も開発したと発表した。

[18:17 6/15]

カルピス、発芽したC-3012株による腸内でのビフィズス菌を増加作用を確認

カルピス 発酵応用研究所は6月15日、同社が保有する微生物である「バチルス・サブチルスC-3102株」が経口摂取後に生きて腸まで到達すること、その一部が発芽することで強いビフィズス菌増加作用を示すことを、オランダ応用科学研究機構(TNO)と協力して、ヒト胃腸管モデルを用いた実験にて確認したことを発表した。

[18:11 6/15]

NIMSなど、フラストレート磁性体で構造相転移に付随する新物理現象を発見

物質・材料研究機構(NIMS)の研究員などで構成される研究チームは、フラストレート磁性体において、構造相転移に付随して現れる新しい物理現象「軌道スイッチング」を発見したことを発表した。

[17:27 6/15]

理論的限界を超えた省電力トランジスタ開発

パソコンなどで使われる半導体集積回路(IC)の消費電力を現在の10分の1以下に低減できる新型トランジスタを、科学技術振興機構(JST)の冨岡克広・専任研究者や北海道大学大学院情報科学研究科の福井孝志教授らが開発した。従来のトランジスタのスイッチング特性を、江崎玲於奈氏(1973年ノーベル物理学賞受賞)が半導体において発見した「トンネル効果」現象を利用することで飛躍的に高めたもので、デジタル家電の待機電力やスマートフォンなどのモバイル機器の電池消費を大幅に減らすことが期待できるという。

[16:51 6/15]

量子コンピュータの実現に向け、量子情報誤り訂正技術を開発 - 京大など

京都大学(京大) 大関真之 情報学研究科助教らは、カナダ、スイス、アメリカ、スペインの各研究機関と構成した国際的共同研究チームにより、量子コンピュータの実現に必要不可欠な誤り訂正技術について、これまで考えられていた性能限界を超える符号形式を開発したと発表した。

[16:44 6/15]

早大など、微生物の概日時計が遺伝子発現リズムに伝える分子機構を解明

千葉大学、東京工業大学、名古屋大学、早稲田大学の4者は6月15日に共同で、光合成微生物である「シアノバクテリア」を用いて、「概日時計」が生み出す時間情報を24時間周期で変動する遺伝子発現リズムに伝える分子機構の詳細を解明したと発表した。

[15:25 6/15]

京大、細胞分化の仕組みを解明して新たな概念「細胞分化速度制御」を提示

京都大学は、幹細胞の分化タイミングを制御する新しい分子機構を明らかにし、シグナルとエピゲノム制御の新しい連関と、それによる「細胞分化速度制御」という新しい概念を示したと発表した。

[15:14 6/15]

生物研など、「免疫不全ブタ」開発で臓器再生などに用いるヒト化ブタに進展

農業生物資源研究所、プライムテック、理化学研究所の3者は、遺伝子組換え技術と体細胞クローン技術の利用により、免疫に関与する遺伝子「IL2rg」を欠損した「免疫不全ブタ」の開発に成功したと発表した。

[12:56 6/15]

2012年06月14日(木)

「EBウイルス」のDNA量が「NK細胞リンパ腫」の治療指針に有効 - 名大など

名古屋大学(名大)は、同大を含めた日本の研究者が中心となって組織された「NK腫瘍研究会」が、血液中の「EBウイルス」のDNA量が「NK細胞リンパ腫」に対する抗がん剤治療後の治療効果や有害事象の発生予測に有効であることを明らかにしたと発表した。

[17:54 6/14]

理研ら、ヒトES細胞から網膜組織「眼杯」の試験管内での立体形成に成功

理化学研究所と住友化学は6月14日、眼組織の原基である胎児型の網膜組織「眼杯」を、ヒトES細胞から試験管内で立体形成させることに成功し、同時に網膜組織の多層構造の立体再構築を実現し、これを冷凍保存する技術も開発したことを発表した。

[14:13 6/14]

ヒトES細胞で立体網膜を作製

ヒトの受精卵の一部から作製したさまざまな体細胞に分化する能力をもつ胚性幹細胞(ES細胞)を使って、眼球のもととなる立体的な網膜組織を作ることに、理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と住友化学・生物環境科学研究所などの研究チームが世界で初めて成功した。視力が失われる難病「網膜色素変性症」などの治療法の開発につながるものと期待される。

[13:11 6/14]

JAXA、「はやぶさ」サンプルの国際研究公募の選定結果を発表

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの試料向けに実施した「第1回 国際AO」に関する選定結果を発表した。

[10:45 6/14]

θ13の値が前回よりも大きいものに - 東工大のダブルショー実験の最新報告

6月3日から9日まで京都で開催された「第25回ニュートリノ・宇宙物理国際会議」において、東京工業大学 理工学研究科・基礎物理学専攻の石塚正基助教により、ニュートリノ振動に関する国際的な実験である「ダブルショー実験」の最新成果が報告された。

[09:51 6/14]

2012年06月13日(水)

京大ら、神経細胞が自ら樹状突起の形と向きを決めていくメカニズムを解明

科学技術振興機構と京都大学は6月13日、マウスの大脳皮質において、神経細胞が自身の周辺の「道しるべ」を感知して自らの樹状突起の形と向きを決定していくメカニズムを解明したと発表した。

[16:38 6/13]

JSTや東大など、「不気味の谷」は人間-ロボット間特有のものではないと確認

科学技術振興機構と東京大学、京都大学、理化学研究所の4者は6月13日に共同で、赤ちゃんの「感情の発達」と「母親を認識する能力」の関係を研究し、母親と他人を半分ずつモーフィング技術で合成した「半分お母さん」の顔の画像を見ようとしない「不気味の谷」現象が発見されたと発表した。

[16:13 6/13]

【コラム】今村勇輔の知りたい! みんなの宇宙開発 第4回 「はやぶさ」の地球帰還から2年 - それぞれの2010年6月13日

小惑星探査機「はやぶさ」の劇的な帰還から2年経ちました。はやぶさが託したカプセルからは小惑星「イトカワ」の微粒子が無事見つかり、はやぶさを扱った劇場用映画が3本も作られました。みなさんは2年前のあの日、はやぶさが大気圏に再突入して燃え尽きた22時51分をどのように迎えたでしょうか。今回は、あの日取材した相模原の宇宙科学研究所(ISAS)の様子をお伝えしたいと思います。

[16:10 6/13]

赤ちゃんが示す『不気味の谷』現象を発見

顔の50%がお母さん、50%が他人の女性という合成映像に対して、赤ちゃんは生後9カ月ごろから嫌悪するような「不気味の谷」現象が現れることが、東京大学大学院総合文化研究科の岡ノ谷一夫教授や理化学研究所の松田佳尚研究員、京都大学大学院教育学研究科の明和政子准教授らが発見した。赤ちゃんの認知能力は、「好き」といったポジティブ感情だけでなく「不気味」や「嫌悪」といったネガティブ感情によっても支えられていることが分かったという。13日付けの英国王立協会科学誌「Biology Letters」(オンライン版)に発表した。

[12:33 6/13]

JAEAとJAXA、小型無人航空機による放射線モニタリングシステムを共同研究

日本原子力研究開発機構と宇宙航空研究開発機構は6月12日、2012年6月より小型無人航空機を利用した放射線モニタリングシステムについて共同研究をすることに合意したことを発表した。

[12:00 6/13]

2012年06月12日(火)

京大ら、アルマ望遠鏡で124億光年彼方の「サブミリ波銀河」の成分を観測

京都大学と英ケンブリッジ大学を中心とする国際研究チームは6月12日、アルマ望遠鏡を用いて124億光年彼方の「サブミリ波銀河」を観測し、この銀河に含まれる窒素が放射する電波を検出することに成功したと発表した。

[17:29 6/12]

京大、異常原子価鉄イオンが示す機能特性原理を解明

京都大学は6月11日、異常原子価鉄イオンを含む酸化物が、特異な機能特性を示すメカニズムを解明したと発表した。

[16:11 6/12]

2012年のノーベル賞の賞金は従来比20%減の800万SEKに - ノーベル財団が発表

ノーベル賞を主催しているノーベル財団は2012年6月11日(現地時間)、ノーベル賞を今後も長期的に確実に主催していくことを目的に、2012年の賞金を20%減らし、従来の1000万SEKから800万SEKとすることを発表した。

[15:43 6/12]

ヒトのがん細胞だけを死滅させる特効薬の開発に大きなヒント - 愛知がん研

愛知県がんセンター研究所は6月11日、新たに発見したタンパク質「トリコプレイン」の機能を抑えると、ヒトを含む哺乳類細胞ではアンテナ状の突起物「一次線毛」が形成され、細胞増殖を積極的に停止させることを発見したと発表した。

[15:09 6/12]

アトピー性皮膚炎の仕組みと原因タンパク質を特定

アトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくなどを長引かせ悪化させる仕組みと、その原因となるタンパク質を、佐賀大学医学部の出原賢治教授や九州大学、岐阜薬科大学などのチームが特定した。

[15:03 6/12]

名大、OPERA実験にて2例目の「タウニュートリノ」反応を検出したことを報告

名古屋大学は、国内では同大学が中心となって6大学が参加している国際プロジェクト「OPERA」実験において、2010年5月の最初の検出に続き、累計約4000例のニュートリノ反応の中から2例目の「タウニュートリノ」反応を検出したと発表した。

[07:00 6/12]

2012年06月11日(月)

富士フイルム、細胞集合体に生体組織と結合した血管を形成させることに成功

富士フイルムは6月11日、再生医療に必要な細胞生育・増殖のための「足場」(=細胞外マトリックス)として再生医療用に新開発したヒトコラーゲン型タンパク質「リコンビナントペプチド」を用いて厚さ1mmを超える細胞集合体を作り、その細胞集合体を移植して、生体組織と結合した血管を細胞集合体に形成させることに成功したと発表した。

[18:36 6/11]

FIRST外村プロジェクトは長我部・中心研究者代行で継続へ

最先端研究開発支援推進会議は、先月2日に亡くなった外村彰・日立製作所フェローが中心研究者を務めていた世界最先端研究開発支援プログラム(FIRST)の「原子分解能・ホログラフィー電子顕微鏡の開発とその応用」(外村プロジェクト)について、長我部信行・日立中央研究所所長が中心研究者代行としてプロジェクトを継続、推進していくことを決めた。

[17:53 6/11]

カブリIPMU、南部理論を拡張して同理論の適用例外をなくすことに成功

東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構は、南部理論を拡張して、温度や密度のある初期宇宙や身の回りの現象にはそのままでは適用できないという、南部理論の「例外」をすべて統一的に扱える理論を提案し、50年来の懸案を解明したと発表した。

[17:01 6/11]

1種だけの日本メダカ、実は2種存在する

これまで1種だけとされていた日本の野生メダカに、もう1つ別の種が存在することが、近畿大学大学院の院生、朝井俊亘(としのぶ)さん(博士課程3年)による3年がかりの調査で明らかとなった。

[16:43 6/11]

産総研と味の素、ポリアミノ酸からフレキシブル圧力センサアレイを開発

産業技術総合研究所(産総研)は、味の素と共同で圧電性を示すポリアミノ酸材料を開発し、これをインク化して、リーク電流を抑える素子構造に適用、フレキシブル基板上に印刷法でセンサアレイを作製することに成功したと発表した。

[16:31 6/11]

【レポート】「船舶」から次世代移動体へ - 生まれ変わった「しんかい6500」

「外観がここまで変わるのは初めて」という、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の有人潜水調査船「しんかい6500」の改造が完了した。油圧で旋回する大型プロペラ主体の推進システムから、6台の固定スラスタ構成で前後上下左右に自由かつクイックに移動できるようになったことが、最大の変更点だ。

[13:02 6/11]

未来館、「「科学で体験するマンガ展」~時を超える夢のヒーロー~」を開催

日本科学未来館(未来館)は、7月7日(土)から10月15日(月)までの予定で、企画展「「科学で体験するマンガ展」~時を超える夢のヒーロー~」を開催することを発表した。

[11:08 6/11]

2012年06月08日(金)

ヤクルト、宇宙プロジェクト「YAKULT SPACE DISCOVERY」を始動

ヤクルトは6月8日、将来の宇宙時代における人類の健康に寄与することを目的に、国際宇宙ステーション(ISS)での研究活動に着手すること、ならびに宇宙時代を担う子供たちに向けて、生命科学への興味関心を高めるための新たな社会活動「ヤクルト宇宙プロジェクト"YAKULT SPACE DISCOVERY"」を推進していくことを発表した。

[18:09 6/8]

放射線を通さない“タングステン紙”を開発

X線やガンマ線などの放射線に対して、鉛と同等以上の遮蔽(しゃへい)能力をもつ金属タングステンを混ぜ込んだ紙を、凸版印刷(本社、東京都千代田区)が開発した。鉛のように環境への悪影響がなく、加工もしやすいため、放射線に汚染された廃棄物の遮蔽や除染作業での防護服、放射線検査室の内装材などへの利用を見込んでいる。

[15:35 6/8]

名大、常温・常圧下でベンゼンからフェノールを1段階で合成する手法を確立

名古屋大学は6月8日、常温・常圧下でベンゼン(C6H6)から「フェノール」を1段階で合成する新しい電気化学手法を確立したと発表した。

[15:04 6/8]

東北大、ショウジョウバエの雌雄で脳が異なる形に発達する仕組みを解明

東北大学は、ショウジョウバエの脳内において一部の神経細胞が雌雄で異なる形をしている理由が、雄は染色体が読み取りづらく、雌は逆に読み取り易い結果、神経細胞が異なる形に作られることを明らかにしたと発表した。

[12:45 6/8]

2012年06月07日(木)

慶応大など、乳がん細胞の肺への転移を促進する分子機構を解明

慶應義塾大学と科学技術振興機構は6月7日、東京大学、順天堂大学との共同研究により、「がん幹細胞表面マーカー」である接着分子「CD44」が、がん細胞の酸化ストレス抵抗性を高めることによって、乳がん細胞の肺転移を促進する分子機構について解明したと発表した。

[15:31 6/7]

悪性乳がんの転移をPETで診断するための新手法

医療で用いられている「陽電子放射断層撮影法」(PET)では、ごく微量の放射性同位体を組み込んだ薬剤(プローブ)を体内に注射し、体外に出てくる放射線を測定して薬剤分子の体内分布を画像化する。理化学研究所の分子イメージング科学研究センターと国立がん研究センターの共同チームは、悪性の乳がんの治療薬そのものに放射性同位体を組み込んだプローブを開発し、14人の患者の病巣や、骨や脳への転移などを撮影・診断することに成功した。

[14:04 6/7]

凸版印刷、加工が容易な放射線遮蔽機能紙のサンプル出荷を6月中旬より開始

凸版印刷は6月7日、京都大学との共同研究により、紙にタングステンを高密度で充填した放射線を遮蔽する機能を持った「タングステン機能紙」を開発することに成功し、6月中旬よりサンプル出荷を開始することを発表した。

[13:42 6/7]

NIMSら、骨の再生を促進する「複合多孔質足場材料」の開発に成功

物質・材料研究機構、理化学研究所、国立成育医療研究センターの3者は6月6日に共同で、骨の再生を促進する「複合多孔質足場材料」の開発に成功したと発表した。

[10:05 6/7]

生物研など、ダイズの開花時期を変化させられる「E1遺伝子」の同定に成功

農業生物資源研究所は6月6日、中国科学院、北海道大学、佐賀大学、かずさDNA研究所と共同で、ダイズの開花時期を20日程度も変化させる効果の大きな「E1遺伝子」を明らかにしたと発表した。

[10:04 6/7]

2012年06月06日(水)

北大など、植物がウイルスに対向して新たに発達させた免疫機構を発見

北海道大学は6月5日、ウイルスは、植物の主要な免疫機構の1つであるRNA分解機構「RNAサイレンシング」を抑制する病原タンパク質「RNAi抑制タンパク質」を発現して感染する仕組みだが、タバコにはRNAi抑制タンパク質に対する迎撃機構も存在することを明らかにしたと発表した。

[16:41 6/6]

次は105年後、国立天文台が金星太陽面通過の画像などを公開

国立天文台は6月6日、同日午前中に観測された金星の太陽面通過の画像を公開した。

[16:39 6/6]

理研、乳がん患者向けの治療効果や転移の有無の非侵襲的な診断手法を開発

理化学研究所と国立がん研究センターは6月6日、乳がん患者に投与した抗がん剤の体内での動きをPET検査で調べ、治療の効果や転移の有無について従来とは異なる体を傷つけずに診断する手法を開発したと発表した。

[15:18 6/6]

JSTなど、「微生物燃料電池」実現のカギとなる「電気共生」の関係を発見

科学技術振興機構は6月5日、東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻 橋本研究室、および東京薬科大学 生命科学部 生命エネルギー工学研究室との共同研究により、微生物が導電性金属粒子を通して細胞間に電気を流し、共生的エネルギー代謝を行うことを発見したと発表した。

[15:09 6/6]

卑弥呼の墓?の3Dレーザー計測地図

邪馬台国の女王、卑弥呼(ひみこ)の墓との説もある奈良県桜井市の「箸墓(はしはか)古墳」について、同県立橿原考古学研究所は上空からの3次元(3D)航空レーザー計測による詳細な赤色立体地図を作成し、公表した。

[14:47 6/6]

理研、血液幹細胞から「B細胞」への分化には転写因子「Runx1」が必須と解明

理化学研究所は6月4日、免疫反応に不可欠な「B細胞」が血液幹細胞から分化する時、転写因子「Runx1」が必須であることを発見し、「B細胞分化プログラム」の発動メカニズムを分子レベルで解明したと発表した。

[07:00 6/6]

2012年06月05日(火)

放医研、放射線防護効果を迅速・簡便などでスクリーニングできる手法を確立

放射線医学総合研究所は6月4日、高線量の放射線をラットの「胸腺細胞」に当てると細胞死が誘導されて細胞サイズが縮小する現象を利用して、放射線防護効果を迅速・簡便・低コストでスクリーニングできるアッセイ法を確立したと発表した。

[18:52 6/5]

すばるとケックの両望遠鏡が協力して最遠方銀河「SXDF-NB1006-2」を発見

国立天文台は6月4日、すばる望遠鏡及びアメリカのケック望遠鏡を用いた観測により、これまでで最大の赤方偏移7.215という数値を持ち、地球から最も遠い129.1億光年先(=ビッグバンから7.5億年後)にある銀河「SXDF-NB1006-2」が発見されたと発表した。

[18:46 6/5]

天の川銀河とアンドロメダ銀河が衝突、予測画像と動画を公開- NASA

NASAは、天の川銀河とアンドロメダ銀河の衝突が起こり、天の川銀河が属している太陽系に影響を及ぼすと発表した。

[18:39 6/5]

西暦775年に宇宙環境の大変動が起きていた

日本の奈良時代にあたる西暦775年ごろに、大気中の放射性炭素14の濃度が急激に増加したことが、名古屋大学の太陽地球環境研究所の増田公明准教授、年代測定総合研究センターの中村俊夫教授らによる屋久杉の年輪を用いた同位体測定で分かった。炭素14の急増量は通常の太陽活動による変動よりも20倍も大きく、過去3,000年間で最大規模の宇宙線の地球飛来があったと考えられるが、775年に対応する天文現象は歴史記録には見つかっておらず、原因は特定されていない。

[15:01 6/5]

未知の超新星? 太陽活動の異常? - 名大、8世紀の炭素14の急激な増加を確認

名古屋大学は、屋久杉年輪を用いた同位体測定から、8世紀に「大気中放射性炭素」の濃度に急激な増加があったことが発見されたと発表した。

[08:30 6/5]

京大など、長年の謎だったウラン化合物「URu2Si2」の「隠れた秩序」を究明

京都大学は6月4日、固体物理学における長年の未解決問題であるウラン化合物「URu2Si2」の「隠れた秩序」状態が、どのようにして発現するのか、その発現機構を理論的に解明したと発表した。

[08:00 6/5]

東大、イネの抗菌性化合物「サクラネチン」の生合成を担う遺伝子を発見

東京大学生物生産工学研究センターは6月4日、イネの主要な抗菌性化合物「サクラネチン」の生合成を担う鍵酵素遺伝子「OsNOMT」を発見したと発表した。

[07:30 6/5]

名大、「球脊髄性筋萎縮症」の治療に「マイクロRNA」が有効と実証

名古屋大学は、自治医科大学神経内科学との共同研究により、本来は生体内に存在する微小なリボ核酸である「マイクロRNA」と、「アデノ随伴ウイルスベクター」を用いた核酸医薬療法を開発し、神経変性疾患の1種である「球脊髄性筋萎縮症」のモデルマウスにおいて治療の有効性を明らかにしたと発表した。

[07:00 6/5]

2012年06月04日(月)

肝臓再生に細胞の肥大化が関与

肝臓は全体の4分の3を切除しても元の大きさに再生するという。こうした肝臓の高い再生能力は肝細胞の分裂によるものと古くから考えられてきたが、東京大学分子細胞生物学研究所の宮島篤教授と東京医科歯科大学難治疾患研究所の清水重臣教授らの研究チームは、さらに、肝細胞が肥大化することも大きく関わっていることを、マウスを使った実験で明らかにした。

[18:00 6/4]

名大、不規則な食事や睡眠が糖尿病やメタボにつながる分子メカニズムを解明

名古屋大学は6月2日、乱れた食事のタイミングが代謝異常を引き起こすメカニズムを明らかにし、食事の情報はインスリンにより媒介され、休息期(夜)の食事は肝臓時計を乱すこと、活動期(朝)の食事は肝臓時計を正常化させることを明らかにしたと発表した。

[15:02 6/4]

2012年06月02日(土)

【レポート】長時間露光で撮影した宇宙や超新星など、幻想的なNASA画像まとめ

NASAが「Image of the Day」で取り上げた写真の中から、国際宇宙ステーションのクルーが長時間露光で撮影した宇宙の様子や、超新星の輝く光を捉えたチャンドラ天文台の撮影画像などをお送りする。

[08:00 6/2]

アルマ望遠鏡、1200万光年先のケンタウルスAの中心部を撮影

国立天文台は6月1日、アルマ(ALMA)望遠鏡を用いて活動銀河ケンタウルスA(NGC5128)の中心部を撮影し、大量の塵の帯に隠された銀河の奥深くを写し出すことに成功したことを発表した。

[07:00 6/2]

2012年06月01日(金)

過去20年間で太陽全体の活動は徐々に低下している - 国立天文台などが確認

米国航空宇宙局(NASA)と国立天文台 野辺山太陽電波観測所の研究者を中心とした研究チームは、20年におよぶ太陽観測の結果、太陽全体の活動が次第に低下していることを明らかにした。

[19:54 6/1]

東北大、超音波+液体金属リチウム+重陽子ビームでDD核融合反応の促進を確認

東北大学は、超音波を作用させた「液体金属リチウム」に「重陽子ビーム」を照射することにより、「DD核融合反応」が促進されることが見出され、反応率増大の要因が「超音波キャビテーションにより、液体金属Li中に700万度の重陽子プラズマが生成されたことにある」と判明したと発表した。

[19:05 6/1]

肝臓の再生には肝細胞の分裂よりも肥大が重要 - 東大などが確認

東京大学(東大)などで構成される研究グループは6月1日、肝臓の再生においては、肝臓を構成する肝細胞が大きくなることが重要であること、および肝細胞が特殊な細胞分裂を行うことを明らかにした。

[18:58 6/1]

東北大など、ナノスケールで細胞表面の構造と化学物質濃度の可視化に成功

東北大学などで構成される研究グループは、細胞表面の構造と化学物質の濃度を、細胞を傷つけることなくナノスケールで可視化することに成功したことを発表した。

[18:38 6/1]

浜ホトなど、直径約20cmの「大口径ハイブリッド型光検出器」の開発に成功

科学技術振興機構、浜松ホトニクス、東京大学の3者は5月31日、ニュートリノ観測など大型実験施設に用いられる、受光面が直径約20cm(8インチ)の「大口径ハイブリッド型光検出器(HPD)」の開発に成功したと発表した。

[18:02 6/1]

京大など、細胞質分裂のカギとなるタンパク質複合体の立体構造と機能を解明

京都大学と高エネルギー加速器研究機構は、細胞分裂の最終段階で1つの親細胞が2つの娘細胞に分離する過程となる「細胞質分裂」の調節のカギとなるタンパク質複合体「ARF6-MKLP1」の立体構造と機能を解明したと発表した。

[17:46 6/1]

JAMSTEC、海氷減少により北極海の下層雲が減少したことを確認

海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球環境変動領域・寒冷圏気候研究チームの猪上淳チームリーダーらの研究チームは、海洋地球研究船「みらい」によって蓄積されてきた現場観測データを用い、北極海の夏から秋に発生する高度500m以下に雲底高度を持つ下層雲が、海氷の減少に伴って30%減少したことを明らかにした。

[17:43 6/1]

『科学技術重要施策アクションプラン』策定への意見を募集

総合科学技術会議は、科学技術における重要課題に関する施策を総合的に推進する「平成25年度(2013年度)科学技術重要施策アクションプラン」の策定を進めている。この策定に向けた検討作業に国民からの意見を反映させるため、このほどウェブ上に「意見募集ページ」を設置した。意見は同ページから寄せるもので、8日午後3時まで募集している。

[16:19 6/1]

国循など、複雑な心臓の拍動現象を簡易に表現できるシミュレータを開発

国立循環器病研究センターと理化学研究所は5月31日、東京大学、滋賀医科大学との共同研究により、複雑な心臓の拍動現象を簡易に表現できるシミュレーションシステムを開発したと発表した。

[15:34 6/1]

ブリヂストンと味の素、バイオマス由来の合成ゴムを開発

ブリヂストンと味の素は5月31日、バイオマスから生成したイソプレンから、合成ゴム(IR)「高シスポリイソプレン」の重合に成功したことを発表した。

[09:30 6/1]

かずさDNA研、料理用中心品種と近縁の野生種のトマトの全ゲノム解読に成功

かずさDNA研究所は5月31日、トマトのゲノム解読を目的とする14カ国300名以上の科学者からなる国際コンソーシアム「トマトゲノムコンソーシアム」の一員として、栽培トマトとその祖先種であるSolanum pimpinellifolium(ソラナム ピンピネリフォリウム)の全ゲノムの解読に成功したことを発表した。

[09:30 6/1]

京大、陸生昆虫の寄生者が河川の生態系機能の一端を管理していることを確認

京都大学(京大)の研究グループは、寄生者を介した渓流魚への陸生昆虫の供給が、渓流魚による水生昆虫類の摂餌量を低下させ、その影響が藻類やさらには河川の生態系機能(有機物の破砕速度)にまで波及することを大規模な野外実験によって実証したと発表した。

[07:30 6/1]

2012年05月31日(木)

生物研、大多数の昆虫の眼や体などの色素合成を司る遺伝子「Bm-re」を同定

農業生物資源研究所は、カイコの突然変異体「赤卵」の解析から、眼や卵の紫色の色素合成に必要な遺伝子「Bm-re」を明らかにしたと発表した。

[18:14 5/31]

東大生産研、安価・丈夫なプルシアンブルー固定セシウム吸着布を開発

東京大学生産技術研究所は、放射性セシウムイオン吸着材として、安価で簡便に作製でき、丈夫なことを特徴とする、人工青色顔料「プルシアンブルー」を固定化した布を新規開発し、福島県での検証実験において、雨どいの水を飲料水の基準値以下にまで除染できたことを実証したと発表した。

[18:11 5/31]

慢性閉塞性肺疾患(COPD)による”息切れ”に鍼治療が有効

日本では530万人以上の患者がいるといわれる「慢性閉塞性肺疾患」(COPD)の息切れ症状を和らげるのに、鍼(はり)治療が有効であることが、京都大学大学院医学研究科の三嶋理晃教授や明治国際医療大学鍼灸学部の鈴木雅雄准教授などの共同研究で分かった。

[16:09 5/31]

名大、「Non-canonical Wntシグナル」が制御する細胞移動の仕組みを解明

名古屋大学は5月30日、「Non-canonical Wntシグナル」が制御する細胞移動の分子メカニズムを解明し、タンパク質「Daple」が足場タンパク「Dvl」と、タンパク質リン酸化酵素「aPKC」の結合を促し、低分子量Gタンパク質「Rac」を活性化すること、同シグナルによって細胞は移動方向へ向けて突起を伸ばし、移動できることがわかったと発表した。

[12:59 5/31]

北大など、日本を代表する生きた化石「ムカシトンボ」の由来を解明

北海道大学などで構成される研究グループは、生きた化石とも呼ばれる日本を代表する昆虫である「ムカシトンボ」の遺伝子を解析した結果、これまでに分布が知られる全ての地域(日本、中国、ネパールヒマラヤ)において遺伝的差異はごくわずかで、同一種内の変異に相当することが明らかになったと発表した。

[12:52 5/31]

東北大、レビー小体型認知症患者の幻視をシンプルに診断できるを手法を開発

東北大学は、新たに開発した「パレイドリアテスト」を用いて、「レビー小体型認知症」患者における「パレイドリア」という錯視・幻視を短時間に誘発することに成功したと発表した。

[12:28 5/31]

産総研など、過酸化水素を用いて「テルペンオキシド」をクリーンに製造

産業技術総合研究所は5月29日、荒川化学工業と共同で、「過酸化水素」を利用した酸化技術によって、松ヤニ成分である「テルペン」から、高効率に「テルペンオキシド」を製造する新しい製造法を開発したと発表した。

[07:30 5/31]

KEKなど、超伝導高周波線形加速器による大強度電子ビームの加速に成功

高エネルギー加速器研究機構、東京大学、日本原子力研究開発機構、広島大学、早稲田大学、日立ハイテクノロジーズの6者は、最先端の「光高周波電子銃」と「超伝導加速空洞」を用いた「電子線形加速器(高周波線形加速器)」により、20MV/m以上の高電界での大強度電子ビームの加速に成功したと発表した。

[07:00 5/31]

2012年05月30日(水)

キノコで発見された凍結から身を守るタンパク質

氷点下の寒冷環境にすむ生物は、自分の体や細胞が凍らないようにする特殊なタンパク質(不凍タンパク質)を作っている。産業技術総合研究所の生物プロセス研究部門の津田栄主任研究員や合成生物工学研究グループの近藤英昌主任研究員らは、北海道大学や理化学研究所、カナダのクイーンズ大学と協力して、寒冷地に生息するキノコが生産する不凍タンパク質の立体構造を明らかにし、同タンパク質が氷の結晶に吸着して成長を阻害するメカニズムを解明した。

[19:33 5/30]

理研、「非線形光学顕微鏡」の空間分解能を約1.4~1.8倍にする技術を開発

理化学研究所は、生体試料の観察に用いることのできる「非線形光学顕微鏡」の性能を高める手法を開発し、ノイズとなる背景光を約100分の1に抑制、空間分解能を約1.4~1.8倍に向上させたと発表した。

[18:17 5/30]

名大など、高プロトン導電率を実現する燃料電池用電解質化合物の合成に成功

名古屋大学(名大)とサムスン総合技術院(Samsung Advanced Institute of Technology;SAIT)の研究グループは、自動車や家庭用燃料電池の高効率化と低コスト化に繋がるプロトン(水素イオン)伝導性固体電解質を新たに開発し、これを用いた燃料電池の中温・無加湿作動に成功したと発表した。

[18:12 5/30]

IMS、燃料電池の陽極用の白金-コバルト合金触媒が働く瞬間の観察に成功

分子科学研究所は5月30日、「白金-コバルト合金触媒」が「燃料電池カソード触媒」として働く仕組みをリアルタイムでとらえることに世界で初めて成功したと発表した。

[17:20 5/30]

NIMSら、助触媒による燃料電池用電極の反応の高効率化の仕組みを解明

物質・材料研究機構は、日本原子力研究開発機構との共同研究により、金属酸化物系「助触媒」が固体高分子形燃料電池用電極の反応の高効率化に果たす役割を、放射光を用いた「その場測定」により明らかにしたと発表した。

[16:55 5/30]

NIBB、「抗ミュラー管ホルモン」系が卵や精子の数を適切に保つ仕組みを発見

基礎生物学研究所は、メダカを用いた研究により、「抗ミュラー管ホルモン」系が卵や精子の数を適切に保つ機構を明らかにしたと発表した。

[10:30 5/30]

産総研ら、昆虫の「細胞内共生細菌」が母子垂直に感染する瞬間の撮影に成功

産業技術総合研究所は、富山大学との共同研究により、昆虫の生存に必須の「細胞内共生細菌」が母虫の体内で初期胚へ伝達される瞬間を画像としてとらえることに成功し、宿主昆虫が細胞の分泌・物質取り込み機能を利用して必須共生細菌を選択的に次世代へ伝える仕組みを明らかにしたと発表した。

[10:00 5/30]

産総研、北海道産キノコの「不凍タンパク質」が氷に吸着する仕組みを解明

産業技術総合研究所は、北海道大学、理化学研究所、加クイーンズ大学との共同研究で、キノコ(イシカリガマノホタケ)が生産する「不凍タンパク質」の立体構造をX線結晶構造解析法によって決定し、氷の結晶へ吸着するメカニズムを解明したと発表した。

[09:30 5/30]

2012年05月29日(火)

理研、植物ホルモン「アブシシン酸」の輸送体がタンパク質「NRT1.2」と解明

理化学研究所は5月29日、根から吸収した栄養素を運ぶタンパク質「NRT1.2」が、「植物ホルモン」の「アブシシン酸」の「輸送体」であることを、シロイヌナズナを用いた実験で発見したと発表した。

[17:53 5/29]

難病『サルコイドーシス』は“ニキビ菌”が原因だった

目や肺、心臓、皮膚などのさまざまな場所に小さな腫れ物(肉芽腫)ができて視力低下や呼吸苦、不整脈、発疹などの症状が起きる厚生労働省指定の難病「サルコイドーシス」は、ニキビの原因となる「アクネ菌」が引き起こしていることが、東京医科歯科大学大学院の江石義信教授らの研究で明らかとなった。これまでは結核菌が原因として疑われていた。

[17:08 5/29]

理研、負の補助刺激受容体によるT細胞の過剰な活性化の抑制の仕組みを解明

理化学研究所は、免疫応答の核となるT細胞の活性化や増殖を抑制する補助刺激受容体「PD-1(Programmed Cell Death-1)」が、「ミクロクラスター」を形成し、T細胞の過剰な活性化を抑制していることを明らかにしたと発表した。

[15:17 5/29]

NIMS、ハーフメタルの表面第一層のスピン偏極度を大幅に改善する技術を開発

物質・材料研究機構は、「ハーフメタル」として知られる酸化鉄「Fe3O4」の表面第一層の「スピン偏極度」が表面処理により大幅に改善できることを示し、同時に酸化物ハーフメタルを用いて高い「トンネル磁気抵抗比」などの高いスピン偏極特性を得るための指針を得たと発表した。

[10:06 5/29]

理研、超伝導の仕組みを解明するカギ「擬ギャップ状態」の一端を解明

理化学研究所は、「銅酸化物高温超伝導体」が絶縁体から超伝導体へと変化する過程を原子分解能で可視化することに成功し、「擬ギャップ状態」が数平方ナノメートル程度の領域で出現し、その増加が超伝導発現に関与している可能性を明らかにしたと発表した。

[10:01 5/29]

理研ら、27例の肝臓がんの全ゲノムシーケンスの解析を実施

理化学研究所と国立がん研究センターは5月28日、国際がんゲノムコンソーシアムのプロジェクトの一環として、27例の肝臓がんの全ゲノムシーケンス解析を行い、肝臓がんの包括的ゲノム変異を解析したと発表した。

[07:30 5/29]

2012年05月28日(月)

トマトを食すると、酔いにくく覚めやすい!?

お酒を飲むときにトマトジュースを一緒に飲むと、血中のアルコール濃度が3割低下し、体内からのアルコール消失も50分早まることが、アサヒグループホールディングス株式会社とカゴメ株式会社の共同研究で分かり、日本栄養・食糧学会大会で発表した。

[19:10 5/28]

愛媛大、「ウルトラ赤外線銀河」は4個以上の銀河の衝突で誕生したと発表

国立天文台は、愛媛大学宇宙進化研究センターの谷口義明センター長を中心とした研究チームが、すばる望遠鏡を用いた観測により、「ウルトラ赤外線銀河」の代表格である「アープ220」が、4個以上の銀河の多重合体である動かぬ証拠を発見したと発表した。

[18:00 5/28]

インスリンは複数の分泌パターンで3種類の分子を選択的に制御 - 東大が解明

東京大学と科学技術振興機構は、実験とシミュレーションを用いた解析により、インスリン分泌の複数パターンの時間変化が、1つの「シグナル伝達経路」を介して多重に通信され、下流に位置する複数の分子がそれぞれ選択的に制御されることを明らかにしたと発表した。

[17:50 5/28]

2012年05月25日(金)

理研、脳・脊髄形成に必要な神経板湾曲の仕組みを解明

理化学研究所(理研)は5月25日、動物細胞同士の接着に必要な細胞膜タンパク質「カドヘリン」分子群に属する「Celsr1(セルサー1)」が、脳・脊髄の基となる「神経管」形成のために必要な「神経板」湾曲において中心的な役割を担うことを突き止め、神経板を一定方向に収縮させる仕組みを明らかにしたと発表した。

[20:16 5/25]

京大、「慢性閉塞性肺疾患」患者の労作時呼吸困難は鍼治療が有効と実証

京都大学は、「慢性閉塞性肺疾患」患者の主訴である「労作時呼吸困難」に対して、鍼治療が有効であることを実証したと発表した。

[20:08 5/25]

京大、視覚による物体認知は前頭前野からのトップダウン信号が重要と確認

京都大学は、動き・奥行きや色・形など、視覚情報に基づく物体認知に「前頭前野」から発信される「トップダウン信号」が重要な役割を果たしていることが発見されたと発表した。

[17:45 5/25]

東大、動物の生殖周期を制御する脳内活動とホルモン分泌の周期性を発見

東京大学(東大)大学院理学系研究科生物科学専攻の岡教授らの研究グループは、遺伝子改変メダカの脳を解析する手法を開発し、動物の生殖周期を制御する脳内神経活動とホルモン分泌における周期性の発見に成功したと発表した。

[17:10 5/25]

飲酒時にトマトを食べると、血中アルコール濃度が低下 - カゴメなどが確認

アサヒグループとカゴメは5月25日、飲酒時にトマトを一緒に食べることで、血中のアルコール濃度が低下することをヒトによる試験での評価により明らかにした。

[16:48 5/25]

35%の記者が原発事故報道で事実を描ききれず

福島第一原発事故の取材に当たった記者たちの中で「報道が事実に忠実であった」と考えている人は半数にとどまり、35%が「事実を描ききれないところがあった」と見ていることが、内田由紀子・京都大学こころの未来研究センター准教授らの調査で明らかになった。

[16:27 5/25]

NIMS、室温超伝導を実現に一歩近づく「多成分超伝導」の新現象を解明

物質・材料研究機構は、室温超伝導を実現させるカギとなると考えられている「多成分超伝導」で起きる新規現象を解明したと発表した。

[09:00 5/25]

NEDOと阪大、「IT創薬」の基盤技術の開発と実証に成功

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、NEDO創薬加速支援事業の一環として、医薬品候補化合物をコンピュータシミュレーションにより探索する「IT創薬」の研究開発を進めていた大阪大学蛋白質研究所の中村春木教授らの研究グループが、基盤技術の開発・実証に成功したと発表した。

[08:30 5/25]

東工大と東大、細胞内のタンパク質の立体構造形成の人為的な再現に成功

東京工業大学(東工大)と東京大学(東大)の研究グループは、細胞内でタンパク質のフォールディング(立体構造形成)を助ける「分子シャペロン」というタンパク質の効果を網羅的に調べ、細胞内でシャペロンが助けるタンパク質のフォールディングの全体像を試験管内で再現することに成功したと発表した。

[07:00 5/25]

2012年05月24日(木)

産総研、光照射で損傷を自己修復できるゲル状スマートマテリアルを開発

産業技術総合研究所は5月24日、光照射で損傷を自己修復できるゲル材料を開発したと発表した。

[16:49 5/24]

アンテナ設置数が半分の33台に到達 - アルマ望遠鏡、2kmの干渉試験も成功

国立天文台は、チリ・アタカマ砂漠に建設中のアルマ望遠鏡の山頂施設に、北米製の直径12mのアンテナ1台が5月12日に運び込まれ、設置されたアンテナの数が半数の33台に達したことを発表した。

[16:45 5/24]

人工知能実現へ一歩前進!? - NIMS、環境依存型「シナプス素子」を開発

物質・材料研究機構と科学技術振興機構は5月24日、環境に依存してその動作特性を変化させる「シナプス素子」の開発に成功したと発表した。

[16:40 5/24]

太陽光発電の国内出荷が好調、累計100万件を突破

太陽電池の日本国内メーカー34社が加盟する「一般社団法人・太陽光発電協会」(代表理事、片山幹雄・シャープ会長)は、2011年度の太陽電池セルとセルを集積した太陽電池モジュールの総出荷量(発電能力ベース)が268万5,573キロワットと前年を5.8%上回り、そのうち国内総出荷量は140万4,149キロワットと、前年を32.1%上回る大きな伸びを示したことを明らかにした。

[14:39 5/24]

近畿大学、セシウムを99%以上取り除く「ゼオCa漆喰」を開発

近畿大学は、水に溶けたセシウムをろ過して99%以上取り除くことができ、かつ建築物の壁や床材として使える強度を備える漆喰の開発に成功したことを発表した。

[10:10 5/24]

2012年05月23日(水)

産総研、変性タンパク質の活性を回復させる有機ナノチューブゲルを開発

産業技術総合研究所は、変性したタンパク質を正常な立体構造へと折り畳ませて(リフォールディング)、本来の活性を回復させる有機ナノチューブゲルを開発した。

[18:30 5/23]

NAIST、遺伝子が働く部位の下絵が5億年以上前に作られていたことを確認

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)の研究チームは、生きた化石といわれるナメクジウオと、脊椎動物のカエルやマウスとの間での遺伝子の進化を調べるため、腎臓や眼、脳で働く重複遺伝子の仕組みを詳しく比較した結果、それらを様々な組織で「ON」にするスイッチのDNA配列は重複した遺伝子の間で変化しておらず、その「ON」スイッチの働きを異なった組織で打ち消す「OFF」スイッチを後から別々に進化させることで、重複遺伝子は互いの働く場所とタイミングをずらしてきたことを明らかにした。

[18:00 5/23]

震災ストレスで恐怖処理する脳部位が萎縮

東日本大震災の恐怖や記憶によって「心的外傷後ストレス障害」(PTSD)のような症状になった人の脳の特定部位が、震災前に比べて萎縮していることが分かった。東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授らの研究グループが脳の画像を解析したもので、さらに脳の他の部位の体積が小さい人ほど症状が出やすいことも分かった。

[16:57 5/23]

難病「サルコイドーシス」の原因菌はアクネ菌 - 東京医科歯科大などが解明

東京医科歯科大学の研究グループは、独自に開発したアクネ菌菌体成分に対する抗体を用いて病変部組織を解析し、日本およびドイツのサルコイドーシス患者の約8割前後で、病変部肉芽腫内にアクネ菌が局在していることを病理組織学的に証明したと発表した。

[14:00 5/23]

生理研など、脳表面から脳内部の神経活動を知ることができる技術を開発

生理学研究所(NIPS)は、脳表面でとらえた硬膜下皮質表面電位(Electrocorticogram:ECoG)という電気活動から、脳の内部の神経活動をより正確に推定することに成功したことを発表した。

[12:30 5/23]

京大など、ボトックス注射の頭痛に対する治療効果の確認を実施

京都大学などの研究グループは、頭痛に対する治療としてのボツリヌス毒素A(ボトックス)の注射治療について先行研究のレビューと分析を行い、その効果を明らかにしたと発表した。

[12:00 5/23]

東北大、東日本大震災による健常人のPTSDと脳萎縮の関連を解明

東北大学(東北大)加齢医学研究所 脳機能開発研究分野の関口敦氏らの研究グループは、外傷後ストレス障害(PTSD)と様々な脳部位の萎縮の関連性を解明したことを発表した。

[10:30 5/23]

東工大など、「電子の集団運動」のリアルタイム観測に成功

東京工業大学(東工大)応用セラミックス研究所の笹川崇男准教授と米スタンフォード大学などで構成される日米共同研究チームは、強相関電子系物質における高温超伝導や巨大磁気抵抗などの発現メカニズムのカギを握る「電子の集団運動」を、X線自由電子レーザーを用いてリアルタイム観測することに成功したと発表した。

[07:30 5/23]

産総研、半導体型CNTを試験管代わりに使用して光化学反応を計算

産業技術総合研究所(産総研)は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)のスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を用いた数値計算により、極短パルスレーザーを用いた電子励起によって半導体型カーボンナノチューブに内包された2個のアセチレン分子にガス状態では実現できない協調的な回転運動を引き起こせること、分子が反応しやすい姿勢を保ったまま励起状態を保持できることを示した。

[07:00 5/23]

2012年05月22日(火)

東大と慶応大、群体性緑藻「ボルボックス」で、日本産の新種2種類を発見

東京大学は、慶應義塾大学との共同研究で、日本各地から得たボルボックスの培養株を用いて、有性生殖を誘導する方法論を確立することに成功し、さらにDNA配列データに基づいて構築した系統樹により種を分類したところ、それら日本のボルボックスが2つの新種であることを明らかにしたと発表した。

[16:01 5/22]

東大、真菌類の細胞壁に必須の「β-1,6-グルカン」の合成機構の一端を解明

東京大学は、出芽酵母の細胞壁の維持に不可欠なグルカン「β-1,6-グルカン」の合成に関わる複数のタンパク質の機能を明らかにしたと発表した。

[15:57 5/22]

東京スカイツリー開業 日本の伝統生かした設計

東京スカイツリーが22日開業した。設計には日本の伝統が生かされている。昨年2-3月に当サイトに掲載したデザイン監修者、澄川喜一氏(彫刻家、元東京芸術大学 学長、文化功労者)のインタビュー記事から東京スカイツリーそのものの技術的、芸術的な魅力をあらためて紹介する。

[14:16 5/22]

受精のチャンスは2回ある

植物の雌(め)しべが受精に失敗しても、もう一度受精を試みるバックアップシステムのあることが、名古屋大学大学院の笠原竜四郎研究員らの研究で分かった。

[14:13 5/22]

慶応大、好き嫌いや眠気などを簡単に測定できる簡易脳波計測器を開発

慶応義塾大学(慶応大)理工学部システムデザイン工学科の満倉靖恵 准教授らの研究グループは5月21日、人の脳波から好き嫌い、興味度、眠気、集中度、欲求、ストレス度などの官能度を抽出できる簡易脳波計測器の開発に成功したことを発表した。

[07:30 5/22]

北大、役目を終えたT細胞をアポトーシスさせるタンパク質「STAP-2」を同定

北海道大学は、「T細胞」活性化後に起こる「アポトーシス(細胞死)」を調節する細胞内タンパク質「STAP-2」を同定し、STAP-2がアポトーシスを誘導するタンパク質分解酵素「カスパーゼ8」と直接結合してその働きを強めることにより、アポトーシスを促進するのを確認したと発表した。

[07:00 5/22]

2012年05月21日(月)

東大、ウイルスとバクテリアの重複感染が重篤症状になる仕組みの一部を解明

東京大学生産技術研究所は5月21日、ウイルスとバクテリアの重複感染によって重篤な症状が引き起こされる分子機構の1つを解明したと発表した。

[18:51 5/21]

JAXA、準天頂衛星初号機「みちびき」がとらえた日食による月の影を公開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月21日、準天頂衛星初号機「みちびき」に搭載されたモニタカメラが、同日発生した日食により発生した月の影をとらえたことを発表した。

[18:15 5/21]

JAEA、水溶液中における四価セリウム(Ce(IV))の溶存錯体の化学構造を解明

日本原子力研究開発機構(JAEA)の研究グループは、独ヘルムホルツ研究センター・ドレスデン-ロッセンドルフと共同で、水溶液中における四価セリウム(Ce(IV))の溶存錯体の化学構造を解明したことを発表した。

[17:49 5/21]

JAXA、太陽観測衛星「ひので」が撮影した部分日食のX線画像・動画を公開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月21日、太陽観測衛星「ひので」が撮影した部分日食のX線太陽画像および動画を公開したことを発表した。

[17:45 5/21]

慶応大ら、脳梗塞後に梗塞領域を縮小させ神経症状を改善させることに成功

慶應義塾大学は5月21日、脳梗塞後の炎症反応を引き起こす脳内因子を新たに発見し、この脳内因子の活性を抑えると梗塞領域が縮小し、神経症状が改善することを確認したと発表した。

[16:29 5/21]

産総研など、高分子量イオンの高速検出を実現する超伝導体検出器を開発

産業技術総合研究所(産総研)の研究者などで構成される研究グループは、超伝導ナノストリップイオン検出器を開発したことを発表した。

[16:11 5/21]

カネカ、次期大型ソーラーセイル向けに加熱融着性を付与したPIを開発

カネカは5月21日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の横田力男博士を中心とする材料開発グループと共同で、従来、高分子膜材料として唯一、宇宙機に利用されてきた耐熱性ポリイミド(PI)に、宇宙環境耐性を損なうことなく、新たな特性となる加熱融着性を付与することに成功したと発表した。

[15:40 5/21]

『金環日食』の次は6月6日の『金星の太陽面通過』

日本国内では25年ぶりとなる「金環日食」が、21日午前7時20分すぎから九州、四国、本州の太平洋沿岸地域にかけて観測された。

[15:36 5/21]

出た! 観た!! 撮った!!! - 写真で振り返る世紀の天体ショー「金環日食」

2012年5月21日の朝、みなさんは金環日食をご覧になっただろうか。筆者も撮影に挑戦。雲が結構かかってしまったが、金環食を含む日食の様子をなんとか撮影できたので、世紀の瞬間を振り返ってみたいと思う。

[11:33 5/21]

2012年05月20日(日)

日食直前!、日食グラスの性能を再確認 - 消費者庁が不適切製品の調査を実施

消費者庁は5月18日、国民生活センターと連携し、5月21日の金環日食向けに販売されている日食観察用グラスに対し、観察に不適切なものはないかの確認を実施し、その結果を公表した。

[21:00 5/20]

引退予定だったGALEX、 カルフォルニア工科大に貸与 - 美麗な撮影画像まとめ

2012年中に引退予定だった宇宙探査機GALEXが、NASAからカルフォルニア工科大学に貸与されることになった。

[20:17 5/20]

2012年05月19日(土)

太陽での発生頻度は? - 京大、スーパーフレアの統計化に成功

京都大学は5月17日、系外惑星探査衛星「ケプラー」の観測データを解析することにより、太陽型恒星で最大級の太陽フレアの100倍~1000倍にもなる超巨大な「スーパーフレア」を365例発見したと発表した。

[11:06 5/19]

ヒト胎児の神経細胞はメチル水銀による悪影響を受けやすい - 環境研ら発見

国立環境研究所と東京大学は5月17日、発育中のヒト胎児の神経細胞がメチル水銀に対して異常を起こしやすいことをヒト胚性幹細胞(ES細胞)から神経細胞を作る培養方法を利用して証明したと発表した。

[09:00 5/19]

九大ら九州の産学の力を結晶させた超小型衛星「QSAT-EOS」は12月に打ち上げ

九州大学は、同大学の麻生茂教授が中心となって開発した地球観測超小型衛星「QSAT-EOS」の打ち上げが、2012年12月に決定したことを発表した。

[08:30 5/19]

東工大と東京理科大の技術実証衛星「TSUBAME」の打ち上げは2012年末

東京工業大学と東京理科大学は、50kg級という超小型の地球・天体観測技術実証衛星「TSUBAME」を開発、この衛星をロシアのコスモトラスが運営する「ドニエプルロケット」を使って、同国内オレンブルグ州ヤスネ宇宙基地から2012年末に「クラスター方式」で打ち上げを行うことが決定したと発表した。

[08:30 5/19]

東大の衛星「ほどよし1号機」、露ドニエプルロケットで2012年末に打ち上げ

東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻の中須賀真一教授の研究室と次世代宇宙システム技術研究組合は、4機の超小型大学衛星をロシアのコスモトラスが運営する「ドニエプルロケット」を使ってロシア国内のヤスネ基地から「クラスター打ち上げ」をするアレンジを進めていたが、このたび、その打ち上げが2012年末と決定したと発表した。

[08:30 5/19]

名大ら中部地方連合で開発中の超小型衛星「ChubuSat-1」の発射、12月に決定

名古屋大学(名大)、大同大学、中部地方の航空宇宙産業中小企業連合体「MASTT(Meiyu Aerospace Support Technology Team)」は、これまで開発を進めてきた50kg級の超小型人工衛星の1号機である「ChubuSat-1」(画像1・2)をロシアのISCコスモトラスの「ドニエプルロケット」を使用して、4機同時のクラスター打ち上げ(複数の衛星を同時に打ち上げること)を2012年末に行うことが正式に決定したと発表した。

[08:30 5/19]

2012年05月18日(金)

地球に衝突する可能性のある小惑星の総数に新情報 - NASA

NASAの広視野赤外線掃天探査機「WISE」が、PHAの総数、起源、PHAが持つ危険性について、新たな情報をもたらした。

[19:00 5/18]

ブリヂストン、ロシアタンポポから天然ゴムの抽出に成功

ブリヂストンは5月17日、カザフスタンおよびウズベキスタン原産の多年草である「ロシアタンポポ」の天然ゴムから、従来の天然ゴムと同等の性質を確認したことを発表した。

[17:45 5/18]

H2A打ち上げ成功、初の海外衛星アリラン3号など軌道に

韓国航空宇宙研究院の多目的実用衛星「KOMPSAT-3」(愛称・アリラン3号)など、4基の衛星を搭載したH2Aロケット21号機が18日午前1時39分、鹿児島県のJAXA種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星はいずれも予定軌道に入ったことが確認され、打ち上げは成功した。

[17:25 5/18]

国会事故調が『現時点での論点整理』公表

国会が設置した東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)は17日、事故当時経済産業相だった海江田万里氏から意見聴取を行った。

[17:25 5/18]

JAEAなど、239Pu核磁気共鳴信号の観測に成功 - 核磁気モーメントが決定

日本原子力研究開発機構(JAEA)などで構成される研究グループは、239Puの核磁気共鳴(NMR)信号を二酸化プルトニウム(PuO2)において発見したことを発表した。

[12:10 5/18]

植物のめしべは受精失敗時に受精を回復する仕組みを持っている -名大が発見

名古屋大学(名大)は、植物のめしべが受精に失敗した時に、積極的に受精を回復する仕組み(受精回復システム)が存在することを発見したと発表した。

[11:12 5/18]

島根大所蔵の"アユ"の化石が1000万年前のものであることが判明

島根大学は5月17日、同大総合理工学部 地球資源環境学科 所蔵の魚の化石が、鶴見大学歯学部の小寺春人講師と国立科学博物館の友田淑郎元主任研究員の調査によって、世界最古の「アユ」であったことが判明したと発表した。

[10:15 5/18]

JAXA、H-IIA21号機を打ち上げ - 「しずく」や「SDS-4」などを搭載

宇宙航空研究開発機構(JAXA)および三菱重工業は、5月18日1時39分(日本時間)に種子島宇宙センターから第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)および韓国多目的実用衛星3号機(KOMPSAT-3)、小型副衛星(SDS-4、鳳龍弐号)を搭載したH-IIAロケット21号機(H-IIA・F21)を打上げたことを発表した。

[09:35 5/18]

OIST、沖縄本島及び西表島の川でハゼ科の新種「ヒスイボウズハゼ」を発見

沖縄科学技術大学院大学は5月16日、沖縄本島及び西表島の川からハゼ科の新種を発見し、「ヒスイボウズハゼ」と命名したことを発表した。

[07:00 5/18]

2012年05月17日(木)

「重複遺伝子」の多い生物ほど多様な環境に対応可能 - 東北大が発見

東北大学は5月16日、ショウジョウバエ11種のゲノム上にある「重複遺伝子」の数を比べ、生息環境の多様性が大きい種ほど重複遺伝子の数も多いことを発見したと発表した。

[17:21 5/17]

すばる望遠鏡、可視光波長での本格的な補償光学観測に成功して性能2.5倍に

東京大学数物連携宇宙研究機構、愛媛大学、国立天文台は、京都大学などと共に研究開発してきた「京都三次元分光器第2号機」と「188素子補償光学装置」を接続することで、これまで実現していなかった可視光波長での本格的な補償光学観測に初めて成功し、補償光学がない場合と比べて空間解像度が最大2.5倍も改善されたと発表した。

[17:18 5/17]

太陽にも“スーパーフレア”発生の可能性

太陽で観察される従来の爆発現象「太陽フレア」よりエネルギーが10倍から1万倍も大きな「スーパーフレア」が発生する可能性があることを京都大学付属天文台の研究者らがまとめ、16日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。

[16:00 5/17]

国内の大気中CO2濃度観測値初めて400ppm超す

気象庁は16日、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が、1987年に国内で観測を開始して以来初めて400ppmを超えた、と発表した。

[15:30 5/17]

アルツハイマー病には食事療法よりも運動療法が効果的

アルツハイマー病による記憶障害の改善には、食事療法よりも運動療法の方がより効果のあることが、京都大学医学部の木下彩栄(あやえ)教授や前迫真人さん(博士課程2年)らの研究で分かった。 アルツハイマー病は、脳内に「アミロイド」というタンパク質が蓄積し、神経細胞に障害を起こすことで記憶機能が悪化すると考えられている。近年では、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病との関連が疫学的に注目され、マウスに高脂肪食を与えると記憶力が低下し、アミロイドが多く蓄積するとの研究も報告されている。

[15:00 5/17]

大人でもニューロンのつなぎ換えは早期に起きる - 東京女子医科大らが確認

東京女子医科大学と科学技術振興機構は5月16日、従来の学説を覆す発見として、末梢感覚神経を切断すると、脳内の「ニューロン」同士の配線が従来考えられてきた時期よりはるかに早い時期に大きく「つなぎ換え」られることを明らかにし、同時につなぎ換えられた神経回路の物質的変化と機能も明らかにしたと発表した。

[08:30 5/17]

阪大とJST、ゲル物質の接着相手が水と有機溶媒の混合液中で変化すると発表

科学技術振興機構は5月16日、蛍光物質「ピレン」を結合したゲストゲル「Pyゲル」と、大きさの異なる「環状オリゴ糖」を結合した「ホストゲル」を用いた「材料集積」について、水と有機溶媒の混合液中で調べた結果、混合物の濃度によって、Pyゲルが接着する相手となるCDゲルが異なることを発見したと発表した。

[07:30 5/17]

2012年05月16日(水)

OIST、脳のシナプスにおける信号伝達の機構を解明

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、神経化学伝達プロセスの重要な部分を特定したことを発表した。

[17:39 5/16]

細胞は筋肉組織をどうやって形成しているのか - 九大がメカニズムを解明

九州大学(九大)大学院医学研究院の大川恭行准教授、原田哲仁研究員らの研究グループは、ゲノム上の骨格筋形成にかかわる遺伝子群は、細胞が筋肉形成される以前にH3.3と呼ばれるタンパク質であらかじめマーキングされており、これにより、細胞が筋肉組織を形成する能力を獲得することを明らかにした。

[17:06 5/16]

鶴見大、ダイオキシンと自己免疫疾患「シェーグレン症候群」の関連性を解明

鶴見大学は、重度のドライアイ(目の乾き)やドライマウス(唾液の分泌低下)を主症状とする自己免疫疾患「シェーグレン症候群」の病因解析を行い、毒性が高く代表的なダイオキシンであるTCDDが体内に潜伏感染しているEBウイルスを活性させることで同疾患を発症させるメカニズムを解明したと発表した。

[16:27 5/16]

耳を形成するには表皮でのHox1遺伝子の発現が重要 - 筑波大などが発見

筑波大学 生命環境系の笹倉靖徳 准教授を中心とする研究グループは、ホヤが脊椎動物の耳に相当する器官(相同器官)を形成する際に、表皮においてHox1遺伝子を必要とすることを発見したと発表した。

[16:12 5/16]

生物多様性は低所得国で40年間に60%低下

世界自然保護基金(WWF)は15日、「生きている地球レポート2012年」 を公表した。このレポートは2年ごとに、地球の自然環境の変化を数値化して示している。

[12:39 5/16]

ホッキョクグマが687キロメートルの遠泳

北極域の海氷の減少に伴い、ホッキョクグマが最長で687キロメートルに及ぶ遠泳をしていたことが、米地質調査所(USGS)の動物学者らのGPS(衛星利用測位システム)を使った調査で明らかになった。中には子連れで遠泳していたホッキョクグマもおり、地球環境の悪化があらためて、動物たちにも困難な生活を強いていることが分かった。

[12:38 5/16]

日本原電敦賀原発敷地内の破砕帯調査へ

日本原子力発電(日本原電)は14日、福井県敦賀市の敦賀原子力発電所直下にある破砕帯の危険度を調べるため、大がかりな地質調査を始めることを明らかにした。

[12:36 5/16]

北大、がん細胞の肺への転移が引き起こされるメカニズムを明らかに

北海道大学は5月14日、がん細胞の肺への転移は、がん細胞表面の「GAG多糖鎖」が、肺に特に強く発現されているタンパク質「RAGE」に結合することで引き起こされることが明らかになったと発表した。

[08:30 5/16]

ウェザーニューズ、9月打ち上げ予定の「WNI衛星」実機を報道公開

ウェザーニューズは5月15日、北極海の海氷観測を目的とした超小型実用衛星「WNI衛星」(WNISAT-1)を報道向けに公開した。ドニエプルロケットの相乗り衛星として、ロシアのヤースヌイ宇宙基地より、2012年9月以降に打ち上げられる予定だ。

[08:00 5/16]

東京医科歯科大、NMDA型酸受容体の過剰活性化が脳の形成障害を招くと発表

東京医科歯科大学は5月14日、マウスモデルによる実験で、神経伝達物質「グルタミン酸」が作用する「グルタミン酸受容体」の1種である「NMDA型受容体」の過剰活性化が、「大脳新皮質」や「海馬」、「扁桃体」などの脳部位の形成障害の原因であることを新たに発見したと発表した。

[08:00 5/16]

京大、アルツハイマー病の認知機能改善に運動が効果があるメカニズムを解明

京都大学は、アルツハイマー病の介入研究について、これまで疫学的に良いとされていた運動療法がアルツハイマー病の認知機能に効果をもたらすメカニズムの一端を解明し、運動と食事という介入を比較して、どちらの介入を優先すべきかということを明らかにしたと発表した。

[07:00 5/16]

2012年05月15日(火)

中部電力ら、従来のイットリウム系の倍の強度の超電導コイルを開発

中部電力は5月14日、「超電導(超伝導)線材」に作用する電磁力をコイルの面で支える画期的な方法を東北大学金属材料研究所強磁場センターと共同開発し、さらに液状樹脂を用いた絶縁被覆技術と組み合わせることによって、従来のイットリウム系超電導コイルの2倍、金属系超電導コイルの6倍という、世界最高強度の電磁力に耐える「超電導コイル」の開発に成功したと発表した。

[17:41 5/15]

「相同染色体の対合」を確実かつ安全に行うカギは非コードRNA - NICTが究明

情報通信研究機構は、分裂酵母において、遺伝情報を組み換える際に行われる「相同染色体の対合」という、生命の存続、継承や進化に極めて重要な意味を持つ生命現象を確実かつ安全に行う仕組みに対して、染色体の特定領域から転写される、タンパク質の設計情報を持たない「非コードRNA」が重要な役割を果たしていることを明らかにした。

[08:30 5/15]

【レポート】準備OK? 今ならまだ間に合う! Amazonで買える日食観察用グラスを試す

金環日食までいよいよ1週間を切り、今まで気になってなかった人もちょっと気になってきたりしているのではなかろうか。日食を観察するためには、日食グラスが必要だ。そんな、まだ観察用の日食グラスを未購入の人のために、Amazon.co.jpでまだ購入(2012年5月14日時点)できる3製品を紹介したい。

[08:00 5/15]

東北大、海馬などの神経幹細胞の分裂に脂肪酸結合タンパク質の関与を解明

東北大学は、成体マウスの海馬歯状回における「神経幹細胞」に「脂肪酸結合タンパク質」の「Fabp7」及び「Fabp5」が存在していること、このタンパク質をどちらか一方でも生まれつき欠損したマウスでは神経幹細胞の分裂が減少するが、両タンパク質を同時に失ったマウスでは、神経幹細胞の分裂は減るものの、逆に新生神経細胞の生存が向上することを明らかにしたと発表した。

[07:00 5/15]

元素の持つ不思議な力を体感しよう - 7月より特別展「元素のふしぎ」が開催

国立科学博物館は5月14日、同館にて7月21日より10月8日まで開催する特別展示「元素のふしぎ」に関する説明会を開催し、同展の見どころや展示物の説明などを行った。

[06:00 5/15]

2012年05月14日(月)

3竜巻の原因は巨大積乱雲“スーパーセル”

茨城、栃木県内で6日に起きた竜巻被害は、3つの竜巻がほぼ同時に発生し、いずれも発達した巨大な積乱雲「スーパーセル」が原因だった可能性が高いことが分かった。

[17:40 5/14]

2012年05月12日(土)

国際天文学連合、被災地の復興を願って岩手や陸前高田などを小惑星名に決定

国立天文台は、国際天文学連合は新しく承認された小惑星の命名を国内向けに公表し、東日本大震災からの復興を願い、被害が大きかった地域の地名も多数つけられたことを発表した。

[11:21 5/12]

山口大とVERA、星形成領域で「メタノールメーザー」の爆発的増光を観測

山口大学と国立天文台の進める「VERA(VLBI Exploration of Radio Astrometry)プロジェクト」は、星形成領域「G33.64-0.21」において波長6.7GHzの「メタノールメーザー」の爆発的増光が複数回発見されたと発表した。

[09:14 5/12]

【レポート】これからは甘い「糖」を食べて痩せる!? - 希少糖に秘められた驚異の力

松谷化学工業は5月10日、ノンカロリーながら甘味が砂糖の7割程度である「D-プシコース」などの成分を含む異性化糖である希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」を2012年6月1日より全国の法人に向けて発売することを発表したが、同日、希少糖の効能などの研究調査結果の説明会を実施し、その機能などの説明を行った。

[08:00 5/12]

スピッツァー宇宙望遠鏡、「スーパー・アース」の光を検知

NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡は、地球が属している太陽系外にある「スーパー・アース」という惑星が発する光を初めて検知した。

[07:00 5/12]

2012年05月11日(金)

九大など、新開発の超電導ポンプを用いて常圧での液体水素の移送に成功

新エネルギー・産業技術総合開発機構と九州大学は5月10日、新開発の超電導ポンプシステムを用いた常圧での液体水素の移送試験に成功したと発表した。

[19:47 5/11]

慶応大など、速読法の熟達者が文章を高速で理解して読んでいることを証明

慶應義塾大学は5月10日、NBS日本速読教育連盟や東京大学との共同研究で、日本で開発された速読法の1つである「朴-佐々木法」の熟達者が、現代語小説を高速で理解して読んでいる事例を示したと発表した。

[17:48 5/11]

JSTなど、シナプスが外部刺激で情報伝達効率を調節する新分子機構を解明

科学技術振興機構と東京大学は5月11日、マウスやラットを用いた実験により、神経細胞が外部からの刺激に応じて情報伝達効率を調節する新しい分子メカニズムを解明したと発表した。

[17:42 5/11]

東北大、ポリ環状エーテルの人工類縁体を合成してAβの減少に成功

東北大学は5月9日、微生物由来のポリ環状エーテル「ガンビエロール」の分子右半分に相当する人工類縁体を設計・合成し、本化合物が天然物と完全に同等の「電位依存性カリウムイオンチャネル」阻害作用を示すことを明らかにしたと発表した。

[17:40 5/11]

早大、脳内に体内時計の中枢がある事を生きたマウスで証明

早稲田大学(早大) 理工学術院の柴田重信教授の研究グループは、1個体のマウスの体内時計を生きた状態のまま測定する手法を開発したことを発表した。

[17:23 5/11]

“子どもゼロ”への時間を刻む「子ども人口時計」

日本の子どもの現在数と、子どもの数が1人になるまでの残された時間を示す「子ども人口時計」を東北大学経済学研究科の吉田浩教授(加齢経済学)らが制作し、インターネット上で公開している。

[17:12 5/11]

京大ら、ES細胞に筋萎縮性側索硬化症を過剰発現させた疾患モデル細胞を作成

京都大学と幹細胞創薬研究所は5月9日、ES(ヒト胚性幹)細胞に「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の原因遺伝子を過剰発現させた疾患モデル細胞を作成し、ALSの疾患症状の再現に成功したと発表した。

[10:00 5/11]

東大、生物時計が温度によらず規則正しく約24時間の周期を刻む謎を解明

東京大学は5月8日、生物時計が温度によらずに約24時間の周期を規則正しく刻む謎をシミュレーションを用いて理論的に解明したと発表した。

[07:30 5/11]

北大、海馬神経伝達を光で制御する新手法で記憶形成の時間経過を解明

北海道大学は5月9日、光反応性グルタミン酸受容体ブロッカー「ANQX」と光照射を用いて、任意のタイミングで細胞膜上の脳の興奮性神経伝達を担う「AMPA型グルタミン酸受容体」を阻害し、AMPA受容体がシナプスへ補給される時間経過を解析したところ、AMPA受容体は強い神経活動の直後にシナプスに輸送され、記憶痕跡の形成を担うことが明らかになったと発表した。

[07:00 5/11]

2012年05月10日(木)

JAIST、力学強度130MPaを実現したバイオポリエステルを開発

北陸先端科学技術大学院大学(JAIST) マテリアルサイエンス研究科の金子達雄 准教授、海老谷幸喜 教授らの研究チームは、植物細胞に含まれるポリフェノールの一種である桂皮酸類と天然鉱物であるハイドロタルサイトを用いて、高耐熱性と世界最高クラスの曲げ強度を持ったバイオポリエステルを開発したことを発表した。

[19:41 5/10]

昭和電工、山口大と共同でLEDによる植物育成の新たな手法を開発

昭和電工は5月9日、山口大学との共同研究により、LEDを用いた植物工場における新たな栽培法を確立したことを発表した。同社ならびに山口大学農学部 執行正義 教授らによる研究グループの成果。

[19:30 5/10]

ヒトES細胞からALS疾患モデル細胞を作製

手足や呼吸関連の筋肉がやせて、力が衰えていく難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の疾患モデル細胞をヒトの胚性幹細胞(ES細胞)から作製し、疾患症状を再現させることに京都大学「物質-細胞統合システム拠点(iCeMS:アイセムス)」の中辻憲夫拠点長や饗庭一博講師などの研究チームが成功した。

[18:24 5/10]

基礎生物研、脳神経系に発現する分子「APC2」が脳の層構造を作ると解明

基礎生物学研究所は5月9日、脳神経系に発現する分子「APC2」の遺伝子を欠失させたマウスを作成し、その脳における異常を解析した結果、神経細胞の移動に異常があり、大脳皮質、海馬、小脳などのさまざまな領域で、神経細胞の正常な層構造が形成されないことを見出したと発表。

[18:23 5/10]

『日本野鳥の会』が放射性物質のツバメへの影響を調査

福島第一原子力発電所の事故によって放出された放射性物質のツバメへの影響を調べるために、公益財団法人「日本野鳥の会」(柳生博会長、東京都品川区西五反田)が乗り出した。バードウイーク(5月10-16日)初日の10日、全国からの情報を集める「ツバメ特設サイト」をホームページに設け、参加協力を呼びかけている。

[18:23 5/10]

阪大、ヒトの体が体温に合わせて体内のpHを制御する仕組みを解明

大阪大学は5月9日、体が菌を退治する際に、水素イオンを通す2つのタンパク質が互いに合体し、体温に合わせて体内のpHをコントロールする仕組みを原子レベルで明らかにしたと発表した。

[18:20 5/10]

日本健康機構など、新考案の「筋緩消法」が腰痛に有効であることを実証

坂口治療室、日本健康機構、オルトメディコ、医療法人社団盛心会 タカラクリニックの4者は5月8日、筋緩消法が腰痛に及ぼす影響についての研究を行い、新たに考案された「筋緩消法」が腰背部の筋緊張を軽減し、腰痛の自覚症状を改善する可能性が示唆されたと発表した。

[06:00 5/10]

2012年05月09日(水)

東大、「シナプス刈り込み」には抑制性神経伝達物質「GABA」が必須と究明

東京大学は、小脳において「シナプス刈り込み」に脳における主要な抑制性神経伝達物質「GABA」の働きが必要であることを明らかにしたと発表した。

[18:36 5/9]

地球のマントルは化学組成の異なる上下2層構造

これまで均一と考えられていた地球内部のマントルが、化学組成の異なる上下2層の構造になっていることを、東北大学や高輝度光科学研究センターなどの研究チームが、大型放射光施設「Spring-8」(兵庫県)を使った実験解析によって明らかにした。研究成果は地球の形成や進化の解明にもつながるもので、英科学誌「ネイチャー」(5月3日付)に発表された。

[18:23 5/9]

NASAのチャンドラX線天文台、着目すべきブラックホールの爆発を観測

近傍銀河内のブラックホールで非常に珍しい爆発が発生したことが、NASAのチャンドラX線天文台による観測で発見された。

[18:07 5/9]

理研、従来は水にしか溶けなかった核酸を有機溶媒にも溶かすことに成功

理化学研究所は5月8日、これまで水にしか溶けなかった核酸を有機溶媒に溶かすことに成功し、有機溶媒中の核酸は水中と同じ立体構造を保持し、熱的にも安定した触媒として機能することを見出したと発表した。

[12:52 5/9]

NIMS、有機物と無機物の長所を併せ持つナノカプセルを開発 - DDS実用に前進

物質・材料研究機構は5月8日、無機物のナノメートル厚のフレーク状物体「ナノシート」でできた伸縮自在のカプセルを新たに開発し、ドラッグデリバリシステム用のカプセルとして抗がん剤などの薬物を収めて放出持続時間を自在に制御し、数倍に延長できることを実証したと発表した。

[12:46 5/9]

名大、「急性心筋梗塞」に効果のある脂肪由来の善玉ホルモンを発見

名古屋大学は5月7日、「急性心筋梗塞」に効果のある脂肪由来の善玉ホルモンを発見したと発表した。

[07:30 5/9]

東大など、乱れに強い「量子スピン液体」状態を示す銅酸化物磁性体を発見

東京大学、名古屋大学、大阪大学、日本原子力研究開発機構の4者は5月4日、琉球大学、米国立標準技術研究所、米カリフォルニア州立大学、米ジョンズ・ホプキンス大学、米バンドン工科大学、米メリーランド州立大学との共同研究により、構造に乱れを伴った銅酸化物の磁性体において、電子の持つ自由度であるスピンと軌道の協力現象によりそれらが低温まで秩序化しない新しい量子状態を形成していることを発見したと発表した。

[07:00 5/9]

2012年05月08日(火)

産総研、タンパク質などを対象とした単結晶を1個だけ得られる新技術を開発

産業技術総合研究所は5月7日、タンパク質などを対象として単結晶を1個だけ得るための技術を開発したと発表した。

[17:24 5/8]

JAEAやKEKなど、希土類金属の「1水素化物」の存在を観測

日本原子力研究開発機構、高エネルギー加速器研究機構、J-PARCセンター、広島大学の4者は5月7日、東京大学と英ケンブリッジ大学を加えた共同研究により、「希土類金属」の水素化物の結晶構造を解明し、これまでに報告されていなかった岩塩構造を持つ希土類金属の「1水素化物」の存在を観測したと発表した。

[17:22 5/8]

次回の“近地点の満月”は来年6月23日

いつもの満月よりも大きく、明るい“スーパームーン”が5日から6日にかけて世界各地で観測された。NASA(米航空宇宙局)などによるとこの現象は、地球を周回している月が地球に最接近したときにちょうど満月になったもので、大きさが通常よりも14%、明るさも30%増して見えた。大体14カ月おきに起きており、次回は来年6月23日に見られるという。

[14:23 5/8]

2012年05月07日(月)

『泊』停止し稼動原発はゼロに

日本国内の原子力発電所50基のうち唯一稼働していた北海道電力の泊原発3号機(北海道泊村、出力91.2万キロワット)が定期検査のために5日深夜、発電を停止した。7日には原子炉が冷えた冷温停止状態となる。

[19:02 5/7]

JAMSTECなど、東南海地震震源域の「超低周波地震」の仕組みなどを確認

海洋研究開発機構、東京工業大学、東京大学地震研究所は5月7日、1944年東南海地震震源域において「広帯域地震計」を用いた海底観測を行い、当該海域で2009年3月下旬に群発した「超低周波地震」について、震源位置と震源メカニズム(断層の向きと運動方向)を高精度で決定することに成功したと発表した。

[18:02 5/7]

なぜ外来種は新たな環境に適応できるのか - 遺伝研などが遺伝調査を実施

国立遺伝学研究所は、東北大学大学院生命科学研究科および岐阜経済大学と共同で、カルデラ湖(火山湖)という本来ではない生息地に定着したトゲウオ科の魚「イトヨ」に着目し、その適応機構を詳細に調査して結果を発表した。

[15:21 5/7]

マントルは上下で組成が異なる2層構造だった - 東北大ら定説を覆す発見

東北大学と高輝度光科学研究センターは、100万気圧及び2500度を超えるような地球深部に相当する極限的超高圧力高温条件において、地球のマントル鉱物の「高精度弾性波速度測定」に世界で初めて成功し、マントルが上部と下部で化学組成の異なる2層構造であることを突き止めたと発表した。

[14:16 5/7]

土星探査機「カッシーニ」、土星の衛星「フェーベ」に惑星の特徴を発見

NASAの土星探査機「カッシーニ」のデータによると、土星の衛星フェーベに、これまで考えられていたよりも惑星に近い特徴が見られることが明らかになった。

[09:40 5/7]

2012年05月02日(水)

電子線ホログラフィー顕微鏡の開発など、外村彰さん死去

高精度な新技術の電子顕微鏡を開発し、量子力学の長年の理論を実証するなど、ノーベル物理学賞候補ともいわれた日立製作所フェローで、理化学研究所グループディレクターの外村彰(とのむら・あきら)さんが2日、膵臓がんのため、埼玉県内の病院で死去した。70歳。

[16:37 5/2]

【レポート】未来館で体験 -「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」

日本科学未来館では3月10日より6月11日まで、企画展「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」が開催中だ。

[16:36 5/2]

探査船『ちきゅう』が最深掘削7740メートルの世界記録

東日本大震災を起こした「東北地方太平洋沖地震」の震源域を掘削調査している地球深部探査船「ちきゅう」が、海底から地下856.5メートルまでドリルを掘り進め、海面下7740メートルの世界最深掘削記録を作った。海洋研究開発機構が4月27日に発表した。これまでの記録は、1978年に米国の「グローマー・チャレンジャー」号がマリアナ海溝チャレンジャー海淵で達成した7049.5メートル(海底までの水深7034メートル、海底下掘削15.5メートル)だった。

[16:24 5/2]

膀胱の体内時計が排尿の日内リズム形成に関与している - 京大が発見

京都大学(京大)などの研究グループは、膀胱の体内時計が、夜に尿を多く貯めることができ、良好な睡眠を確保する仕組みを支えていることを発見した。この発見により、おねしょや夜間頻尿といった排尿リズムが崩れている病気の治療や研究が進む可能性があるという。

[11:25 5/2]

2012年05月01日(火)

惑星形成の途上か -国立天文台など、石英質の塵が周囲に存在する恒星を発見

国立天文台ハワイ観測所の研究者を中心とする研究チームは、日本の赤外線天文衛星「あかり」と米国の赤外線宇宙望遠鏡「スピッツァー」の観測から、石英質の塵が周囲に豊富に存在する恒星を発見したと発表した。この塵は、恒星の周囲で惑星が形成される過程で、惑星の材料となる「微惑星」が非常に活発に衝突することで放出された可能性があり、今後、太陽系外惑星の形成過程やその材料物質についてのさらなる解明の手がかりになることが期待されるという。

[17:48 5/1]

NIMSなど、固体電気化学反応を原子レベルで観察することに成功

物質・材料研究機構(NIMS)国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の青野正和 拠点長、長谷川剛 主任研究者、鶴岡徹 MANA研究員らの研究グループは、ドイツ・アーヘン工科大学のR. バーザー教授、ユーリッヒ研究所のI. バロブ博士らの研究グループと共同で、固体電気化学反応における電子の授受とそれに伴う金属イオンの還元・析出反応を原子レベルで観察することに成功したと発表した。

[17:25 5/1]

10分以内で1個のヒト肝細胞の薬物分子を分析

理化学研究所・生命システム研究センターの升島努・一細胞質量分析研究チームリーダーや広島大学などの研究チームは、1個のヒトの肝臓培養細胞で起きている薬物の分子変化を10分以内に分析することに成功した。従来法に比べて短時間、低コストで高精度な解析が可能となったことから、新しい創薬や臨床解析などの技術の確立が期待される。研究成果は英科学誌「Nanomedicine」(5月号)に掲載される。

[16:04 5/1]

理研、心房細動の発症に関わる遺伝子群を同定

理化学研究所(理研)は、不整脈の中で最も頻度の高い心房細動発症に関わる遺伝子の発見を目的とした国際共同研究グループ「心房細動ゲノム解析研究コンソーシアム(AFGen consortium)」に、文部科学省委託事業「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」の一環として、東京医科歯科大学と参画し、欧米人集団と日本人集団を対象としたゲノムワイド関連解析(GWAS)を実施。その結果、欧米人集団では発症に関わる6個の新規遺伝子を同定するとともに、欧米人の既知の関連遺伝子3個と合わせた9個のうち、4個が日本人にも共通して関連することを突き止めた。

[15:36 5/1]

京大、TRIM28がT細胞性自己免疫疾患を抑制していることを確認

京都大学(京大)は、TRIM28(Tripartite motif protein 28)欠損マウス由来のT細胞が、自己組織に対して炎症性サイトカインであるIL-17を放出する炎症細胞へと自然に分化していることを確認し、TRIM28がT細胞の恒常性維持、および自己反応性T細胞の分化抑制に重要な分子であることを確認したと発表した。

[15:23 5/1]

理研、核-細胞質間輸送の新たな運搬体分子「Hikeshi(火消し)」を発見

理化学研究所は、細胞の核と細胞質間でタンパク質などを輸送する新しい運搬体分子「Hikeshi(火消し)」を発見し、細胞が環境ストレスを受けると、正常時とはまったく異なる輸送システムが働くことを見出したと発表した。

[10:07 5/1]

腸内細菌のバランスの崩れが自己免疫疾患につながる? - 理研が発表

理化学研究所は、免疫系を抑える機能を持つ免疫抑制受容体「PD-1」が、腸管免疫に重要な影響を及ぼす腸内細菌の構成を制御していることを発見したと発表した。

[10:04 5/1]

2012年04月27日(金)

太陽周辺にダークマターが存在せず - 新たな研究結果によって発見

ヨーロッパ南天天文台(ESO)の発表によると、チリの天文学者のチームが太陽系が属する天の川銀河に存在する物質の質量を計算したところ、これまで存在すると思われていた「ダークマター」の質量が検出されなかったことが分かった。

[20:00 4/27]

JAXAなど、赤色巨星からガスやちりが噴出した直後の様子の観測に成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月27日、JAXAトップヤングフェローのポシャック・ガンディー研究員、宇宙物理学研究系の山村一誠准教授、瀧田怜研究員の研究グループが、NASAの赤外線天文衛星「WISE」が観測したデータから、これまで知られていない特異な性質を持つ赤外線天体を発見したことを発表した。

[19:01 4/27]

2030年原子力発電比率13-15%

国内全ての原子力発電所が運転開始後40年で運転をやめ、かつ原発の新増設がないと2030年における総発電に占める原子力発電の比率は13-15%になることが、26日の総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関) 基本問題委員会に提出された経産省の資料で明らかになった。

[16:37 4/27]

子どもたちの甲状腺調査、A判定は99.5%

福島県は26日、東京電力福島第一原発事故に関連して18歳以下の子どもたち対象に行っている甲状腺超音波検査のうち、3月末までに受診した3万8,114人(受診率79.8%)についての結果を発表した。

[16:36 4/27]

携帯電話やスマホで簡単に3D映像撮影

富士通研究所(川崎市)は26日、既存の携帯電話やスマートフォンのカメラの前に小型の器具を取り付け、撮影映像をインターネット上の専用サイトで補正することで簡単に3D(三次元)映像を楽しむ技術を開発したと発表した。

[16:36 4/27]

北大、電場と光の相乗効果で電気の流れやすさをコントロールすることに成功

北海道大学(北大) 電子科学研究所の太田信廣 教授と飯森俊文 助教らによる研究グループは、絶縁体の有機材料にパルス電場とパルスレーザー光を作用させることで、金属状態を発現させるとともに、電気伝導性を制御することに成功したと発表した。

[15:28 4/27]

日立ハイテクなど、リアルタイムに裸眼で3D観察可能な電子顕微鏡を開発

日立ハイテクノロジーズのの伊東祐博 先端解析システム設計部長、ナナオの伊藤広 映像商品開発部開発マネージャー、新潟大学 大学院医歯学研究科の牛木辰男 教授、静岡大学 工学部の岩田太 教授らの研究チームは、リアルタイムで3D観察が可能な走査電子顕微鏡(SEM)と、裸眼に対応した高解像度の3Dモニタを開発したと発表した。

[15:25 4/27]

NIMS、分子軸とスピンの向きを指定したシリコンの酸化反応を実現

物質・材料研究機構(NIMS) 極限計測ユニットの倉橋光紀主幹研究員と山内泰グループリーダーの研究グループは、分子軸とスピンの向きを指定できる酸素分子ビームを開発。これをシリコン表面の酸化反応に適用し、分子軸が表面にほとんど平行な酸素分子のみがシリコン酸化反応に寄与することを発見した。

[15:19 4/27]

土星の環に輝く痕跡「ミニジェット」を発見 - 探査機「カッシーニ」が撮影

NASAの土星探査機「カッシーニ」がとらえた画像から、土星の主要な環の中で一番外側にあるF環に、半マイル(0.8キロメートル)ほどの大きさの物体が突き抜け、痕跡を残していることが発見された。

[11:37 4/27]

2012年04月26日(木)

被災映像が災害派遣医療チーム隊員にも精神的ダメージ

東日本大震災の災害派遣医療チーム(DMAT)として援助活動を行った隊員に対する調査で、活動直後に大きな苦痛を感じ、かつその後、震災関連のテレビをよく見たと答えた人ほど「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」の症状が強く見られることが明らかになった。

[17:59 4/26]

すばる望遠鏡が宇宙最遠方の原始銀河団を発見

米ハワイ島のマウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」が、地球から127億2000万光年という、現在知られているうちで最も遠い距離にある「原始銀河団」の姿を捉えた。観測に成功した総合研究大学院大学や国立天文台、京都大学などの研究チームによると、発見された原始銀河団は、約137億年前とされる宇宙の誕生から約10億年後にはすでに存在していたことになり、宇宙の構造や銀河の進化の解明の手がかりになりそうだ。

[17:50 4/26]

福島原発周辺の放射線量変化の予測図公表

復興庁は、東京電力福島第一原発事故で放出された放射性物質による福島県内の同原発周辺地域における年間積算線